トップQs
タイムライン
チャット
視点
高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグ
ウィキペディアから
Remove ads
高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグ(たかまどのみやはい アンダーエイティーン サッカーリーグ2016 プレミアリーグ)は、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグの2016年開催分である。
大会要項
大会方式など
大会方式などは、前年から大きな変更はなかった。
スケジュール
プレミアリーグイーストとプレミアリーグウエストは、4月9日から12月4日までの期間に合計180試合がリーグ戦形式で開催された。高円宮杯U-18サッカーリーグのチャンピオンを決めるチャンピオンシップは、12月17日に開催され、翌2017年の新規参入チームを決めるプレミアリーグ参入戦は、12月16日と12月18日に開催された。
参加チーム
前年度のプレミアリーグで残留した16チームと、前年度のプレミアリーグ参入戦を勝ち抜いた4チーム、計20チームが参加した。
出典: “チーム紹介|高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグ”. 2017年2月26日閲覧。
Remove ads
プレミアリーグイースト
要約
視点
イーストのリーグ戦の展開
最終第18節のFC東京U-18対青森山田高校戦が優勝をかけた試合となり、この試合に1-0で勝った青森山田高校が優勝した。
青森山田高校は、開幕からの2戦を連勝すると、そのあとは首位を陥落することはあっても常にしぶとく巻き返し、最終第18節を迎えた[1]。最終戦で勝って優勝した青森山田高校はそのままチャンピオンシップを獲得すると、さらにこの年の高校選手権でも優勝し、「全国2冠」を達成した。青森山田高校からは、廣末陸がFC東京に、高橋壱晟がジェフユナイテッド市原・千葉に、それぞれ入団した。
FC東京U-18はこの年のJユースカップとクラブユース選手権で優勝しており、3冠を目指して戦ったものの、青森山田高校に阻まれる形になった。FC東京U-18に所属する選手の一部は、この年からはじまったFC東京 U-23チームのJ3リーグ参加により、J3リーグと本リーグを掛け持ちするようになった。当初は現場に戸惑いもあったが、やがてJ3との掛け持ちも前向きに作用して選手たちのパフォーマンスも向上し、最後まで優勝争いをする要因となった[1]。FC東京U-18からは、4選手がトップチームに昇格した。
市立船橋高校は、失点数と負数では青森山田高校やFC東京U-18を下回ったものの引き分け7と勝ちきれない試合が多く、3位となった。市立船橋高校からは、杉岡大暉、原輝綺、高宇洋がそれぞれ、湘南ベルマーレ、アルビレックス新潟、ガンバ大阪に入団した。夏の高校総体は、決勝で流通経済大学附属高校を破って全国優勝した。冬の高校選手権は千葉県予選を勝ち上がって出場し、2回戦で前橋育英高校にPK戦で敗れた。
大宮アルディージャユースは、開幕3連敗から巻き返し、特に第10節から第17節にかけては5勝3分とリーグを盛り上げて4位となった[1]。大宮アルディージャユースからは、山田陸がトップチームに昇格した。
本年度昇格して初のプレミアリーグに挑む横浜F・マリノスユースはJクラブ関係者から軒並み優勝候補に推されていた[1] ものの、第4節まで2分2敗と苦戦した。第5節の流通経済大学付属柏高校戦でプレミアリーグ初勝利をあげてからは立て直して徐々に順位を上げ、5位でシーズンを終えた。トップチームには、2選手が昇格した。
清水エスパルスユースは最後まで優勝を争ったものの、上位チームに接戦で競り負ける試合が多く[2]、第17節と第18節で青森山田高校と市立船橋高校に連敗したことで6位に終わった。トップチームには、立田悠悟が昇格した。
柏レイソルU-18は新たに就任した永井俊太監督のもとでボールとスペースを重視する伝統のスタイルを継承したものの、第4節以降に調子を落として負け越して7位で終わり、不本意なシーズンとなった[3]。トップチームには、古賀太陽が昇格した。
昨年のチャンピオンである鹿島アントラーズユースは、試合経験のある3年生が少ない状態でリーグ開幕を迎え、開幕戦で勝利したあとは苦戦が続いた。それでもリーグ終盤には、優勝した青森山田高校に勝って2位のFC東京U-18には引き分けるなど持ち味の粘り強さを発揮し、リーグ残留を勝ち取った[4]。
流通経済大学付属柏高校は開幕から6連敗を喫した。その後の高校総体では準優勝したものの、リーグ戦では第8節の柏レイソルU-18戦以外は勝つことができず、第16節にアルビレックス新潟ユースに敗れて降格が決まった。その後2連勝し、9位でリーグ戦を終えた。高校選手権は千葉県予選で市立船橋高校に敗れ、出場できなかった。
アルビレックス新潟ユースは、開幕からの5戦は1勝3分1敗で乗り切ったものの、その後は第15節まで、2分8敗と1勝もできなかった。第16節では降格を争う流通経済大学付属柏高校に勝って降格決定を逃れたが、第17節で大宮アルディージャU-18に大敗して降格が決まり、最下位でリーグ戦を終えた。トップチームには、長谷川巧が昇格した。
イーストの日程と試合結果
イーストの順位表
最終更新は2016年12月11日の試合終了時
出典: プレミアリーグEAST 順位表
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.
