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シャ乱Q
日本のロックバンド ウィキペディアから
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シャ乱Q(しゃらんキュー)は、日本のロックバンド。大阪府出身者で結成された。
所属事務所はアップフロントプロモーション(旧:アップフロントエージェンシー)だったが、現在シャ乱Qとしては、アップフロントプロモーションの親会社・アップフロントグループの社内カンパニー・アップフロントエージェンシー社(アップフロントプロモーションとは別会社を前身とする)に、また各メンバーはそれぞれ別の系列事務所に所属している。
レコード会社は、活動休止前までの所属はBMGファンハウス(旧:BMGビクター→BMGジャパン、現:ソニー・ミュージックレーベルズ)だったが、2006年の活動再開から2014年の活動再休止まではアップフロントグループの機能子会社であるアップフロントワークス(zetimaレーベル)に所属していた。
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メンバー
- つんく♂(旧名・つんく、1968年10月29日 - )(56歳)
- ボーカル、アコースティック・ギター、作詞、作曲担当。
- はたけ(1968年8月17日 - )(56歳)
- まこと(1968年12月31日 - )(56歳)
- ドラムス、作詞担当。
- たいせい(旧名・たいせー、1969年11月29日 - )(55歳)
旧メンバー
来歴
- 1988年
- 12月、近畿大学の学生を中心とした5人で結成[注 1]。「シャ乱Q」の名前は、メンバーが所属していたアマチュアバンドの名前「シャッターズ」(しゅう、まことが所属)「RAM(乱)」(つんく、しゅう、たいせーが所属)「QP(キューピー)」(はたけが所属)を寄せ集めたもの[1]。当初は「シャ乱P」という名前にする予定だったが、女性お笑いコンビ・おきゃんぴーを連想させるとして「シャ乱Q」となった。
- 1990年
- 関西のアマチュアバンドとともに「すっぽんファミリー」を結成し、大阪城公園にてストリートライブを始めた。かつて東京原宿に存在した歩行者天国「ホコ天」に集中し、通称「城天(しろてん)」という。
- 1992年
- 7月にメジャーデビュー。所属事務所を巡って多くの芸能事務所が争奪戦を繰り広げたが、最終的にアップフロントエージェンシーが選ばれた。後につんくが語ったところによると、アップフロント入りには「KAN(1991年の第33回日本レコード大賞受賞者)が所属している」ことが決め手となったという。しかし、デビュー後長らく低迷期が続いた。
- 1994年
- 「これが売れなければ最後」と意気込んだ「上・京・物・語」が、ラジオへの必死の売り込みが功を奏し、スマッシュヒット。同年の「シングルベッド」がロングセラーとなりミリオンセールスを記録。地元・関西のABCラジオ、OBCの番組では「シングルベッド」以前の楽曲は一切オンエアされなかったが、これはつんくが「MBSヤングタウン」でパーソナリティーを務めていたためで、またMBSラジオでパーソナリティーをやっているアーティストの楽曲はABC、OBCでは排除されるという暗黙の了解があったためである。一方関西圏のFM局ではオンエアされていた。
- 1995年
- ミリオン作「ズルい女」で大ブレイク。関西発バンドの第一人者となった。「My Babe 君が眠るまで」、アルバム「勝負師(ギャンブラー)」もミリオンを記録(シャ乱Qのアルバムとしては、初のミリオンヒット)。「ズルい女」で「全日本有線放送大賞」グランプリを受賞し、同じく「ズルい女」で第46回NHK紅白歌合戦にトップバッターとして初出場した。
- ライブや音楽番組への出演を精力的に行い、軽妙なトークが受け「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」では、つんくが「浜田雅功に頭をどつかれると売れる法則」を提唱した。
- 1996年
- シングル「いいわけ」、アルバム「シングルベスト10 おまけつき」がミリオンヒットを記録。シングル「涙の影」、アルバム「GOLDEN Q」がオリコン週間1位を獲得。8月にライブツアー'96夏の乱「桃色頂上作戦」を開催し、他のライブツアー含めると年間通して8日間の日本武道館公演を開催した。
