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毎日カルチャースペシャル ラジオウォーク
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毎日カルチャースペシャル ラジオウォークは、歴史学習とハイキングを組み合わせたイベントおよび、イベントの様子を全編生中継(または歴史散策の見どころをスタジオからの生放送)で伝えるMBSラジオの特別番組。主催は毎日放送と毎日新聞大阪本社(2020年まで)→毎日放送(2021年)→株式会社MBSラジオ(2022年以降)で、「ラジオウォーク」はMBSの登録商標(第2108043号ほか)である。
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ラジオ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、CDなどでの販売や公式なアーカイブなど常に参照可能な状態のネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
奈良県内で歴史と縁の深い地域を主な舞台に、1982年から年に1回のペースで実施。2011年の第30回までは、原則として2月11日(建国記念の日、ただし日曜日と重複する場合は2月12日の振り替え休日に変更)を開催日に充てていた。なお、2012年の第31回からは、開催日を3月20日(春分の日)に変更している。
ラジオでの生中継と連動したウォークイベントとして高く評価されているが、日本国内で新型コロナウイルスへの感染が拡大している2020年以降は、イベントとしての開催を休止。この措置に伴って、毎日新聞大阪本社が主催社から外れている。2021年には、生中継やイベントを伴わないウォークラリーとして、3月20日から1ヶ月半にわたって開催された。
2022年以降は、日本の歴史や風土に関心のある人々が時期を問わずに自分のペースで散策することを前提に、MBSラジオのYouTube公式チャンネルからの動画配信と連動した特別番組の生放送へ移行。2023年には史上初めて、舞台を奈良県外の地域(大阪府高槻市の三島地域)に設定している。
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概要
- イベントには、MBSラジオのリスナーをはじめ、一般の参加者も事前予約・参加料不要で自由に参加できる。コメンテーター(万葉集の専門家・研究者)による解説を聞きながら、同局の番組に出演中のパーソナリティやアナウンサーと一緒に、万葉集に縁のある関西各地の名所旧跡(主に奈良県内)を散策することが特徴。原則として、毎年違うコースやテーマを設定している。ただし、開催年によっては、「記念企画」などの名目で過去のコースを改めて散策することもある。
- コースの中間地点やゴール地点では、万葉集・開催地にゆかりのある曲や、ラジオウォークのために作った曲をゲストアーティストが披露するなどのイベントも開催。毎日新聞大阪本社や、協力社の近畿日本鉄道でも、ラジオウォークに連動した企画を毎年実施している。
- 第21回(2002年)からは、不測の事態に備えて毎日放送本社(大阪市北区)ラジオスタジオとの二元中継方式で放送。ラジオウォークに参加できないリスナーからのメッセージや、番組で設定したテーマに沿って送られた和歌・川柳なども、中継で取り上げるようになった。また、第9回(1990年)・第10回(1991年)には、放送衛星を介して開催地以外の旧跡との間で二元生中継。第30回では、MBSテレビの看板番組『ちちんぷいぷい』との同時生放送を実施した。
- 第1回(1982年:昭和57年)から第38回(2019年:平成31年)までは、昭和から平成への改元(1989年1月8日)をはさんで毎年開催。平成から令和への改元(2019年5月1日)をはさんで、2020年(令和2年)にも、3月21日(土曜日・春分の日)に奈良公園の周辺で第39回の開催を予定していた。しかし、2020年の初頭から日本国内で新型コロナウイルスへの感染が広がっている影響を踏まえて、開催およびMBSラジオでの同時生中継を中止することや、参加を予定していた講師・ゲスト・アナウンサーの一部が生中継を予定していた時間帯に同局本社M館(大阪市北区茶屋町)のラジオスタジオへ集結する関連番組(詳細後述)を放送することが同年2月28日(金曜日)に発表された。
- 2018年3月21日に開催された第37回では、強風と荒天の影響で一部の企画(ラジオ番組の公開収録やステージイベント)を中止。その影響でラジオ中継用の電波が長時間にわたって何度も途絶したが、毎日放送本社のスタジオに単独で待機していた武川智美アナウンサーが機転を利かせたトークで復旧までの時間を稼いだことによって、重大な放送事故を免れた。
