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探偵オペラ ミルキィホームズ (アニメ)

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探偵オペラ ミルキィホームズ』(たんていオペラ ミルキィホームズ、英文表記: Detective Opera Milky Holmes)は、日本テレビアニメ同名のゲームを原作として、J.C.STAFF[注 1]により制作された。2010年に第1期、2012年に第2期、2013年に第3期、2015年に第4期が放送された。

概要 探偵オペラ ミルキィホームズ, ジャンル ...

2012年8月と12月に放送された短編テレビアニメ2作品については『探偵オペラ ミルキィホームズ Alternative ONE & TWO』を参照。

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概要

2010年10月から12月まで、TOKYO MX毎日放送中部日本放送ほか全国8局ネットでの放送や、ニコニコ動画および日本国外向けにCrunchyrollにての配信[1]が行われた。2011年8月には新作特番として『探偵オペラ ミルキィホームズ サマー・スペシャル』が放送された。

2012年1月から3月まで、テレビアニメ第2期が『探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕』のタイトルで放送された。第2期の放送に合わせて独立ドメインとしてアニメ専用のウェブサイトが開設された[2]。また、放送局については、第1期を放送していたテレビ北海道テレ玉チバテレビは本作を放映しないのに対し、第1期を放送していなかった北陸放送BS日テレが本作を放送することになった[3][4]。2011年12月31日20時から22時30分にTOKYO MXで放送された特番『大晦日だよ! 探偵オペラ ミルキィホームズ』の番組中に第1話の先行放送が本放送に先駆けて行われた。なお、世界初公開自体は同日に秋葉原UDXにて開催された先行上映会である。

2013年7月から9月まで、テレビアニメ第3期が『ふたりはミルキィホームズ』のタイトルで放送された。実写バラエティコーナー『ミルキィ情報局』とアニメ本編の2部構成となる(ネット配信分と再放送についてはアニメパートのみ)。

2015年1月から3月まで、テレビアニメ第4期が『探偵歌劇 ミルキィホームズ TD』のタイトルで放送された。

2016年2月から『劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ〜逆襲のミルキィホームズ〜』がポニーキャニオンブシロードミュージックの配給で公開された。興行収入は4700万円[5]。同年12月31日に『探偵オペラ ミルキィホームズ ファンファンパーリーナイト♪ 〜ケンとジャネットの贈り物〜』が放送された。2017年12月31日に『おおみそかだよ!! ミルキィホームズ+ 2017』内で『アルセーヌ 華麗なる欲望』を放送。2018年12月31日には『大みそかだよ!! ミルキィホームズ 2018』内で『探偵オペラ ミルキィホームズ サイコの挨拶』が放送され、『カードファイト!! ヴァンガード』の主人公・先導アイチがゲスト出演した。

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ストーリー

架空の怪盗や探偵が「トイズ」と呼ばれる特殊能力を使って活躍する近未来の世界「偵都ヨコハマ」を舞台に将来探偵になることを目指す4人の少女「ミルキィホームズ(シャロ・ネロ・エリー・コーデリア)」を中心にしたものとなっている。ナレーションは、諏訪部順一が担当。

登場人物

作風

要約
視点

第1期 - 第2期

原作であるゲームの設定を踏襲しつつ、ストーリーはアクシデントで「トイズ」を使えなくなってしまったミルキィホームズたちが悪戦苦闘する、というアニメ独自の展開になっている。統括プロデューサーの中村伸行によれば、原則として時系列的にはゲーム版の後日として位置づけられている[6]。ただ、学院内の建物やキャラの性格など一部に差異があることから、中村は「ゲーム版を原作とした半パラレルワールド[6]とも説明している。

後述にもあるがパロディネタを含んでおり、推理小説だけでなく『それいけ!アンパンマン』、『ルパン三世』、『ギャラクシーエンジェル』シリーズのネタも存在する[注 2]。声優陣はゲームとのキャラクターの違和感をほぼ全員漏らしているが、製作陣は根本的な要素を変えているつもりはないとのこと。

