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ギルガメッシュないと
テレビ東京系列の深夜番組(1991-1998) ウィキペディアから
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『ギルガメッシュないと』は、テレビ東京系列局ほかで放送されていたテレビ東京製作の女性向け深夜番組である。製作局のテレビ東京では1991年10月5日から1998年3月28日まで放送。全放送回数324回。
一般的には成人男性向けのお色気番組と誤った認識が広まっているが、本来は情報番組であり、主に女性視聴者をターゲットに製作された[1]。女性向けの深夜番組でありながらも男女が楽しく見られるように工夫していたという。
この番組の在り方は後年のマスカットシリーズ、やりすぎコージー[2]、ゴッドタン[3][4][5]といった同局の深夜バラエティにも影響を与えた。また放送終了後も『ギルガメッシュLIGHT』[6]や『ギルガメッシュFIGHT』[7]といった復活番組や新たな作品が制作され、オリジナルグッズが販売される[8][9]など現在でも知名度は衰えていない。
本稿では、2012年1月13日から同年12月21日までBSジャパンで毎週金曜 23:00 - 24:00に放送されていた『ギルガメッシュLIGHT』[10](ギルガメッシュライト)についても述べる。
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概要
1991年10月5日、「男も楽しめる、女の子のためのエッチ番組」というコンセプトで放送開始[11]。
初代ディレクターは菅直満、中村豊志。初期の出演者は、岩本恭生・3人の女性ダンサーからなるVIVID・イジリー岡田の5人構成で最初の3か月間は映画紹介やオススメのデートスポット情報といった内容のあくまで真面目な情報番組であり、後のお色気パートはイジリーの担当コーナー程度で、全国ネットではなかった。実際にイジリー岡田は後年のインタビューで「番組のレギュラー出演が決まった際にマネージャーから、この番組はたぶん3か月で終わりますけど精いっぱいやってくださいと言われました。」と語っている[12]。
1992年1月のテコ入れでスタッフが一新され、後に『ASAYAN』を手掛ける佐藤哲也と後に『開運!なんでも鑑定団』『おはスタ』を手掛ける中尾哲郎にディレクターが交代。そこで第2のコンセプトとして「グラビアアイドルをテレビでブレイクさせる」というスター創りを試んだ。岩本恭生に当時、人気のあったグラビアアイドル細川ふみえを司会に起用した。さらに、これまでのレギュラーコーナーを全廃し、なぎら健壱と裸エプロン姿の野坂なつみによる「夜食ばんざい」や、グラビアアイドルたちがボディコンで鉄棒競技などのスポーツをする企画などがスタートし、お色気番組(イジリー曰く「大エロス番組」)というイメージが定着した。
1992年2月に入り、飯島愛が発掘されCM前に「ギルガ〜メッシュ!」とカメラ目線にセクシーな声で、スカートを捲ってTバックを見せるポーズで注目を集め、細川の降板後に司会に昇格した。番組スタートから1年後の1992年10月には全国ネット放送が開始され、AV女優やグラビアアイドルの他、若手芸人、ミュージシャン等も多数出演しながら大人気番組となった。女性には知りたい情報をしっかりと伝え、男性には裸が見たいという欲求をふくらまさせるといった明るく楽しく男女が見られる番組を目指していた。
2022年12月25日より、当番組をドラマ化した『ギルガメッシュFIGHT』が「Paravi」にて配信される[13]。
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制作の経緯
