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ソウル交通公社5号線

ソウル特別市を走る地下鉄路線 ウィキペディアから

ソウル交通公社5号線
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ソウル交通公社5号線(ソウルこうつうこうしゃごごうせん)は、大韓民国ソウル特別市江西区にある傍花駅から京畿道河南市にある河南黔丹山駅までを結ぶ路線と、江東区にある江東駅から分岐してソウル特別市松坡区にある馬川駅までを結ぶ、ソウル交通公社が運営する鉄道路線である。韓国ではソウル地下鉄5号線と呼ばれている。旧ソウル特別市都市鉄道公社運営路線であり、第2期地下鉄として建設された。なお、建設の際コストを削減して建設されており、第1期地下鉄として建設された1~4号線とは異なり、トンネルの高さと車両の高さが低くなった[1]

概要 基本情報, 国 ...
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概要 ソウル交通公社5号線ソウル特別市都市鉄道公社5号線首都圏電鉄5号線, 各種表記 ...

ラインカラー。広域電鉄河南線と併せて首都圏電鉄5号線(首都圏地下鉄5号線)を構成する[2][3]

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路線データ

概要

市内と金浦国際空港を直接結ぶ路線であり、汝矣島も通り利便性は大変高い。江東駅からは二股に分かれている。永登浦区庁駅 - 東大門歴史文化公園駅 - 往十里駅間では、輸送力が飽和状態のソウル交通公社2号線のバイパス的要素の線となっているほか、金浦空港駅・汝矣島駅・オリンピック公園駅間では、ソウル市メトロ9号線と接続するが、9号線では急行運転が行われており、金浦空港駅 - オリンピック公園駅間の所要時間は9号線急行が約17分早く到着し、9号線一般停車の所要時間も5号線とほぼ大差ない[4]。また、金浦空港駅と孔徳駅では空港鉄道と接続するが、所要時間は空港鉄道が圧倒的に早い。

2025年現在では、傍花駅から西方面の仁川広域市黔丹北部地区・京畿道金浦市に延伸する計画と、河南黔丹山駅から東方面の京義・中央線と接続する八堂駅まで延伸する計画が存在する。

なお傍花駅 - 汝矣島駅間・往十里駅 - 高徳駅間32kmの電気設備、駅設備、車両基地用設備、レール(引込線2.4kmを含む)、車両608両は、日本の海外経済協力基金 (OECF) による円借款で建設された[5]

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沿革

運転

傍花駅 - 河南線河南黔丹山傍花駅 - 馬川駅を交互に運行している。終電時間帯には途中駅止まりの列車も運行される。

傍花 - 江東

平日:朝ラッシュ時2分30秒 - 3分間隔、日中6分間隔、夕方3 - 4分間隔

江東 - 上一洞(河南黔丹山)・馬川

平日:朝ラッシュ時5 - 6分間隔、日中12分間隔、夕方6 - 8分間隔

車両

  • 5000系電車
    • 傍花車両事務所に38本304両・高徳車両事務所に38本304両、河南延長線(上一洞~河南黔丹山間)現代ロテム製新造車4編成、合計8両編成80本640両が在籍する。現在、旧型車両は新型車両の投入によって随時置き換えが進み、2028年までに76本すべてが完全に置き換えが完了する予定。

駅一覧

本線・河南線

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馬川支線

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その他

  • 開業当初、馬川支線(遁村洞 - 馬川)の駅番号は上一洞駅からの連番で554 - 560となっていたが、汝矣島 - 往十里間開業時にP549 - P555に改められた。
  • 麻谷駅2002年FIFAワールドカップの競技場候補地であることから予め駅を建設したものの、スタジアム建設が実現せず、駅周辺は農地で利用者が見込めないため未開業とされていたが、その後の開発により需要が増加したことから2008年6月20日より営業を開始した。
  • 漢江を橋ではなく地下トンネルで通過している(同様に通過する路線としては他に水仁・盆唐線がある)。

脚注

関連項目

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