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栃木県警察

栃木県が設置した警察組織 ウィキペディアから

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栃木県警察(とちぎけんけいさつ)は、栃木県都道府県警察である。略称栃木県警

概要 栃木県警察, 役職 ...

栃木県公安委員会管理。給与支払者は栃木県知事警察庁関東管区警察局管内。

沿革

本部組織

  • 生活安全部
    • 生活安全企画課
      • 犯罪抑止対策官
      • 生活安全聴聞官
    • 人身安全少年
      • 生活安全聴聞官
    • 生活環境課
      • 生活安全聴聞官
  • 刑事部
    • 組織犯罪対策統括官
    • 刑事総務課
      • 刑事指導管理官
    • 捜査第一課
    • 捜査第二課
    • 捜査第三課
      • 分析支援係
    • 組織犯罪対策第一課
      • 組織犯罪対策官
      • 広域捜査官
      • 意見聴取官
      • 国際犯罪捜査情報官
      • 匿名・流動型犯罪グループ対策室
        • 連合捜査係
    • 組織犯罪対策第二課
    • 鑑識課
    • 機動捜査隊
    • 科学捜査研究所
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データ

警察署

警察署数は19。警察車両のナンバー地名表記は、足利市・佐野市・小山市周辺地域が「とちぎ」、那須地域が「那須」、日光地域は「日光」、それ以外の地域は「宇都宮」となる。警察署長の階級は宇都宮中央は警視正、それ以外が警視である。

さらに見る ※, 地域 ...

警察官数は3264名。(平成19年4月1日)

警察署の再編

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不祥事

  • 1999年 栃木リンチ殺人事件
    当時19歳の会社員男性が少年3人に拉致され凄惨なリンチを受けて殺害された事件で、その遺族が「栃木県警の捜査怠慢とミスが殺害につながった」として栃木県(県警)や加害者らに計約1億5300万円の損害賠償を求めた訴訟を起こした。
    殺害より以前の1999年10月19日時点で、被害者同僚のもとに携帯電話で借金を申し込む電話があり、そのナンバーディスプレーから、携帯電話の所有者であり栃木県警部補を父に持つ主犯の名前が捜査線上に浮上し、石橋警察署(現在の下野警察署)はこの同僚に主犯の16歳当時の顔写真を見せ、「似ている気もする」との証言を得た上で捜査を打ち切り、被害者の遺体が見つかる12月5日までその身辺捜査もせず放置していた事実が、2000年6月2日の『産経新聞』にて報道された[2]
    2006年4月12日に宇都宮地方裁判所は「栃木県警の捜査怠慢と被害者死亡との因果関係」を明確に認め、県や加害者に計約1億1270万円の支払いを命じた。賠償額のうち約9,630万円について県に連帯責任があるとした。栃木県石橋警察署(現・下野警察署)は被害者の両親から再三捜査を求められたにもかかわらず放置し、さらに警察の動きを犯人側に察知され、それが殺害の引き金になった。また「殺害のきっかけは被害者の母親の発言であり、また被害者が自ら捜索願を取り下げるように連絡した」と主張していたが、これらは全て虚偽であった。
  • 2007年1月21日に発生した宇都宮市DV夫による妻刺殺事件において、今市警察署が妻から被害届が出ていたにもかかわらず、「土日は休みだから」「緊急性はない」という理由で捜査を倦怠していた。県警によると、被害届が出ていたのが18日であったが、19日・20日は土日で休み、捜査は21日の月曜から開始される予定だったそうである。しかし、妻は捜査が開始される21日に3歳の子供の目の前で刺殺された。
  • 2008年8月16日に県内で記録的な豪雨が降った日、大雨で冠水した道路で車が水没し、乗っていた女性が死亡した事故で、通報を受けたにもかかわらず市内の消防が出動していなかったことが問題になった中で、さらに県警も通報を受けていながら、「別の現場と勘違い」し、出動していなかった。
  • 2011年10月25日、足利警察署長の男性警視が部下の指導に問題があったとして県警は、25日付で警視を警務部付にしたと発表した[3]
  • 2019年4月7日 - 足利警察署地域課の男性巡査長(29歳)が飲酒運転の末事故を起こしながら、警察に申告しなかった。足利警察署は、男性巡査長を道路交通法違反(酒気帯び運転・事故不申告)の疑いで逮捕した。男性巡査長は容疑を認めている[4]。6月19日、宇都宮地方裁判所足利支部は、元男性巡査長(=懲戒免職処分)に懲役6ヵ月、執行猶予3年(求刑懲役6カ月)の有罪判決を言い渡した[5]
  • 2019年9月19日 - 宇都宮市馬場通りのマンションで病死した住人男性=当時(43歳)=の遺体検視のために現場を訪れた宇都宮中央警察署刑事第一課の男性巡査部長(35歳)が室内にあった男性所有の300万円相当の海外製腕時計を盗んだとして、県警は9月19日、窃盗の疑いで男性巡査部長を逮捕した[6]。12月19日、宇都宮地方裁判所は、元男性巡査部長(=懲戒免職処分)に懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の有罪判決を言い渡した[7]
  • 2020年3月 - 刑事部捜査第一課の男性警部補(30代)が宇都宮東警察署に勤務していた2016年に事件捜査をきっかけに知り合った女性と交際を開始。2019年末に関係が破綻が、つきまとい行為を始めたため女性が県警に相談していた。県警は3月10日付で男性警部補をストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)違反容疑で書類送検し、減給6ヵ月の懲戒処分とした。男性警部補は同日付で依願退職。男性警部補は既婚者だった[8]
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冤罪事件

