トップQs
タイムライン
チャット
視点

加用正

ウィキペディアから

加用正
Remove ads

加用 正(かよう ただし、1953年5月17日 - )は日本中央競馬会に所属した騎手及び調教師栗東トレーニングセンターに所属していた。神奈川県横浜市出身。

概要 加用正, 基本情報 ...
Remove ads

来歴

1953年、横浜市南区に生まれる。実家はサラリーマン家庭であったが、中学3年生の時に馬事公苑騎手養成課程の様子をテレビで観たことをきっかけに騎手を志した。関東学院附属中学校を卒業後、馬事公苑騎手課程に入所。2年次より京都競馬場谷八郎の元で研修に入る(書類上は八郎の義父谷栄次郎厩舎)。騎手試験には3度不合格となり、約6年間の下積みを続けた。次いで瀬戸口勉厩舎で半年間の研修を積んだのち、1976年3月に瀬戸口厩舎よりデビューした。

初年度は19勝を挙げ、中央競馬関西放送記者クラブ賞(関西新人賞)を受賞。1978年には46勝を挙げて全国8位となり初のベスト10入りを果たす。1980年、シンザン記念ノトダイバーで制し、重賞初勝利を挙げる。当年には重賞4勝を含め、自己最高記録となる53勝を挙げて全国6位に付けた。以後中堅騎手として安定した成績を保ち、1986年、瀬戸口厩舎からフリーとなる。その後は1992年まで年間20-30勝以上の成績を維持した。

1993年2月、調教師免許を取得し騎手を引退。通算成績は5493戦559勝。GI級競走での勝利はなかったものの重賞20勝を挙げ、「渋く、地味な騎手」という印象を持たれた騎手生活であった。

調教師時代

1994年、栗東トレーニングセンターに加用正厩舎を開業。同年6月11日に札幌競馬場第9競走でパリスケイワンが勝利し、延べ24頭目で初勝利を挙げる。1996年、関屋記念エイシンガイモンが制し、JRA重賞を初勝利。初年度から徐々に勝利数を伸ばしており、2006年、2007年にはそれぞれ31勝を挙げ、2007年度には関西の優秀調教師賞を受賞した。2014年のJBCスプリントドリームバレンチノで勝利し、G1級競走初制覇[1]

2024年3月5日をもって定年のため、調教師を引退した[2]

Remove ads

通算成績

要約
視点

騎手成績

さらに見る 通算成績, 1着 ...
さらに見る 日付, 競走名 ...

主な騎乗馬

※括弧内は加用騎乗時の勝利重賞競走。

その他

受賞

調教師成績

さらに見る 日付, 競馬場・開催 ...

主な管理馬

※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。

受賞

Remove ads

主な厩舎所属者

※太字は門下生。括弧内は厩舎所属期間と所属中の職分。

参考文献

  • 木村幸治「JOCKEY ZOOM UP24 加用正 - 東京ナンバーのBMW」(『優駿』1987年9月号〈日本中央競馬会、1987年〉所収)
  • 木村幸治『調教師物語』(洋泉社、1997年)ISBN 4896912926

脚注

関連項目

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads