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ラテン文字拡張G (Unicodeのブロック)
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ラテン文字拡張G(ラテンもじかくちょうG、英語: Latin Extended-G)は、Unicodeのブロックの一つ。
解説
ラテン文字のうち、拡張IPAなどの発音記号などに用いられる、基本ラテン文字、ラテン1補助、ラテン文字拡張A、ラテン文字拡張B、IPA拡張、音声記号拡張、音声記号拡張補助、ラテン文字拡張追加、ラテン文字拡張C、ラテン文字拡張D、ラテン文字拡張E、ラテン文字拡張Fのいずれのブロックにも含まれていないものを収録している。
Unicodeのバージョン14.0において初めて追加された。
収録文字
要約
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小分類
このブロックの小分類は「乱れた発話のための拡張IPA」(Extended IPA for disordered speech)、「IPA拡張」(IPA extensions)、「吸着音」(Clicks)、「側面音」(Lateral)、「硬口蓋化フック付きの字母」(Letters with palatal hooks)、「反り舌音化フック付きの字母」(Letters with retroflex hooks)、「マラヤーラム語翻字用の字母」(Letters for Malayalam transliteration)の7つとなっている[4]。本ブロックでは、Unicodeのバージョン更新時の文字追加が隙間を埋める形で行われた影響で、同一の小分類に属する文字が飛び飛びの符号位置に割り当てられていることがある。また、収録文字が1文字しかない小分類については小分類名が単数形で表現されているが、本記事では単数形か複数形かによる小分類名の表記ゆれについては別の小分類として扱わず、同一の小分類として扱うこととする。
乱れた発話のための拡張IPA(Extended IPA for disordered speech)
この小分類にはラテン文字のうち、発話障害を持つ人の発声などを分析するために用いられる発音記号の拡張IPAのための文字が収録されている。
IPA拡張(IPA extensions)
この小分類にはラテン文字のうち、国際音声記号(IPA)において比較的新たに導入された文字が収録されている。
吸着音(Clicks)
この小分類にはラテン文字のうち、発音記号において吸着音を表すための記号が収録されている。
側面音(Lateral)
この小分類にはラテン文字のうち、発音記号において側面音を表すための記号が収録されている。
硬口蓋化フック付きの字母(Letters with palatal hooks)
この小分類にはラテン文字のうち、古いIPAで用いられていた、硬口蓋化を表すフックの付いた文字が収録されている。
反り舌音化フック付きの字母(Letters with retroflex hooks)
この小分類にはラテン文字のうち、古いIPAで用いられていた、反り舌音やR音性母音を表すフックの付いた文字が収録されている。
マラヤーラム語翻字用の字母(Letters for Malayalam transliteration)
この小分類にはラテン文字のうち、20世紀初頭においてイギリスに居住するマラヤーラム人のため、マラヤーラム語の翻字に用いられた文字[3]が収録されている。
文字コード
ラテン文字拡張G(Latin Extended-G)[1] Official Unicode Consortium code chart (PDF) | ||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | A | B | C | D | E | F | |
U+1DF0x | 𝼀 | 𝼁 | 𝼂 | 𝼃 | 𝼄 | 𝼅 | 𝼆 | 𝼇 | 𝼈 | 𝼉 | 𝼊 | 𝼋 | 𝼌 | 𝼍 | 𝼎 | 𝼏 |
U+1DF1x | 𝼐 | 𝼑 | 𝼒 | 𝼓 | 𝼔 | 𝼕 | 𝼖 | 𝼗 | 𝼘 | 𝼙 | 𝼚 | 𝼛 | 𝼜 | 𝼝 | 𝼞 | |
U+1DF2x | 𝼥 | 𝼦 | 𝼧 | 𝼨 | 𝼩 | 𝼪 | ||||||||||
U+1DF3x | ||||||||||||||||
U+1DF4x | ||||||||||||||||
U+1DF5x | ||||||||||||||||
U+1DF6x | ||||||||||||||||
U+1DF7x | ||||||||||||||||
U+1DF8x | ||||||||||||||||
U+1DF9x | ||||||||||||||||
U+1DFAx | ||||||||||||||||
U+1DFBx | ||||||||||||||||
U+1DFCx | ||||||||||||||||
U+1DFDx | ||||||||||||||||
U+1DFEx | ||||||||||||||||
U+1DFFx | ||||||||||||||||
注釈
|
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履歴
以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。
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出典
関連項目
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