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実況パワフルプロ野球2018

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実況パワフルプロ野球2018』(じっきょうパワフルプロやきゅう2018、JIKKYOU PAWAFURU PUROYAKYU 2018)は、コナミデジタルエンタテインメントより2018年4月26日に発売されたゲームソフト。日本プロ野球を題材にした野球ゲーム『実況パワフルプロ野球』シリーズの2018年版。略称は『パワプロ2018[1]。2019年4月23日のアップデートで2019年度版も配信された[2]

概要 実況パワフルプロ野球2018 JIKKYOU PAWAFURU PUROYAKYU 2018, ゲーム ...

本記事では、2018年7月25日よりPlayStation Storeで配信開始された無料のゲームソフト『実況パワフルプロ野球 チャンピオンシップ2018』についても記述する。

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概要

実況パワフルプロ野球2016』以来2年ぶりとなるパワプロシリーズの新作。PlayStation 4PlayStation Vita向けに発売された。PS4版にはVRに対応したモードも搭載される[1]PlayStation Vitaは2019年をもって生産終了となったため同機に対応したパワプロシリーズは本作が最後となった。

パッケージはクイーン・オブ・フェスティバル号の球場で大人数の観客の中、パワプロくんが打席に立ち、バットを掲げているもの。ちなみにパワプロくんの後ろにいる相手チームの捕手は、マイライフで登場するキャラクター「奥居」に似た顔となっている。また今作は「ペナント」「マイライフ」ともに、4年に1度「国際大会」が開催される。日本代表メンバーを招集して世界に挑める「ペナント」、公式戦で活躍して日本代表入りを目指す「マイライフ」の2つのモードで世界の強豪と対戦できるようになる。さらに「パワーアップしたパワフェスモード」として、新要素の豪華客船「クイーン・オブ・フェスティバル」が発表されている[3]

2017年12月7日に正式タイトルが発表された[3]

PlayStation Store限定のデジタルデラックス版はパワプロシリーズのBGMを200曲以上収録したダウンロードコンテンツがセットになっている。

2018年7月19日に、このソフトを使用した公式eスポーツイベント「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」がコナミと日本野球機構によって開催することが発表されている(#公式イベント参照)。

2018年12月3日、「PlayStation Awards 2018」にて本作が「Gold Prize」を受賞した[4]。また、2019年度シーズンや新しいモードを遊ぶことができるVer1.10が2019年4月23日に無料配信された。

実況パワフルプロ野球 チャンピオンシップ2018

前作の無料版『実況パワフルプロ野球 チャンピオンシップ2017』の2018年度版と相当する作品。プレイ可能モードと12球団選手のデータの更新などの対応も前作と同様。

