ケビン・エストレ

ケビン・エストレ（Kévin Estre, 1988年10月28日 - ）は、フランス・リヨン出身のレーシングドライバー。ポルシェのワークスドライバーとして活躍しており、現在はポルシェ・ペンスキー・モータースポーツからFIA 世界耐久選手権のハイパーカークラスに参戦している。2018-19年のGT FIA 世界耐久ドライバーズ選手権チャンピオン。

ケビン・エストレ
2021年のプチ・ル・マンにて。
基本情報
国籍	フランス
生年月日	(1988-10-28) 1988年10月28日（36歳）
出身地	フランス 同・リヨン
過去参加シリーズ
2014–15 2014 2013 2011–14 2011–13 2009–10 2008–14 2007 2006	ユナイテッド・スポーツカー選手権 ブランパン耐久シリーズ FFSA GT選手権 ポルシェ・スーパーカップ ポルシェ・カレラカップ・ドイツ FIA GT3ヨーロッパ選手権 ポルシェ・カレラカップ・フランス フランス・フォーミュラ・ルノー 2.0 フォーミュラ・ルノー・キャンパス・フランス
選手権タイトル
2018-19 2013 2011 2006	GT FIA 世界耐久ドライバーズ選手権 ポルシェ・カレラカップ・ドイツ ポルシェ・カレラカップ・フランス フォーミュラ・ルノー・キャンパス・フランス

ファミリーネームは「エストーレ」と表記されることもある。

経歴

初期の経歴

2011年のポルシェ・スーパーカップ・モンツァ戦でのエストレ

2001年にカートを始めたエストレは、2006年にフォーミュラ・ルノー・キャンパス・フランスに参戦し、四輪レースデビューを果たした。この年、トリスタン・ボーティエとのタイトル争いを制してチャンピオンに輝いた。翌年は、グラフ・レーシングからフランス・フォーミュラ・ルノー 2.0に参戦し、年間ランキングは8位となった。

2008年にエストレはスポーツカーレースへの転向を果たした。前年から引き続きグラフ・レーシングに所属したものの、参戦シリーズをポルシェ・カレラカップ・フランスに切り替え、最終ラウンドであるマニクールでの勝利を含む5度の表彰台を獲得してランキング5位となった。

2009年からはSofrev ASPに移籍してポルシェ・カレラカップ・フランスに参戦した。2010年にはフレデリック・マコヴィッキィとタイトル争いを展開し、2ポイント差のランキング2位となった。

ASイベントに移籍した2011年には12戦中10勝という成績で念願のポルシェ・カレラカップ・フランスのタイトルを獲得した。また、この年にはアテンプト・レーシングからポルシェ・スーパーカップにも参戦を始めている。翌年以降は同チームから、ポルシェ・スーパーカップに加えてポルシェ・カレラカップ・ドイツにも参戦し、2013年には8勝を挙げてカレラカップ・ドイツの王者に輝いている。

同じく2013年にはFFSA GT選手権へのスポット参戦に加え、バクー市街地コースで行われたバクー・ワールドチャレンジにもヘクシス・レーシングから参戦した。予選レースで3位を獲得し、決勝レースではロブ・ベルのドライブ中にタイヤトラブルで大幅に後退したものの、エストレの追い上げで最終的に2位でフィニッシュした（接触に対するタイムペナルティをレース後に受け、3位に降格）^[1]。

グランドツーリング

マクラーレン（2014-16）

2014年1月、マクラーレンはエストレをファクトリードライバーとして起用することを発表した^[2]。エストレはアンディ・ソウセック、ケビン・コリュスと共にARTグランプリの99号車からブランパン耐久シリーズに参戦し^[3]、2度の表彰台を獲得してランキング8位となった。ドーア・モータースポーツより参戦したニュルブルクリンク24時間レースでは当時のレコードとなるタイムでポールポジションを獲得した^[4]。また、この年、パーク・プレイス・モータースポーツからポルシェ・911 GTアメリカを駆ってユナイテッド・スポーツカー選手権のGTDクラスにも参戦し、選手権でクラス31位となった。

