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マイネルマックス
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マイネルマックス[1]は日本の競走馬、種牡馬。3歳時には朝日杯3歳ステークスを含む3重賞に勝ち、1996年のJRA賞最優秀3歳牡馬に選出された。その後長い低迷期を経て2000年のマイラーズカップに優勝した。
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![]() | この記事では「旧馬齢表記」と「新馬齢表記」が混在しています。 |
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戦績
要約
視点
ラフィアンターフマンクラブにおける募集価格は3500万円(35万×100口)。1995年の2歳市場で2150万で購買されている。
3歳
1996年の8月にデビュー。初戦の新馬戦こそ3着に敗れるもののその後折り返しの新馬戦を快勝した後、函館3歳ステークス、京成杯3歳ステークスと重賞を連勝。続く朝日杯3歳ステークスでは「ノーザンテースト最後の大物」と騒がれた2戦2勝のクリスザブレイヴ、京都3歳ステークスを勝ち上がったランニングゲイルなどと対戦。レースは前半800メートルが45秒2の超ハイペースとなり逃げたアサカホマレが早々と失速、替わって4コーナーで抜け出したオープニングテーマが粘り通す中、ゴール前で差し切り勝利。4連勝を飾るとともに鞍上の佐藤哲三、馬主のサラブレッドクラブ・ラフィアンにとって初のGI制覇となった。この勝利が決め手となり、同年のJRA賞最優秀3歳牡馬(旧称。現・JRA賞最優秀2歳牡馬)に輝いた。ただし、朝日杯のタイムは翌週の500万条件のひいらぎ賞より遅く、'96JRAクラシフィケーションでは、54.5キロと高い評価を得られなかった[2]。
4歳から6歳
翌1997年はスプリングステークスからの始動が予定されていたが、熱発のために同競走及び皐月賞を回避。状態が戻らないまま臨んだNHKマイルカップでは13着と大敗し、次走の東京優駿(日本ダービー)も15着。秋は距離適性を考慮し短距離路線を歩むがスワンステークスは8着、マイルチャンピオンシップで6着と掲示板を外し有馬記念に挑戦するも、先頭から8秒4離される大敗を喫する。5歳となった1998年は重賞を6戦するが、結果を出せないでいた。12月13日のポートアイランドステークスでは2年ぶりに連対。しかし、クリスマスステークスでは4着に終わる。6歳時の1999年はニューイヤーステークス3着、東京新聞杯8着の後、高松宮記念を取り消すなど8か月の休養を余儀なくされたあと秋のセントウルステークスで復帰して4着ののち、続くスワンステークスとCBC賞は大敗したが、ポートアイランドステークスで2年連続の2着に入ると続くクリスマスステークスで3年ぶりの勝利を挙げる。
7歳以降
2000年。ニューイヤーステークスを大敗すると東京新聞杯13着、阪急杯6着、高松宮記念7着と敗戦。しかし続くマイラーズカップではキョウエイマーチが前半800メートルを45秒6のタイムで飛ばす中、中団から抜け出してタイキブライドルの追撃を退け4年ぶりの重賞勝利を飾った。だが、安田記念では15着。その後も函館スプリントステークス11着、京成杯オータムハンデキャップ6着、スプリンターズステークス9着と結果を出せない。スワンステークスでは見せ場を作り3着に入るがマイルチャンピオンシップは6着に止まり、連闘で笠松競馬場で行われた全日本サラブレッドカップに出走するが4着に終わる。2001年は3戦するも大敗続きで、プロキオンステークスの12着を最後に現役を引退した。
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競走成績
要約
視点
以下の内容は、netkeiba.com[3]、JBISサーチ[4]に基づく。
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種牡馬時代
2002年よりビッグレッドファームにて種牡馬となり、初年度から59頭に種付したが受胎率が悪く、2007年に種牡馬生活5年目で退いた[5]。代表産駒は佐賀競馬場で7勝(はがくれ大賞典2着)のマイネルマキシマム。種牡馬引退後は功労馬として同牧場で繋養されていたが2008年8月25日、肝硬変のため死亡した[6]。14歳没。
血統表
マイネルマックスの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ロベルト系 |
[§ 2] | ||
父 *ブライアンズタイム Brian's Time 1985 黒鹿毛 |
父の父 Roberto1969 鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to | |
Nothirdchance | ||||
Bramalea | Nashua | |||
Rarelea | ||||
父の母 Kelley's Day1977 鹿毛 |
Graustark | Ribot | ||
Flower Bowl | ||||
Golden Trail | Hasty Road | |||
Sunny Vale | ||||
母 サクセスウーマン 1986 青毛 |
ハイセイコー 1970 鹿毛 |
*チャイナロック | Rockefella | |
May Wong | ||||
ハイユウ | *カリム | |||
*ダルモーガン | ||||
母の母 ヤマノセーハ1980 栗毛 |
*ダンディルート | Luthier | ||
Dentrelic | ||||
*トリーソング | Buisson Ardent | |||
Welsh Crest | ||||
母系(F-No.) | トリーソング(GB)系(FN:9-h) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | 5代内アウトブリード | [§ 4] | ||
出典 |
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脚注
外部リンク
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