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前作からの変更点・追加点

選手
  • 試合中のモーションと新規フォームの追加。
  • 新規の特殊能力・超特殊能力の追加。コリジョンルール関連・『パワプロアプリ』から移植された一部の特殊能力の名称・効果が変更された。
    • それに伴い、一部実在選手がコリジョンルール対応後の新能力を所持している(前作では、実在選手に限りコリジョンルール関連の特殊能力を非所持に変更されていた)。
  • パワフェス、ペナントのオリジナル選手登録で登場するサクセス選手の登板・打席登場シーン付きのフォームや、試合中のボイスが設定可能になった。
試合・ルール
  • 前作以上に守備能力が重要視されるようになった。
  • AIの調整により、AIの打撃精度が選手の調子によって変化するようになった。
  • アマチュア野球や国際試合のルール(タイブレーク、コールド、球数制限)に対応。
  • 投球視点に新たに「フカン視点」を追加。
  • リプレイ呼び出し機能の復活(監督試合・栄冠ナインではできない)。
  • 2018年から新たに導入された申告敬遠に対応(ver.1.05以降)。
その他
  • 実況者の追加。『実況パワフルプロ野球2010』から担当する堂前英男と前作のパワフェスモード、チャンピオンシップモード専用実況者の熱盛宗厚(声 - 金光宣明)に加え、新たに「パワプロチャンピオンシップス2017」で実況を担当した清水久嗣と、初期のパワプロシリーズで担当していた安部憲幸が追加された。安部は本作限りの復活となっている。
    • 実況者の変更は対戦モードとゲーム開始時のタイトルコールに限られる。チャンピオンシップモード、パワフェスモード、サクセスモード(最終戦のみ)の実況者は熱盛、それ以外の実況者は原則として堂前が行う。
    • 安部は本作発売前の2017年に逝去しているため、生前に収録された過去作の音声が使用されている[5]。そのため選手名の読み上げは安部担当時代に同じ読みの選手が『実況パワフルプロ野球2002春』までのNPBに在籍していた選手[6]か、当該作品のサクセス選手に限られている。また、ボールカウントの読み上げが安部のみストライク→ボールの順になっている[7]
  • 作成したオリジナル選手の画像書き出しに対応。応援歌同様パスワードの書き出しが廃止され、選手の情報が入った画像ファイルでやり取りできるようになった。
  • シリーズ初となるPlayStation VR対応。対戦・ペナント・マイライフで遊ぶことができる。「VR観戦」では各球場の複数の視点から試合を観戦できる。
  • 映像表現の強化。グラウンドの芝が立体化され、時間経過による太陽の動きが再現された(PS4版のみ)。
  • サウンド設定で選手の動き、打球、審判音声といった効果音が「試合効果音」で統一された。
  • 投手1~12名・野手9~16名だった一軍登録選手数が、投手1~18名・野手9~23名に変更。合計28名の範囲内で投手と野手の割合を変えられるようになった。
    • なお、実際のプロ野球では2019年度から1軍登録できる人数が29名に変更されているが、本作の2019年度版では未対応(28名のまま)。2019年度のLIVEシナリオにおいても、実際の試合では25名がベンチ入りしている場合でも24名までしか反映されておらず、誰か1人は必ず欠落している。
  • 練習モードの打撃練習で投球コースをポーズメニューで指定、球種の変更が練習中でもできるようになった[8](ver1.10~)。
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ペナント

本作では新要素として、以下の要素が登場した。

  • 潜在能力:選手ごとに設定された達成条件をクリアすると潜在能力を開花させ、能力が上昇する。
  • 疲労度:連続で出場を続けると疲労が蓄積し、実力が発揮できなくなったり、怪我が増えてしまう。
  • 国際大会:4年に一度、オリンピックをモデルとした「インターナショナルベースボールカップ」とワールド・ベースボール・クラシックをモデルとした「ワールドチャンピオンシップベースボール」が開催される。

ほかにも、FA選手の年俸ランク、新たな特殊能力が追加された。

マイライフ

本作では完全に新規から開始する「プロ野球人生編」、サクセスやパワフェスで作成した選手でプレイする「オリジナル選手編」、実在のプロ野球選手になりきる「憧れ現役選手編」の3つのモードが搭載。サクセスから登場する彼女キャラやマイライフ専用の彼女キャラも前作から一新された。ペナントで国際大会が追加されたことに伴い『PSP版実況パワフルプロ野球2010』のマイライフ以来、日本代表のメンバーになることも可能。またペナントと同様にオリジナル選手をドラフトに参加させて入団させることができるようにもなった(どの球団に行くかはランダム)。

LIVEシナリオ

プロ野球スピリッツ2015』で期間限定で配信された「プロ野球速報プレイ」モードのパワプロ版。

2018年度(ver1.10以降は2019年度)のペナントレースの試合結果をもとにしたシナリオが即日配信され、試合の勝敗を分けたターニングポイントを体験できる。さらに豊富なランキングが用意されており、シナリオのプレイ内容に応じてスコアが算出され全国のユーザーと競い合うことができる。

サクセス

要約
視点

メインシリーズとしては『パワプロ2013』以来となる高校野球編。本作は「パワフル第二高校」「南国リゾート学園」「五竜郭高校」の三つのシナリオと短時間で選手を育成する「サクサクセス」を収録。

基本システムは『パワプロ2016』に準拠しているが、パワマップの仕様変更・イベントのスキップ機能の搭載などシステム面の見直し、キャラクターのアニメーションやボイスの搭載といった演出面の強化の他、一度発生したイベントを鑑賞できる「アルバム」モードが搭載されている。

『パワプロ2011』『2013』での高校野球編のシナリオは1年制のみだったが、今作では『パワポタ3』以前の作品と同様、複数年制のシナリオ(五竜郭高校のみ旧作同様に3年制、残り2シナリオは2年制)となった。ただしストーリーの設定の都合上、全シナリオ共に1年目は公式戦に出場できないため、パワフル第二高校と南国リゾート学園の2シナリオは3年目夏の大会のみ出場可能である[9]

