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ふるさと再生 日本の昔ばなし

テレビ東京のテレビアニメ ウィキペディアから

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ふるさと再生 日本の昔ばなし』(ふるさとさいせい にっぽんのむかしばなし)は、2012年4月1日から2017年3月26日までテレビ東京系列で放送されたテレビアニメ厚生労働省社会保障審議会特別推薦 児童福祉文化賞受賞作品。

概要 ふるさと再生 日本の昔ばなし, ジャンル ...

ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)の一社提供で「ヘーベルハウス劇場」の枠名が設定されている[1]

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概要

日本各地の地域に基づく民話神話伝説落語などのお話(昔話)を子供から大人まで広く楽しめるお話としてアニメ化。1話毎にアニメ作家が担当するスタイルになっている。キャストは柄本明松金よね子のみで、両名が各話ごとに老若男女、様々な配役を担当する[2]2011年3月に東日本大震災が発生した事を受けて企画されたため、タイトルに「ふるさと再生」を冠している[3]

テレビ東京がこのスタイルのアニメ番組を放送するのは旧社名・東京12チャンネル時代の1976年に放送された『まんがふるさと昔話』(全26話、本放送は18話打ち切り)以来36年ぶりである。同番組や、当番組と同じく昔ばなしアニメである毎日放送が制作しNETテレビ系列→TBS系列で放送された『まんが日本昔ばなし』とメインスタッフの直接的な繋がりは存在しない[注 1]。また、これらの過去作品が1週につき2話放送であったのに対し、本作は1週につき3話放送である。

ヘーベルハウスの一社提供であるため、流れるCMは全てヘーベルハウスのCMである(サランラップなど、他の旭化成グループ関連のCMは流れない)。2015年10月に発覚した旭化成建材(旭化成ホームズと同じ旭化成グループ)による不祥事(クイ打ちの手抜き工事)を受け、一社提供を継続しつつ2015年10月18日放送分から2016年2月28日放送分までのCMが全て穴埋めCMのACジャパンに置き換えられていたが、全てのマンションの建て替えの判決を受けて、2016年3月6日放送分以降からヘーベルハウスのCMが復活した。データ放送も事件以降、自粛をしていたが2016年4月3日より再開された。

CMに登場するのキャラクターは「羅務正永」(らむ・まさなが)、通称ラム君[注 2]。初期CMでは人間の家に貰われてきた羊の子ども(人間の赤ん坊が誕生しお兄ちゃん振る)だったが、最後の方では満員電車で、毎日すし詰めになって会社勤めをしている。

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特徴

  • 有名な昔話(日本五大昔話など)に大幅な改変がされている場合がある。「こぶとり爺さん」では隣の爺さんを鬼が即座に昨日と別人であると見抜き、鬼はこぶを人間にとって大切なものと思っておらず、「踊りが下手な爺さんはこぶ二つが似合いだ」と言われた爺さんは鬼を恐れず反発をして文句を言う、「さらばじゃ」と鬼たちが觔斗雲のような雲に乗って飛び去る、「踊りがうまくなってからまた来い」[注 3]と言われた隣の爺さんが家の前の畑で踊りの練習をしている場面で終わる。
  • おむすびころりん」では隣の爺さんが、山に置き忘れたネズミ穴に落ちた爺さんの荷物をわざわざ家まで届けてやる(この時点でもう意地悪じいさんではない)、隣の爺さんが猫の鳴きまねをしたのにネズミから罰せられず(ネズミはみな逃げてしまう)[注 4]、ネズミ穴が山の何処にあるか判らなくなる「桃源郷」エンドになっている。
  • 昔話といいつつ落語の演目が一話含まれる回が多い[注 5]
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語り

スタッフ

  • 監督 - 鈴木卓夫(1 - 104回)→湯浅康生(105 - 129回)→鈴木卓夫(130 - 258回)
  • 企画 - 沼田かずみ
  • 監修 - 中田実紀雄
  • 音楽監督 - 後藤慶一、後藤加寿子
  • 音楽制作 - ピーターパン・クリエイション
  • 音響監督 - 沼田心之介
  • 編集 - 新見元希
  • プロデューサー - 小山佑介→吉野文、藤田健
  • アソシエイトプロデューサー - 高橋徹・田近伸幸・峯岸卓生(共に途中まで)、飯田浩、吉岡勇治、川人努(途中まで)、加藤慶之(途中まで)、片山頼
  • アニメーション制作 - トマソン
  • 製作・著作 - テレビ東京博報堂、トマソン