1980年代半ば頃から深夜番組の過激化が社会問題[14][15]となり、各局は「脱・お色気」の風潮が強まっていた。当時のテレビ東京も1985年に「夜はエキサイティング」を終了させて以降、約6年間に渡り深夜のお色気番組は自粛していた[16]。それまでの深夜のお色気と言えば主に成人男性向けの内容であることが多かったが、1990年代に入ると男女雇用機会均等法や女性の社会進出などの影響もあり、仕事から帰宅した若い女性層も深夜番組を視聴する傾向が増加していた。一方で男性層はこの時期、アダルトビデオ(レンタルビデオ)、アニメ、テレビゲーム、パーソナルコンピュータといったオタク・マニアック層が形成され、趣味嗜好も細胞化、分散化(テレビとは違うコンテンツに移行)する状況となる[17][18][19]。
そんな深夜番組へのコンプライアンスが厳しかった状況の中、単なるエロを売りにした内容ではなく「成人女性向けの情報番組」・「女性にも楽しめるセクシー番組」として製作された[20]。「女性必見!」、「エステ」、「温泉」、「ランジェリー」、「下着」、「美容」といったテーマに加え、司会者や出演者の大半を女性タレントで固め、街頭インタビューする際は若い女性に尋ねるなど全体的にも女性視聴者を意識した番組作りがなされた。実際に視聴者の約半数は女性で特に『ギルガメ治療院』や『ランジェリー歌謡祭』といったコーナーはツボの療法、流行のランジェリーなどが役に立つなどの理由で女性人気が高く、下着ファッションショーや店紹介などの実用ネタも貴重な情報源として女性層に好評だった[21]。一方で男性層の視聴者は独身男性の割合が多かったという。
他局の11PMやトゥナイトのような番組とは異なり、頑なに風俗情報を扱わない「女性が嫌がるモノはNG」といった姿勢をとっており、番組のプロデューサーだった斧賢一郎は放送当時のインタビューで「この番組は女性の視点で作っており、風俗番組(エロ番組)といわれると心外。[22][23]」と語っている。また当番組の初期のディレクターを担当していた中尾哲郎は、学生時代に見た同局の「独占!男の時間」に影響を受け、「このようなゲリラ的なテレビ番組をつくってみたい」としてテレビ東京(当時:東京12チャンネル)に入社したという。
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主なコーナー・企画
- GNNヒップライン
- リニューアル後のオープニング企画。飯島 愛が他愛もないニュースを読み上げた後、Tバックを見せる。ニュースチャンネル「CNNヘッドライン」のパロディ[24]。番組人気最高潮時には本家CNNから取材が来た。
- ボディコンdeスポーツ
- グラビアアイドルなどがボディコン姿で様々なスポーツに挑戦する。
- ギルガメ治療院
- イジリー岡田が治療院院長に扮し、AV女優が患者としてゲスト出演する番組初期の頃の女性向けコーナー。スリーサイズなど問診しつつ、実際の指圧師であるジェフ古川がコリをほぐしていく内容で女性視聴者からも好評を得ていた。
- コリの原因としてAV作品を紹介する場面は男性視聴者を狙って放送していたが、毎回VTR終わりはイジリーのアップとなっていた[25]。
- 夜食ばんざい / ギルガメクッキング
- 裸にエプロンの女性アシスタントとともに夜食を作る食欲と性欲を交えたお料理コーナー。
- ランジェリーファッションショー
- 当初はセクシーメイツがモデルとなり飯島愛とイジリー岡田が女性視聴者向けに最新ランジェリーを紹介。
- 後に出演女性は水谷ケイやAV女優が務めるようになった。
- ランジェリー歌謡祭
- 下着姿の歌謡祭。出演女性が歌声を披露しながら最新の下着を紹介するという体のコーナーで、実際女性人気も高かった[24]。
- ギルガメ写真館
- 女性カメラマンがAV女優やグラビアアイドルのヌードや水着姿を撮影するコーナー。
- 女性向け番組のため、カメラマンも女性が担当していた。
- ドラマ 三乳士
- Eカップ以上のバストを持つ女性(AV女優)が出演するコーナー。
- バスルームシネマ
- 憂木瞳と城麻美が入浴しながら映画紹介するコーナー[25]。
番組から誕生したユニット
- VIVID
- 独特なキャラクターとダンスを得意としたユニットで番組開始当初から3か月間、アシスタントとして出演していた女性3人組。その後、細川ふみえと交代する形で番組を降板した。
- LADY´S(細川ふみえ・藤崎仁美・山崎真由美)
- 番組初期の頃に活躍したユニットであり以降、番組では3人組のセクシーユニットが継続される事となる。