前作のサクセス同様本編シナリオのキャラは一新されており、矢部明雄、ダイジョーブ博士と影山スカウトなどレギュラーキャラクターを除いて、ストーリー内で登場した過去作品のキャラは『2016』で初登場の出井田大輔のみ(ただし試合では対戦相手としてパワフェス内で登場の高校チームの選手と、最終戦のみ音声として出演の熱盛宗厚が登場する)。

これまでの高校野球編と異なり、選択可能な3校(パワフル第二高校、南国リゾート学園、五竜郭高校)はそれぞれ異なる地区に存在するため、選択しなかった高校は地方大会ではなく全国大会で戦うことになる。

登場人物(サクセス)

彼女候補

3シナリオ共通の彼女兼マネージャー候補のキャラクター。マイライフにも彼女候補として登場する。

市枝 いちご(いちえ いちご)
声 - 内田真礼
バッティングセンター経営者の娘。
店を継いでくれる養子探しに執心している。気まぐれでやりたいことがコロコロ変わる。
マイライフではバッティングセンター社長として登場する。
若菜 初美(わかな はつみ)
声 - 田中あいみ
青春=恋と甲子園と思っている、天真爛漫な女子高生。
マネージャーとしての能力は高く、運動神経も抜群。
マイライフでは事務職員として登場する。
榎下 舞那美(えのもと まなみ)
声 - 田中美海
通学しながら大工としても働く女の子。
手先が器用で、色々な物を修理する。男勝りでサバサバした性格。ラジオが好き。
マイライフでは建設会社勤務員として登場する。
咲須 かのん(さきす かのん)
声 - 本渡楓
吹奏楽部でサックスを頑張る天然女子。
レギュラーを目指し日々練習に打ち込んでいる。スイーツ好きだが、太ることは嫌がっている。
マイライフでは地元の大学生として登場する。

パワフル第二(パワフルだいに)高校

主人公は野球の実力こそ持つものの、人を見下す傲慢な性格で野球部の嫌われ者だった。だが、ある試合の事故で記憶と野球の実力を失った主人公は一から野球を鍛えなおし、チームメイトの信頼を得て、甲子園出場を目指す。

このシナリオのみ資金ではなく学力のメーターが設定され、学力が低いとイベント内容が不利になってしまう。

土中 実(つちなか まこと)
声 - 若林佑
主人公の同級生。投手。能力は平均的だが変化球が豊富でオリジナル変化球の「ラッカセイバー」を使う。
頬に落花生みたいな模様がある。
記憶喪失前の主人公が原因で部活が嫌になり休部している。
萬 半次(ばん はんじ)
声 - 外崎友亮
主人公の同級生。メインポジションは遊撃手だが、サブポジションで二塁手や三塁手も守れる。かなりの大柄。
練習をさぼってばかりいる。実は中学3年間の記憶がないため野球に対して前向きになれない。ふくよかな体格だが足は遅くなく守備も良い強打者。
諏訪野 聖人(すわの せいと)
声 - 永塚拓馬
主人公の一年後輩。メインポジションは捕手と外野手。能力は平均的に高い。
姉の君子と瓜二つの美少年。主人公の実力を高く買っており、甲子園に行くためには必要不可欠だと考えている。バナナが好き。
多目口 疾風(ためぐち はやて)
声 - 新田早規
主人公の二年後輩。ポジションは外野手。俊足で能力を上げると矢部よりも足が速くなる。
サッカー部所属で、矢部に負けないぐらい俊足が自慢。試合に負けると泣いて悔しがる勝ち気な性格。主人公とのテストか野球か足の速さの勝負で勝つと入部する。
名前の通りタメ口で先輩にも敬語を使わない。
波留寺 広(はるでら ひろし)
声 - 臼木健士朗
主人公の一年先輩で、野球部の前キャプテン。シナリオでは受験生。
温和な性格で皆に好かれているが、才能に惚れ込んだ主人公につきっきりのため受験勉強をしてるかどうか怪しい。
諏訪野 君子(すわの きみね)
声 - 松嵜麗
諏訪野聖人の姉。容姿は弟と瓜二つ。
ファンタジーやシュールな物を好む。人と話す時はキャラを演じる。好奇心旺盛で行動力が高い。
パワフル第二と南国リゾートのみマネージャーとして登場する。
彼女候補になることは無く南国リゾート学園編では鞍馬と恋仲になる。
大一万 大吉(だいいちまん だいきち)
声 - 櫛田泰道
同じ地区の佐和蟹商業高校のキャプテンで、ポジションは一塁手。パワーのある強打者。
主人公とは中学で同じ野球部だったが、犬猿の仲だった。彼が打った打球が主人公の頭に当たり、主人公の記憶が無くなった。そのことに責任を感じている。実家は薬局で、会うと回復アイテムなどを売ってくれる。

