トップQs
タイムライン
チャット
視点
ドラマチック・サンデー
ウィキペディアから
Remove ads
ドラマチック・サンデー(DRAMATIC SUNDAY)は、フジテレビ系列で、2010年10月17日から2013年3月24日まで毎週日曜日の21:00 - 21:54(JST)に放送されていたフジテレビ制作のテレビドラマにおける放送枠の名称である。
概要
2010年10月より「秋改編の目玉」[1]と称し、同枠では関西テレビ制作の『日曜恐怖シリーズ』以来31年ぶりとなったドラマ枠[注 1][2]。
当枠ではキャッチコピーを『明日へのチカラ』として、家族が揃って「明日からまた仕事や学校を頑張ろう」と思えるような前向きな思いが込められた作品を編成していた。
花王の単独スポンサー番組(放送時間拡大の場合はこの限りではなかった)だった(遅れネットのテレビ大分では番組販売扱いのためスポンサー協賛無しだった)。中でも、『マルモのおきて』では花王の洗剤「アタックNeo」と番組のコラボレーションCMが番組内で放送された。
開始当初からハイビジョン方式での放送で、ステレオ放送と文字多重放送が実施されていたが、他のドラマ枠と異なり連動データ放送は未実施となっていた。
開始当初は視聴率は低迷していたが、『マルモのおきて』や『早海さんと呼ばれる日』[注 2]などのホームドラマで裏番組の『日曜劇場』に肉薄するまでに成長した[2]。しかし、2012年4月期の『家族のうた』は3%台とゴールデンタイムとしては異例の低視聴率を記録し、フジテレビでは明確な記録が残る1987年以降初めてとなる視聴率の低迷が原因での打ち切りとなった[2]。だが、ドラマの満足度は最高だった。
このため7月・夏季改編までのつなぎとして『早海さんと呼ばれる日』の続編(2回)が6月10日・17日に2週連続で放送された。(6月24日はほこ×たて3時間スペシャル)
上述の通り、2012年に入ってからは『日曜劇場』相手に視聴率で凌駕する作品もあった。
ビューティフルレインは裏の日曜劇場の番組サマーレスキューに平均視聴率で初勝利した。
2013年春改編に伴い、本ドラマ枠を廃止し、バラエティ番組が復活することになった。後番組は加藤浩次・高島彩出演の『テレビシャカイ実験 あすなろラボ』[3][4]。
なお、本ドラマの後継枠として、同年4月から水曜22時枠へ移動することになったが、2016年3月16日を以って廃枠になり、同年4月から再び3年ぶりに本ドラマ枠以来のドラマ枠が設けられるも、2017年9月10日を以って再び廃枠となり、以降は後継枠は設けられず同局におけるプライムタイムの連続ドラマ枠は3枠に減る事となった。
Remove ads
放送作品一覧
タイトル末尾の▲マークは共同テレビが制作した作品(この場合は「制作著作・共同テレビ、制作・フジテレビ」でクレジットされる)。その他、制作プロダクション名のない作品はフジテレビの局制作。(制作・フジテレビドラマ制作センター、制作著作・フジテレビ)
2010年
- パーフェクト・リポート▲(10月17日 - 12月19日、主演:松雪泰子)
2011年
2012年
- 早海さんと呼ばれる日▲(1月15日 - 3月18日、主演:松下奈緒)
- 家族のうた▲(4月15日 - 6月3日、主演:オダギリジョー)
- 早海さんと呼ばれる日スペシャル▲(6月10日 ・ 6月17日、主演:松下奈緒)
- ビューティフルレイン▲(7月1日 - 9月16日、主演:豊川悦司、芦田愛菜)
- TOKYOエアポート〜東京空港管制保安部〜(10月14日 - 12月23日、主演:深田恭子)
2013年
- dinner▲(1月13日 - 3月24日、主演:江口洋介)
Remove ads
ネット局
※テレビ宮崎(UMK)(NNN・ANNとのクロスネット局)は当初フジテレビ系列で唯一本放送枠を非ネットとしてきたが、3作目『マルモのおきて』を遅れネットで放送。後に、1作目『パーフェクト・リポート』も放送。
※山梨放送(YBS)(日本テレビ系列)は3作目『マルモのおきて』、1作目『パーフェクト・リポート』を遅れネットで放送。
※テレビ山口(tys)(TBS系列)は5作目『僕とスターの99日』、6作目『早海さんと呼ばれる日』、3作目『マルモのおきて』、8作目の『ビューティフルレイン』、9作目の『TOKYOエアポート〜東京空港管制保安部〜』を平日14時台に、最終作の『dinner』を平日15時台に、いずれも遅れネットで放送。
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads