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小倉記念
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小倉記念(こくらきねん)は、日本中央競馬会 (JRA) が小倉競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。競馬番組表での名称は「農林水産省賞典 小倉記念(のうりんすいさんしょうしょうてん こくらきねん)」と表記している[1][2]。
概要
1965年に、4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走として小倉競馬場の芝2000mで創設[3]。小倉競馬場で施行される重賞競走では、最も歴史が古い[3]。
外国産馬は1995年から2003年、および2005年以降に出走可能となった[3]。また地方競馬所属馬は1996年から、外国馬は2009年から出走可能になった[3]。負担重量も1995年から1999年まで別定で行われたほかは、ハンデキャップが定着している[3]。
2006年からは夏競馬を盛り上げるため設けられた「サマー2000シリーズ」の第3戦に組み込まれた。本競走の優勝馬からは、2006年のスウィフトカレントと2011年のイタリアンレッド、2017年のタツゴウゲキ[4]がシリーズチャンピオンに輝いている[3][5]。
競走条件
出走資格:サラ系3歳以上、2023年8月12日以降2024年8月4日まで1回以上出走馬、未出走馬および未勝利馬を除く
- JRA所属馬(外国産馬含む)
- 地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで)
- 外国馬(優先出走)
負担重量:ハンデキャップ
賞金
2024年の1着賞金は4300万円で、以下2着1700万円、3着1100万円、4着650万円、5着430万円[1][2]。
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歴史
要約
視点
- 1965年 - 4歳以上の馬による重賞競走として創設、小倉競馬場の芝2000mで施行[3]。
- 1966年 - 名称を「農林省賞典 小倉記念」に変更[7]。
- 1978年 - 名称を「農林水産省賞典 小倉記念」に変更[7]。
- 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 1]に格付け[7]。
- 1995年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[7]。
- 1996年 - 特別指定交流競走に指定され、地方所属馬が2頭まで出走可能となる[7]。
- 2000年 - 負担重量をハンデキャップに戻す[7]。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳以上」に変更[7]。
- 2004年
- 2005年 - 混合競走に再び指定[9]。
- 2006年 - サマー2000シリーズの対象競走に指定[3]。
- 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更[10]。
- 2009年
- 2011年 - 「小倉競馬場開設80周年記念」の副称を付けて施行[12]。
- 2012年 - 「近代競馬150周年記念」の副称を付けて施行[13]。
- 2014年 - 「JRA60周年記念」の副称を付けて施行[14]。
- 2019年 - 「ディープインパクト追悼競走」の副称を付けて施行[15]。
- 2020年 - 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施[16]。
- 2021年 - 「小倉競馬場開設90周年記念」の副称を付けて施行[17]。
- 2024年 - 阪神競馬場のスタンドリフレッシュ工事に伴う開催日割の変更のため中京競馬場で施行[18]。
- 2025年 - 施行時期を7月中旬に変更予定。
歴代優勝馬
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
コース種別を記載していない距離は、芝コースを表す。
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脚注・出典
外部リンク
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