南国リゾート学園(なんごくリゾートがくえん)

主人公は野球の才能を持ちながら、貧乏で高校に進学するお金がなかった。ある日、主人公は自分と瓜二つの容姿を持つ御曹司と出会い、彼と協力して入れ替わりの生活を送ることとなる。

このシナリオでは、野手サブポシを持つ投手(二刀流)しか育成できず、そのため投手・野手両方の練習ができ、試合の操作も投球・打席両方を行う。

花鳥 千香(かとり せんが)
声 - 飯田友子
主人公の同級生。南国リゾート学園野球部キャプテン。メインポジションは投手、サブポジションは一塁手。能力はコントロールと変化球が良い。
顔は主人公と瓜二つだがこちらの方が肌が白くえくぼがある。温和で気が弱く、すぐに誰かに頼るところがあるが、真面目でリーダー意識は強い。『パワプロ2022』でもアオハル学園編と千将高校編(条件として)登場する。
蒔田 牧人(まきた まきと)
声 - 花倉洸幸
主人公の一年後輩。メインポジションは捕手、サブポジションは外野手。能力は平均的だが特殊能力が多い。
大企業の社長の息子。目つきは悪いが、礼儀正しく温厚な性格。
尾梅 民夫(おうめ たみお)
声 - 石野竜三
主人公の同級生。ポジションは三塁手。
やせ細った顔をしており、感情が揺らぐと目が白くなったり、赤くなったりする。自分を悪魔の子と思っており、何かと奇抜な行動をとる。尾梅小雪は姉。
能力は全体的に高く、特にミートはA。しかし特殊能力に「ムード×」や「チャンスG」といった赤特が目立つ。
紅鶴 大斗(べにつる だいと)
声 - 中務貴幸
主人公の二年後輩。メインポジションは遊撃手、サブポジションは二塁手。能力はかなりミートが低いがとてもパワーがでかいといったいわゆるロマン砲。捕球も高い。ピンク色の髪が特徴。
かなりのパワーヒッターだが、過去の出来事から守備などのミスした練習から逃げる癖がある。
花鳥 風香(かとり ふうか)
声 - 日笠陽子
千香の母で、南国リゾート学園理事長兼南国リゾート開発社長。
20代にしか見えない美魔女。主人公にアルバイト先を斡旋してくれる。
条件を満たすとエピローグで主人公が風香のプライベートの秘書になることがあるが、マイライフへの引継ぎは不可能。
尾梅 小雪(おうめ こゆき)
声 - 塙真奈美
尾梅民夫の姉。「赤本ショップ」の店員。
自分を悪魔と思っている弟を心配している。かなりのドジっ子。見た目は民夫とそっくりだが実はメイクをしており素顔はかなりの美人。
南国リゾート学園編でのみ彼女兼マネージャーにすることができるが、引き続きが出来ない。
タムラくん2号
声 - 岩端卓也
最先端技術を詰め込んだ、野球練習専用ロボット。
関西弁で口が悪く、他人に敬遠されがち。人間扱いされないと怒る。
鞍馬 貴史(くらま たかふみ)
声 - 浜添伸也
同じ地区の海月学院(くらげがくいん)のキャプテン。ポジションは投手。オリジナル変化球の「クライダー」をもつ。外野もでき、野手能力も高い。日焼けしており肌が黒い。家が貧しくバイトで家計を支えている。プロの一流選手となり、世間の人々を見返したいと思っている。
アルバイト先で主人公と知り合うが、主人公が金持ち高校の南国リゾート学園所属と知り嫌悪してしまうが、地区大会決勝で勝てばその誤解が解ける。その後に評価によって高ランクのオリジナル変化球を習得できる。
シナリオエピローグでは君子と恋仲になる。

