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1980年の阪急ブレーブスでは、1980年の阪急ブレーブスにおける動向をまとめる。
この年の阪急ブレーブスは、梶本隆夫監督の2年目のシーズンである。
前年あと一歩のところで近鉄に5連覇を阻まれたチームはこの年からユニフォームを1971年以来のボタン式にマイナーチェンジし、アンダーシャツやストッキングを黒から赤に変更するなどイメージチェンジを図った。投手陣は中日から松本幸行をトレードで獲得したが、松本とエースの山田久志以外は投手陣が崩壊して防御率が3.84から5.08のリーグ5位へ低下。打撃陣は4連覇の主力である福本豊・蓑田浩二・加藤英司が健在でこの年も打ちまくったが、前期は6月の4連敗以降借金生活に陥り4位。後期は8月まで5位ながらも首位の日本ハムから3.5ゲーム差と、Aクラス入りを狙える位置にいたが、9月後半に投手陣の崩壊で脱落し5位、総合で5位に終わった。打線はリーグ3位の204本塁打を放つなど好調だったが、128失策はリーグ最下位とちぐはぐな試合も目立った。1970年以来10年ぶりのBクラスに終わった責任を取り、梶本監督はこの年限りで辞任し1978年まで監督を務めた上田利治が復帰。小林公平オーナー代行から「もう一度夢を見させてくれ」と懇願された上田新監督のもと、チームの再構築が始まることになる。
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順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 近鉄バファローズ | 68 | 54 | 8 | .5574 | 優勝 |
2位 | ロッテオリオンズ | 64 | 51 | 15 | .5565 | 0.5 |
3位 | 日本ハムファイターズ | 66 | 53 | 11 | .555 | 0.5 |
4位 | 西武ライオンズ | 62 | 64 | 4 | .492 | 8.0 |
5位 | 阪急ブレーブス | 58 | 67 | 5 | .464 | 11.5 |
6位 | 南海ホークス | 48 | 77 | 5 | .384 | 21.5 |
*優勝はプレーオフで決定。2位以下はプレーオフの結果に関係なく勝率順で決定
ベストナイン | ||
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選手名 | ポジション | 回数 |
福本豊 | 外野手 | 5年連続8度目 |
ダイヤモンドグラブ賞 | ||
選手名 | ポジション | 回数 |
福本豊 | 外野手 | 9年連続9度目 |
簑田浩二 | 3年連続3度目 |
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