トップQs
タイムライン
チャット
視点

世紀のワイドショー!ザ・今夜はヒストリー

ウィキペディアから

Remove ads

世紀のワイドショー!ザ・今夜はヒストリー』(せいきのワイドショー! ザ・こんやはヒストリー)は、2011年4月18日から2012年8月29日までTBS系列で放送されていた、歴史をテーマにした教養ドキュメンタリーバラエティ番組である。TBSハウフルスの共同制作番組。

概要 世紀のワイドショー! ザ・今夜はヒストリー, ジャンル ...
Remove ads

概要

月曜19時台時代

ムーブ・関口宏の東京フレンドパーク』時代も含め、1992年10月から18年間月曜19時台に放送されていた前番組『関口宏の東京フレンドパークII』が、2009年にこの時間帯で『総力報道!THE NEWS』がスタートするのを受けて放送曜日を変更したものの、視聴率が低迷。『THE NEWS』が終了し、『東京フレンドパークII』は2010年春の改編でこの時間帯へ戻されたものの、失われた視聴率を取り戻すことはできず、2011年3月をもって終了することが同年1月12日に発表された[1]

それから1か月後の2月22日、その『東京フレンドパークII』に替わって本番組が放送されることが発表された[2][3]。また前番組から引き続き、関口宏が司会を務めることが発表された[4]。これにより、この時間帯に放送される関口宏司会のバラエティ番組シリーズは、1979年4月2日の『クイズ100人に聞きました』放送開始から通算32年目に入ることになった(前述の『THE NEWS』が放送されていた時期を除く)。 30年以上に渡り司会をつとめたこの時間帯について関口は「この時間帯に対する愛着は特にない」とし、「知ってるつもり?!」はバブル時代に「「なんか、おかしくない?」っていう疑問を投げかけた」、「フレンドパーク」は「長引く不況期の中、元気を取り戻させようと、達成感を伝えることを目標にした」とし、この番組は「笑いも大切だけれども、『見てよかった』、『得したな』という感覚が求められるのではないか」とコメントした[5]

番組がこの時間帯に放送されていた当時、製作局のTBSでは直後の19:55 - 20:00に関連番組『歴史天国!』が放送されていた。

水曜20時台時代

2011年10月10日から月曜19時台で『炎の体育会TV』が放送されることになったのに伴い、本番組は同年10月19日放送分の2時間スペシャルから水曜20時台での放送となる。この時間帯で関口宏司会のバラエティ番組が放送されるのは、2009年4月から同年6月までローカルセールスで放送された『水曜ノンフィクション 関口宏モトをたどれば』以来2年4か月ぶりで、全国放送では『わくわく動物ランド』以来である。2011年10月26日から2012年3月14日までは、駒田健吾が水曜19時台の『海老名さん家の茶ぶ台』から引き続き出演していた。

番組は、2012年8月29日放送分をもって1年5か月間の放送に幕を閉じた。同時に『クイズ100人に聞きました』の放送開始以来、TBSのゴールデンタイムで34年間放送されてきた関口宏司会のバラエティ番組シリーズも終了した。

Remove ads

番組の内容

ある「歴史的な大事件」の起きた日を取り上げたワイドショー形式の教養番組である。歴史的な事件の当日やその前後の出来事について、史料や再現中継、さらにはスタジオに招いた専門家やゲストとの討議などで多角的に検証し、またその当時のトレンドや情勢についても歴史の背景資料として紹介する。また、一部の人物紹介には肖像画ではなく「後の平成の世に伝わるであろう」と振って戦国無双戦国BASARA花の慶次薄桜鬼ゲーム漫画のキャラクター像にしたり、エンディングにはその取り上げた時代の今も紹介している。また、出演者がその時の主題にと関係あるドラマ・大河に出演している場合も多く、関口がそれをいじることが定番になっていく。当初は「関ヶ原の戦い」などの一つの事件を取り上げていたが、末期には「悪党」「歴史的建造物」「戦国武将・散り際の美学」などの大まかなテーマを定め、それに沿った7人程度の人物を小出しに紹介する形式となり、同時に一部で過去のVTRが使い回されるようになった。

Remove ads

出演者

要約
視点

総合司会

  • 関口宏[4]
  • 松嶋尚美(当時オセロ)-「歴女」芸人として有名。関西出身であることから豊臣秀吉に肩入れし、徳川家康を毛嫌いしている。レギュラー放送最終回では家康からメッセージを送られ、「ありがとう、成仏しいや!」と返した。

代理司会

松嶋が妊娠・出産で休養したため、その間は準レギュラー出演者が代理司会者を務めていた。

進行

レギュラーコメンテーター

  • 加来耕三歴史家)- 時折補足説明等を担当することがある。
  • 加藤晴彦 - 開始当初からゲストコメンテーターとして不定期に出演していたが、2011年10月以降はレギュラーとして毎週出演。同郷である織田信長に対しては先輩と敬意を払っている。

主なゲストコメンテーター

  • 小泉孝太郎 - 療養中の松嶋の代理としてアシスタントをしていたこともあった。またカリスマや大物政治家などのフレーズが出た際には関口から父親ネタでいじられることも多い。
  • ビビる大木 - 有利な方あるいは権力のある方の味方をする場合が多く、その人物が負けた後勝った方に鞍替えし、周囲から怒られるのが定番になっている。
  • 東ちづる
  • 高橋ジョージ - コメントをする最中にほら貝の音で遮られる形で弄られることが多い(高橋に限らず他の人物も弄られることがある)。
  • 矢口真里
  • 眞鍋かをり
  • 優木まおみ
  • 西川史子 - 普段通り毒舌を吐くが特に美人に対しては特に冷淡になる。
  • 菊川怜
  • 西山茉希
  • 高畑淳子 - 母親目線でコメントをすることが多い。
  • えなりかずき - 歴史に長けており、トリビアを披露してレギュラーの座を狙っている。
  • テリー伊藤
  • 水道橋博士
  • TKO - 木本は歴史に詳しく、トリビアを披露する場合も多い。