五竜郭(ごりゅうかく)高校

かつての五竜郭高校は強豪校であったが、20年前の甲子園決勝に敗れてから低迷し、現在は廃部の危機に立たされていた。そんな時、20年前の野球部のキャプテンだったOBが監督に就任し、全国各地から集めた一年生を率いて甲子園を目指す。名前の由来は五稜郭から。

3年制シナリオであるため、練習とパワマップの進行可能回数が他2校より多い代わり、練習経験点が少なく、能力アップ時の必要経験点が増加している。

シナリオ進行中に彼女が作れないが、彼女候補毎に決められた条件を満たすとシナリオ終了後、五竜郭高校にある伝説の樹の下で告白イベントが起きる。

一刀 将(いっとう しょう)
声 - 藤井隼
主人公の同級生。ポジションは外野手。能力バランスがよく、ミートがずば抜けて高い。刀みたいな眉毛ど深青色の髪が特徴。
自分のことを「チャンピオン」という自信家。野球の才能はピカイチだが、女子を口説いてばかりいるため、部員からの心証は悪い。イベントでは強度のスランプに陥る。
小野分 虎文(おのわけ とらふみ)
声 - 田村睦心
主人公の一年後輩。ポジションは一塁手だが、イベントで投手以外のポジションにコンバートできる。黄色の長髪で髪を後ろで束ねている。能力はパワーが高いが、その他の能力は低い。主人公のことを「オヤビン」と呼ぶ。無理矢理懐いてくるが、憎めない性格。カラスが苦手。
九条 万能(くじょう ばんのう)
声 - 井上雄貴
主人公の二年後輩。ポジションは投手。能力は鍛えればすべて平均以上で特にスタミナが高い。ネギみたいな髪型が特徴。一語一語を伸ばす喋り方が特徴的。死んだ親友のために甲子園出場に拘っており主人公に中学の頃からつきまとう。高校に入る前は下手だったが、異常な練習で才能が開花した。
森 賢蔵(もり けんぞう)
声 - 松川央樹
五竜郭高校野球部監督。眼鏡をかけている。
20年前の甲子園準優勝時の主将で、主人公の父とバッテリーを組んでいた。
双三 遊一(ふたみ ゆういち)
声 - 佐治和也
五竜郭高校の用務員。購買部の店員もしている。野球部OBで決勝戦で決勝点を与えるエラーをしたことから「伝説のショート」と呼ばれていた。
出井田 文飛(でいた ふみと)
声 - 仲村宗悟
メガヒット工業野球部のキャプテン。ポジションは作中では投手から怪我で捕手になる。そのためデータもメインは捕手だが、高い投手能力も持っている。
なぜか頭に文鳥を飼っている。野球選手育成システム「出井田メソッド」を開発している。パワプロ2016に出た出井田大輔の弟。
覆水 武明(ふくみず たけあき)
声 - 山口智広
20年前に五竜郭高校を破った千秋楽高校のエースの息子。ポジションは投手・外野手。高速に曲がるオリジナル変化球「ブレッドシュート」を持つ。野手能力も一流。
パン屋の息子で、経営難の店の手伝いと練習に時間を取られているため常に寝不足。父親はかつて千秋楽学園高校の優勝投手で、監督として甲子園に7回出場している。パン屋としては最高級品種の材料を使うので経営難とのこと。母親はかつて森監督が告白して振られた女性。
幼少期から天才と言われる才能の持ち主。1年のころに転校。3年生の夏の甲子園決勝で千秋楽学園高校のエースとして主人公の前に立ちはばかる。
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パワフェス

要約
視点

前作から引き続き登場した試合育成モード。今回は豪華客船(後の『パワプロアプリ』のプレーできる高校「フリート高校」の本拠地でもある)「クイーン・オブ・フェスティバル号」が舞台である。

基本システムは『パワプロ2016』に準拠しているが、天候以外の試合条件・キャプテン以外の固有選手が仲間になる条件の変化と一部システムを見直した。

前作に登場しなかったチームと選手・マネージャーが追加され、前作『パワプロ2016』と『実況パワフルプロ野球 ヒーローズ』に登場した新チームも加え、200名以上のサクセスキャラが登場する。また、今回はどのチームにも属さない選手、プレイ中には加入できるもののプレイ開始時に助っ人選手として加入できない隠し選手も一部存在する。

