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赤岡修次
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赤岡 修次(あかおか しゅうじ、1977年3月15日 - )は、地方競馬の高知競馬場・田中守厩舎所属の騎手。得意な戦法は先行。
来歴
要約
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1994年9月29日付けで地方競馬騎手免許を取得。同年10月10日に高知競馬第2競走で初騎乗(サファリジャム)。同年10月16日高知競馬第5競走をパリスドラゴンで制し初勝利[1]。
1996年1月、日本プロスポーツ大賞の地方競馬部門新人賞を受賞[2]。同年9月16日第11回全日本新人王争覇戦出場(12人中10位)[3]。
1997年3月9日阪神競馬4歳牝馬特別にイージースマイルで出走(15着)のため遠征。同競走を含む3レースに騎乗し、JRA初騎乗を記録。
1999年、レース中の落馬負傷により4か月間入院[2][4]。復帰後成績不振に陥り、一度は引退を決意した[2]が、騎手仲間の西川敏弘に諭され[2][4]翻意。
2006年、167勝を挙げ、初めて高知競馬のリーディングジョッキーとなる[2]。
2007年8月11日地方競馬通算1000勝達成[5][6]。同年10月26日にスーパージョッキーズトライアルで49ポイントを獲得して総合優勝[7]し、第21回ワールドスーパージョッキーズシリーズへの出場権を獲得した。高知の騎手が同シリーズに出場するのは史上初のこととなる。第2戦のゴールデンホイップトロフィーではカネトシツヨシオーで1着となりJRA初勝利を挙げるなどの活躍で総合3位となった[8]。さらに12月2日の1000万下条件でも勝利し、2日間で2勝を挙げた[8]。この2日間で得たJRAでの収得賞金は高知競馬での年間収得賞金を上回った。騎乗手当、シリーズ3位の賞金を加えると高知競馬での収入に匹敵する額となる。NAR全国リーディングで自身初の年間200勝(最終的に204勝)を達成する。
2008年、スペシャリストに騎乗して4月25日に笠松の地方全国交流重賞・オグリキャップ記念、6月1日には福山の西日本地区交流重賞・西日本グランプリを制した[1]。
2009年8月21日第8回高知競馬1日目で8鞍に騎乗し、うち7勝をあげ高知競馬の1日最多勝記録を達成[9]。同年10月31日第12回高知競馬1日目第10競走コスモス特別(D1選抜馬)をビッグインディで優勝(10頭立て1番人気)し、9004戦目で地方競馬通算1500勝達成[10]。12月20日にも騎乗した計7鞍で全勝を果たし、地方競馬での1日での騎乗機会連勝タイ記録となった[11][12]。この年のNARグランプリ最優秀勝率騎手賞を受賞[13]。
2010年2月20日第18回高知競馬2日目第7競走をロックスビスティーで優勝(9頭立て1番人気)し、9230戦目で地方競馬通算1600勝達成[14]。同年6月26日第6回高知競馬6日目第6競走をセイウンタイヨウで優勝(5頭立て1番人気)し、9450戦目で地方競馬通算1700勝達成[15]。
2014年1月19日第14回高知競馬4日目第6競走3歳1組条件戦をシングルマザーで優勝(8頭立て1番人気)し、12032戦目で地方競馬通算2500勝達成[16]。
2016年4月9日第1回高知競馬3日目第7競走C3-12組条件戦をヴィクトリーノヴァで優勝(12頭立て1番人気)し、14041戦目で地方競馬通算3000勝達成した[17]。これは高知競馬所属騎手としては初の達成となった[18]。
2020年10月25日第9回高知競馬第4日第6競走C3-17組条件戦をサンドジョーカー号で優勝(12頭立て1番人気)し、地方競馬における14年連続年間200勝を達成した。これは従来佐々木竹見が持っていた13年連続(1964年から1976年)を上回る日本記録である[19]。
同年11月23日、第10回高知競馬第6日第10競走をモルトベーネ号で勝利し、18,386戦目で地方競馬通算4,000勝を達成した。地方競馬史上13人目の記録となる[20]。
2021年4月1日付で工藤真治厩舎所属から田中守厩舎所属へと変更となった[21]。
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主な騎乗馬
要約
視点
