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ティ・ジョイ
日本の映画興行会社 ウィキペディアから
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株式会社ティ・ジョイ(英: T-JOY CO.,LTD)は、東京都中央区銀座に本社を置くシネマコンプレックスの運営や映画の製作・配給などを行う企業。東映の完全子会社で、同社傘下のシネマコンプレックスチェーンとして、「T・ジョイ」「ブルク」「バルト」「ミッテ」の4つのブランドを中心に展開している[5][6]。
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概要
オープン当初からデジタルシネマシステム(DLP)を持つスクリーンを有しており[注 1]、衛星配信を用いて複数の映画館へデジタルデータで配給するシステムも導入されている。
映画興行事業とともに映画配給事業も主力事業としており、2003年には日本初となるライブビューイングも実施した[7]。
館内で販売される飲み物は、元々2011年夏頃まではコカ・コーラであったが、2023年現在は鹿児島ミッテ10を除いて基本的にペプシコーラを販売している。
子会社に、映画やテレビ番組などの映像コンテンツ・ゲームソフト・演劇・ビデオ等映像出版物の企画、製作、販売などを行う「アマゾンラテルナ」を持つ。
沿革
- 2000年 - 株式会社ティ・ジョイ設立。日本初のデジタルシネマ上映設備を整えたシネマコンプレックスとして事業開始。
- 2010年
- 4月13日 - 子会社のアマゾンとラテルナを経営統合し、株式会社アマゾンラテルナを設立。アマゾンラテルナが韓国のエンタテインメント最大手CJ ENMと合併会社CJ Entertainment Japanを設立。ティ・ジョイもCJ ENMと業務提携を開始[8]。
- 7月10日 - ディズニー、ピクサー、ドルビーの協力のもと、『トイ・ストーリー3』の公開に合わせて、運営する全15劇場にドルビーサラウンド7.1chを導入[9]。
- 8月26日 - 日本初となる、運営する全劇場の全スクリーンの完全デジタルシネマ化を完了[10]。
- 9月1日 - 東映とセガサミーグループの共同出資会社シーズ・シネマズ[11]との共同事業体として開館した「エクスワイジー・シネマズ蘇我」が同社の解散によりティ・ジョイ単独運営となり「T・ジョイ蘇我」に変更。
- 2011年 - 中国の映画会社ゴールデン・ハーベストとの業務提携を発表[12]。
- 2013年7月12日 - 日本初となる、座席予約が可能なスマートフォンアプリ「キネパス」をリリース[13]。
- 2016年
- 4月1日 - プリンスホテルとシネコン事業で提携し、T・ジョイ大泉と品川プリンスシネマの2館をそれぞれ「T・ジョイSEIBU大泉」・「T・ジョイPRINCE品川」に改称した上で、西武リアルティソリューションズ(現・西武不動産)との共同運営に移行[14][15]。
- 7月1日 - 同社初の「IMAXデジタルシアター」をPRINCE品川と横浜ブルク13に導入。
- 2017年 - 同社独自規格プレミアムシアター「T-LEX(ティ・レックス)」をT・ジョイ久留米に初導入。
- 2018年
- 3月21日 - 同社初の「MX4D」を広島バルト11に導入。
- 11月23日 - 「Dolby Cinema®」をT・ジョイ博多に日本国内初導入[16]。
- 2023年
- 2025年
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設備・サービス
2024年10月現在の情報となる。
インターネットチケット予約システム・予約公式アプリ
パソコンまたはスマートフォンを使い、ティ・ジョイ予約公式サイト「KINEZO」または、公式アプリ「キネパス」内で映画チケットの予約・購入ができるシステム[20]。
KINEZO会員またはamazon.co.jp会員から予約可能で、鑑賞日の2日前の午前0時から予約することができる[20][21][22]。
チケットは予約番号と発券用パスワードの入力による紙チケットの発行、もしくは紙チケットを発行せずiOS、Androidのスマートフォンを使用してKINEZOのチケット購入サイト内およびキネパスのアプリ内にて表示した会員QRコード画面、またはKINEZO券売機で登録したスマートフォンに搭載のFeliCa、もしくは交通系ICカードや電子マネーなどの決済カード(Suica、ICOCA、SUGOCA、ID、QUICPay、WAON、楽天Edy、nanaco)をかざしての入場が可能である[23][20]。
支払いはクレジットカードの他に、現金(あとから決済)、U-NEXTポイント・モバイルSuica・Amazon Payが利用可能[20][21][24]。
劇場一覧
- T・ジョイ蘇我
- 新宿バルト9
- T・ジョイ横浜
- 横浜ブルク13
- T・ジョイ新潟万代
- T・ジョイ長岡
- T・ジョイ京都
- T・ジョイ梅田
- 広島バルト11
- T・ジョイ博多
- 鹿児島ミッテ10
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他社との共同経営劇場
- T・ジョイ稚内
- 稚内市中央3丁目6-1、キタカラ 2階 <3スクリーン、2010年6月12日開館>
- ティ・ジョイ、最北シネマ株式会社共同事業体。日本最北端に位置する映画館であることから、鑑賞チケットに「最北の映画館へようこそ」と記されている。3スクリーン・250席とティ・ジョイの系列館としては最小規模であるものの、シアター1とシアター3はティ・ジョイ唯一となる円偏光方式の3D設備であるRealDに対応している。一方でKINEZOは非導入。
- 札幌シネマフロンティア
- 札幌市中央区北5条西2丁目5 JRタワー・札幌ステラプレイス 7階 <12スクリーン、2003年2月22日開館>
- TOHOシネマズ、松竹マルチプレックスシアターズ、ティ・ジョイ共同事業体。運営は、札幌シネマフロンティア株式会社(東宝、松竹、ティ・ジョイ共同出資会社)→TOHOシネマズ。
- 大阪ステーションシティシネマ
- 大阪市北区梅田3-1-3、大阪ステーションシティ ノースゲートビルディング 11階 <12スクリーン、2011年5月4日開館>
- 松竹マルチプレックスシアターズ、TOHOシネマズ、ティ・ジョイ共同事業体。かつて存在していた「梅田ピカデリー1・2・3・4」(2011年1月16日閉館)の事実上の後継映画館であり、運営も松竹マルチプレックスシアターズが行っている。
- なんばパークスシネマ
- 大阪市浪速区難波中2-10-70、なんばパークス 8階 <11スクリーン、2007年4月19日開館>
- 松竹マルチプレックスシアターズ、ティ・ジョイ共同事業体。運営は松竹マルチプレックスシアターズ。
- T・ジョイ稚内
- 札幌シネマフロンティア
- 大阪ステーションシティシネマ
- なんばバークスシネマ
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映画配給部門
主な配給作品
2000年代
2010年代
2020年代
- 囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather
- その声のあなたへ
- 静かなるドン
- 阪神タイガース THE MOVIE2023 -栄光のARE-
- 共に生きる 書家金澤翔子(ナカチカピクチャーズが配給、当社が配給協力としてそれぞれ製作参加)[31]
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関連会社
出典:[32]
- AMAZONLATERNA
- 主要パートナー企業
- 東映 - 親会社。当社としては同社の連結子会社→完全子会社にあたる。
- 東急レクリエーション
- 武蔵野興業
- ティー ワイ リミテッド
- ティーズ
- アップフロントグループ
関連項目
脚注
外部リンク
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