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アニメグランプリ

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アニメグランプリは、アニメ雑誌アニメージュ』が主催する日本アニメーション作品を対象とした賞である。読者の人気投票によって各部門の受賞が決定される。

概要 アニメグランプリ, 受賞対象 ...

概要

アニメブーム期の1979年に始まり、40回以上の歴史を持つイベントである。『アニメージュ』本誌に付属する専用葉書にて投票を募り、集計結果は各年6月号にて発表される。現行では「グランプリ部門(作品賞)」「キャラクター部門」「声優部門」「アニメソング部門」の4部門が設けられている。以前はその他に制作スタッフ、歌手、歴代ベストワンなどの部門もあった。男女別の集計結果も載せられていたが、現在は性別に関係なく得票数のみ発表されている。

現在は誌面で結果発表を行うのみだが当時の編集長・尾形英夫が「世間も注目する大舞台でやってみたい」という思いから第3回からは日本武道館で大々的に表彰式と声優・歌手によるイベントを実施し、第10回まで行われた。第10回をもってイベントを中断した理由は昭和天皇の病状悪化による自粛であるが、10回目という節目で区切りを付けたともいわれている。

これに対抗する形で1983年から競合誌の『アニメディア』『ジ・アニメ』『マイ・アニメ』『月刊OUT』『アニメック』が手塚治虫を担ぎ出し「日本アニメ大賞」を制定、同時にイベント「日本アニメフェスティバル」を実施して毎年4月に表彰を行っていた。日本アニメ大賞側はアニメグランプリと統合の意向を持っていたが、かなわずに1990年の第7回を最後に終了している。

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変遷

  • 第1回 - 「'79-'80総決算」として過去2年分を扱い、1980年2月号で発表。「グランプリ(作品)」「サブタイトル」「キャラクター」「男性声優」「女性声優」「歌手」「アニメソング」「演出」「アニメーター」「美術」「脚本」の11部門でスタート。
  • 第2回 - 「1980年上半期」として1980年10月号で発表。歌手部門を男女に分ける。
  • 第3回 - 「1980年下半期」として1981年6月号で発表。歴代ベストワン部門(作品・キャラクター)新設。
  • 第4回 - この回より毎年6月号で年次発表する型式となる。
  • 第5回 - アニメージュ賞を新設し、最多の15部門となる。
  • 第6回 - スタッフ4部門廃止。キャラクター部門と歴代ベストワンキャラクター部門を男女に分ける。
  • 第11回 - 5月号発表となる。歌手部門(男女)とアニメージュ賞を廃止。歴代ベストワンキャラクター部門は男女を統合。歴代アニメソング部門はこの回のみ。
  • 第14回 - 声優部門の男女を統合。
  • 第19回 - 再び6月号発表に戻る。
  • 第22回 - 歴代ベストワン部門(作品・キャラクター)を廃止。6部門となる。
  • 第37回 - サブタイトル部門を廃止。5部門となる[注 1]。この回より毎年9月号で年次発表する型式となり、審査対象となるアニメは前の年の11月末までだったのが開催年の3月末までへと変更され[注 2]、2クール分割で放送のアニメはそれぞれ別作品として投票が分けられていたのが対象期間の放送であれば1つの作品として投票がまとめられることになった。
  • 第42回 - 新型コロナウイルスの影響で投票数と掲載順位の規模が縮小され、コロナ終息後もこの状態が維持される。
  • 第45回 - キャラクター部門の男女を統合、第5回以来の形式になり4部門となる。
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主要部門

グランプリ作品部門1位

さらに見る 回(年度), 作品名 ...

キャラクター部門1位

さらに見る 回(年度), キャラクター名 ...

声優部門1位

さらに見る 回(年度), 男性声優名 ...

アニメソング部門1位

さらに見る 回(年度), 曲名 ...
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以前は設置されていた部門

グランプリ Editors Choice

さらに見る 回(年度), 作品名 ...

歌手部門

さらに見る 回(年度), 男性歌手名 ...

アニメーター部門

さらに見る 回(年度), アニメーター名 ...

演出部門

さらに見る 回(年度), 演出家名 ...

美術部門

さらに見る 回(年度), 美術監督名 ...

脚本部門

さらに見る 回(年度), 脚本家名 ...

歴代ベストワン作品部門

さらに見る 回(年度), 作品名 ...

歴代ベストワンキャラクター部門

さらに見る 回(年度), キャラクター名 ...

歴代アニメソング部門

さらに見る 回(年度), 曲名 ...

アニメージュ賞

さらに見る 回(年度), 作品名 ...

サブタイトル部門

さらに見る 回(年度), 話数 ...

編集部特別賞

さらに見る 回(年度), 作品名 ...
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脚注

注釈

  1. この他に、第38回のみ編集部特別賞があった。
  2. 第37回のみ期間の帳尻合わせの関係により、特例として2013年12月から2015年3月までのアニメが対象となった。

出典

  • 原口正宏が語るアニメグランプリ30回」『アニメージュ』2008年6月号、徳間書店、88-91頁。
    • 「変遷」および「以前は設置されていた賞」について。

外部リンク

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