また、美少女が主人公のアニメであるが、本作ではいわゆる「お色気シーン」については抑制的に描かれている。それについて、統括プロデューサーの中村伸行は「エロくしてはいけません」[7]と語るとともに、仮にそのようなシーンがあったとしても本作の場合は「あくまで健康的に、かつギャグで脱がせなければいけません」[7]との前提条件つきであることを明かしている。

第2期では第1期より更なるパワーアップを図るため、時にナンセンス、シュールの領域に近い一般人にはややハードルの高い濃い目のギャグが多くなっている。ともすればそのテイストに隠れがちではあるが、第2期のメインテーマについては、統括プロデューサーの中村伸行曰く「『探偵』というものを改めて見つめ直すのが第2期の物語の軸」[7]だと語っており、2010年に放送された第1期の内容との差異化を目指した。登場人物らが目指している“ 探偵 ”という職業について掘り下げ、その職業の意味を問い直す点が主題のひとつとなっている。

また、第1期では、探偵チームにスポットが当たる場面が多かったが、第2期では探偵以外のチームにも注目するよう訴えている[8]。特に、第1期では探偵チーム、あるいは怪盗チームがメインとなる回が多かったことから、第2期では警察チームの出演シーンを増加させるとの方針が打ち出されており、中村は、特に警察チームのリーダーだけでなく、メンバー全員の活躍の機会を増やすと明言し、執務時間内だけでなくプライベートの時間帯の様子も描くとしている[7]

パロディ

サブタイトルは有名なミステリー小説のタイトルをもじったもので、元となったものはサブタイトルコールにフェードアウトする形で示されている。また、そのほかにもギャグやパロディが多数盛り込まれている。ミステリー小説だけでなく、『明るい農村』、『人間の証明』、『ヨイトマケの唄』など、往年の著名な作品からのパロディも多い[9]

また、ミステリー小説をはじめとする多数のパロディが織り込まれていた[10]ため、登場人物の台詞一つをとってもパロディが盛り込まれている場合があり、脚本に準拠した演技が求められたことから、声優によるアドリブも禁止されることが多かった[11]。しかし、第2期ではトゥエンティ役を演じる岸尾だいすけに対し、アドリブが解禁されている[12]。アンリエット役の明坂聡美は、前作と本作を対比させつつ「今までトゥエンティはアドリブ禁止だったのですが、最近はアドリブを言ってもそのままOKになった」[12]と語っている。

ミステリーのパロディが多数盛り込まれていることから、第2期の放送に際し、ミステリー小説専門誌『ハヤカワミステリマガジン』が特集を掲載した。第1期放送時にも、同誌は関連する記事を掲載しているが、日下三蔵によるレビューにとどまっていた[10]。しかし、今回はアニメに参加する[13]里見哲朗を仲立ちとして[14]制作陣にインタビューを行ったり[15]シャーロキアンとしての見地に基づく北原尚彦の分析を掲載したり[16]、ミルキィホームズが登場する芦辺拓短編小説を掲載したりと[17]、およそ60ページにわたって「ミルキィホームズの系譜」と題した特集を掲載した[18]

第3期

ミルキィホームズ4人の後輩の常盤カズミと明神川アリスが新たな主人公として登場し、新チーム「フェザーズ」を組んだカズミとアリスの前に新たな敵が登場するという構成のもと、今期以前のテレビアニメと原作の世界観を引き継いだ続編として制作されているため、前作までとはキャラクターの頭身が異なっているうえに作風はギャグが抑えられ、シリアス要素が増している。また、サブタイトルもミステリー小説をもじったものではなくなっている。