登場人物(パワフェス)

パワプロくん
主人公。名前は自由に設定できる。パワフル高校の野球部員。
矢部の独断により、「パワフェスチャレンジャーズ」の一員としてパワフェスに参加する。
矢部 明雄(やべ あきお)
パワフル高校の野球部員。(主人公の事前同意を取った前)主人公と共に「パワフェスチャレンジャーズ」の一員を登録してパワフェスを参加する。
今回はヤンスタ(パワプロ世界内のソーシャルメディア)映えに興味があり、今回の男・矢部イベントに大きく関わる。
熱盛 宗厚(あつもり むねあつ)
声 - 金光宣明
パワフルTVの男性アナウンサー。前作のパワフェスモードから引き続きパワフルフェスティバルの実況を務める。
元高校球児であり、主人公率いるチャレンジャーズ贔屓の実況を行う。
今作の舞台と合わせ、船長風のコスチュームを付けるようになった(シナリオ冒頭のみとチャンピオンシップモードでは前作と同様)。さらにVer.1.05から、報道ステーションのコーナー「きょうの熱盛」とのコラボレーションイベントが追加された(オンライン接続が必須となるため、オンラインサービス終了となった現在は発生しない)。
響乃 こころ(ひびきの こころ)
声 - 永野愛理
チャンピオンシップ2017』で初登場したパワフルTVの女性アナウンサー。
熱盛のアシスタントであり、インタビューなど取材活動の他、試合前のルーレットタイム(指名打者の有無、先攻・後攻、チャレンジャーズ勝利時補強可能人数の決定)のガイドを務める。
則出 郁三(のりで いくぞう)
パワフルTVのプロデューサー。宝探し目的として「クイーン・オブ・フェスティバル」上でパワフェスを開催した張本人。
熱盛とは大学時代のチームメイトでバッテリーを組んでいた。

マネージャー

出場チームのマネージャーを仲間にし、クリアまたはゲームオーバーで選手登録後、再度開始時マネージャーを選択できるようになる。ただし、所属チームのマネージャーを選ぶとそのチームは登場しない。

本作のパワフェスで初登場のキャラは※表示。

三ツ沢 環(みつざわ たまき)※
本作の初期マネージャー。『実況パワフルプロ野球ポータブル4』で初出。
黒沢 愛(くろさわ あい)
仏契大学所属のマネージャー。『実況パワフルプロ野球6』で初出。
嵐山 美鈴(あらしやま みすず)
たんぽぽ製作所所属のマネージャー。『実況パワフルプロ野球'99開幕版』で初出。
四条 澄香(よじょう すみか)
あかつき大付属高校所属のマネージャー。『実況パワフルプロ野球9』で初出。
七瀬 はるか(ななせ はるか)
恋恋高校所属のマネージャー。『実況パワフルプロ野球9』で初出。
日和 ミヨ(ひより みよ)
神楽坂グループ所属のマネージャー。『実況パワフルプロ野球15』で初出。
エミリ=池田=クリスティン(えみり=いけだ=くりすてぃん)※
ワールド高校所属のマネージャー。『実況パワフルプロ野球2013』で初出。
明星 雪華(あけほし せつか)※
北雪高校所属のマネージャー。『パワプロアプリ』で初出。
氷上 聡里(ひかみ さとり)※
SG高校所属のマネージャー。『パワプロアプリ』で初出。
倉家 凪(くらや なぎ)※
支良州水産高校所属のマネージャー。『パワプロアプリ』で初出。
鴨川 しぐれ(かもがわ しぐれ)※
太平楽高校所属のマネージャー。『パワプロアプリ』で初出。
神良 美砂(かみら みさ)※
ヴァンプ高校所属のマネージャー。『パワプロアプリ』で初出。
木場 静火(きば しずか)※
覇堂高校所属のマネージャー。『パワプロアプリ』で初出。
虹谷 彩理(にじたに さいり)※
天空中央高校所属のマネージャー。『パワプロアプリ』で初出。
紺野 美崎(こんの みさき)
アナザーチャレンジャーズのマネージャーである前作の初期マネージャー。『実況パワフルプロ野球2013』で初出。
我間 摩夕(わがま まゆ)
3回戦、プロ野球レジェンズ勝利後、ある場所で仲間になってくれるマネージャー。『実況パワフルプロ野球11』で初出。
姫野 カレン(ひめの かれん)※
3回戦、プロ野球レジェンズ勝利後、ある場所で仲間になってくれるもう一人のマネージャー。『実況パワフルプロ野球7』で初出。