- 10月には話題となっていた派手なステージ衣装(約2,500万円)が盗難にあう。
- 2年連続で「全日本有線放送大賞」グランプリを受賞し、「いいわけ」で「第47回NHK紅白歌合戦」に2年連続出場した。
- 1997年
- 3月に大阪ドーム完成記念「シャ乱Q凱旋コンサート」を開催したほか、メンバーのしゅう、たいせー、まことがユニット「スーパー!?テンションズ」を結成し、CDリリースやテレビ出演などの展開を行った。
- 主演映画「シャ乱Qの演歌の花道」が公開され、映画主題歌「パワーソング」で「第48回NHK紅白歌合戦」に3年連続3回目の出場。また、オーディション番組ASAYANにてプロデュース活動を開始した。
- 1998年
- プロデュース活動として、はたけは平家みちよ、つんくはモーニング娘。を担当した。
- 12月、しゅうが同棲中だった未成年女性への暴行を起こし書類送検。決まっていたメディア露出は4人で行われた。後日、脱退を正式発表し、メンバー内のユニット「スーパー!?テンションズ」も解散した。
- 1999年
- 「君は魔術士?」のリリースと10周年記念ライブは、急遽4人編成で行われ、以降の活動を白紙とし、メンバーは主にソロ活動を行った。
- 以降、つんくはソロ歌手及びモーニング娘。を始めとするハロー!プロジェクトのプロデューサーとして活動。はたけはHOUND DOGの鮫島秀樹らとともにRose of Roseを結成。たいせーとまことは、ボーカルに大西さちこを迎え、east cloudを結成した。
- 2000年
- 3月、「ラーメン大好き小池さんの唄」のリメイクである「新・ラーメン大好き小池さんの唄」をリリースし活動再開し、8月にはライブも開催した。アルバム制作中に音楽の方向性に違いが生じたこと、話し合った結果 12月に「休憩」と称した活動無期限休止を発表した。それ以来、活動再開後を含んでTVガイドタレント名鑑は少年隊同様、グループとしてではなく、個々で表記している。
- 2001年 - 2004年
- つんくはプロデュース活動や、バンド「THE つんくビ♂ト」を結成したり、セルフカバー曲を中心としたソロ活動を展開し、2001年に芸能活動の際のクレジットを「つんく♂」に改名している。
- はたけはギタリストやプロデュース業を継続し、まことはドラマー活動と並行してハロプロのコンサートの司会などの活動、たいせーはタレントとして、それぞれソロ活動を行った。
- 2005年
- 12月、つんく♂のクリスマスディナーショーにて、つんくから「来年秋頃に再始動」と活動再開が発表された。事務所の先輩である堀内孝雄から促され、メンバーや関係者との話し合いで決意したとしている。
- 2006年
- 4月2日、エプソン 品川アクアスタジアムにて行われたイルカショーにて、同施設の1周年の祝賀イベントにメンバー全員が集結した。
- 記者会見を開き、シャ乱Qの活動再開の発表に加えて、たいせーが「たいせい」に改名することを発表した。同月放送の「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」にて活動休止後初のテレビ出演。10月には約6年ぶりとなるライブを敢行し、11月にはモーニング娘。のカバー曲を活動再開後初のシングルとして発表し、12月にはディナーショーを行った。
- 2007年
- 表立ったバンド活動は、テレビ番組に何本か出演した以外は、12月にクリスマスディナーショーを行い、第49回日本レコード大賞で『ズルい女』を披露したのみであった。
- 2008年
- 8月にディナーショーを開催。同年12月、DVDつきベストアルバムを発表し、日本武道館にて約6時間にもおよぶ「シャ乱Q結成20周年記念フェスティバル」を開催した。KAN、黒澤健一、森高千里、五木ひろし、ハロプロなどゆかりのゲスト総勢25組59人が応援に駆けつけた。また、音源化未定の新曲「愛するということ」を発表した。
- 2009年
- 結成20周年となったが、3月に公式ファンクラブ「CLUB QUE」が、つんく♂独自のファンクラブ「天然音泉」の立ち上げに伴い解散した。
- 12月、庄司智春と藤本美貴の結婚式にてメンバー全員が久々に顔を合わせた。
- 2010年
- 前年と同様、目立った活動は行われなかった。12月、企画盤のベストアルバムをリリース。
- 2011年
- 東日本大震災が起きたことを受けて、久しぶりにメンバー4人が集結し、当バンド含むアップフロントグループ所属タレントによるプロジェクトでKANの「愛は勝つ」を歌った。
- この曲は配信限定楽曲でメンバー全員が参加したものであり、はたけのみボーカルではなくギターを演奏している。
- 2013年
- 結成25周年を迎え、東京都渋谷区のライブハウス「Shibuya eggman」でメンバー4人が記者会見を行い、本格的な再始動を発表。7年ぶりとなるライブツアーの実施や、代表曲「シングルベッド」を再レコーディングすることなどが発表された[2]。
- 7月17日に約6年半ぶりにセルフカバーシングル「シングルベッド」をリリースした。
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受賞歴・主な記録
- 1991年
- 第2回NHK-BSヤングバトル全国大会 グランプリ(ラーメン大好き小池さんの唄)
- 1995年
- 第28回全日本有線放送大賞グランプリ(ズルい女)
- 第37回日本レコード大賞 優秀作品賞&編曲賞(ズルい女)
- 第28回日本有線大賞 有線音楽優秀賞(ポップス部門)&最多リクエスト歌手賞(ズルい女)
- 1996年
- 第9回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主題歌賞(『いいわけ』、ドラマ『Age,35 恋しくて』主題歌)[9][10]
- 第29回全日本有線放送大賞グランプリ(涙の影)
- 第38回日本レコード大賞 優秀作品賞&編曲賞(いいわけ)
- 第29回日本有線大賞 有線音楽優秀賞(ポップス部門)&最多リクエスト歌手賞&グランプリ(涙の影)
- 1997年
- 第11回日本ゴールドディスク大賞 ベスト5アーティスト賞&アルバム賞(ポップス部門)「シングルベスト10★おまけつき★」
- ミリオンヒットシングル
- ズルい女、シングルベッド、いいわけ、My Babe 君が眠るまで
- ミリオンヒットアルバム
- シングルベスト10★おまけつき★、勝負師(ギャンブラー)
ディスコグラフィー
シングル
アルバム
オリジナルアルバム
ベストアルバム
サウンドトラック
VHS / DVD
- PV集
- ライブ
- その他
その他
- 愛は勝つ - 発起人である堀内孝雄、原曲を歌ったKAN(ピアノと兼任)、ハロー!プロジェクト、T-Pistonz+KMCらと共に「愛は勝つ シンガーズ」として参加。2011年6月22日発売。
参加作品
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タイアップ一覧
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テレビ出演
音楽番組
- HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP(フジテレビ) - 不定期出演
- うたばん(TBS) - 不定期出演
- ミュージックステーション(テレビ朝日) - 不定期出演
- FNS歌謡祭(フジテレビ)
- '94 FNS歌謡祭(1994年12月6日)
- '95 FNS歌謡祭(1995年12月5日)
- '96 FNS歌謡祭(1996年12月10日)
- '97 FNS歌謡祭(1997年12月11日)
- FNSうたの夏まつり(フジテレビ)
- 2013 FNSうたの夏まつり(2013年7月31日)
バラエティ番組
- スターどっきり(秘)報告(フジテレビ)
- ASAYAN(テレビ東京)
- とぶくすりZ(フジテレビ)
- めちゃ2イケてるッ!(フジテレビ)
- とんねるずのみなさんのおかげです(フジテレビ)
- 森田一義アワー 笑っていいとも!(フジテレビ)
- SMAP×SMAP(関西テレビ・フジテレビ)
- ダウンタウンのごっつええ感じ(フジテレビ)
- ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!(日本テレビ)
- おしゃれカンケイ(日本テレビ)
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NHK紅白歌合戦出場歴
- 注意点
- 出演順は「出演順/出場者数」で表す。
書籍
写真集
- シャ乱Q写真集<パート1>(アップフロントブックス 1996年4月)ISBN 978-4847024238
- 歌舞伎町DX (ソニーマガジンズ 1997年5月)ISBN 978-4789711852
脚注
関連項目
外部リンク
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