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オースティン・アダムス (1991年生の投手)
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オースティン・ランス・アダムス(Austin Lance Adams, 1991年5月5日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州タンパ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのボストン・レッドソックス傘下所属。
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経歴
要約
視点
プロ入りとエンゼルス傘下時代
2012年のMLBドラフト8巡目(全体267位)でロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムから指名され、プロ入り。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級オレム・オウルズでプロデビュー。25試合に登板して0勝1敗4セーブ、防御率5.46、31奪三振を記録した。
2013年はA級バーリントン・ビーズでプレーし、27試合に登板して2勝1敗1セーブ、防御率3.98、36奪三振を記録した。
2014年はA+級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズでプレーし、42試合に登板して3勝2敗1セーブ、防御率3.79、80奪三振を記録した。
2015年はA+級インランド・エンパイア、AA級アーカンソー・トラベラーズ、AAA級ソルトレイク・ビーズでプレーし、3球団合計で38試合に登板して3勝2敗1セーブ、防御率3.27、71奪三振を記録した。
2016年はルーキー級アリゾナリーグ・エンゼルスとAA級アーカンソーでプレーし、2球団合計で34試合に登板して0勝1敗4セーブ、防御率3.05、63奪三振を記録した。オフの11月18日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。
ナショナルズ時代
2016年12月10日にダニー・エスピノーサとのトレードで、カイル・マゴウィンと共にワシントン・ナショナルズへ移籍した[2]。
2017年は開幕を傘下のAAA級シラキュース・チーフスで迎えた。7月14日にメジャー初昇格を果たし[3]、翌15日のシンシナティ・レッズ戦でメジャーデビュー[4]。この年メジャーでは6試合に登板して防御率3.60、10奪三振を記録した。
2018年、メジャーでは2試合に登板したのみだった。マイナーではAAA級シラキュースでプレーし、41試合に登板して1勝4敗9セーブ、防御率3.50、78奪三振を記録した。
マリナーズ時代
2019年5月4日にニック・ウェルズ及び金銭とのトレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した[6]。
パドレス時代
2020年8月30日にタイ・フランス、アンドレス・ムニョス、テイラー・トランメル、ルイス・トレンズとのトレードで、オースティン・ノラ、ダン・アルタビラと共にサンディエゴ・パドレスに移籍した[7]。
2021年9月17日のセントルイス・カージナルス戦でヤディアー・モリーナ捕手にシーズン24個目の死球を与え、ライブボール時代以降(1920年~)では1922年にハワード・アームキー(英語版)が記録した23与死球のメジャー記録を99年ぶりに塗り替えた[8]。アームキーの記録がシーズン投球回279イニング2/3に対してのものであったことと比較すると、アダムスのシーズン52イニング2/3におけるこの記録は率としては大幅な更新である。
なお、20世紀以降(1901年~)という条件下ではチック・フレーザー(英語版)のア・リーグ記録である32(1901年、フィラデルフィア・アスレチックス。現オークランド・アスレチックス)が最多となり、アダムスの記録はナ・リーグ記録となる。
2022年は怪我の影響によりわずか2試合の登板に留まった。オフの11月10日にアウトライト・ウェイバーにかけられ、FAを選択した[9]。
ダイヤモンドバックス時代
2023年1月25日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、傘下AAA級リノ・エーシズに配属された[10]。
5月20日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[11]。しかし、8月2日に右の足首を骨折したため、60日間のIL入りし、シーズン終了となった。オフの11月6日に再びAAA級リノに配属された。
アスレチックス時代
2024年3月24日に金銭とのトレードでオークランド・アスレチックスへ移籍した[12]。
同年は8月13日までに56試合に登板したものの、8月18日に右前腕の張りを訴えた為、15日間のIL入りした。この影響が長引き、この年は復帰することなくシーズンを終えた。その他の成績は1勝2敗22ホールド・防御率3.92・WHIP1.48の成績だった。オフの11月4日にFAとなった。
レッドソックス傘下時代
2024年12月22日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び[13]、2025年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。
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投球スタイル
ナショナルズ時代は最速97.8mph[14](約157.4km/h)のフォーシームが全投球の約半分を占めていたが、2020年からはスライダーが80%前後を占めるようになった。スライダーは強力な武器で、2021年は838球投じて被打率.145と優秀だった。反面、この球のコントロールが原因で、上述した最多与死球記録を作ることにつながった。
詳細情報
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
MLBポストシーズン投手成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2023年度シーズン終了時
背番号
- 70(2017年 - 2019年4月29日)
- 63(2019年5月13日 - 同年終了)
- 54(2020年 - 2022年)
- 55(2023年)
- 29(2024年)
脚注
関連項目
外部リンク
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