- コブトリブラザーズ(日高充・イジリー岡田)
- ボディコンdeスポーツのコーナーで実況・解説を担当、又トークなどでも絡む場面が多かった事から名付けられた愛称であり、実際はユニットやグループではない。一時期、ファンクラブが存在した。
- 憂木 瞳&イジリー岡田
- 番組企画の一環としてシングルCD「マンゴ・ナタデ・ココ」をリリースするために組まれたユニット。
- 仔寵仔寵(相羽香奈・山川小春・葉山みどり)
- LADY´Sに続く3人組で乳房が露出している衣装が特徴的だった。
- ギルガメ セクシーメイツ(斉藤りさ・星野かおり・染谷まさ美)
- 番組においてオーディションが行われ、結成されたセクシーアイドルユニット。後に他局等への出演も増え、グループ名も長いという事で「セクシーメイツ」と称すようになった。
- MASK
- ラテンガールズ 情熱娘(土田理奈・山本恵美・山岡要子)
- 1997年、ブラジルのアーティストであるCarrapichoの「恋のチキチキ」の日本語版を歌唱するセクシーグループとして結成。3人のメンバーは番組内でのオーディションによって選抜された。
- 山崎まさや&香月あんな
- 「恋の東京ナイトクラビング」という曲を歌うために結成された音楽ユニット。この曲は、お笑い芸人のアンジェラ・デストロイがアイドル時代に所属していたHako(With Bibian)というグループのシングルCD(カップリング)に収録されている。
- ピーチガールズ 桃姫隊(斉藤容子・高原奈美・細井架奈美)
- 番組の終盤に出演していた3人組。メンバーの1人に中森あきない(当時:高原奈美)が在籍していた。
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視聴率
平均視聴率は、5% - 6%を記録するなど90年代を代表する深夜番組として大ヒットした。放送開始当初は、番組の知名度も低く、視聴率も伸び悩んでいたが1992年に全国ネットの放送がスタートして以降、人気番組に成長した。アルベールビルオリンピックの開会式中継の真裏で放送した回が視聴率で勝利した事もある[26]。「殿様のフェロモン(フジテレビ)」や「ロバの耳そうじ(日本テレビ)」など他局のお色気深夜番組は人気を維持できず短命で終了していた中、当番組は1人勝ち状態で安定した人気を得ており、6年半の放送が続いた。
苦情・クレーム
- ギルガメ治療院では当初、AV女優の作品を紹介する場面が放送されていたが女性視聴者も多かったため、苦情が付き途中から作品紹介は行われなくなった。また指圧の際もトップレス姿であったが下着で行うように変更された。
- 人気コーナー「新・夜食ばんざい」は開始当初、父兄からの苦情がたくさん寄せられていたという。
- 放送当時、番組には苦情がたくさん寄せられており、それに対応する形で一時期「愛&バカルディの苦情受け付けます」というコーナーがあった。飯島愛と当時レギュラー出演していたバカルディ(現:さまぁ〜ず)が番組に寄せられた苦情のハガキを紹介するというもの。
- 1998年1月31日の放送で視聴者からテレビ東京の放送番組審議会宛に「内容がお色気番組として笑って見過ごせる範囲を超えているのでは?」・「マンネリ化している」などといった苦情が多く寄せられ、番組の内容について審議された結果、同年4月の改編で3月28日放送分をもって打ち切りが決定し、7年間の放送にピリオドを打った。
その他
- 1990年代は既にビデオデッキが普及しており、アダルトビデオやレンタルビデオ全盛時代であった。次第に視聴率を獲得できない、スポンサーがつかないなどの事情から深夜のお色気番組の需要は低下傾向を辿っていった。
- 1997年12月16日、同局で放送中だったテレビアニメ「ポケットモンスター」の放送終了後にポケモンショックが発生し、番組の放送がおよそ4カ月間休止という措置が取られ、テレビ東京は大打撃を受けた。この影響を受けて当時、人気が低迷していたギルガメッシュNIGHTの打ち切りも検討されたという見方もある。
- 1998年2月に開催予定の長野冬季五輪(1998年長野オリンピック)を間近にして外国人観光客や日本にもより良いイメージを持ってもらうために過激な内容が自粛され、お色気要素を控えめにした内容に変更されたのではないか?という意見もあった。