- イージースマイル(1996年金の鞍賞、1997年黒潮皐月賞、花吹雪賞、高知優駿、RKC杯)
- メイショウタイカン(1998年黒潮スプリンターズカップ、黒潮マイルチャンピオンシップ)
- カチマサル(2001年高知優駿、黒潮菊花賞)
- エスケープハッチ(2005年南国王冠・高知市長賞、2006年南国王冠・高知市長賞)
- マイネルリチャード(2006年珊瑚冠賞)
- トサローラン(2007年建依別賞、珊瑚冠賞)
- スペシャリスト(2007年高知県知事賞、2008年オグリキャップ記念、西日本グランプリ)
- ケイエスゴーウェイ(2008年二十四万石賞)
- フサイチバルドル(2009年西日本グランプリ、2010年二十四万石賞、福永洋一記念、トレノ賞、珊瑚冠賞)
- ジョインアゲン(2009年黒潮マイルチャンピオンシップ)
- フジペガサス(2010年金の鞍賞)
- ポートジェネラル(2010年黒潮スプリンターズカップ)
- サウロビスティー(2010年建依別賞)
- プラネットワールド(2011年建依別賞)
- タンゴノセック(2011年久松城賞、2012年黒潮スプリンターズカップ、2012年二十四万石賞、珊瑚冠賞)
- ドンスキマー(2012年高知優駿、黒潮皐月賞)
- シーアクロス(2012年福山スプリントカップ)
- コスモワッチミー(2012年トレノ賞、金杯、黒潮マイルチャンピオンシップ、黒潮スプリンターズカップ)
- コパノエクスプレス(2013年黒潮菊花賞、土佐秋月賞)
- ファイアーフロート(2014年黒潮スプリンターズカップ、トレノ賞、建依別賞、珊瑚冠賞)
- サクラシャイニー(2014年黒潮マイルチャンピオンシップ、大高坂賞、2015年御厨人窟賞、福永洋一記念、園田FCスプリント、2016年大高坂賞、黒潮マイルチャンピオンシップ、2017年大高坂賞、御厨人窟賞)
- バズーカ(2015年秋の鞍)
- メイショウツチヤマ(2015年黒潮マイルチャンピオンシップ、2016年だるま夕日賞、二十四万石賞)
- サウスウインド(2016年はがくれ大賞典、オータムカップ、姫山菊花賞、2017年兵庫大賞典、園田金盃)
- キモンクラブ(2016年土佐春花賞)
- マルトクスパート(2016年東海桜花賞)
- イッツガナハプン(2017年だるま夕日賞、2018年だるま夕日賞、二十四万石賞、珊瑚冠賞)
- バンドオンザラン(2017年優駿スプリント)
- バンダイクブラウン(2017年加賀友禅賞)
- モズオトコマエ(2017年黒潮菊花賞)
- セイスコーピオン(2017年マイルグランプリ)
- ネオプリンセス(2017年金の鞍賞)
- ティアップリバティ(2018年大高坂賞)
- エースウィズ(2018年読売レディス杯)
- サクラレグナム(2018年建依別賞、2019年大高坂賞、黒潮スプリンターズカップ、御厨人窟賞、2020年大高坂賞、2021年黒潮スプリンターズカップ)
- クリノヒビキ(2018年園田オータムトロフィー、岐阜金賞)
- ナンヨーオボロヅキ(2019年黒潮菊花賞)
- スリラーインマニラ(2020年建依別賞)
- サラーブ(2020年秋桜賞)
- サロルン(2020年楠賞)
- グランデストラーダ(2021年秋桜賞)
- グリードパルフェ(2021年高知県知事賞、2023年六甲盃)
- グランデラムジー(2022年珊瑚冠賞)
- ボヌールバローズ(2022年ラブミーチャン記念)
- モダスオペランディ(2023年大高坂賞、御厨人窟賞、2024年だるま夕日賞)
- グラインドアウト(2024年花吹雪賞、ル・プランタン賞)
- ラピドフィオーレ(2024年兵庫ジュベナイルカップ)
- リケアマキアート(2024年金の鞍賞)
- コパノリッチマン(2025年黒潮スプリンターズカップ)
- ジュゲムーン(2025年ネクストスター西日本、黒潮皐月賞)
- ローズプリンスダム
出典:[22]
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年度別成績表
地方競馬
中央競馬
篤志活動
2007年、ワールドスーパージョッキーズシリーズ出場で得た賞金から30万円をNPO法人「高知市こども劇場」に寄付[24]。翌2008年以降も同法人に対して寄付を行っている[25][26][27]。
脚注
関連項目
外部リンク
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