今期以降、TOKYO MXが製作委員会に参加している。

第4期

今期よりミルキィホームズプロジェクトが「SECOND STAGE」に突入したことを受け、アニメも「ミルキィホームズを再構築する」という裏テーマ[19]のもと、探偵や怪盗ではなくアイドルである新キャラクター・天城茉莉音を通し、ミルキィホームズの4人を初心に帰って楽しく描こうという構想になっている。時系列的には第1期 - 第3期の後ということになっているが、第1話ではミルキィホームズの4人が「(第1期の時にあった)トイズを失くしたり(第2期で)野菜を耕したことなんかあるわけ無い」と冗談めかして語る(なかったことにする)シーンもあるため、つながりについては曖昧にされている。

この他、第3期から登場したフェザーズの2人も登場するが、先述したテーマにのっとり、第3期とは異なるコミカルな役回り(基本的に自身がギャグをやるのではなく、いじられ役)になっている。また、第1期・第2期で見られた他作品のパロディも、再び盛り込まれるようになっている。

第5話は、2015年1月31日TOKYO MXほか各局で放送予定だったが、ISILによる日本人拘束事件に対する配慮として第1話の再放送に差し替えられた[20][21]AT-Xでも放送休止となり、番組編成調整としてアニメソングPV番組『Promo-X』に差し替えられている[22][23]。今後の第5話のテレビ放送については決まり次第発表予定とされていた[24]が、同年2月21日(第7話の次の週)より放送された[25]。これにより、第8話以降は1週繰り下げとなり、地上波での最終回(第12話)は同年3月28日に放送された。また、AT-Xについても、2月24日を初回放送として中止していた第5話を第7話の次枠で放送する処置が取られた[26][27]。なお、インターネット配信においてはニコニコ生放送ニコニコチャンネルバンダイチャンネルのみで実施しており[注 3][24][28][29]、BD/DVDへの収録を変更する予定はない[24]。また、地上波・BS日テレ・AT-Xとの番組編成の調整により、ニコニコチャンネルにおける第8話の配信は2月25日から3月4日へ延期された[30]

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製作

要約
視点

木谷高明が製作総指揮を務めている点、ゲーム版がシリアス・恋愛中心に対しアニメ版がギャグ・コメディ中心となる点、参加している声優などから、『ギャラクシーエンジェル』シリーズとの類似性や関連性も指摘される。しかし、中村によると、木谷高明や里見哲朗を除けば『ギャラクシーエンジェル』シリーズのスタッフと顔を合わせたことはほとんどないという[31]。中村は、シリーズ構成ふでやすかずゆきが全体の方向性を早期に決定したため「みんながネタや面白さに集中論議できました」[32]と回顧するとともに、里見やふでやすをはじめ、森本浩二森脇真琴池端隆史松倉友二明田川仁らと議論を重ねたことを明らかにしている[13]

アニメーション制作は第1期がJ.C.STAFF単独であったのに対し、サマー・スペシャル (SS) からはJ.C.STAFFとアニメーションスタジオ・アートランドの2社共同に変更された。また、第1期の美術監督であった小林七郎の引退に伴い、SSでは水谷利春、第2期では久保友孝が就任した。プロップデザインについても、氏家嘉宏や宮川知子が離れ、代わりに小関雅が担当している。なお、第1期の背景美術を一手に引き受けていた小林プロダクションは、放送終了直後の2011年2月に解散してしまったため、別のアニメスタジオが担当することになった。同様に、第2期の音楽はAngel Noteの井ノ原智が新たに担当することになった。

制作体制が一新されることとなったが、統括プロデューサーの中村伸行は新体制下での制作の様子について「スタッフ一同ノリノリといったテンションで制作させてもらっています」[33]と述べるとともに、制作の基本姿勢として「基本的なコンセプト」[33]を重視する考えを打ち出している。また、第1期と変わらず第2期でも共通する点について、中村は「キャラクターを大事にして、どうフィルムをつくっていくか、ということにこだわって、ずっとつくっている」[34]と語っている。

また、第2期の作品としての品質について、中村は「期待を裏切らない安心のクオリティ」[33]だと自負するとともに、第1期のファンに対しても「相変わらずひどいな(※ほめことば)とファンの皆さんに喜んでいただける」[33]内容だと語っている。