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影響
要約
視点
芸能界
この番組は主に放送当時、20代から30代だった若い女性層(1960年代後半生まれのバブル世代 - 1970年代前半生まれの団塊ジュニア世代)がリアルタイム世代に当たるが、番組の知名度が高いこともあって世代ではない年齢層にも知られており、芸能人でも好きだったと公言する者も多い。
- リアルタイム世代(放送当時、20代 - 30代)
- リアルタイムよりも上の世代(放送当時は30代 - 40代)
- リアルタイムよりも下の世代(放送当時は幼少期または学生、未成年者など)
根本はるみはイジリー岡田とウラ関根TVで共演した際に「男子生徒から土曜の深夜に凄いエロい番組がやっていることを聞き、女友達と集まり鑑賞した。」と語っていた。
関根勤は、自身の番組(ウラ関根TV)にイジリー岡田がゲスト出演したとき「俺はあの番組が終わったのショックでさぁ~」と語っていた。
KinKi Kidsの堂本光一や関ジャニ∞の村上信五は、番組(ピカイチ)でイジリー岡田と共演した際に「夜の兄貴」的な感じで好意を抱いていたという[34]。
AV女優の有馬すずは、番組の世代ではないが、父親の部屋で見つけたビデオテープの中にギルガメが録画されていて出演していた飯島 愛に影響を受けてAV女優としてデビューした[35]。
お笑いコンビ・ハナイチゴの関谷友美は、小学生のときに「放送当時、小学6年生だった姉が同級生から深夜にすごい番組がやってるらしいと情報を仕入れ、なんとしてでも観たい!と思い姉妹で力を合わせることに。深夜、親にバレないようにこっそりと子供部屋の小さなテレビに布団を被せ、姉と一緒にイヤホンを片方ずつ耳に入れて肩を寄せ合いながら視聴。これが性を開花させたきっかけ」だと語っている[36]。
テレビ東京出身のフリーアナウンサー大橋未歩はTOKYO MXの「5時に夢中!」に出演した際、「大学生時代にギルガメの出演者としてスカウトを受けたことがある」と明かした[37]。
他局
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番組名
番組名はメソポタミアの英雄「ギルガメシュ」が精力絶倫の王であることにちなむ。実際に使用していたタイトルロゴは「ギルガメッシュNIGHT」であるが、番組表上では「ギルガメッシュないと」と表記されていた。
出演者
司会
アシスタント
レギュラー
出演者(番組内)のエピソード
- 当時、番組のプロデューサーがよく口にしていた名言が「志は高く、カメラは低く」だった。
- 1994年春頃、当時20歳で人気絶頂だった憂木瞳が突如、番組から失踪する事態が発生した。スタッフも「消息は、さっぱりわからないね。本人が突然と姿を消してしまったし、一回も連絡がないしね」と言うように失踪は謎に包まれた。しかし翌年には番組に復帰し、ストリップ出演などを再開した[39]。
- 1994年頃、『ボキャブラ天国』をきっかけとするブームを背景にコンビ芸人がコーナー定期出演することになった結果、8か月ほどイジリー岡田は出演していなかった。これは番組と岡田の所属事務所ホリプロとの間で正式に決定した告知なしの降板であり、後任には事務所の後輩であるバカルディ(後のさまぁ〜ず)が起用された。しかし大竹一樹は後に、番組について「辞めたくてしょうが無かった」と語るなど、バカルディは岡田の様に立ち回る事はしなかった。加えて岡田はセクシー系出演者の関係悪化の兆しを察知し報告する役目を秘密裏に担っていたため、岡田がいない期間にレギュラー陣の関係は険悪になっていた。この状況を打開すべく飯島愛がプロデューサーに直談判した結果、番組に復帰したという経緯がある。
- 番組の中で「ヌードを撮られたい素人の女の子」を募集した際には、「私のヌード写真を撮ってほしい。それをきっかけにAV女優になりたいと思います。」という女性から手紙が来たこともあり、番組の影響を受けて実際にAVデビューする者もいたという。さらにギルガメ終了後にイジリー岡田が大阪のテレビ番組に出演していたところ、その番組を担当しているアシスタントのような女性から「私、ギルガメ見てました。」と言われた事もあった。
