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台南駅
台湾の鉄道駅 ウィキペディアから
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台南駅(たいなんえき)は、台湾台南市東区にある、台湾鉄路管理局縦貫線の駅である。かつては台湾糖業鉄道関廟線が接続していた。台南市の市中心部に位置する。台南の玄関口として市を代表する中心駅であり、縦貫線の全列車が停車する。台湾最西端の駅。
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利用可能な鉄道路線
歴史
- 1900年(明治33年)
- 1936年(昭和11年)3月15日 - 2代目の現駅舎(前站)が落成(設計:宇敷赳夫、施工:池田組)[5]。同25日には市内で落成式典が行われた[6][注 1]。
- 1998年12月18日 - 国定古蹟に指定[8]。
- 2011年1月2日 - 沙崙線が開業し、本駅へも乗り入れを開始[9]。
- 2019年11月29日 - 地下化の工事着手(C212工区)[10]。
- 2021年4月8日 - 地下化事業に伴い後站(西口)の臨時駅舎供用[11]。
- 2024年6月 - 地下化計画の竣工予定[12]。
2代目駅舎(国定古蹟)
かつて2階に鉄道ホテル(戦後は台南鉄路飯店)とレストランが営業していたが、1965年にホテル、1986年にレストランが休止され[13]、現在は閉鎖されている。
2022年6月、修復中のホテルエリアで、元の建材が撤去されていることが判明[14]。 修復事業では外壁の煉瓦は88.47%がオリジナル、残り約11%がレプリカ、窓枠は23.45%がレプリカ、8.65%が再利用、残り67.9%を補修で賄う計画だったが[14]、外壁部は28.54%がオリジナル、63.15%がレプリカ、補修8.31%、窓枠は97.53%がレプリカ、でオリジナルが2.47%と、オリジナルの比率が大幅に低下する見通しになったため、工事は中断された[14]。
- 戦前の台南鉄道ホテル
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駅構造
- 地平島式・単式複合型ホーム2面3線の地上駅。
- 南北に延びる路線の地上駅であるため、乗客以外は駅舎の中を東西方向に横切ることはできないが、駅をくぐる地下通路がある。
- 前站構内にはセブンイレブン エクスプレス、持ち帰り寿司店が営業、出口には觀光案內所が設置されている。
- 2009年に交通部鉄道局が策定した台南市区鉄路地下化計画(台南計画)により、台南駅を挟んだ南北8.23kmの地上路線を地下路線に切り替えることとなっている[12]。このうち台南駅の地下化はC212工区の一部として2019年11月に工事着手しており[10]、2面4線となる地下駅は2024年6月に竣工予定である。台南市の東西方向の交通を阻害していた台鉄縦貫線の地上路線を除却するとともに、市内に新駅を新設して都市交通としての利用価値を高める「台鉄捷運化」の達成も目的とされている[12]。また、現在の前站駅舎などの一部施設は保存、2階部分の鉄道ホテルは復元される見通しである。
のりば
1 | 1 | ■西部幹線(上り) | 嘉義・台中・台北方面 |
■東部幹線直通列車(下り) | 宜蘭・花蓮方面 | ||
2 | 2A | ■西部幹線(下り) | 高雄・潮州方面 |
■南廻線直通列車(下り) | 台東方面 | ||
3 | 2B | ■西部幹線(下り始発列車・待避列車) | 高雄・潮州・沙崙方面 |
■西部幹線(上り始発列車・待避列車) | 新営・嘉義・斗六方面 |
利用状況
要約
視点
年別利用推移は以下のとおり。
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ギャラリー
- 往時の写真が並ぶ駅舎内
- 駅舎2階が旧ホテル部分(復元予定)
- 有人改札と駅舎のアーチ
- 有人改札と第1月台
- 第2月台から第1月台を望む
- 第2月台
- 構内のホームとポイント
- 高低差のある改札内地下通路
- 後站出口案内
- 元後站
- 元後站 駅舎内部
- 仮後站
駅周辺

前站(西口)と後站(東口)は改札内地下通路の南に設置された、地下自由通路で往来できる。
前站(西口)
いわゆるダウンタウンであり、また古都としての多くの史跡がある。
- Focus時尚流行館(Focus SQUARE)
- 新光三越百貨店台南中山店
- ホテル台南(台南大飯店)
- 衛生福利部台南医院
- 台湾高等法院台南分院
- 中華日報本社
- 台南公園
- 国立台南第二高級中学
- 民生緑園文化園区
- 湯徳章紀念公園
- 旧嘉南大圳組合事務所
- 国立台湾文学館(旧台南州庁)
- 台南市美術館1館(旧台南警察署)
- 旧台南合同庁舎
- 台湾土地銀行台南支店(旧日本勧業銀行台南支店)
- 旧台南測候所
後站(東口)
広大な敷地の大学などがある。
- シャングリ・ラ ファーイースタン 台南
- メガシティ台南大遠百成功店
- 国立成功大学
- 国立台南第一高級中学
- 旧台南県知事官邸
舞台となった作品
※発表年月日順。
- カミカゼ野郎 真昼の決斗(1966年)- 駅前のロータリーで主人公(千葉真一)とヒロイン(白蘭)が、正体不明の敵に追いかけられ、逃走するシーン
- バークリー猫(中国語: 小貓巴克里)(2010年)
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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