トップQs
タイムライン
チャット
視点

ヴァケーション (競走馬)

日本の競走馬 ウィキペディアから

ヴァケーション (競走馬)
Remove ads

ヴァケーション(欧字名:Vacation2017年2月14日 - )は、日本競走馬[1]2019年全日本2歳優駿の勝ち馬である。

概要 ヴァケーション, 欧字表記 ...
Remove ads

戦績

要約
視点

2017年2月14日、北海道新冠町の前川隆範牧場で誕生し、2018年の北海道サマーセール1歳市場にて432万円(税込)で取引された[1]

2歳(2019年)

4月24日の能力試験を受験し、この日最速となる800メートルを50.8のタイムで合格[3]。5月17日、川崎競馬場のスパーキングレビューでデビューし、1着[4]。続く紅花特別も勝って連勝としたが[5]、3か月の休養ののち出走した準重賞のゴ-ルドジュニアーでは3着に終わる[6]

船橋競馬場平和賞は4番人気に甘んじたが、最後の直線で先頭に立って後続を突き放し、重賞初制覇を達成[7]。12月の全日本2歳優駿でもテイエムサウスダンなどJRA勢を前に5番人気の支持にとどまったが、レースでは向こう正面から押し上げ、逃げたJRAのアイオライトをゴール寸前で差し切って優勝[8]。南関東所属馬の優勝としてはフリオーソ以来13年ぶり、地元である川崎勢の優勝は初めてという記録づくめの勝利であった[8]。一連の活躍から、NARグランプリ2019 2歳最優秀牡馬に選出された[2]

3歳(2020年)

京浜盃から始動。過去唯一敗戦を喫している大井コース、距離延長などの課題が多く、1番人気をJRAからの転入初戦となるコバルトウィングに譲った上、レースでも過去最低となる5着に敗れた[9]。続く羽田盃は11頭立て9着と惨敗した。その後は休養に入り、9月の芙蓉賞で復帰、2着に6馬身差をつけられた3着に敗れる。戸塚記念は12着と初めての二桁着順に沈んだ。次走は名古屋に遠征し、秋の鞍に出走、鞍上は全日本2歳優駿で騎乗した吉原寛人が京浜盃以来の騎乗となる。レースは好位外目から脚を伸ばし、逃げ粘るステラモナークを1馬身半差し切って優勝。昨年の全日本2歳優駿以来となる重賞3勝目を飾った[10]。その後は園田に遠征、楠賞は6着に敗れた。その後は休養に入る。

4歳(2021年)

4歳初戦、高知に遠征しダートグレード競走黒船賞に出走するが、勝ち馬に5.3秒差をつけられた最下位に終わる。秋の鞍以来、2回目の名古屋遠征となった東海桜花賞は5着、久々に南関での競馬となったプリムローズ賞は2着に入る。その後は南関の重賞で凡走が続いた。

5歳(2022年)

水沢競馬場畠山信一厩舎に移籍した。転入初戦は重賞の赤松杯。2番手を進み3コーナーで3番手に後退するも、直線再び盛り返して勝ち馬とクビ差の2着に入った。移籍2戦目のシアンモア記念は好位でレースを進め、逃げ粘るグランコージーをゴール前で交わし、4分の3馬身差をつけ優勝。久々の白星をあげた[11]。続くみちのく大賞典は3着。前年3月の黒船賞以来のダートグレード挑戦となった7月のマーキュリーカップは中団から足を伸ばし、上位2頭には離されたが3着に食い込んだ。その後は南関東へ遠征してのスパーキングサマーカップが4着、盛岡開催のJpn1二戦はともに二桁着順に敗れた。暮れの桐花賞はノーブルサターンの2着惜敗。

結局この年は重賞1勝にとどまったが、地元岩手でのダートグレードでの好走もあり、2022年度の岩手競馬年度代表馬に選出された[12]

6歳(2023年)

6歳シーズン初戦、赤松杯はグローリーグローリに惜敗。続くシアンモア記念は7着に終わった。次走のみちのく大賞典は逃げの手を打つとそのまま後続を突き放し、後続に8馬身差をつける圧勝。約1年ぶりの勝利を飾る[13]。その後、マーキュリーカップ7着、昨年と同じく遠征したスパーキングサマーカップ12着とそれぞれ敗退。トウケイニセイ記念はノーブルサターンの2着に入り、桐花賞は3着に敗れた。

7歳(2024年)

前年と同じく、赤松杯、シアンモア記念、みちのく大賞典のローテで出走。赤松杯3着、シアンモア記念3着と惜しい競馬が続いたが、連覇に挑んだみちのく大賞典は7着に敗れた。その後、金沢競馬場の金田一昌厩舎に転厩する。11月の移籍初戦、片町クリスマスツリー特別は3着。続く中日杯は10着と惨敗した。

Remove ads

競走成績

要約
視点

以下の内容は、netkeiba.comの情報[14]に基づく。

さらに見る 競走日, 競馬場 ...
  • 競走成績は2024年12月1日現在
Remove ads

血統表

ヴァケーション血統(血統表の出典)[§ 1]
父系ヘイロー系
[§ 2]

エスポワールシチー
2005 栗毛
父の父
ゴールドアリュール
1999 栗毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*二キーヤ Nureyev
Reluctant Guest
父の母
エミネントシチー
1999 鹿毛
*ブライアンズタイム Roberto
Kelley's Day
ヘップバーンシチー *ブレイヴェストローマン
コンパルシチー

テンノベニバラ
2000 栗毛
サッカーボーイ
1985 栃栗毛
*ディクタス Sanctus
Doronic
ダイナサッシュ *ノーザンテースト
*ロイヤルサッシュ
母の母
フェートグリン
1987 鹿毛
*フェートメーカー Swaps
A-Bee Ba-Bee
トチノミドリ *グレートヘロン
ナスノグリーン
母系(F-No.) グリーンウォーター系(FN:14-a) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer:5×5、Hail to Reason:5・5(父内) [§ 4]
出典
  1. JBISサーチ[15]およびnetkeiba.com[16]
  2. netkeiba.com[16]
  3. JBISサーチ[15]
  4. JBISサーチ[15]およびnetkeiba.com[16]

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads