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トゥザワールド

日本の競走馬 ウィキペディアから

トゥザワールド
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トゥザワールドは、日本競走馬である。馬名の意味は世界へ向かって。母のトゥザヴィクトリーより連想。主な勝ち鞍は2014年弥生賞。全兄に日経賞など重賞5勝、有馬記念3着2度の実績を持つ同馬主、同厩舎のトゥザグローリーがおり、同馬も2014年の有馬記念で9番人気ながら2着に好走している。

概要 トゥザワールド, 欧字表記 ...
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経歴

2歳(2013年)

9月28日阪神競馬場芝1800mの新馬戦川田将雅を鞍上にデビュー。前目の競馬となり、直線よく追い込むも逃げたバンドワゴンを捕らえきれず、6馬身差の2着に敗れた。10月、京都競馬場での未勝利戦は先に抜け出した馬をきっちり捕らえ、初勝利をあげた。11月、京都の500万下条件・黄菊賞では直線内から抜け出して2連勝となった。

3歳(2014年)

1月、3歳オープンの若駒ステークスは直線外目から抜け出して3連勝。重賞初挑戦となった3月の弥生賞では直線抜け出して、追い込んできたワンアンドオンリーとゴール前で並んだ体制になるも、ハナ差(4cm[3])制して4連勝、重賞初制覇となった。皐月賞は最後の直線でイスラボニータとの一騎討ちになるも2着に敗れた。日本ダービー(東京優駿)では、単勝オッズ3.9倍の2番人気を背負うが後方からの競馬となり5番枠を生かせず、弥生賞と異なり先行したワンアンドオンリーの5着に敗れた。秋はセントライト記念から始動しイスラボニータの2着。菊花賞では2番人気に支持されたものの、直線に入った頃にはすでに手応えがなくなっており、16着と大敗した[4]有馬記念では川田がエピファネイアに騎乗するため[5]、デビュー以来初めてウィリアム・ビュイックに乗り替わりとなった。末脚を伸ばし、9番人気ながら2着と好走した[6]

4歳(2015年)

オーストラリアに遠征。3月のザBMWに1番人気で出走、中団でレースを進め、4コーナーで大きく外を回って前に並びかけ、直線でハートネルと並んで脚を伸ばしたものの2着[7]。続く4月のクイーンエリザベスステークスに出走したが、12着と殿負けに終わった[8]。その後、右前脚に屈腱炎を発症、休養していたが10月19日に、所属するキャロットクラブのホームページで現役を引退することが発表された。引退後は北海道新冠町優駿スタリオンステーション種牡馬となる[2][9]

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種牡馬時代

2016年から種牡馬生活を開始。初年度は128頭の種付け数を集め、2年目101頭、3年目128頭と3年連続100頭以上を推移した[10]。2019年から産駒がデビューし、5月15日のフレッシュチャレンジでクロスワールドが勝利して産駒初勝利を飾り、7月7日の未勝利戦でメイショウナパワンが勝利してJRA初勝利を挙げた[11]。11月24日ガンバルンが黒潮ジュニアチャンピオンシップを勝利し、産駒重賞初勝利を挙げた。

2023年限りで種牡馬を引退、種牡馬引退後は北海道苫小牧市ノーザンホースパークで乗馬となった。2025年1月時点ではアルフレードサトノティターンとともに帯広畜産大学馬術部に繋養されていた[12]。なお、5月時点で名前が削除されており、現在の動向は不明。

主な産駒

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競走成績

さらに見る 競走日, 競馬場 ...

血統表

トゥザワールド血統(血統表の出典)[§ 1]
父系キングマンボ系
[§ 2]

キングカメハメハ
2001 鹿毛
父の父
Kingmambo
1990 鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
父の母
*マンファス
Manfath
1991 黒鹿毛
*ラストタイクーン *トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer

トゥザヴィクトリー
1996 鹿毛
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo
1969 黒鹿毛
Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well
1975 鹿毛
Understanding
Mountain Flower
母の母
*フェアリードール
1991 栗毛
Nureyev
1977
Northern Dancer
Special
Dream Deal
1986
Sharpen Up
Likely Exchange
母系(F-No.) フェアリードール(USA)系(FN:9-f) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer 5・5×4 = 12.5%、Nureyev 4×3 = 18.75% [§ 4]
出典
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同名馬

2002年産で父エルコンドルパサー、母アセマの血統の同名の牡馬がいた。こちらは中央で3戦0勝の成績に終わっている[21]

脚注

外部リンク

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