登場チーム

前作の最終戦登場チーム「ATSUMORIリベンジャーズ」が今作の最終戦登場チーム(後述)に引き継ぐ形として未登場以外、前作の登場チームがすべて続投した。また、有料DLCと無料アップデートとして追加された、他作品とのコラボレーションチームも存在する。

下記のチームからの登場選手以外、1回戦~3回戦で1点差に勝利した場合、ある地点でのイベントでは佐賀(『実況パワフルプロ野球3』が初出[10])かヴィクター・コールドバーグ(『実況パワフルメジャーリーグ』が初出[11])を仲間にすることができる。また、姫野カレンがマネージャーを務める時のみ、佐藤太郎(『実況パワフルプロ野球12』アカデミー編では、姫野カレンの別の姿)としてチャレンジャーズの選手を兼任する。

本作のパワフェス初登場のキャラ・チームは太字表示。

チーム名の右に※を付けた高校野球のチームはサクセスモードの対戦相手としても登場する。名将甲子園モードはコラボレーションチーム以外の全高校チームで登場の対戦相手としても登場したが、パワフェス内で高校チーム以外選手として登録されている選手たちは、過去のシリーズの高校野球チーム在籍歴によって当該チームに在籍する場合もある(例えば頑張パワフルズの東條小次郎と館西勉は、それぞれパワプロ13時の在籍高校の選手として登録されている)。

さらに見る チーム名, 準拠作品 ...
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チャレンジ

今回新たに搭載されたモード。

各モードでプレイした自分のプレイ記録を詳細に確認することができる。一定の条件をクリアすると報酬としてアイテムが入手できる。

名将甲子園

Ver1.10で追加されたモード。追加時にオンライン接続が必須だったが、オンラインサービス終了となった現在ではシナリオのみを(オフラインで)プレイ可能。

基本無料でPlayStation Plusに登録していなくてもプレイできるが、ゲーム内アイテム課金が存在する。

高校野球部の監督として過去のサクセスに登場した選手を入部させ、甲子園優勝を目指す。栄冠ナインとは違い3年間しかプレイできず、育成システムが異なる、試合を一定回数のみ手動操作できるなどシステム面でも差別化されている。

登場するサクセスキャラクターは『パワプロ2012』に搭載されていた「パワスタ」のカードイラストから引き続き、アプリ版およびサクスペでも使用されていた、キャラデザインのままであるが、後日配信された、「帝王実業高校編」、「古代高校編」にて、長らくパワフル高校のユニフォームカラーのみが採用されていた、星井、宇渡、小田切を始め、白ユニフォームグラフィックでのサクセスキャラクター達が、帝王実業のユニフォームに合わせた新規の黒地、古代高校では茶色地仕様で反映されている。

音声出演

実況
堂前英男
清水久嗣
金光宣明(熱盛宗厚 役)
安部憲幸
  • 場内音声
梅田ひでみ
中野耕史

収録選手について

要約
視点

選手

初期データにおける収録選手は、パワプロ2018公式サイトによれば「2018年1月10日時点の新規入団・退団情報に基づく支配下登録全選手(育成枠で契約している選手を除く)」とされ、それ以降に起きた以下の選手のトレード移籍、入退団および育成からの支配下登録は初期データでは反映されていない。

また2019年度版については、2019年4月23日に配信されたアップデートで2019年1月8日時点での新規入退団情報に基づく支配下登録全選手(育成枠で契約している選手を除く)が収録されており、それ以降に起きた以下の選手のトレード移籍、入退団および育成からの支配下登録は2019年4月23日配信のデータでは反映されていない。

なお、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督梨田昌孝が2018シーズン途中に辞任しているが、2018年版では反映されていない。

