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ポール・デヨング
アメリカの野球選手 (1993 - ) ウィキペディアから
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ポール・スターリング・デヨング(Paul Sterling DeJong,[注釈 1] 1993年8月2日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州オーランド出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。MLBのワシントン・ナショナルズ所属。
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経歴
要約
視点
プロ入りとカージナルス時代
2014年のMLBドラフト38巡目(全体1151位)でピッツバーグ・パイレーツから指名されたが、この時は入団しなかった。
2015年のMLBドラフト4巡目(全体131位)でセントルイス・カージナルスから指名され、プロ入り[3]。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級ジョンソンシティ・カージナルスから始まり、A級ピオリア・チーフスでもプレーし、2球団合計で66試合に出場して打率.316、9本塁打、41打点、13盗塁を記録した。
2016年はAA級スプリングフィールド・カージナルスでプレーし、132試合に出場して打率.260、22本塁打、73打点、3盗塁を記録した。シーズン途中にはテキサスリーグのオールスターのメンバーに選出された[4]。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグスに所属した。
2017年は開幕をAAA級メンフィス・レッドバーズで迎えた。5月28日にコルテン・ウォンの故障者リスト入りに伴ってメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[5]。メジャーデビューとなった同日のコロラド・ロッキーズ戦では9回表に代打で登場し、グレッグ・ホランドから初打席本塁打を記録した[6]。最初は二塁手として出場していたが、6月下旬からはアレドミス・ディアスに代わり正遊撃手となった。最終的に108試合で打率.285、25本塁打、65打点という成績を残し[7]、新人王投票ではコディ・ベリンジャーに次ぐ2位に入った。25本塁打は新人遊撃手としては史上5人目の快挙であった[8]。
2018年3月5日、2023年までの6年総額2600万ドルで契約延長した(2024年・2025年は球団側に選択権あり)。MLB所属1年未満の選手としては史上最高額の契約となった(従来の最高額は2017年のティム・アンダーソンの2500万ドル)[9]。5月17日のフィラデルフィア・フィリーズ戦でルイス・ガルシアから死球を受けて左手を骨折し、故障者リストに登録され[10]、その後45試合を欠場した。このシーズンは115試合に出場し、打率.241、19本塁打、68打点、OPS.746などを記録した[7]。
2019年にはハビアー・バエズ の控えとしてオールスターゲームに初選出された。このシーズンは159試合に出場し、打率.233、30本塁打、78打点、OPS.762などを記録した[7]。守備では守備率.989という好成績で、トレバー・ストーリーらを抑えて遊撃手として両リーグ1位だった(ゴールドグラブ賞はニック・アーメド)。
2020年はCOVID-19の影響でシーズンの開幕が大幅に遅れる中、7月の開幕戦から出場していたものの、球団内での大規模なCOVID-19感染に巻き込まれて自身も感染し、多くの試合を欠場した[11]。
ブルージェイズ時代
2023年8月1日にマット・スバンソンとのトレードでトロント・ブルージェイズに移籍した[13]。しかしブルージェイズでは44打数3安打と低調な打撃成績に終わり、8月19日にDFAとなった[14]。
ジャイアンツ時代
2023年8月22日にサンフランシスコ・ジャイアンツとメジャー契約を結んだ[15]。同年9月21日に自由契約となった[7]。
ホワイトソックス時代
2023年11月28日にシカゴ・ホワイトソックスと1年総額175万ドルで契約を結んだ[16]。ホワイトソックスでは102試合に出場し、打率.228、18本塁打、41打点を記録した[7]。
ロイヤルズ時代
2024年7月30日にハロルド・ロサドとのトレードでカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[17]。ロイヤルズでは38試合の出場で打率.222と低調な成績に終わり、オフの10月31日にFAとなった[7]。
ナショナルズ時代
2025年2月16日にワシントン・ナショナルズと、1年総額100万ドルで契約を結んだ[18]。
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詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
ポストシーズン打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
表彰
- MLB
- 月間最優秀新人:1回(2017年7月)
- Topps ルーキーオールスターチーム:2017年(遊撃手部門)
記録
- MiLB
- テキサスリーグ・オールスターゲーム選出:1回(2016年)
- MLB
- MLBオールスターゲーム選出:1回(2019年)
背番号
- 11(2017年、2020年 - 2023年7月31日)
- 12(2018年 - 2019年)
- 10(2023年8月1日 - 同年8月19日)
- 18(2023年8月23日 - 同年終了)
- 29(2024年 - 同年途中)
- 15(2024年途中 - 同年終了)
- 14(2025年 - )
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脚注
関連項目
外部リンク
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