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グレイトパール
日本の競走馬 ウィキペディアから
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グレイトパール(英:Great Pearl)[1]は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2017年の平安ステークス(GIII)、2018年のアンタレスステークス(GIII)。
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戦績
要約
視点
3歳(2016年)
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2016年1月5日の3歳新馬(京都芝2000m)でデビュー。7番人気ながら好位から早め先頭に立ちそのまま押し切ってデビュー勝ちを収める。2戦目の梅花賞は7着に敗れ初黒星となる。7か月半の休養明けとなった3歳上500万下は13着と大敗。初ダートとなった4戦目の3歳上500万下で後続に3馬身半差をつけて勝利し、2勝目を挙げる。3歳上1000万下は早めに仕掛けると5馬身突き放しての快勝。連勝で3勝目を飾った。
4歳(2017年)
4歳初戦の初夢ステークスは向こう正面で追い上げていき、逃げ粘るテイエムジンソクを交わして1着、3連勝でオープン入りを決める。1.5倍の断然人気となった仁川ステークスは3着以下を9馬身離してコスモカナディアンとの競り合いを制し、ダート無傷の4連勝とする。重賞初挑戦となった平安ステークスは道中、中団につけると向正面から早めに進出し、2着クリソライトに4馬身差をつけて重賞初制覇を飾った[2]。しかし、その後、右第1指骨剥離骨折を発症、長期休養に入ることとなった[3]。
5歳(2018年)
11か月ぶりとなった5歳初戦のアンタレスステークスは中団追走からまくり気味に進出し、先に抜け出したミツバを捕えて1着、ダート無傷の6連勝で重賞2勝目を飾った[4]。休み明け2戦目、連覇を狙った平安ステークスは1.7倍の人気を集めたが、5着となりダート7戦目で初めての敗戦となる。4か月後、シリウスステークスでも1番人気となるが、11着と惨敗。続くブラジルカップも10着に終わり、2戦連続で二桁着順となる。
このレースを最後に馬主のH.H.シェイク・ファハド殿下が本馬を手放すことになり、騎乗していた川田将雅を介し、川田将雅の父である川田孝好調教師(佐賀)の下へ新オーナーの打診が入る。その結果、川田厩舎に預託のあった高野哲が引き取り手となり、11月2日、JRAの競走馬登録を抹消、川田厩舎に入厩する[5][6]。移籍初戦、周防灘特別は7馬身差をつけ完勝、勝利を収めた。
6歳(2019年)
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6歳初戦の雷山賞を9馬身差の圧勝、続く佐賀記念は離された4着に敗れる。笠松に遠征して挑んだオグリキャップ記念は1番人気に推されたが4着に終わる。次走、佐賀スプリングカップを1.1倍の断然人気に応え完勝、地方重賞初制覇となる。その後は帝王賞に挑んだが、12着と大敗。3か月ぶりとなった白山大賞典では6着に敗れた。佐賀に戻り、九州大賞典を早め先頭から突き放し8馬身差をつけて優勝、続く東海菊花賞も直線で差し切って1着、他地区重賞制覇となった。年末の中島記念は1.3倍の人気を集めたが、ウノピアットブリオに6馬身離された2着に敗れた。
7歳(2020年) - 10歳(2023年)
7歳初戦の佐賀記念は6着、その後は掲示板にも載れないレースが続いたが、九州大賞典で後続を離して完勝、連覇を飾った。8歳になり、九州大賞典で1年ぶりの勝利を飾り3連覇とすると、宝満山賞3着の後、中島記念も優勝する。9歳になり3戦目の鏡山特別を完勝、その後は勝利から遠ざかっていたが、九州大賞典を2馬身半差で勝利し4連覇を達成した。続く中島記念では7着に敗れ、連覇はならなかった。10歳を迎え、2月9日の佐賀記念を最後に引退する事となった[7][8]。佐賀記念では道中後方追走から直線で懸命に追い上げるも8着に終わった。レース終了後に引退式が行われ、中央時代にコンビを組んでいた川田将雅も駆けつけ、「素晴らしい馬に乗ることができて感謝しています。子どもたちが走る姿を楽しみにしています」とコメントした。引退後は宮崎県で種牡馬入りの予定である[9]。しかし実際には種牡馬登録はされておらず[10]行方不明である
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競走成績
要約
視点
以下の内容は、netkeiba.comの情報[11]に基づく。
- タイム欄のRはレコード勝ちを示す
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血統表
グレイトパールの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | キングマンボ系/ミスタープロスペクター系 |
[§ 2] | ||
父 キングカメハメハ 2001 鹿毛 |
父の父 Kingmambo1990 鹿毛 |
Mr. Prospector | Raise a Native | |
Gold Digger | ||||
Miesque | Nureyev | |||
Pasadoble | ||||
父の母 *マンファス1991 黒鹿毛 |
*ラストタイクーン | *トライマイベスト | ||
Mill Princess | ||||
Pilot Bird | Blakeney | |||
The Dancer | ||||
母 フォーチュンワード 2005 黒鹿毛 |
*デヒア Dehere 1991 鹿毛 |
Deputy Minister | Vice Regent | |
Mint Copy | ||||
Sister Dot | Secretariat | |||
Sword Game | ||||
母の母 コパノオマモリ2000 鹿毛 |
*エリシオ | Fairy King | ||
Helice | ||||
ビクトリアクラウン | *ファバージ | |||
ワールドハヤブサ | ||||
母系(F-No.) | ビューチフルドリーマー(GB)系(FN:12号族) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Northern Dancer 5・5×5・5 | [§ 4] | ||
出典 |
- 3代母ビクトリアクラウンは1982年エリザベス女王杯勝ち馬で、1981年の優駿賞最優秀3歳牝馬、1982年の優駿賞最優秀4歳牝馬。
- 主な近親にグランブリッジ(関東オークス、ブリーダーズゴールドカップ、TCK女王盃、エンプレス杯、レディスプレリュード)。
脚注
外部リンク
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