主題歌

オープニングテーマ
一人のキミが生まれたとさ」(第1回 - 第207回)
作詞・作曲 - 大倉智之 (INSPi) / 編曲:吉田圭介 (INSPi) / コーラス - INSPi / 歌 - 中川翔子[4]
CD音源とは一部歌詞が異なっている。
「ふるさとほっこり村」(第208回 - 第258回)
作詞 - 山之内一 / 作曲・編曲 - 大森俊之 / 歌 - 水森かおり
エンディングテーマ
あるこう」(第1回 - 第52回)
作詞 - 吉田圭介・大倉智之 (INSPi) / 作曲 - 吉田圭介 (INSPi) / 編曲 - 齋藤真也 / 歌 - 中川翔子
ぴょんぴょん ぷにょぷにょのうた」(第53回 - 第258回)
作詞 - 心真堂 / 作曲・編曲 - MEG.ME / 音楽協力 - テレビ東京ミュージック / 歌 - すたーふらわー小林星蘭谷花音

オープニング・エンディングアニメーション、各話の冒頭(タイトル表示)では十二支(三毛猫)を加えた13匹の動物を含む)が登場するが、そのうちのは、スポンサーであるヘーベルハウス(旭化成ホームズ)・ロングライフプログラムのイメージキャラクターであるラム一家の羊である[5]。前述のCM自粛期間も、オープニング・エンディングの差し替えはせず、そのまま使用を継続している。

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各話リスト

要約
視点

1回につき3つのお話を放送。第2シーズンより新作2話+再放送1話を放送。第3シーズンより3話とも新作で放送。2014年10月より以前放送されたエピソード1話を新たに製作して放送している。

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2012年 4月度
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2012年 10月度
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2013年 4月度
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2013年 10月度
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2014年 4月度
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2014年 10月度
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2015年 4月度
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2015年 10月度
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2016年 4月度
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2016年 10月度
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放送局

字幕放送は、テレビ東京系列・キッズステーションのみ実施。

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ふるさと 日本の昔ばなし セレクション

「ふるさと再生 日本の昔ばなし」「ふるさとめぐり 日本の昔ばなし」の中から傑作選方式でテレビ東京系列にて2018年4月8日から2019年9月29日まで放送。前2作までとは異なりヘーベルハウス一社提供ではない。

主題歌(セレクション)

オープニングテーマ「僕たちの世界」
作詞・作曲 - 坪野竜也 / 歌 - 水森かおり
エンディングテーマ「ぴょんぴょん ぷにょぷにょのうた」
作詞 - 心真堂 / 作曲・編曲 - MEG.ME / 歌 - すたーふらわー(小林星蘭・谷花音)

放送局(セレクション)

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日本の昔ばなし

タイトルを変更した「ふるさと再生 日本の昔ばなし」の再放送であり、2年ぶりの復活。2021年10月5日よりTOKYO MXにて放送されている。

開始当初から2023年6月27日までのおよそ1年9ヶ月間(第86回まで)は、火曜 18:30 - 19:00に放送されていた。翌月2023年7月2日からは日曜朝に移動し、8:00 - 8:30と、10:30 - 11:00と1日で2回放送されることになった[9]。ただし、日曜朝移動初回の7月2日(第87回)は8:00台のみ、4月からの1クールで放送されていた『ぐんまちゃん』(第2期、群馬県製作)の最終回と重複するため、10:30からの放送のみとなり、1日2回放送は翌週の7月9日(第88・89回)からとなった。2023年7月23日までで10:30 - 11:00の放送がなくなり、翌週7月30日以降は日曜8:00 - 8:30のみの放送となった。同年9月24日(第102回)で日曜のレギュラー放送を終了し、その後同年9月26日の0:30 - 1:00(25日深夜)、9月29日の18:30 -19:00に単発放送し、2013年10月度(テレビ東京での2014年3月までの放送分)最後の第104回まで放送して終了した。

テレビ東京での放映権が切れたため、本作で著作権がトマソンに移管され「製作著作:トマソン」のクレジットとなっている。OPとEDは「ふるさと再生〜」後期の「ふるさとほっこり村」「ぴょんぴょん ぷにょぷにょのうた」が使われている。TOKYO MXでの放送はヘーベルハウスはスポンサーとして関わっていないが、OP、ED、および各話の冒頭(タイトル表示)ではラム一家の羊がそのまま使用されている。

火曜夕方放送時は、番組冒頭で、2021年に新録した、柄本と松金の挨拶が挿入されていた[注 12]。日曜朝に移動後はこの挨拶は廃止され、OPとEDのアニメーションも、「ふるさとめぐり 日本の昔ばなし」時代のもの(同アニメのキャラクターである「てんすけ」が加わったバージョン)に変更されている。

他メディア展開

  • 2022年11月より「昔ばなしランド」の名前でスマートフォン用有料アプリ版が公開された。「ふるさと再生 日本の昔ばなし」「ふるさとめぐり 日本の昔ばなし」の中から傑作選方式で見放題配信を行う。アプリ版については、トマソンの関連組織「一般社団法人日本昔ばなし協会」と共同で運営する[10]
  • 2024年4月、DVDソフト版が日本コロムビアより発売。「ふるさと再生 日本の昔ばなし」「ふるさとめぐり 日本の昔ばなし」の中からの傑作選方式で10タイトルをリリースする。

脚注

関連項目

外部リンク

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