- MBSラジオでは、第39回の中止に伴って、2020年3月21日の10:00 - 14:30に『第39回毎日カルチャースペシャル 史上初!茶屋町発!のラジオウォーク~万葉びとの故郷を偲ぶ~』(毎日放送本社ラジオスタジオでのトークに過去の同時生中継のダイジェスト音源を交えた特別番組)を生放送。14:30 - 16:00には、ロケや中継を伴わない事前収録の特別番組として、『笑い飯哲夫の明るく楽しい歴史ウォーク~大阪・千日前と京都・寺町をタイムトラベル~』を編成した。このような事情から、第39回は通算回数で欠番として扱われている。
- 2021年(令和3年)には、前年からの新型コロナウイルス感染拡大の傾向に歯止めが掛かっていないことを踏まえて、「春風の飛鳥の道 ラジオウォーク~謎の石造物とラジオウォークの思い出を巡る~」(Radiotalkでの音声解説と連動したウォークラリー)として例年より長期(3月20日 - 5月9日)にわたって第40回を開催。MBSラジオでは、期間初日(3月20日)の11:30 - 16:00に、毎日放送本社のラジオスタジオから特別番組を放送した。
- 第40回は令和時代で初めてのラジオウォークに当たるが、ウォークラリー方式での開催に際しては、新型コロナウイルスへの感染拡大防止策を可能な限り実施。開催期間中には例年と違って、コメンテーター・アナウンサー・タレントが同行する生中継連動型のウォークイベントや、ルート上でのステージイベントなどを組まなかった。
- 2021年まで主催していた毎日放送のラジオ放送事業とラジオ放送免許を、同年4月1日付でグループ会社の株式会社MBSラジオが承継したことに伴って、2022年(令和4年)以降は主催社が毎日放送から株式会社MBSラジオへ移行。ただし、テレビ単営局として再スタートを切った毎日放送にはアナウンスセンター(アナウンサーの管理部署)が残されていることから、同局のアナウンサーはMBSラジオ制作の特別番組や関連番組へ出演している。
- 2021年4月26日の『MBSマンデースペシャル2』では、「ラジオウォークの休日」と称するラジオドラマを55分間にわたって放送。毎日放送アナウンサーの柏木宏之・関岡香・松本麻衣子・大吉洋平(柏木は当時嘱託扱いの「シニアスタッフ」)が「エムラジ[1]一家」に扮しながら、ウォークラリーへの参加をきっかけに奈良の歴史ロマンに魅せられていく様子を演じている[2]。
- 2022年はイベントやウォークラリーの開催を見送る一方で、奈良県御所市に点在する巨大豪族ゆかりの地で事前に収録した解説音源を織り込んだ特別番組として、『美しき奈良 御所の道 ラジオウォーク~古代王朝の謎を解く~』を3月19日(土曜日)の14:00 - 17:00にMBSラジオで生放送。過去のラジオウォークに関する思い出をリスナーから募集するとともに、リスナーが放送後に各自で散策するための参考資料として、収録先で撮影した動画をMBSラジオの公式YouTubeチャンネルで公開している。
- 2023年(令和5年)には、(イベントを開催していた時期からの通算で)42回目の実施にして初めて、奈良県外の地域(日本の古代史研究で「謎」とされている古墳が点在する大阪府高槻市の三島地域)を舞台に設定。MBSラジオでは、前年と同様の構成によるYouTube連動型特別番組『高槻三島地域 国づくりの道 ラジオウォーク~大和を支えた古代豪族の足跡~』の生放送を、3月25日(土曜日)の14:20 - 17:25に実施した。この番組やYouTubeでの配信動画では、毎日放送との嘱託契約期間の満了によって前月(2月28日付)で退職したばかりの柏木が、「フリーアナウンサー」「歴史ナビゲーター」といった肩書で進行役や案内役を務めている。
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関連企画
慶州ラジオウォーク
2006年5月21日、毎日放送の開局55周年記念企画として、奈良県奈良市と友好関係にある韓国・慶州市内で「韓国・慶州ウォーク〜新羅千年の都は今〜」が行われた。韓国文化放送(MBC)との共同制作で、日本からも参加者が多数慶州に来ていた。毎日放送からのパーソナリティは浜村淳、馬場章夫、桜井一枝、西靖(MBSアナウンサー)、八木早希(MBSアナウンサー)が担当。講師は上野誠、猪熊兼勝。幼少時代を韓国で過ごし、大の韓国通としても有名な八木は、韓国の通訳係も務めた。韓国からは、ウ・ソンミンや、イ・ドンギ(浦項MBCアナウンサー)らが参加した。
前日(11:30 - 15:30)には野村啓司、さわともか、増田英彦(ますだおかだ)、大桃美代子、黛まどか、馬場章夫(韓国から電話出演)らが出演し、韓国スペシャル・慶州ウォークへの道が放送された。翌日に行われる「韓国・慶州ウォーク」の事前情報を現地からのリポートを交えて伝えるとともに、懐かしの韓国演歌から最新のK-POPまで、韓国の音楽や文化を紹介した。
脚註
外部リンク
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