アップデートの実施状況

  • 2018年4月26日(発売日当日)のアップデートで、3月9日までに公示された入団選手(育成からの支配下登録1人を含む)11名と、退団選手1名[22]が反映された(退団選手は選手データの「フリー」枠に移動している。以下同様)。
  • 2018年7月12日のアップデートで、3月10日から5月8日までに公示された支配下登録選手8名と成立トレード2件が反映され、OB選手が1名追加されている。
  • 2018年9月13日のアップデートで、5月9日から7月31日までに公示された支配下登録選手22名と成立トレード5件、退団選手4名が反映された。
  • 2018年11月1日のアップデートで、10月5日に公示された退団選手1名が反映され、全選手の2018年シーズン終了時のデータが更新された。
  • 2019年4月23日、2019年度版が配信開始。2019年1月8日時点の入退団情報に基づく支配下登録全選手が反映された(この表では同日のアップデートで反映されていない選手のみ2019年度版の項に列挙している)。
  • 2019年6月13日のアップデートで、3月29日までに公示された入団選手(育成からの支配下登録4人を含む)9名と成立トレード1件が反映された。
  • 2019年8月2日のアップデートで、3月30日から5月2日までに公示された育成からの支配下登録選手1名が反映された。
  • 2019年9月19日、5月3日から7月31日までに公示された入団選手(育成からの支配下登録14人を含む)19名と成立トレード5件、8月7日までの退団選手3名が反映された。
  • 2019年10月25日のアップデートで、全選手の2019年シーズン終了時のデータが更新された。
トレードされた選手
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 収録漏れ選手
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引退・退団選手
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追加されたOB選手
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公式イベント

このソフトを使用した公式eスポーツイベント「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」がコナミと日本野球機構によって開催された。

  • 2018-19シーズン
    • 2018年7月20日~8月5日 オンライン予選大会実施。
    • 2018年8月26日 ABCテレビにて西日本プロテスト実施。
    • 2018年9月1日 コナミ本社2F(コナミホール)にて東日本プロテスト実施。
    • 2018年9月29日 品川プリンスホテルにてeドラフト会議実施。
      • 東日本・西日本プロテスト実技審査と面接審査を選抜された36人から、実在のドラフト会議に近い形式(1・2巡目は入札抽選、3巡目はウェーバー方式)で所属チームを決定。
    • 2018年11月10日~12月2日 コナミホール(11月24日~25日のみイマジンスタジオ)にてeペナントレース(交流戦なしの総当たり戦)実施。
      • チーム3人が1対1形式(6イニング・延長なし)の個人戦を行う。上位3チームがeリーグ代表決定戦へ進出する。
    • 2018年12月16日 コナミホールにてeリーグ代表決定戦実施。
      • 実在のクライマックスシリーズ同様、ファーストステージ(1試合制)とファイナルステージ(eペナントレース優勝によるアドバンテージ1勝を含め2本先取制)の試合を行う。
      • チーム3人が3イニングごとに交代しながら9イニング(延長なし)を戦う。試合が引き分け場合、eペナント上位チームがステージ勝者となる。
    • 2019年1月12日 東京ビッグサイト・TFTホールにて「SMBC e日本シリーズ 2018-19」実施。
      • チーム3人が3イニングごとに交代しながら9イニング(9回以降タイブレーク)を戦う。
  • 2019-20シーズン
    • 2019年7月22日~7月28日 オンライン予選大会実施。
      • 各球団は、2018-19シーズンに自球団チームに所属している選手3人のうち、最大2人に継続契約出来る。継続契約とならなかった選手は、オンライン予選大会(eペナント優勝チームはプロテストも)を免除された。
    • 2019年8月26日 西日本プロテスト実施。
    • 2019年8月31日 東日本プロテスト実施。
    • 2019年9月29日 eドラフト会議実施。
      • 2018-19シーズンのeペナント優勝チームの継続契約とならなかった選手、プロテストを選抜された選手、「eBASEBALL 全国中学高校生大会 -共同通信デジタル杯-」優勝チームの満15歳以上の選手から、実在のドラフト会議に近い形式で、各チームの継続契約選手の合わせ4人にするまで、所属チームを決定(ただし2018-19シーズンと異なり、ドラフトされなかった可能性があります)。

楽曲

オープニング曲「Brand New Sky」
作詞・歌:KOCHO / 作曲:米須優太郎(KONAMI) / 編曲:米須優太郎(KONAMI)、渡邊紀如(KONAMI)

脚注

外部リンク

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