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おかずのクッキング
テレビ朝日系列の料理番組 (1974 - 2022) ウィキペディアから
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『おかずのクッキング』は、かつてテレビ朝日と一部の系列局で放送されていた料理番組シリーズ。48年に渡って放送されていた長寿番組でもある。
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概要
日本教育テレビ(NET)時代の1974年4月に放送を開始。当初は土井勝が司会を務め、『土井勝の紀文おかずのクッキング』[注 3] と題された5分間の帯番組であり、家庭でも簡単に作れる料理レシピを土井勝のわかりやすく親しみのある口調と実演を交えて展開した。その後、土井勝の体調不良(1995年3月に死去)により、次男の土井善晴に司会を譲る。交代後しばらくは、土井勝の時代と同じく5分の帯番組だったが、2000年10月から最終回までは毎週1回25分番組となって放送。なお、1970年代の一時期、テレビ朝日では、「土井勝テレビお料理教室」という兄弟番組的な番組も放送されていた。
30分番組になってからはテレビ朝日のアナウンサーをアシスタントに迎え、番組終了時点のアシスタントは堂真理子(2018年12月2日~)。
2009年3月までは、『ちい散歩』の木曜日にもミニコーナーとして内包されていた。同年4月からは金曜日11:00 - 11:25枠への移動、および『ちい散歩』金曜日の放送時間延長に伴い、コーナーは終了となった。なお『ちい散歩』が終了[注 4] し『若大将のゆうゆう散歩』に替わっても2012年9月28日まで金曜日の放送終了(10時59分)とともに、そのまま本番組に接続(いわゆるステブレレス編成)する方式をとっていた[注 5] が、後述の枠移動および『若大将のゆうゆう散歩』の時間枠縮小により解消となった。
2012年10月より、関東地区では土曜日5:25 - 5:50の枠へ移動、同時に2009年夏から月に1回程度で登場していた渡辺宜嗣(当時テレビ朝日アナウンサー)が卒業した。同年10月6日に放送枠移動と同時にオープニングが変更された[1]。
2017年10月より、『日本のチカラ』を土曜日5:20 - 5:50枠に移動して放送することになったため[注 6]、本番組は30分繰り上げの4:55 - 5:20に変更。
2022年4月改編で、同年3月26日をもって番組が終了[2][3][4]。これに伴いテキスト最終号となる2・3月号で廃刊となる[5]。これにより1974年4月から『土井勝の紀文おかずのクッキング』として開始した『おかずのクッキング』シリーズは48年の放送に幕を閉じた[6]。現在、CS放送の『テレ朝チャンネル2』にて過去の放送分が再放送されている。
同改編では、1995年4月からテレビ朝日系列で放送してきた『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(朝日放送テレビ制作)も、2022年4月1日をもって番組を終了した[7][8][9]。
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タイトル変遷
前述の通り、開始当初は『土井勝の紀文おかずのクッキング』であったが、紀文がスポンサーから撤退した後は『土井勝のおかずのクッキング』となる。土井善晴が司会に就任してからも、土井勝存命時は『土井勝の…』のままであった(この時点で土井善晴は代役扱いだった)。
土井勝亡き後は司会者冠が外れ、『おかずのクッキング』となるが、後に象印マホービンがスポンサーとして加わると同時に、司会者冠が復活し、『土井善晴おかずのクッキング』として放送された[注 7]。
30分番組への移行と同時に『週刊おかずのクッキング』に改題されたが、その後『週刊』が取れて『おかずのクッキング』となり、前述の通り2022年3月26日をもって終了した。
番組構成
30分番組になってから2011年までは、番組の後半を土井善晴以外の料理研究家・シェフが週替わりで担当していた。(ただし、相手役が渡辺の回では土井が全編を担当する)。2012年からはフォーマットが若干変更され、土井善晴以外の料理研究家・シェフの出演は中盤となり、渡辺の回でも竹内由恵の回と同じフォーマットとなったが、竹内から久冨に交代した2012年10月からは、前半に土井・アシスタントコンビ、後半は料理研究家やシェフが出演する構成となった。
出演者
放送終了時点の出演者
以下、2018年12月現在。
- メインキャスト
- ナレーター
- ゲスト料理家
比較的出演回数の多く、公式サイトで紹介されている料理人・料理研究家を列挙する。
過去のレギュラー出演者
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スタッフ
- 料理企画 - 土井善晴
- 構成 - 大名祥子
- 技術協力 - テイクシステムズ、テレテック、Jihosonic
- 美術協力 - テレビ朝日クリエイト
- 協力 - 象印マホービン、日立グローバルライフソリューションズ
- セット協力 - 日本ハウスホールディングス、クリナップ
- 衣装協力 - Afternoon Tea LIVING、FERMATA
- 器協力 - 諸國民藝たくみ、暮らしのうつわ花田
- フラワーアレンジ - 杉なまこ
- 料理製作 - おいしいもの研究所
- プロデューサー - 加藤佳子(テレビ朝日)、竹花泰之(テレビ朝日映像)
- 制作協力 - テレビ朝日映像(ViViA)
- 制作 - テレビ朝日
過去のスタッフ
テーマ曲
- 「おかずのうた」
番組テーマ曲としてエンディングで使用。
番組テーマ曲としてオープニング・エンディングで使用。2012年9月28日からオープニングで、2012年10月6日からはエンディングでも使用。
- 「まほうのあじ」
- 作曲・編曲:宇宙慧
ネット局
要約
視点
- この番組はBS朝日やCS放送でも放送されていた他、一部のANN系列局にも時差ネットされていた。土・日曜の早朝に放送されている地域で当該時間帯にスポーツ中継が放送される場合は、テレビ朝日は『ワールドプロレスリング』の直後枠に22時間繰り下げて放送された他、他のネット局では休止または別の時間に変更となっていた。
- テレビ朝日など一部ネット局では時刻表示を行っていたが、番組送出ではなく各局別の送出となっていた。
放送終了時点のネット局
過去のネット局
※系列は現在の系列。
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テキスト
この番組と連動したテキスト「おかずのクッキング」が年間6冊(隔月刊、2ヶ月に1冊)発刊されている[21]。番組内で紹介した料理のほか、テキストだけのオリジナルレシピも掲載されていた。年間定期購読に関しては2012年9月まではテレビ朝日ショッピングで受け付けていたが、同年10月以降は富士山マガジンサービスに受付先が変更された。前述の通り放送終了に伴い2022年2・3月号で廃刊された。
脚注
関連項目
外部リンク
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