2015年も引き続きブランパン耐久シリーズに参戦したが、ARTグランプリからフォン・ライアン・レーシングに移籍し、マシンも新投入されたマクラーレン・650Sへと変わった。ブランパン・スプリントシリーズにもロブ・ベルとのコンビでアテンプト・レーシングから参戦した。このうち、耐久シリーズでは第2戦シルバーストーンと第5戦ニュルブルクリンクで優勝し、ランキング4位となった。

同年にはオーク・レーシングのLMP2マシンを駆ってル・マン24時間レースにも初挑戦したほか^[5]、FIA 世界耐久選手権（WEC）のスパラウンドに、レギュラードライバーの代役としてポルシェ・チーム・マンタイから出走し、3位入賞を果たしている^[6]。

ポルシェ（2016-）

エストレは2016年にマクラーレンを離れ、ポルシェのファクトリードライバーとなった^[7]。この年、エストレは主にKÜS TEAM75 ベルンハルトからADAC GTマスターズの後半戦に参戦し、デビッド・ヤーンのタイトル争いをサポートしたほか、ル・マンやデイトナといった長距離レースにおいてポルシェのワークスチームの第三ドライバーを務めた。

2018年のル・マン24時間レースで使用したヘルメット

2017年、エストレは当初、ローレンス・ヴァントールと共にユナイテッド・スポーツカー選手権に参戦することとなっていたが、フェラーリから移ったジャンマリア・ブルーニが移籍に伴い設けられた契約条項のために同年のWEC参戦が不可能となったため、その代役として3月にマンタイ・レーシングがオペレーションを行うポルシェ・GTチームからの参戦が発表された^[8]。この年、エストレはミカエル・クリステンセンと共に92号車をドライブした。随所で速さを見せたものの、新投入されたポルシェ・911 RSRのトラブルに悩まされることも多く、表彰台を3度獲得するにとどまった。

2018年も同様の体制でWECに参戦した^[9]。同年のル・マン24時間レースではポルシェの創業70周年を記念し、1971年のル・マン24時間レースに参戦したポルシェ・917/20「ピンク・ピッグ」を模したカラーリングのマシンをクリステンセン、ヴァントールとドライブした^[10]。決勝では予選2番手からスタートし、序盤のセーフティカー導入で得たマージンを活かしてそのままクラス優勝を達成した^[11]。ル・マンと第4戦富士での勝利を含め、92号車は5連続を含む6度の表彰台を獲得し、変則的なスケジュールとなった2018-19年シーズンのGTE Proクラスのチャンピオンに輝いた。

2019年にはマンタイ・レーシングから参戦したニュルブルクリンク24時間レースでヴァントール、クリステンセン、アール・バンバーと共に911号車に乗り込み、レースの大半に渡って首位争いを展開した^[12]（2位でレースを終えた後、技術規定違反で失格^[13]）。GPXレーシングから参戦したスパ24時間レースではクリステンセン、リヒャルト・リーツと共に雨で波乱が続いたレースを制した^[14]。

2021年、クリステンセンがフォクトリードライバーから外れたことに伴い、WECでのチームメイトがフォーミュラEに参戦していたニール・ジャニに変更になった^[15]。ニュルブルクリンク24時間レースでは11番手スタートから自身のドライブで4周目に首位に浮上し、悪天候のため史上最短となったレースを制した^[16]。

レース戦績

ポルシェカップ

ポルシェ・スーパーカップ

年	チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	順位	ポイント
2011年	アテンプト・レーシング	IST 8	CAT 4	MON Ret	NÜR 5	SIL 4	NÜR Ret	HUN 5	SPA 9	MNZ 1	YMC 3	YMC 2	7位	127
2012年	エルメス・アテンプト・レーシング	BHR 9	BHR 4	MON 2	VAL 8	SIL 6	HOC 3	HUN 1	HUN 5	SPA 4	MNZ 2		2位	139
2013年	アテンプト・レーシング	CAT DNS	MON 6	SIL 6	NÜR 3	HUN 4	SPA 7	MNZ 3	YMC 5	YMC 2			4位	107
2014年	マクグレガー・パワード・バイ・アテンプト・レーシング	CAT	MON	SPL	SIL 11	HOC 3	HUN	SPA	MNZ Ret	COA	COA		17位	21

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ (key)。

ポルシェ・カレラカップ・ドイツ

年	チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	順位	ポイント
2011年	エルメス・アテンプト・レーシング	HOC	ZAN	SPL	LAU	NÜR	NOR 10	NÜR	OSC	HOC 13									22位	6
2012年		HOC 1 Ret	HOC 2 2	LAU 1 4	LAU 2 2	NÜR 1 1	SPL 1 2	SPL 2 2	NOR 1 Ret	NOR 2 2	NÜR 1 DSQ	NÜR 2 DSQ	ZAN 1 4	ZAN 2 Ret	OSC 1 4	OSC 2 Ret	HOC 1 2	HOC 2 2	4位	181
2013年		HOC 1 1	HOC 2 1	NÜR 1 4	SPL 1 1	SPL 2 1	LAU 1 1	LAU 2 Ret	NOR 1 1	NOR 2 13	NÜR 1 9	NÜR 2 3	OSC 1 1	OSC 2 1	ZAN 1 Ret	ZAN 2 9	HOC 1 2	HOC 2 1	1位	249

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ (key)。

グランドツーリング

ADAC GTマスターズ

年	チーム	車両	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	順位	ポイント
2010年	ミュールナー・モータースポーツ	ポルシェ・911 GT3 R	OSC 1 2	OSC 2 Ret	SAC 1	SAC 2	HOC 1	HOC 2	ASS 1	ASS 2	LAU 1	LAU 2	NÜR 1	NÜR 2	OSC 1	OSC 2			21位	8
2014年	GW ITレーシング・チーム・シュルツ・モータースポーツ	ポルシェ・911 GT3 R	OSC 1	OSC 2	ZAN 1 1	ZAN 2 1	LAU 1	LAU 2	RBR 1	RBR 2	SVK 1	SVK 2	NÜR 1	NÜR 2	SAC 1	SAC 2	HOC 1	HOC 2	18位	50
2016年	KÜS TEAM75 ベルンハルト		OSC 1	OSC 2	SAC 1	SAC 2	LAU 1	LAU 2	RBR 1 1	RBR 2 5	NÜR 1 1	NÜR 2 3	ZAN 1 1	ZAN 2 Ret	HOC 1 1	HOC 2 2			4位	143
2018年			OSC 1 13	OSC 2 7	MST 1 12	MST 2 Ret	RBR 1 4	RBR 2 Ret	NÜR 1 5	NÜR 2 8	ZAN 1	ZAN 2	SAC 1 DSQ	SAC 2 5	HOC 1 9	HOC 2 6			11位	52

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

FIA GTシリーズ/ブランパンGTシリーズ・スプリントカップ

年	チーム	車両	クラス	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	順位	ポイント
2013年	エクシス・レーシング	マクラーレン・MP4-12C GT3	Pro	NOG QR	NOG CR	ZOL QR	ZOL CR	ZAN QR	ZAN QR	SVK QR	SVK CR	NAV QR	NAV CR	BAK QR 3	BAK CR 3			NC†	0†
2014年	ブーツェン・ジニオン		Pro	NOG QR	NOG CR	BRH QR	BRH CR	ZAN QR	ZAN CR	SVK QR	SVK CR	ALG QR	ALG CR	ZOL QR	ZOL CR	BAK QR 21	BAK CR 18	NC	0
2015年	アテンプト・レーシング	マクラーレン・650S GT3	Pro	NOG QR 12	NOG CR 13	BRH QR 5	BRH CR 3	ZOL QR Ret	ZOL CR Ret	MOS QR 6	MOS CR 9	ALG QR	ALG CR	MIS QR	MIS CR	ZAN QR	ZAN CR	16位	22
2017年		ポルシェ・911 GT3 R	Pro	MIS QR	MIS CR	BRH QR	BRH CR	ZOL QR	ZOL CR	HUN QR 16	HUN CR 19	NÜR QR	NÜR CR					31位	1

