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金山町 (福島県)
福島県大沼郡の町 ウィキペディアから
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金山町(かねやままち)は、福島県奥会津地方に位置し、大沼郡に属する町。会津地方でも西部にあり、新潟県と県境を接する。テレビドラマ『未成年』のロケ地であった[3][4]。
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地理
要約
視点

『金山町誌』[5]を参照。
気候
平均気温10.5 °Cの日本海側気候[14]で、年平均降水量1,983 mm、1月の降雪は平均324 cmに達する豪雪地帯である[12]。
2011年(平成23年)7月に「新潟・福島豪雨」が発災した[注釈 1]。
人口
金山町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
電源開発工事で一時的に人口増を見た[12]ものの、工事の完了、鉱山[26]の閉鎖[12]など人口流出の契機が重なった[27]。同じ大沼郡の昭和村[28]と並んで高齢化率が54.8%に達しており、限界自治体となっている[12][29]。自然資源を活用した地域振興策は、1980年代から講じられてきた[27]。
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歴史
この一帯は先史時代から人の暮らしが営まれ、縄文、弥生の遺跡が発掘されている[30]。江戸時代[31]、天領「南山御蔵入」(みなみやま おくらいり)と呼ばれた[32][13]。会津地方の『郷土誌』は福島県訓令にしたがって記され、その内容は当町の資料[33]にも伝わる。
1955年(昭和30年)3月31日に大沼郡川口村・沼沢村・本名村[34]・横田村[35]が新設合併し、金山村が発足。1958年(昭和33年)4月1日には町制施行により金山町となる[36]。 1985年に金山音頭を作成した[2]。
小栗山地区では2007年に土砂災害が発生した[37]。福島県と新潟県境地方では2011年(平成23年)に豪雨が発生し、金山町の災害も記録されている[38]。
産業
『金山町誌』によると、山間地を利用した製茶や養蚕と製糸業、水辺の水産業、また鉱業を伝統的に継承してきた[39]。
只見川周辺にはダム[3]など水力発電施設[40]が点在しており、東北電力が奥会津水力館「みお里MIORI」を設けている[41]。
山がちであることから1950年代には林業で住宅建設の需要に応えた[42]。1970年代初頭に自然休養村[43][44]を整備する構想があった[45][46]。
また当時は「ふるさとの風土と文化の魅力を求めて[47]」ディスカバー・ジャパンという国内旅行を奨励する動きがあり[27]、アグリツーリズムという2000年代に広まり始めた新しい旅行形態なども展望される[48]。
農作物は水稲を中心に野菜を作り、里でエゴマを、そばは海抜500–600 mで生産し鑑賞用にかすみ草を出荷する[49]。胡瓜の「会津葉込」という栽培種も記録がある[50]。
人口減少を受け、特産品の赤カボチャ[注釈 2]を選んで地場産品をむらづくりに取りいれると奥会津金山赤カボチャ生産者協議会を組み、小学校の給食に出せるように町教育委員会に提供を始めた(2008年12月=平成20年)。都市部との交流にも活用し、2015年(平成27年度)より学生対象のファームステイ事業を始めた。また同議会は特産品の農林水産省認証取得に積極的に取り組み、2022年に農林水産大臣賞を受賞した[57][58]。
新規就農は2015年度(平成27年度)より5年で5名を数え、認定農業者の誕生が期待される[58]。
友好都市
郵便
教育
『金山町誌』[60]も参照。
- 高校
- 小・中学校
-
- 金山町立金山中学校
- 金山町立かねやま小学校
※2025年度より町内の2小学校(金山小・横田小)を統合し、金山町立かねやま小学校が開校した。
交通
要約
視点

鉄道
道路
- 国道
- 県道
バス
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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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出身者
- 矢内孝昌 - 幸福実現党元党首
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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