「AKB48 ただいま歴史勉強中」枠コメンテーター

AKB48 ただいま歴史勉強中」の名札が用意されている席のコメンテーター。2011年7月まではこのうち1人が不定期出演していた。

特集担当

すべて当時のTBS「ベテラン巨匠アナウンサー」。このうち1人が担当。併記しているのは、登場する際に駒田が紹介する、当人の特徴や担当番組にちなんだキャッチフレーズ。

現地リポーター

すべて当時のTBS若手アナウンサー。このうち1人から2人が担当。

この他、事件が起きている地元のJNN系列局に所属する若手アナウンサーも担当することがある。

騒動センター

すべて当時のTBSアナウンサー。通常は1人が担当。「緊急ニュース」時に柴田が解説することがある。

この他、事件が起きている地元のJNN系列局にも「騒動センター」が置かれ、当地の所属アナウンサーが担当することがある(例・伊達政宗の回では、政宗の御膝元・宮城県に本社を置く東北放送アナウンサー・名久井麻利が政宗毒殺未遂を伝えた)。

WWT特派員

主なコーナー

リポートコーナー

「事件発生当日に放送」という設定で、現場取材、スーツ姿の記者が集団でマイクを向ける、単独インタビュー、独占映像など現代の取材手法そのままに歴史事件をリポートするスタイルである。スタジオでは『みのもんたの朝ズバッ!』で使われるような巨大ボードめくりなど、ワイドショー形式に則りつつ情勢や人物像を現代人の感覚で解説していく。その日以降の出来事に言及する場合は「〜するかもしれない」「平成の世では〜」などと付けるのが通例である。

World Wide Topics(WWT)

パトリック・ハーランが同時代の海外の出来事をリポートした。2011年6月13日放送分まで。

騒動センター

報道センター風の「騒動センター」から同時代のトピックスや「緊急ニュース」を伝える。2011年6月27日放送分から。

クローズアップ○○

特集コーナー。TBSの「ベテラン巨匠アナウンサー」が、人物関係や出来事の流れを巨大ボードを使って解説する。

○○なう

取り上げた事件が起きた場所の、現代の様子や観光グルメ情報を紹介する。

そうだったのか!クイズ○○

2012年以降の番組末期に始まったコーナー。テーマに沿ったクイズを出題する。

Remove ads

放送リスト

さらに見る 回, 日時 ...
さらに見る 回, 日時 ...
さらに見る 回, 日時 ...


Remove ads

ネット局

ネット局は月曜日・水曜日時代ともに同じ。ただし、水曜に移行してから遅れ放送を行っている非系列局あり。

Remove ads

スタッフ

  • ナレーション:真地勇志湯浅真由美(前期)、服部潤山本百合子(後期)
  • 構成:海老克哉、浜田悠、政宗史子、牧田英士、平村隼人、及川浩和 ほか
  • 技術:八峯テレビ
  • SW:竹内弘佳
  • CAM:若林茂人
  • AUD:光家郁夫
  • VE:澤田将人
  • 照明:瀬戸五郎(テレビ東京アート
  • 美術:フジアール
  • 美術制作:柴田慎一郎
  • デザイン:別所晃吉
  • 美術進行:横山勇
  • ロケ技術:GPA、アビス、ハックベリー、クロステレビ
  • 編集・MA:ザ・チューブ 加福大、佐々木美郷、柴田敏幸
  • 音効:佳夢音 藤原大介
  • TK:後藤有紀
  • スタイリスト:大江宏明、中西ナオ、伊藤紫
  • タイトルデザイン:橋本千恵子
  • スタジオ:テクノマックス
  • CG:グレートインターナショナル、古泉香苗
  • 編成:藤岡繁樹、坂田栄治
  • 宣伝:磯谷昌宏
  • 制作協力:CR-NEXUSTVBOX
  • ディレクター:川崎大志、大澤哲也、山口哲生、千葉昭、山口健、井上光紀、依田穣、白根伸一、山泉健、香川春太郎
  • 演出:山田謙司、上記のディレクターから毎週1人担当
  • プロデューサー:高浦康江、尾形香代、北尾泰博(週により担当しない場合あり)、田岸宏一
  • 企画演出:菅原正豊
  • 制作:ハウフルスTBS
Remove ads

ミニ番組

歴史天国!

月曜時代、TBSに限り本番組終了後の19:57 - 19:59(番組表上は、19:55 - 20:00)に放送。内容はスタジオトークと次回予告。

『関口宏の東京フレンドパークII』の直後に放送されていた『後のまつり』の枠をそのまま引き継いだもの。スポンサーも引き続きFJネクストの一社提供であったが、水曜移動を機に終了した[9]

もうすぐ世紀のワイドショー!ザ・今夜はヒストリー

水曜に移行後、TBSに限り本番組の直前・19:58 - 20:00に放送。なお番組表上では本番組が19:55から開始するように表示されている。内容はスタジオトークと予告VTRで、松嶋(出水)の「○○年にタイムスリップ!」のかけ声の後にステブレレスで本編に接続する。

アドバンスクリエイト(スポンサー表記は「保険市場」)の一社提供。

脚注・出典

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads