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ネオジオカップ'98 〜THE ROAD TO THE VICTORY〜
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『ネオジオカップ'98 〜THE ROAD TO THE VICTORY〜』(英語: Neo Geo Cup '98: The Road to the Victory)は、SNKが発売したネオジオのサッカーゲーム。1998年に発売された。
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ゲームの特徴
要約
視点
『得点王3 栄光への挑戦』の焼き直しであり[4]、同作品のゲームシステムやグラフィックをそのまま踏襲している。しかし、ゲームデータは1998年W杯を控えた時期に発売された理由で、1998年W杯予選終了時のデータが反映されている。以下にゲームシステム上の特徴を記す。
- 十字キーまたはジョイスティックでドリブル。Aボタン:ショートパス・シュート(オフェンス)、スライディング(ディフェンス)。Bボタン:ロングパス(オフェンス)、タックル・ラフプレー(ディフェンス)。Cボタン:ショートキック(オフェンス)、選手切り替え(ディフェンス)。
- ネームエントリーあり。チーム選択後、3文字でアルファベット・.・&・!・アラビア数字(このソフトより導入)から20カウント以内に選択が可能。
- チームの能力を8つの方法によってパワーアップさせる事が出来る。強化方法は、全体強化(FULL TEAM-POWER UP),攻撃力強化(ATTACK POWER UP),守備力強化(DEFENSE POWER UP),スピード強化(SPEED UP),チームワーク強化(TEAMWORK UP),テクニック強化(TECHNIQUE UP。このソフトより導入),キャプテン強化(CAPTAIN-POWER UP),ゴールキーパー強化(GOALKEEPER-POWER UP)の8つより1つを選択。
- ワールドカップモード(ワールドトーナメント〔WORLD TOURNAMENT〕という名称である。1998 FIFAワールドカップが元ネタとなった大会である。)の他に、各地区ごとの大陸選手権大会モードも導入され、選択が可能になっている。大陸選手権大会モードでは、まず3試合戦った後、3連勝すれば4チームによる決勝トーナメントになる。大陸選手権大会モードには以下の5つが用意され、ワールドカップモードを含めて1つを選ぶ事が出来る。山括弧内は元ネタとなった大会である。また対戦モード(2人用)もある。自分の選んだチームの能力に応じて、対戦相手が決定される[5]。
- ヨーロッパトーナメント(EUROPE TOURNAMENT)〈UEFA EURO '96〉
- 南アメリカトーナメント(SOUTH AMERICA TOURNAMENT)〈コパ・アメリカ1997〉
- 北中米トーナメント(AMERICAS TOURNAMENT)〈1998 CONCACAFゴールドカップ〉
- アフリカトーナメント(AFRICA TOURNAMENT)〈アフリカネイションズカップ1998〉
- アジアトーナメント(ASIA TOURNAMENT)〈AFCアジアカップ1996〉
- 1試合の試合時間はタイムメーターにより進行。最初は残り時間が黄色だが、残り時間が少なくなると赤色に変化する。ロスタイムがあり、「TIME」と書かれた文字が点滅する[6]。
- キックオフ時は、任意にプレイヤー側かコンピューター側(もしくは1Pか2P)がボールを持った状態で始まる。得点が入ると失点した側がボールを持った状態で始まる。
- "CAP."(キャプテン。必ずしもフォワードとは限らない〔但し、ゴールキーパー以外〕。)とマークの付いた選手がいるが、それ以外の選手と能力面での差はない(但し、キャプテン強化(CAPTAIN-POWER UP)を選択した場合、能力に差を付ける事が出来る)。
- ファウルを導入。よって、イエローカード・レッドカード,ファウルによって発生する可能性のあるフリーキック・PKも導入された。ファウルの画面では、選手能力アップ(SUPER PSYCHE UP),ダメージ無し(何も表示されない),脚を負傷(LIGHT DAMEGE。動きが一定時間遅くなる),負傷退場(WOUNDED)〔以上、ファウルを受けた時〕、カード無し,イエローカード(2枚でレッドカードとなり退場),レッドカード〔以上、ファウルを犯した時〕がランダムに決定される。審判に暴言を吐く(BAD CALL)事で、カードを貰う(あるいは退場になる(SENT OFF))演出もある。
- フリーキックの場面では、ペナルティーエリアより遠いと、そのまま蹴る場面だが、ペナルティーエリアより近いと3D画面の直接フリーキックの場面になる。PKの場合は、キーパー(キッカー)と対峙し、Aボタンで正面,矢印を左右に押しながらAボタンを押すと、ボールが左右にシュートする(キーパーが左右に跳ぶ)。
- ペナルティーエリアより近くまで来ると"CHANCE"の文字が出て、その状態でAボタンを押すと、フィールド全体の状態から、キーパーとゴールポストを対峙した3D画面の状態になる。その状態でシュートを決めてもゴールになる。"CHANCE"の文字が出た後、更にペナルティーエリア内に進むと、"SHOOT"の文字が出て、シュートを打てるようになる。
- 勝てば次の試合に進むが、負けか引き分けの場合はゲームオーバー。コンティニュー機能あり(ゲームオーバーの前に10カウント以内にコンティニューが可能)。コンティニューするとPK戦,サドンデス(コンティニュー直前の試合),コンティニュー直前の試合を初めから行うか選択できる。全ての試合に勝つとエンディングとなり、スタッフロール(自分が選んだチームの国旗と製作スタッフが描いたイラスト〔ワールドトーナメントクリア時〕,大陸の画面〔大陸選手権大会モードクリア時〕が背景として描かれている。)が流れる。この時、ノーコンティニューでクリアすると、フォワード,ゴールキーパー,審判,線審,グラウンドキーパーが登場し、寸劇を見せてくれる。
- 選手の名前がファウルやゴールの時にも表示される。ゴールの時には、当該ゲームで上げた得点(SCORE)と通算得点(TOTAL)が表示され、ハイスコアランキングの対象となった(後述)。選手の名前は得点王シリーズと同様、実在の選手の変名である。CRESKO(アルゼンチン。エルナン・クレスポ)のように、実際に付けていた背番号と異なる背番号になっている選手もいる(ゲーム上では11を付けているが、実際は19を着用していた。尚、現実に11を付けていたのは、フアン・セバスティアン・ベロンである。)。
- ハイスコアランキングが導入された。ランキングは2種類あり、チームランキング(試合数>勝利数>得点数>得失点差の順に上位10位以内。そのためコンティニューした方が、ランクインしやすい。)[7] と個人得点ランキング(得点数の多い選手の上位10位以内。フォワードが大半だったが、ミッドフィールダーがランクインすることもある)があった。
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出場チーム
全部で64チームから選択可能。8チームずつ8つの地域に分かれている。64チームの内容は以下の通り。尚、各チームとも独自のフォーメーションを持っている。
- ヨーロッパA:
イタリア,
オランダ,
スイス,
ノルウェー,
イングランド,
トルコ,
ポルトガル,
クロアチア
- ヨーロッパB:
ドイツ,
スペイン,
アイルランド,
ベルギー,
ルーマニア,
デンマーク,
スコットランド,
チェコ
- ヨーロッパC:
フランス,
スウェーデン,
ブルガリア,
ロシア,
ギリシャ,
オーストリア,
ハンガリー,
ユーゴスラビア[8]
- アフリカ:
ナイジェリア,
モロッコ,
カメルーン,
エジプト,
南アフリカ共和国,
ザンビア,
コートジボワール[9],
チュニジア
- 北中米カリブ海:
アメリカ合衆国,
カナダ,
グアテマラ,
メキシコ,
コスタリカ,
エルサルバドル,
プエルトリコ,
ジャマイカ
- 南米:
ブラジル,
コロンビア,
アルゼンチン,
パラグアイ,
ウルグアイ,
エクアドル,
ペルー,
チリ
- アジアA(オセアニア含む):
オーストラリア,
ニュージーランド,
中華人民共和国,
台湾,
イラン,
ベトナム,
イラク,
シンガポール
- アジアB:
サウジアラビア,
韓国,
日本,
アラブ首長国連邦,
香港[10],
タイ,
インド,
マレーシア
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脚注
関連項目
外部リンク
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