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
• ^† ゲストドライバーとして参戦したため、ポイントの獲得は認められない。

GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・耐久カップ

年	チーム	車両	クラス	1	2	3	4	5	順位	ポイント
2014年	ARTグランプリ	マクラーレン・MP4-12C GT3	Pro	MNZ 3	SIL 2	LEC Ret	SPA Ret	NÜR 4	8位	48
2015年	フォン・ライアン・レーシング	マクラーレン・650S GT3	Pro	MNZ 16	SIL 1	LEC Ret	SPA 29	NÜR 1	4位	54
2016年	アテンプト・レーシング	ポルシェ・911 GT3 R	Pro-Am	MNZ	SIL	LEC	SPA Ret	CAT	NC	0
2017年	KÜS TEAM75 ベルンハルト		Pro	MNZ	SIL	LEC	SPA 4	CAT	22位	12
2019年	GPXレーシング		Pro	MNZ	SIL	LEC	SPA 1	CAT	6位	25
2020年	KCMG		Pro	IMO	NÜR	SPA 13	LEC		33位	2
2021年	ルトロニク・レーシング		Pro	MNZ	LEC	SPA Ret	NÜR	CAT	NC	0

(key)

ピレリ・ワールドチャレンジ

年	チーム	使用車両	クラス	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	18	19	20	順位	ポイント
2015年	K-PAX・レーシング	マクラーレン・650S GT3	GT	COA 1 4	COA 2 1	STP 1 5	STP 2 3	LBH 1 26	BAR 1 29	BAR 2 1	MOS 1 2	MOS 2 6	DET 1 1	ELK 1 20	ELK 2 23	ELK 3 20	MDO 1 6	MDO 2 6	UTA 1	UTA 2	SNM 1 1	SNM 2 2	LGA 1 13	5位	1426

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

インターコンチネンタルGTチャレンジ

年	メーカー	車両	クラス	1	2	3	4	5	順位	ポイント
2017年	ポルシェ	ポルシェ・911 GT3 R	Pro	BAT Ret	SPA 4	LAG			10位	12
2018年			Pro	BAT 5	SPA	SUZ 11	LAG		19位	11
2019年			Pro	BAT Ret	LAG	SPA 1	SUZ	KYA 3	11位	40
2020年			Pro	BAT	IMS	SPA 11	KYA 7		18位	6

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

スパ・フランコルシャン24時間レース

スパ24時間レース 結果
年	チーム	コ・ドライバー	使用車両	クラス	周回	順位	クラス 順位
2014年	ARTグランプリ	アンディ・ソウセック ケビン・コリュス	マクラーレン・MP4-12C GT3	Pro	136	DNF	DNF
2015年	フォン・ライアン・レーシング	ロブ・ベル シェン・ヴァン・ギスバーゲン	マクラーレン・650S GT3	Pro	457	29位	13位
2016年	アテンプト・レーシング	ニコラ・アルミンド ユルゲン・ハリンク クレメント・マテュー	ポルシェ・911 GT3 R	Pro-Am	33	DNF	DNF
2017年	KÜS TEAM75 ベルンハルト	ローレンス・ヴァントール ミカエル・クリステンセン		Pro	546	4位	4位
2019年	GPXレーシング	リヒャルト・リーツ ミカエル・クリステンセン		Pro	363	1位	1位
2020年	KCMG	リヒャルト・リーツ ミカエル・クリステンセン		Pro	522	13位	13位
2021年	ルトロニク・レーシング	リヒャルト・リーツ スヴェン・ミューラー		Pro	9	DNF	DNF
2022年	GPX・マルティニ・レーシング	リヒャルト・リーツ ミカエル・クリステンセン		Pro	221	DNF	DNF
2023年	マンタイ・EMA	ローレンス・ヴァントール ジュリアン・アンドローエル		Pro	537	4位	4位
2024年	ハブオート・レーシング	ローレンス・ヴァントール パトリック・ピレ		Pro	88	DNF	DNF

ニュルブルクリンク24時間レース

ニュルブルクリンク24時間レース 結果
年	チーム	コ・ドライバー	車	クラス	周回	順位	クラス 順位
2014年	ドーア・モータースポーツ	ピーター・コックス ティム・ミュレン サッシャ・ベルト	マクラーレン・MP4-12C GT3	SP9 GT3	48	DNF	DNF
2016年	マンタイ・レーシング	アール・バンバー ニック・タンディ パトリック・ピレ	ポルシェ・911 GT3 R	SP9	1	DNF	DNF
2018年		アール・バンバー ローレンス・ヴァントール ロマン・デュマ		SP9	66	DNF	DNF
2019年		アール・バンバー ローレンス・ヴァントール ミカエル・クリステンセン		SP9	156	DSQ	DSQ
2021年		ミカエル・クリステンセン マッテオ・カイローリ		SP9 Pro	59	1位	1位
2022年		ミカエル・クリステンセン ローレンス・ヴァントール フレデリック・マコヴィッキィ		SP9 Pro	22	DNF	DNF
2023年	マンタイ・EMA	ミカエル・クリステンセン フレデリック・マコヴィッキィ トーマス・プレイニング		SP9 Pro	62	DNF	DNF

バサースト12時間レース

バサースト12時間レース 結果
年	チーム	コ・ドライバー	使用車両	クラス	周回	順位	クラス 順位
2015年	ケルティック・レーシング	クラーク・クイン トニー・クイン	マクラーレン・MP4-12C GT3	AA	80	DNF	DNF
2017年	ウォーキンショー・GT3レーシング	アール・バンバー ローレンス・ヴァントール	ポルシェ・911 GT3 R	APP	44	DNF	DNF
2018年	クラフトバンブー・レーシング	アール・バンバー ローレンス・ヴァントール		APP	271	5位	3位
2019年	コンペティション・モータースポーツ	デビッド・カルバート＝ジョーンズ ジャクソン・エバンス		APA	37	DNF	DNF

スポーツカー

ユナイテッド・スポーツカー選手権

年	チーム	使用車両	クラス	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	順位	ポイント
2014年	パーク・プレイス・モータースポーツ	ポルシェ・911 GTアメリカ	GTD	DAY 13	SEB 17	LGA 9	DET 18	WGL	MOS 2	IMS	ELK 10	VIR 17	CTA	PET 13	28位	76
2015年			GTD	DAY 16	SEB	LGA	DET	WGL	LIM	ELK	VIR	CTA	PET		56位	1
2016年	ポルシェ・GTチーム	ポルシェ・911 RSR	GTLM	DAY 8	SEB 10	LBH	LGA	WGL	MOS	LIM	ELK	VIR	CTA	PET	23位	46
2017年			GTLM	DAY 6	SEB 8	LBH 3	CTA	WGL	MOS	LIM	ELK	VIR	LGA	PET	14位	78
2021年	ウェザーテック・レーシング	ポルシェ・911 RSR-19	GTLM	DAY 6	SEB	DET	WGL	WGL	LIM	ELK	LGA	LBH	VIR 3	PET 2	9位	958

