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藤岡佑介
日本の騎手 (1986-) ウィキペディアから
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藤岡 佑介(ふじおか ゆうすけ、1986年3月17日[2]-)は、JRA(日本中央競馬会)栗東所属の騎手。滋賀県出身[2]。
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来歴
要約
視点
競馬学校第20期生(同期には川田将雅、津村明秀、丹内祐次、吉田隼人らがいる)。2004年3月6日、中京競馬第2競走のシルクマイスターでデビューし、16頭立ての3着に入る[2]。初勝利は同年3月13日、中京競馬第1競走のアスカクイーン[2]。同年3月27日、中京競馬の沈丁花賞をトップオブワールドで制し、特別競走勝利を挙げると、その後も函館記念でワイルドスナイパーに騎乗し3着、暮れの朝日杯フューチュリティステークスでGI初騎乗を果たすなど、この年35勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手を獲得した[2]。
2005年1月30日の京都牝馬ステークスで父が管理するアズマサンダースに騎乗して勝利し重賞初制覇[2]。2007年~2010年、スーパーホーネットに騎乗し活躍。
2010年のサマージョッキーズシリーズでは、2位の柴田善臣とは2ポイントの僅差ながら優勝した[4]。これにより同年11月27日に実施した第24回ワールドスーパージョッキーズシリーズに出場した。
2013年4月16日から11月19日までフランスでの長期遠征を行い、6月21日のメゾンラフィット競馬場での一般レースで海外初勝利を挙げた[5]。
2013年11-12月、モーリシャスのシャン・ド・マルス競馬場で行われた国際騎手競走に出場、日本人騎手では初めてモーリシャスで騎乗した[6]。
地方で行われたダートグレード競走のJpnIで2勝している(2010年のJBCスプリントと2012年の全日本2歳優駿)。中央競馬では2018年5月5日終了時点で重賞における勝鞍は28勝(GII12勝・GIII16勝)、中央のGI(JpnIも含む)に限ると2着を7回記録していた。そして2018年5月6日、第23回NHKマイルカップでケイアイノーテックに騎乗し優勝(武豊の騎乗停止によるテン乗りであった)、GI競走86度目の挑戦にして念願の初制覇を飾っている(騎乗回数8566回目・通算690勝目・重賞29勝目)。
2018年2月11日、菊花賞で2着だったクリンチャーに騎乗して第111回京都記念を制しGII10勝目を挙げている。
2020年11月7日、JRA通算10,000回騎乗を達成(史上43人目、現役29人目)[7]。
2023年12月3日阪神競馬場12Rの3歳上2勝クラスで、2番人気トラベログ(牝3、美浦・岩戸孝樹厩舎)で1着となり、史上43人目・現役22人目のJRA通算1000勝を達成した[8]。なお同レースでは和田竜二騎手が史上6人目・現役5人目のJRA通算21000回騎乗を達成した[9]。
2024年2月18日、フェブラリーステークスで11番人気のペプチドナイルに騎乗して勝利、6年ぶりのGI2勝目となった。GIの連敗記録を54で止めた[10]。レースを振り返って藤岡は「(NHKマイルCの時は)接戦で分からなかったので今日はガッツポーズできて良かったですね。直線は本当に長かった。想像以上の手応えで、先頭に立つのは早かったけどよく頑張ってくれました」と語っている[11]。4月10日、6日の阪神競馬場での落馬事故により弟の康太が他界。netkeiba.comで連載しているコラムで弔文を寄稿している[12]。
2025年2月16日、小倉10Rでパルプフィクションに騎乗し、史上39人目、現役22人目となるJRA通算1万2000回騎乗を達成[13]。
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評価
主な騎乗馬
太字はGI級競走を示す
- アズマサンダース(2005年京都牝馬ステークス)
- ハードクリスタル(2006年東海ステークス)
- ナムラマース(2006年札幌2歳ステークス、2007年毎日杯)
- ローゼンクロイツ (2007年中京記念、金鯱賞)
- スーパーホーネット(2007年スワンステークス、2008年京王杯スプリングカップ、毎日王冠、2009年マイラーズカップ)
- ハイアーゲーム(2007年鳴尾記念)
- エアパスカル(2008年チューリップ賞)
- トーセンキャプテン(2008年函館記念)
- ワンカラット(2009年フィリーズレビュー、2010年函館スプリントステークス、キーンランドカップ)
- サンディエゴシチー(2009年札幌2歳ステークス)
- サマーウインド(2010年JBCスプリント、東京盃、クラスターカップ)
- クォークスター(2010年セントライト記念)
- ヒラボクキング(2012年平安ステークス)
- クィーンズバーン(2012年阪神牝馬ステークス)
- オールザットジャズ(2012年福島牝馬ステークス)
- サマリーズ(2012年全日本2歳優駿、2014年クラスターカップ)
- メイショウマシュウ(2013年根岸ステークス)
- キングズガード(2017年プロキオンステークス)
- クリンチャー(2017年菊花賞2着、2018年京都記念)
- ガンコ(2018年日経賞)
- サンリヴァル(2018年皐月賞2着)
- ステイフーリッシュ(2018年京都新聞杯)
- ケイアイノーテック(2018年NHKマイルカップ)
- エアアンセム(2018年函館記念)
- ウェスタールンド(2018年チャンピオンズカップ2着、2020年アンタレスステークス)
- ディアンドル(2019年葵ステークス)
- ビアンフェ(2019年函館2歳ステークス、2020年葵ステークス、2021年函館スプリントステークス)
- ロードゴラッソ(2019年シリウスステークス)
- ダノンファンタジー(2020年阪神カップ)
- バスラットレオン(2021年ニュージーランドトロフィー)
- サヴィ
- セリフォス(2021年デイリー杯2歳ステークス、2022年富士ステークス)[16]
- ジャックドール(2022年金鯱賞、札幌記念)
- ピースオブエイト(2022年毎日杯)
- ペプチドナイル(2024年フェブラリーステークス)
- エトヴプレ(2024年フィリーズレビュー)[17]
- ジューンテイク(2024年京都新聞杯)[18]
- キングズソード(2024年帝王賞)
- アルナシーム(2025年中山金杯)
騎乗成績
年度別成績
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脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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