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滋賀県道2号大津能登川長浜線

滋賀県の道路 ウィキペディアから

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滋賀県道2号大津能登川長浜線(しがけんどう2ごう おおつのとがわながはません)は、滋賀県大津市から長浜市を結ぶ主要地方道滋賀県道)である。 滋賀県道では最小番号かつ最長路線。

概要 主要地方道, 総延長 ...
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概要

滋賀県大津市国道422号唐橋西詰交点から琵琶湖の東側を通り長浜市高田町交点を結ぶ路線である。

大津市から草津市までは山手側を走り、草津市から栗東市の間は国道1号国道8号と重複する。栗東市からはJR東海道本線琵琶湖線)の西側を通り長浜市に至る。

路線データ

概要 全ての座標を示した地図 - OSM ...

歴史

  • 1954年昭和29年)
  • 1958年(昭和33年)7月26日:彦根市池洲町 - 同市石ヶ崎町(現:馬場2丁目)までのルートを京橋南詰付近を経由するルート(のちの夢京橋キャッスルロードおよび中濠東西通り)から昭和新道を経由するルートに変更[2]
  • 1960年(昭和35年):整理番号を316へ変更。滋賀県道316号が2つ併存することとなった。
  • 1970年(昭和45年)3月20日:彦根市松原町 - 同市馬場の松原橋架替の竣工[3]
    • 架替前の松原橋は全国的に珍しい人力で旋回する方式の回転橋であり、橋脚によって運河の中心に水路の有効幅員を二分していたため内陸部にあった彦根港が湖岸に移転する原因の1つになった[4]
  • 1974年(昭和49年)6月5日:彦根市稲里町 - 日夏町間1.9 kmの道路改良工事が完成[5]
  • 1978年(昭和53年)1月13日:野洲町久野部 - 同町富並の新道1.3 kmの供用開始[6]
  • この当時、大津市から栗東町(当時)まで国道1号と重複し、栗東町小柿が実質的な起点となっていた[7]
  • 1979年(昭和54年)
  • 1979年(昭和54年)7月30日:米原町磯(当時)の集落を迂回するバイパス1.9 kmの供用開始[8]
  • 1983年(昭和58年)3月4日 - 大津市起点を唐橋町に変更し、大津市~草津市は山手幹線経由に。
  • 1988年(昭和63年)8月29日京滋バイパス瀬田東ICの供用に合わせて、山手幹線の一部分である大津市瀬田神領町 - 同市南大萱町の1.7 kmの供用開始[9]
  • 1989年平成元年)11月10日:彦根市日夏町 - 同市甘呂町のバイパス1.4 kmの供用開始[10]
  • 1990年(平成2年) 9月17日:滋賀県が本路線の整理番号を316から2へ変更。
  • 1993年(平成5年) 3月26日:近江八幡市加茂町の集落を迂回するバイパス1.3 kmの供用開始[11]
  • 1994年(平成6年)4月28日:山手幹線の一部分である草津市野路町 - 岡本町間2.4 kmの供用開始[12]
  • 1995年(平成7年)9月1日:野洲町野洲 - 同町市三宅(いずれも当時)の近江富士大橋を含む1.6 kmの供用開始[13]。この区間は琵琶湖大橋の4車線化工事の付帯工事として実施されている[14]
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松原橋(彦根市松原町)
  • 1997年(平成9年)3月27日:彦根市松原町 - 同市馬場の松原橋架替が終わり、新橋の供用開始[15]
  • 2004年(平成16年)12月24日:山手幹線の一部分である草津市笠山7丁目(滋賀医科大北口交点) - 同市野路東1丁目(立命館大前交点)の0.8 kmの区間の供用開始[16][17]
  • 2005年(平成17年)3月19日:滋賀県道342号草津田上インター線を介して草津田上ICと接続[18]
  • 2009年(平成21年)5月13日:仁保橋の架替が完了[19]
  • 2017年(平成29年)8月30日:彦根市甘呂町の改良済み区間前後に残されていたクランクを回避するミニバイパス0.2 kmが開通[20]
  • 2018年(平成30年)8月2日:東近江市きぬがさ町付近のバイパスが開通[21]
  • 2025年令和7年)3月15日:川辺・目川バイパス(栗東市川辺 - 目川、310 m)が開通[22][23]
  • 2025年(令和7年)3月23日:馬場・上砥山工区(草津市岡本町 - 山寺町、1.0 km)が開通[24]
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路線状況

要約
視点

概ね片側1車線の道路で、片側2車線で整備された区間も存在する。だが、栗東市から守山市にかけた区間や彦根市内にセンターラインが敷かれていない区間も残る。

通称

近代以前の街道を踏襲した区間が多く、大津市唐橋西詰交点から神領交点までは東海道、栗東市から守山市吉身西交点までは中山道、野洲市から彦根市にかけては朝鮮人街道(彦根道・八幡道・京街道などとも)、彦根市内の一部は巡礼街道となっている。

その一方で、現代になってから作られた通称名も少なくない。 大津市瀬田から草津市岡本町までは山手幹線と呼ばれており、さらに草津市岡本町から栗東市上砥山までもこの路線として建設中である[25]。この区間は栗東水口道路と調査中の大津山科バイパス(滋賀京都連絡道路)を中継する計画があるため、国道1号に編入する構想がある[26][27][28]

また、片側2車線も無い中山道のバイパスとして新中山道が栗東市霊仙寺交点から野洲市久野部交点までの間で走る。以前この路線は中山道を走ったが、守山市吉身西交点から野洲市久野部交点までの区間がこの県道の指定から外された。しかし、現在でも栗東市霊仙寺から守山市守山4丁目まではこの路線として指定を受けていない。

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通称「さざなみ街道」の標識、長浜市平方町にて

彦根市長曽根町北交点から長浜市公園町交点にかけては湖岸道路(さざなみ街道[注釈 2])の一部を担っている。また彦根市の犬上川から芹川にかけては「ベルロード」と呼ばれ[30]、本町2丁目から栄町2丁目にかけては昭和時代に彦根城の外堀を埋めて作った道路であるため「昭和新道」と呼ばれる[31]

重複区間

道路施設

橋梁

  • 瀬田の唐橋(瀬田川、大津市瀬田)
  • 志津大橋(草津川、草津市東草津)
  • 近江富士大橋(野洲川、野洲市野洲)
  • 仁保橋(日野川、野洲市小南 - 近江八幡市十王町)
  • 八幡橋(愛知川、東近江市今町 - 彦根市服部町)
  • 新大山橋(宇曽川、彦根市稲里町)
  • 南青柳橋(犬上川、彦根市開出今町 - 同市野瀬町)
  • 池洲橋(芹川、彦根市後三条町 - 芹橋2丁目)
  • 松原橋(彦根市馬場1丁目 - 松原2丁目)
  • 入江橋(米原市朝妻筑摩)
  • 世継橋(天野川、米原市朝妻筑摩 - 同市世継)
  • 下坂浜大橋(長浜新川、長浜市下坂浜町)

道の駅

地理

要約
視点
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瀬田の唐橋の上を通る(大津市)

通過する自治体

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瀬田大江町交差点から西望(大津市)

交差する道路

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滋賀県道2号大津能登川長浜線、近江八幡市安土町下豊浦にて

大津市

草津市

守山市

野洲市

近江八幡市

東近江市

彦根市

米原市

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滋賀県道234号朝妻筑摩近江線との入江交差点、米原市朝妻筑摩にて

長浜市

沿線にある施設など

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安土城址の南麓、近江八幡市安土町下豊浦にて
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東沿線のエクシブ琵琶湖、米原市磯にて
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脚注

参考文献

関連項目

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