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宮田莉朋
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宮田 莉朋(みやた りとも、1999年8月10日 - )は、神奈川県逗子市出身のレーシングドライバー。
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人物
身長171cm、体重63kg。横浜高校卒。名前の由来はフィアット・リトモで、車好きの両親がつけた。
幼児期に発達障害(自閉症)と診断され、幼稚園や小学校になじめなかったが、両親に勧められたモータースポーツに打ち込むことで症状が落ち着いていた過去がある[1]。
遠征先には常にゲーミングPCを持ち込むなど、ゲーマーとしても知られている[2]。
経歴
要約
視点
2004年よりレーシングカートを始め、数々のタイトルを獲得した。
2012年より、高木虎之介が監督を務めるTAKAGI PLANNINGに所属し、地方カート選手権に参戦しシリーズ2位となる。
2013年、同チームより全日本KF2クラスでシリーズ2位、そして2014年、KF1クラスでシリーズチャンピオンとなる。
同年、レーシングサービス芹沢(RSS)より若手ドライバー育成プロジェクトであるRSSスカラシップドライバーとなる。
2015年、マスダレーシングプロジェクトに所属し、全日本カート選手権KFクラスシリーズ3位。
同年9月にはFIA-F4選手権にデビューし、デビューレースで予選9位、決勝4位となる。
2016年、FIA-F4は、FTRSスカラシップF4、全日本カート選手権は、Exprit Takagi Racingよりエントリー。5月3日、FIA-F4第3戦の予選にてトップタイムを記録。16歳ドライバーとして初のポールポジション獲得(2016年5月時点大会記録)。8月6日、富士スピードウェイで開催されたFIA-F4第5戦。ポールポジションからスタートし優勝。16歳11か月での、シリーズ最年少優勝記録を更新(2016年8月時点大会記録)
同年10月23日、鈴鹿サーキット南コースで開催された全日本カート選手戦最終戦で2位入賞し2016年シリーズチャンピオンとなる。海外各国は、KFクラスからOKクラスへ移行していたため、世界で最後に開催されたKFクラスのレースであり、また最後のチャンピオンドライバーとなった。
2016年FIA-F4選手権シリーズチャンピオンとなり、全日本カート及びFIA-F4のダブルタイトルを獲得した。
2017年も、FIA-F4選手権シリーズチャンピオンとなり、2年連続シリーズタイトルを獲得した。同年より全日本F3選手権に参戦を開始。
2018年よりSUPER GT・GT300クラスに参戦開始。2020年にはGT500クラスにステップアップすると同時に、スーパーフォーミュラにも中嶋一貴の代役としてスポット参戦、全日本F3から衣替えした全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権ではシリーズチャンピオンを獲得した。
2023年にはSUPER GT・スーパーフォーミュラ双方でシリーズチャンピオンを獲得。またTOYOTA GAZOO Racing(TGR)のチャレンジドライバーにも選ばれ、トヨタ・ガズー・レーシング・ヨーロッパ(TGR-E)のファクトリーでのシミュレータ作業、トヨタ・GR010 HYBRIDのテストドライブなどをこなした。
2024年は欧州に拠点を移し、正式にFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦するTGRチームのリザーブドライバーに就任。一方でFIA F2選手権及びヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)にも参戦することになった。なおF2とELMSの間では日程バッティングが発生するが、その際はF2を優先する予定[3]。
フォーミュラ2
初年度の2024年はカーリンから引き継いだロダン・モータースポーツより参戦。デビュー戦のバーレーンGPでは予選5番手を獲得し[4]、先輩でかつチームメイトのマロニーに肉薄した。レース1では、スタートを失敗し18位にまで順位を落とすも、スーパーフォーミュラやSUPER GTで培ったドライビングスキルを活かして9番手まで盛り返した[5]。
2025年はARTグランプリに移籍[6]。前年と異なり他カテゴリへの参戦は無く、TGR-Eのリザーブも降りてF2に集中する形となる[7]。
また宮田は第9戦ベルギーグランプリのフィーチャーレースで2位を獲得しF2で自身初表彰台を獲得した。
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レース戦歴
- 2008年 - 東日本ジュニアコマー60エキスパートクラス(シリーズ3位)
- 2009年 - 東日本ジュニア カデットクラス(シリーズチャンピオン)
- 2010年 - NTCカップ Sクラス(シリーズ2位)
- 2011年
- NTCカップ ジュニアMAXクラス(シリーズチャンピオン)
- ハルナカップ ジュニアMAXクラス(シリーズ2位)
- 2012年 - 地方カート選手権 FS125(シリーズ2位)
- 2013年 - 全日本カート選手権 KF2クラス(シリーズ2位)
- 2014年 - 全日本カート選手権 KFクラス(シリーズチャンピオン)
- 2015年
- 全日本カート選手権 KFクラス(シリーズ3位)
- FIA-F4選手権(シリーズ15位)
- 2016年
- 全日本カート選手権 KFクラス(シリーズチャンピオン)
- FIA-F4選手権(シリーズチャンピオン)
- 2017年
- 全日本フォーミュラ3選手権(シリーズ4位)
- FIA-F4選手権(シリーズチャンピオン)
- 2018年[8]
- 全日本フォーミュラ3選手権(シリーズ2位)
- SUPER GT GT300クラス(シリーズ15位)
- 2019年[8]
- 全日本フォーミュラ3選手権(シリーズ2位)
- SUPER GT GT300クラス(シリーズ12位)
- SUPER GT GT500クラス(第2戦スポット参戦)
- 2020年[8]
- 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(シリーズチャンピオン)
- スーパーフォーミュラ(第2,4戦スポット参戦)
- SUPER GT GT500クラス(シリーズ17位)
- 2021年
- スーパーフォーミュラ(シリーズ10位)
- SUPER GT GT500クラス(シリーズ11位)
- 2022年
- スーパーフォーミュラ(シリーズ4位)
- SUPER GT GT500クラス(シリーズ6位)
- 2023年
- スーパーフォーミュラ(シリーズチャンピオン)
- SUPER GT GT500クラス(シリーズチャンピオン)
- 2024年
- FIA F2選手権
- ELMS LMP2クラス
略歴
- ‡ : チーム順位。
- † : ゲストドライバーとしての出走であるため、ポイントは加算されない。
- * : 現状の今シーズン順位。
F4・日本選手権
全日本・フォーミュラ3選手権/スーパーフォーミュラ・ライツ
スーパーフォーミュラ
FIA フォーミュラ2選手権
SUPER GT
FIA 世界耐久選手権
IMSA・スポーツカー選手権
ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ
デイトナ24時間レース
ル・マン24時間レース
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受賞
- 日本プロスポーツ大賞敢闘賞:2023年[9]
脚注
外部リンク
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