ここでは栃木県警が管轄した事件で冤罪が確定した事件を掲載する。

  • 2009年に、足利事件冤罪だったことが判明した。男性は、取調べで髪の毛を引っ張られたり、足をけ飛ばされたりするなど暴行により自白を強要され、無実の罪で17年半服役した。当初は冤罪が判明した後も謝罪はなく、取り調べは正当であったと主張していたが、釈放から1週間を経過した後、本部長名で謝罪のコメントを読み上げた。

その他

Thumb
NSXのパトロールカー
Thumb
レースイベントで出場車両を先導するGT-R
2018年11月11日 SUPER GT 2018 第8戦
ツインリンクもてぎ

東北自動車道が開通した当時、高速取り締まり用パトロールカーとして、フォード・マスタング・マッハ1 (農協による寄贈といわれている) を導入した。そのクルマは、鹿沼市にある栃木県運転免許センターに展示されている。このパトカーについては漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の黎明期に交通課の冬本巡査が栃木県警の知り合いから借りてきたという設定で東京都内で運転して登場。なお、その話では最後で両津が運転して亀有公園前仮派出所(両津と中川が派出所を火災で焼失させ、派出所再建中のバラック建て)に突っ込んで仮派出所を全壊させている。1990年代には栃木県に研究所があるホンダからの寄贈でNSXを導入したこともある(ただし、初代はエンジントラブルの火災で廃車になり、現存車両は二代目のもの)。2007年には日産自動車から地元栃木工場で製造されたZ33型Version NISMOのパトカーが寄贈されている。栃木県内のイベント等に栃木県警察が参加する場合ZとNSXが一緒に展示公開される事が多く、県内外から見に来るファンが多い。他にも、2018年には会社役員の中村和男からGT-Rのパトカーが寄贈されている。中村は2020年にもレクサスLC500のパトカーも寄贈している。

警察制度30周年を記念し制作された[9]楽曲『俺はやる』がある。この楽曲は毎週火曜日朝に庁舎内で流される[9]他、酒席でも歌われることがあるという[10]。作詞:栃木県警察本部、補作詞:船村徹・荒川利夫、作曲:船村徹[11]、歌唱は鳥羽一郎ムーディー松島[注 2]である。県警の職員互助会である栃木県警友会ではこの曲の題名を冠したオリジナル焼酎を販売している[12]

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脚注

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関連項目

外部リンク

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