- 「グラビアアイドルをテレビでブレイクさせる」というコンセプトであることや90年代から深夜番組のチャンネル権は主に女性が握るようになったことから「若い女性視聴者をターゲット」にしたことで人気を得た。他局でもこの番組の遣り方を応用してグラビアアイドルや女性タレントが主役を務める「女性向けのお色気深夜バラエティ」が放送されるようになった。『BiKiNi』・『出動!ミニスカポリス』・『BREAK!』・『ワンダフル』・『アイドル王』などが代表的である。
- 木内あきらは、番組の映画コーナーの面接に行ったとき突然プロデューサーから「君、司会やって」と言われ、司会に起用されたという。
- イジリー岡田は高速ベロ動かしなどの特技を披露して一躍有名となり、司会を務めた岩本恭生や鶴久政治よりも「ギルガメを代表する顔」として知られるようになった。ギルガメの放送が終了して20年以上経った今でもイジリー岡田がバラエティー番組に出演した際にこの番組を話題にする時があり、特技でもある「高速ベロ」や「ギルガメッシュ!!」という台詞を発言することが躊躇に見られる。
- レギュラー出演者だった水谷ケイによると番組出演1本のギャラ(AV女優やセクシータレント)は1人1万〜1万5千円ほどだったという[40]。
- 番組1日のスケジュールは、隔週で毎週月曜日の朝8時30分入り→ドライ・本読み(9時30分)→カメラリハーサル(10時30分)→昼休憩(12時 - 13時)→本番(昼13時)という流れで撮影をしていた。
- この番組は、それまで日陰者的な存在だったグラビアアイドルや新人AV女優たちをタレント化・アイドル化させたアイドルの登竜門的な番組だったと言える。その代表的な例が細川ふみえや飯島 愛であり、その後に続いて憂木瞳、城麻美なども当番組に出演したことでAV活動と並行しながら人気を集めた。以降、グラビアアイドルとAV女優が一緒に出演する深夜番組は、『おねがい!マスカット(マスカットシリーズ)』に受け継がれた。
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スタッフ
担当者は最終回時点。
- 構成:安延拓美
- TD:橋川昌明
- 映像(VE):野崎秀人
- カメラ:笹村武史
- 音声:西山恵美子
- 照明:小川圭介
- TK:城 真弓
- デザイン:関根恵二
- 美術進行:野本和広
- 編集スタジオ:タワーテレビビデオセンター(現・テクノマックス)、ヴィジュアルベイ(ロケVTR編集)
- オンライン編集:山岸富則(タワーテレビビデオセンター)
- (音響) 効果:和気誠司(音響企画)
- 番宣:後藤克哉
- テーマ曲:TTM
- スタイリスト:志葉則行、華江遊子
- プロデューサー:斧 賢一郎
- ディレクター:川幡 浩
- 製作著作:テレビ東京
過去のスタッフ
- プロデューサー:工藤忠義
- ディレクター:菅直満、中村豊志、佐藤哲也、中尾哲郎
ネット局
ギルガメッシュLIGHT
要約
視点
BSジャパンで14年ぶりに復活
2012年1月13日からテレビ東京系列のBSデジタル放送局であるBSジャパンにおいて毎週金曜23:00から『ギルガメッシュLIGHT』として約14年ぶりに復活、司会には『ないと』のレギュラーだったイジリー岡田の他、大堀恵・木村好珠(2009年度準ミス日本)の3人でスタート[gl 1][gl 2]、「WEEKEND VISUAL MAGAZINE」をテーマとして掲げている。
1月25日より番組未公開映像がYouTubeにて配信され、4月16日発売の『週刊ヤングマガジン』のケータイYM連動企画でコラボレーションした。壇蜜を主軸とした企画「壇蜜湯」がスタートし、放送終了後のYouTubeの未公開動画が70万アクセスを記録した。
唯一地上波で最後まで放送されていたテレビ北海道(テレビ東京系列)でも2013年1月11日に最終回となった。11月20日に番組DVD『ギルガメッシュLIGHT 壇蜜湯 ぷるるん 寝起き ドッキリ いや〜ん旅行 カーウォッシュバトル まなみんのお化け屋敷探訪 テレビはダメだけどDVDならまあいっかSP』が発売されるのを記念して、12月30日に「DVD発売記念! 一夜限りの狂い咲きSP」が放送された[gl 3][gl 4]。