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ (key)。

FIA 世界耐久選手権

年	チーム	使用車両	クラス	1	2	3	4	5	6	7	8	9	順位	ポイント
2015年	ポルシェ AG・チーム・マンタイ	ポルシェ・911 RSR	LMGTE Pro	SIL	SPA 3	LMN	NÜR	COA	FSW	SHA	BHR		16位	15
2016年	アブダビ・プロトン・レーシング		LMGTE Am	SIL	SPA	LMN	NÜR	MEX	COA 5	FSW	SHA	BHR	17位	10
2017年	ポルシェ・GTチーム		LMGTE Pro	SIL Ret	SPA 6	LMN Ret	NÜR 3	MEX 5	COA 2	FSW 3	SHA Ret	BHR Ret	11位	67
2018-19年			LMGTE Pro	SPA 2	LMN 1	SIL 3	FSW 1	SHA 3	SEB 5	SPA 3	LMN 5		1位	155
2019-20年		ポルシェ・911 RSR-19	LMGTE Pro	SIL 2	FSW 2	SHA 2	BHR 7	COA 2	SPA 1	LMN 11	BHR 1		3位	148
2021年			LMGTE Pro	SPA 1	POR 3	MNZ 1	LMN 2	BHR 1	BHR 2				2位	166
2022年			LMGTE Pro	SEB 1	SPA 2	LMN 4	MNZ 4	FSW 3	BHR 3				2位	132
2023年	ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ	ポルシェ・963	ハイパーカー	SEB 6	POR 3	SPA Ret	LMN 8	MNZ 7	FSW 3	BHR 5			6位	71
2024年			ハイパーカー	QAT 1	IMO 2	SPA 2	LMN 4	SÃO 2	COA 6	FSW 1	BHR 10		1位	152

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
• ^* : 今シーズンの順位。（現時点）

ル・マン24時間レース

ル・マン24時間レース 結果
年	チーム	コ・ドライバー	使用車両	クラス	周回	順位	クラス 順位
2015年	オーク・レーシング	クリス・カミング ローレンス・ヴァントール	リジェ・JS P2-ホンダ	LMP2	329	DNF	DNF
2016年	ポルシェ・モータースポーツ	パトリック・ピレ ニック・タンディ	ポルシェ・911 RSR	GTE Pro	135	DNF	DNF
2017年	ポルシェ・GTチーム	ミカエル・クリステンセン ディルク・ヴェルナー		GTE Pro	179	DNF	DNF
2018年		ミカエル・クリステンセン ローレンス・ヴァントール		GTE Pro	344	15位	1位
2019年		ミカエル・クリステンセン ローレンス・ヴァントール		GTE Pro	337	29位	9位
2020年		ミカエル・クリステンセン ローレンス・ヴァントール	ポルシェ・911 RSR-19	GTE Pro	331	35位	6位
2021年		ニール・ジャニ ミカエル・クリステンセン		GTE Pro	344	22位	3位
2022年		ミカエル・クリステンセン ローレンス・ヴァントール		GTE Pro	348	31位	4位
2023年	ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ	アンドレ・ロッテラー ローレンス・ヴァントール	ポルシェ・963	ハイパーカー	320	20位	11位
2024年		アンドレ・ロッテラー ローレンス・ヴァントール		ハイパーカー	311	4位	4位

デイトナ24時間レース

デイトナ24時間レース 結果
年	チーム	コ・ドライバー	使用車両	クラス	周回	順位	クラス 順位
2012年	TRG	クリス・カミング ベン・キーティング ダミアン・フォークナー カルロス・ゴメス	ポルシェ・911 GT3 Cup	GT	640	37位	24位
2013年	ミュールナー・モータースポーツ・アメリカ	マーク・トマス ノルベルト・ジードラー		GT	228	DNF	DNF
2014年	パーク・プレイス・モータースポーツ	パトリック・リンゼイ コナー・デ・フィリッピ ジェイソン・ハート マイク・ヴェス	ポルシェ・911 GTアメリカ	GTD	645	32位	13位
2015年		パトリック・リンゼイ スペンサー・パンペリー ネルソン・カナケーJr.		GTD	532	DNF	DNF
2016年	ポルシェ・GTチーム	パトリック・ピレ ニック・タンディ	ポルシェ・911 RSR	GTLM	687	33位	8位
2017年		ローレンス・ヴァントール リヒャルト・リーツ		GTLM	652	10位	6位
2021年	ウェザーテック・レーシング	ジャンマリア・ブルーニ リヒャルト・リーツ クーパー・マクニール	ポルシェ・911 RSR-19	GTLM	760	17位	6位
2023年	ライト・モータースポーツ	アラン・ブリニョルフソン トレント・ハインドマン マックス・ルーツ	ポルシェ・911 GT3 R	GTD	719	33位	11位