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クリソライト (競走馬)
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クリソライト(英:Chrysolite)は、日本の競走馬。おもな勝ち鞍は2013年のジャパンダートダービー(JpnI)、2014年の日本テレビ盃(JpnII)、2015年〜2017年のダイオライト記念(JpnII)[6]、2016年コリアカップ(KOR-GI)[7]。
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経歴
要約
視点
デビュー前
北海道勇払郡安平町のノーザンファームで生産された。一口馬主法人キャロットファームの所有馬となり、総額3000万円(一口7.5万円×400口)で出資者が募集された。
宝石の一種であるペリドットの別名から「クリソライト」と命名され[1]、栗東トレーニングセンターの音無秀孝厩舎に入厩した。
2歳(2012年)
デビューは7月7日の中京競馬場のダート1400mの2歳新馬戦。中団から最速の上がりで追い込むも、後の中山大障害勝ち馬・アップトゥデイトの2着に惜敗した。2ヶ月間を空けた9月の阪神のダート1800m未勝利戦を2着に5馬身差の圧勝で初勝利をあげた。しかしその後出走した東京のプラタナス賞、京都のもちの木賞、阪神の樅の木賞はいずれも1番人気に推されながら僅差の2着に惜敗した。
3歳(2013年)
1月の中山の黒竹賞は4戦連続で1番人気に推されながらまたも2着に惜敗した。その後約3ヶ月の休養を挟んで迎えた阪神の500万下(ダート1800m)は2着に7馬身差の圧勝で2勝目を飾った。5月の京都の昇竜ステークスを勝利して迎えた大井のジャパンダートダービーは4コーナーで先頭に立つと2着に7馬身差の圧勝でGI制覇を果たした。父のゴールドアリュールもこのレースを制しており、初の親子制覇となった。短期放牧を経て、秋は古馬一線級の壁に挑んだものの、10月のJBCクラシック、12月のジャパンカップダートともに精彩を欠く走りで立て続けに惨敗、デビューからの連対記録も9戦で途絶えてしまった。
4歳(2014年)
翌年は3月のマーチSから始動したものの惨敗。前年のJBCクラシックでトモを痛めて以降の調子落ちに加えて、JpnIを勝っているため斤量を背負うこととなり、秋のGI戦線に向けて賞金加算が大きな課題となっていた。4月のアンタレスSでは59kgの斤量に加えて、前が壁になり足を余すも7着とついに復調の兆しを見せた。5月のブリリアントSでは速い上がりに対応できず4着、7月の大沼Sでは騎手の乗り替わりもあり惨敗するも、続く盛岡のマーキュリーCではレコード決着の1/2馬身差で2着。そして、9月の日本テレビ盃では早め先頭からの強気の競馬で7馬身差の圧勝。1年2ヶ月振りの勝利であり、重賞2勝目となった。JBCクラシックは1番人気に支持されたが、逃げたコパノリッキーに3馬身差をつけられての2着[8]。続くチャンピオンズカップは14着、東京大賞典は8着に敗れた。
5歳(2015年)
6歳(2016年)
9月、この年新設された韓国でのコリアカップを制し、初代勝者となった。
7歳(2017年)
3月にダイオライト記念を勝ち、史上初の3連覇。以降、2年連続の出走となったコリアカップを含め3戦連続2着となるが、コリアカップ後に左前脚種子骨靱帯の負傷が判明し、長期休養に入った[10]。
8歳(2018年)
1年以上の休養ののち、11月のJBCクラシックで復帰したが15着。続く浦和記念では3着と好走するも、12月の東京大賞典は11着と惨敗した。2019年1月10日付けでJRA競走馬登録を抹消、韓国で種牡馬入りすることになった[11]。
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種牡馬時代
2019年から韓国京畿道のチサンファームで種牡馬となり[12]、2019年5頭、2020年48頭、2021年43頭、2022年21頭、2023年33頭、2024年には21頭とコンスタントに種付けを行っている[13]。
2年目以降の種付けシーズンから生産牧場の多い済州島にも移動しており、2023年7月1日にはマイセンターが産駒初勝利をしている[14]。
競走成績
- コリアカップの結果は韓国馬事会公式サイト[15]に基づく
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血統表
クリソライトの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | サンデーサイレンス系 |
[§ 2] | ||
父 ゴールドアリュール 1999 栗毛 |
父の父 *サンデーサイレンスSunday Silence 1986 青鹿毛 |
Halo | Hail to Reason | |
Cosmah | ||||
Wishing Well | Understanding | |||
Mountain Flower | ||||
父の母 *ニキーヤNikiya 1993 鹿毛 |
Nureyev | Northern Dancer | ||
Special | ||||
Reluctant Guest | Hostage | |||
Vaguely Royal | ||||
母 クリソプレーズ 2002 黒鹿毛 |
*エルコンドルパサー 1995 黒鹿毛 |
Kingmambo | Mr. Prospector | |
Miesque | ||||
*サドラーズギャル | Sadler's Wells | |||
Glenveagh | ||||
母の母 *キャサリーンパーCatherine Parr 1987 青鹿毛 |
Riverman | Never Bend | ||
River Lady | ||||
Regal Exception | Ribot | |||
Rajput Princess | ||||
母系(F-No.) | キャサリーンパー(USA)系(FN:16-a) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Nureyev 3×5 15.63%、Northern Dancer 4×5 9.38% | [§ 4] | ||
出典 |
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脚注
外部リンク
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