出演者
MC
コメンテーター
G9
メンバーの入れ替え等の余地があるために「(仮)」が付いていたが、最終回にてこれが外され、全員卒業となった。括弧内は番組内の愛称。レギュラー育成下部組織「ファーム」も設立され、入れ替え制をとっている。
- レギュラー
- ファーム(#29 - 50)
- ロケ中心で出演、活躍次第ではレギュラーへの復帰もある。
主なゲスト
OG(過去の出演者)
スタッフ
復活SP時
- スタジオ技術:鈴木智昭
- 映像:芹野昭義、畑中陶太、杉山博紀
- 撮影[gl 18]:近藤慎司、藤本茂樹、風間誠、平島輝久、松原弘兼、中村郁夫
- 音声:松岡努、細田秀浩、光山由貴子、立山優美、芝崎泰光
- 照明:塚生崇、山崎康紀、庄司鉄平
- ロケ技術:矢田部修
- 美術:小越敏彦、金森明日香
- 協力:内海智・岡本純一(ポニーキャニオン)、テクノマックス、テレビ東京アート、港家
- メイク:ラフテル
- タイトル:小室泰樹
- ロゴ:森村泰久
- 音響効果:北澤亨
- TK:関井麻衣
- 編集:菅野雄介、早川政秀、猿橋怜
- MA:大矢研二
- 編成:山田倫生(BSジャパン)
- 番宣:荒井正和
- コンテンツ:福田和恵、國安百合
- HP:佐治裕一郎、猿渡真人
- AD[gl 19]:中澤亜友、中村裕介、山田翔太
- AP:市川佳子
- 制作協力:KABUTO
- SPECIAL THANKS:[要説明]:つかはら・たむらようこ・岩佐真吾・蓮勺朝子・佐藤大地・清隼一郎、山越和宏(兼構成)、新かな子(兼ナレーション)、野口かず美(兼番宣)、財前健一郎(フルモデルモ)、中沢菜芳、Oidooon(兼制作協力)、100名のお客様、ギルライブース(公式)
- ディレクター:渡邊展久、関口奈津美(兼AD)
- チーフディレクター:辻章太郎(兼FD)、米倉伸
- 演出:祖山聡(兼FD&D)
- プロデューサー・演出:井上雅晴
- プロデューサー:越山進
- 製作:BSジャパン、PROTX
過去
- ナレーション:佐野文俊[gl 20]
- 技術:吉田和雄
- 映像:杉山博紀
- 撮影:吉田和雄
- 音声:斉藤孝行
- 照明:和氣義幸
- ロケ技術:宮川量康、小川正明、中馬越直人、小笹直樹、小林寿恵
- 協力:TSP、アニキ、AKS
- 衣装協力:12XU、STADIUM、RINKAN、RUPERT
- ロケ協力:HOTEL & SPA Anda Resort 伊豆高原、TOKYO TOWER、二宮町吾妻公園、GUAM TV PRODUCTIONS[gl 21]
- メイク:エレファントリップ
- TK:中嶋梨沙
- 編集:山岸富則(ギルガメッシュないと時代も担当)、佐藤良正、小川洋行、米沼元之、塩塚寛幸、吉村政孝
- AD:松崎涯、鈴木信一郎、篠原弘樹、松岡陵馬
- ディレクター:井上貴詞、大野寿之、南川尚人、鈴木隼、森谷将、五十嵐優人
- チーフディレクター:木戸隆文[gl 22]、須藤孝幸、杠政寛、青山海太(兼D)、坂口秀作・高橋伸幸(兼FD&D)
エンディングテーマ
放送リスト
2012年
ネット局
エピソード
- タイトルは『ギルガメッシュないと』を受け継いでいるが、番組全体の内容としては『アルテミッシュNIGHT』に近い。
- 大堀は、番組を務めるにあたって『ギルガメッシュないと』のVTRをスタッフから取り寄せてもらって予習したという[48]。
- レギュラー出演者の中では壇蜜が当番組を機きっかけにブレイクした[49]。
パロディ
- 埼玉県川越市ではこの番組のタイトルを使用したコスプレイベントが行われている。
- ゴッドタン - 「オオギリッシュNIGHT」(ただし内容としては『IPPONグランプリ』に近い。)
- ゴッドタン - 「ネタギリッシュNIGHT」
- ゴッドタン - 「ナツカシッシュNIGHT」
- ナタデウォッシュないと - ニコニコ動画の生放送で配信された番組。
- ギルガーメッシュMIDNIGHT - 2011年にATOMからパロディーAVが製作された。(※内容は全く別物)