第3期以降はTOKYO MXが製作委員会に参加している。

第3期・第4期・FFPNでは西あすかが提供イラストを担当[35]

スタッフ

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主題歌

第1期
オープニングテーマ「正解はひとつ!じゃない!!
作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 山口朗彦 / 歌 - ミルキィホームズ
エンディングテーマ「本能のDOUBT
作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - 中山真斗 / 歌 - 飛蘭
サマー・スペシャル
オープニングテーマ「正解はひとつ!じゃない!!」
作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 山口朗彦 / 歌 - ミルキィホームズ
エンディングテーマ「パーティーパーティー!
作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - 鈴木裕明 / 歌 - ミルキィホームズ
第2期
オープニングテーマ「ナゾ!ナゾ?Happiness!!
作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - 高田暁 / 歌 - ミルキィホームズ
第6話では挿入歌としても使用。
エンディングテーマ「Lovely Girls Anthem
作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - 平田祥一郎 / 歌 - 麻生夏子
挿入歌
ナマコソング」(第3話)
作詞 - 森脇真琴桜井弘明 / 作曲 - 桜井弘明 / 編曲 - 武藤星児 / 歌 - ミルキィホームズ
ヨコハマを歩こう」(第9話)
作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - Akihiko Ono / 歌 - 米倉千尋
私があなたを導いてゆく」(第12話)
作詞 - 森脇真琴 / 作曲・編曲 - 伊藤賢 / 歌 - NICO
第3期
オープニングテーマ「ぐろーりーぐろーいん☆DAYS
作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - 高田暁 / 歌 - ミルキィホームズ
エンディングテーマ「セイシュンビギナー!
作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - 高田暁 / 歌 - ミルキィホームズ フェザーズ
第4期
オープニングテーマ「ミルキィ A GO GO」
作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - 菊田大介 / 歌 - ミルキィホームズ
エンディングテーマ「探求Dreaming
作詞 - 畑亜貴 / 作曲 - 上松範康 / 編曲 - 岩橋星実 / 歌 - 新田恵海
挿入歌[36]
「PIECE&PEACE」(第1話)
作詞 - RUCCA / 作曲・編曲 - 喜多智弘 / 歌 - ミルキィホームズ
「パーフェクトラブ!」(第2・4・12話)
作詞 - RUCCA / 作曲 - 菊田大介 / 編曲 - 喜多智弘 / 歌 - 明智小衣(南條愛乃
「エッセンシャル!」(第3話)
作詞 - RUCCA / 作曲・編曲 - 岩橋星実 / 歌 - ミルキィホームズ
「ミルキィろけんろー」(第4話)
作詞 - RUCCA / 作曲 - 菊田大介 / 編曲 - 藤永龍太郎 / 歌 - ミルキィホームズ
「未体験ワールド!」(第5話)
作詞 - RUCCA / 作曲・編曲 - 岩橋星実 / 歌 - ミルキィホームズ
「ト・リ・コ」(第6話)
作詞 - RUCCA / 作曲・編曲 - 喜多智弘 / 歌 - エルキュール・バートン(佐々木未来
「NERORO☆おんど」(第7話)
作詞 - RUCCA / 作曲 - 母里浩樹 / 編曲 - 喜多智弘 / 歌 - 譲崎ネロ(徳井青空
「禁断サンクチュアリ」(第8話)
作詞 - RUCCA / 作曲・編曲 - 菊田大介 / 歌 - コーデリア・グラウカ(橘田いずみ
「ラッキー*フルスロットル」(第9話)
作詞 - RUCCA / 作曲・編曲 - 菊田大介 / 歌 - シャーロック・シェリンフォード(三森すずこ
「ハートGoes on!」(第10話)
作詞 - RUCCA / 作曲 - 菊田大介 / 編曲 - 藤永龍太郎 / 歌 - ミルキィホームズ
「奇跡の歌」(第11話)
作詞 - RUCCA / 作曲 - 上松範康 / 編曲 - 菊田大介 / 歌 - 天城茉莉音(新田恵海) & 法条美樹(中津真莉
「いい日TD」(第12話)
作詞 - RUCCA / 作曲 - 上松範康 / 編曲 - 喜多智弘 / 歌 - ミルキィホームズ & フェザーズ & 明智小衣 & 天城茉莉音
「オーバードライブ!」(第12話)
作詞 - RUCCA / 作曲・編曲 - 岩橋星実 / 歌 - ミルキィホームズ
劇場版
主題歌「激情!ミルキィ大作戦」
作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - 岩橋星実 / 歌 - ミルキィホームズ
挿入歌「鼓動の彼方」
作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - 岩橋星実 / 歌 - ミルキィホームズ
ファンファンパーリーナイト♪
主題歌「ファンファンパーリーナイト♪」
作詞 - こだまさおり / 作曲 - 鈴木裕明 / 歌 - ミルキィホームズ
アルセーヌ 華麗なる欲望
主題歌「Reflection」
作詞 - 磯谷佳江 / 作曲 - 小野貴光 / 歌 - ミルキィホームズ
挿入歌「Brilliant Wish 〜華麗なる欲望〜」
作詞 - こだまさおり / 作曲 - 鈴木裕明 / 歌 - アルセーヌ/アンリエット・ミステール(明坂聡美)
サイコの挨拶
主題歌「そして、群青にとけていく」
作詞 - こだまさおり / 作曲 - 山田高弘 / 編曲 - 中西亮輔 / 歌 - ミルキィホームズ
挿入歌「ミルキィホームズがやって来る イエィ!イエィ! イエィ!」
作詞・作曲 - 桜井弘明 / 編曲 - 武藤星児 / 歌 - ミルキィホームズ
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各話リスト