- C調び〜なす!(ベッド・イン) - PVにイジリー岡田が出演し、当番組を髣髴させる台詞や歌詞が見られる。
- テレビアニメ「おそ松さん」に登場する童貞自警団新品ブラザーズの松野トド松が「ギルガメ復活しろ 新品のトド松」と名乗っている。
- マスカットナイト - この番組のタイトルを踏襲している。
- ミズガメッシュナイト - 水樹奈々のMの世界内でのコーナー。リスナーから寄せられたちょっとエッチな体験談を紹介する。
- 2018年から放送されたテレビ東京のアニメ「テレビ野郎 ナナーナ」の中でテレ東ネタとして「バナナメッシュNIGHT」、「ナナジー(イジリー岡田)」、「バナナメッシュガールズ(ギリギリガールズ)」といった当番組のタイトルや出演者がパロディーにされている。
映像作品
- ザ・ベスト・オブ・ギルガメッシュないと[VHS](1993年03月19日)
- ギルガメッシュNIGHT 飯島愛スペシャル[VHS](1993年03月19日)
- ギルガメッシュNight 憂木瞳スペシャル[VHS](1994年07月21日)
- ギルガメッシュNight・SUPER DELUXE VIDEO '94[VHS](1994年07月21日)
- ギルガメッシュ NIGHT リターンズ1 ギャルズ編[VHS]
- ギルガメッシュ NIGHT リターンズ2 ヌードパフォーマンス編[VHS]
- ギルガメッシュ NIGHT リターンズ3 セクシーロケ編[VHS]
- ギルガメッシュ NIGHT リターンズ4 巨乳編[VHS]
- ギルガメッシュ NIGHT リターンズ5 ギルガメ写真館編[VHS]
- ギルガメッシュ NIGHT リターンズ6 爆笑FIGHT編[VHS]
- ギルガメッシュ NIGHT リターンズ7 湯けむり旅情編[VHS]
- さよならギルガメッシュ NIGHT[VHS]
写真集
- ギルガメッシュNIGHT 写真集オールコレクションズ(1996年8月1日)
グッズ
2017年8月、ヴィレッジヴァンガードから公式グッズが限定発売された。
- ロゴキャップ
- アクリルキーホルダー
- Tシャツ(ブラック&ホワイト)
- スタッキングマグ(グリーン&ホワイト)
- iPhoneケース
- 缶バッジ 全3色(ホワイト・ブラック・ピンク)
2017年9月、アパレルブランドであるパンクドランカーズとのコラボ商品が発売された。
- 【PDSxギルガメッシュNIGHT】ギルガメッシュロング Tシャツ
- 【PDSxギルガメッシュNIGHT】ギルガメッシュ下着
2019年7月 - 8月にかけてDMMスクラッチにてギルガメグッズが抽選で限定販売された。
- ギルガメ ティッシュケース(1名様限定)
- ギルガメ トイレットペーパー(9個限定)
- ギルガメ クリアファイアル 3種類(15個限定)
- ギルガメ ボールペン(25個限定)
- ロゴステッカー(50枚限定)
- ギルガメ パーカー(10名様限定)※イジリー岡田のサイン入り
2020年、テレビ東京で放送された「今日からやる会議」からギルガメッシュNIGHTのロゴがデザインされたグッズが羽田空港国内線ターミナルにOPENしたPOP UP SHOP「テレ東本舗。」にて限定発売された。
- ギルガメッシュないとロゴTシャツ - 100枚限定
- ギルガメッシュないとロゴキャップ - 50枚限定
関連項目
- ギルガメッシュFIGHT - 本番組から着想を得た動画配信サービス「Paravi」で2022年12月25日より配信予定の連続ドラマ[50]。主演は藤原季節[50]。
- 武富士 - 当番組の提供枠であった。
- アルテミッシュNIGHT - 後番組
- B.L.T. - この番組の特集が創刊号にて組まれた。
- 50年のモヤモヤ映像大放出! この手の番組初めてやりますSP - この番組が取り上げられた。
- テレ東音楽祭 - ゴールデンボンバーとイジリー岡田がこの番組の秘蔵映像と共にコラボステージを披露した[51]。
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
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