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放送局

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評価

ギャラクシーエンジェル』シリーズとの比較は随所で語られており、TYPE-MOONのスタッフで小説家奈須きのこは「ギャラクシーエンジェルの神回の時のクオリティとか、それらが二十五分ぶっ続けで再生される、ダメ人間にとってご褒美のようなアニメ」[37]と評したうえで「とりあえずGA好きの方、三話と四話は必見」[37]と結んでいる。加えて、奈須は周囲の人間にも本作を視聴するよう薦めており、ニトロプラスシナリオライターである虚淵玄らはそれがきっかけで視聴し始めたという[38]。また、本作と『ギャラクシーエンジェル』シリーズの双方に参加した里見は「かつて欲望のままに『ギャラクシーエンジェル』をつくったワシが言うのだから間違いない。『ミルキィホームズ』はガチ。もっと言うと3話以降はマジキチ」[39]だと語っている。

推理小説専門誌の『ハヤカワミステリマガジン』では、「ミステリネタ満載のコメディ・アニメ」[10]だということで、ミステリー研究家日下三蔵による本作のレビューを掲載した。日下は、日本のアニメや特撮におけるミステリーのパロディの先行事例として、登場人物名にパロディを含む『特捜戦隊デカレンジャー』、サブタイトルにパロディを含む『The Soul Taker 〜魂狩〜』の2つを挙げている[10]。それらと対比しつつ、日下は本作におけるパロディの例を列挙し「テレビアニメでここまで徹底したミステリのパロディは、史上初だろう」[10]と指摘している。そのうえで、ミステリーに詳しい者にとっては「二倍、三倍に楽しめること請け合いの『怪作』」[10]だと評している。

2011年1月、オトナアニメアワード2011世界を救うヒロイン部門特別賞を受賞した。

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書籍

  • 探偵オペラ ミルキィホームズ オフィシャルファンブック(2011年7月28日、バンダイビジュアル、ISBN 978-4-04-899300-5
  • 探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕 バラエティブック(2012年3月19日、バンダイビジュアル、ISBN 978-4-04-899303-6

脚注

外部リンク

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