イーストの戦績表
ホーム / アウェー[1] | 山田 | 鹿島 | 大宮 | 市船 | 柏R | 流経 | 東京 | 横浜 | 新潟 | 清水 |
青森山田高校 |
0–1 |
2–1 |
1–1 |
2–1 |
2–0 |
2–1 |
0–2 |
2–1 |
3–0 | |
鹿島アントラーズユース |
0–0 |
1–2 |
0–1 |
2–3 |
3–2 |
1–1 |
0–2 |
0–0 |
0–1 | |
大宮アルディージャユース |
1–1 |
0–2 |
0–0 |
4–2 |
2–1 |
1–1 |
2–1 |
6–0 |
3–2 | |
市立船橋高校 |
0–1 |
0–0 |
0–1 |
3–2 |
0–0 |
1–1 |
2–3 |
4–0 |
1–0 | |
柏レイソルU-18 |
3–0 |
2–1 |
3–0 |
1–1 |
0–0 |
0–1 |
1–1 |
2–0 |
0–1 | |
流通経済大学付属柏高校 |
0–3 |
3–1 |
1–2 |
0–1 |
1–0 |
1–2 |
2–3 |
0–1 |
2–2 | |
FC東京U-18 |
0–1 |
3–0 |
5–2 |
1–1 |
7–0 |
3–1 |
3–0 |
4–0 |
0–1 | |
横浜F・マリノスユース |
4–3 |
2–2 |
3–0 |
1–2 |
5–1 |
0–3 |
3–2 |
3–1 |
2–2 | |
アルビレックス新潟U-18 |
1–6 |
1–3 |
2–2 |
1–2 |
1–2 |
2–2 |
1–1 |
2–1 |
1–6 | |
清水エスパルスユース |
0–2 |
2–1 |
1–2 |
0–1 |
2–0 |
1–0 |
0–1 |
2–1 |
1–1 |
最終更新は2016年12月11日の試合終了時
出典: プレミアリーグEAST 日程・結果
1左縦列のチームがホーム側。
色: 青 = ホームチームが勝ち; 黄 = 引き分け; 赤 = アウェーチームが勝利。
イーストの個人成績
- 各国の全国リーグ(日本では、J1、J2、J3、JFL)に在籍歴のある選手と、得点ランキング上位の選手を掲載
- 出場と得点は、チャンピオンシップの分も含む
出典: “Soccer D.B. 高円宮杯U-18 プレミアリーグ チーム別出場選手記録”. 2017年3月4日閲覧。 “JFA 高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEAST ゴールランキング”. 2017年3月4日閲覧。
Remove ads
プレミアリーグウエスト
要約
視点
日程と試合結果
4月14日に発生した熊本地震の影響で、第2節から第5節の大津高校の試合と、第2節から第4節の大分トリニータU-18の試合が延期された。
順位表
最終更新は2016年12月11日の試合終了時
出典: プレミアリーグWEST 順位表
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.
戦績表
ホーム / アウェー[1] | 名 | 京都 | G阪 | C阪 | 神戸 | 弘陵 | 広島 | 東福 | 大分 | 大津 |
名古屋グランパスU18 |
2–2 |
1–1 |
2–4 |
3–3 |
1–2 |
1–2 |
2–3 |
1–1 |
3–4 | |
京都サンガU-18 |
1–5 |
0–2 |
1–3 |
1–1 |
0–0 |
0–1 |
0–1 |
2–0 |
3–3 | |
ガンバ大阪ユース |
0–0 |
3–1 |
3–2 |
1–3 |
4–0 |
1–2 |
0–2 |
3–0 |
2–0 | |
セレッソ大阪U-18 |
2–1 |
0–1 |
3–4 |
2–1 |
4–0 |
1–1 |
3–0 |
3–2 |
7–1 | |
ヴィッセル神戸U-18 |
2–1 |
1–0 |
2–1 |
2–1 |
3–1 |
2–4 |
1–3 |
1–0 |
4–1 | |
神戸弘陵学園高校 |
3–0 |
2–2 |
2–3 |
1–3 |
1–1 |
1–4 |
0–0 |
0–1 |
2–1 | |
サンフレッチェ広島ユース |
3–2 |
1–0 |
3–1 |
0–1 |
1–2 |
3–1 |
3–0 |
3–0 |
4–0 | |
東福岡高校 |
4–0 |
3–7 |
2–1 |
1–4 |
0–0 |
1–1 |
1–2 |
4–0 |
3–2 | |
大分トリニータU-18 |
0–1 |
0–3 |
1–2 |
1–1 |
0–4 |
1–2 |
2–2 |
1–2 |
3–0 | |
大津高校 |
4–2 |
2–3 |
3–0 |
0–3 |
2–5 |
3–0 |
0–1 |
1–2 |
3–0 |
最終更新は2016年12月11日の試合終了時
出典: プレミアリーグWEST 日程・結果
1左縦列のチームがホーム側。
色: 青 = ホームチームが勝ち; 黄 = 引き分け; 赤 = アウェーチームが勝利。
個人成績
- 各国の全国リーグ(日本では、J1、J2、J3、JFL)に在籍歴のある選手と、得点ランキング上位の選手を掲載
- 出場と得点は、チャンピオンシップの分も含む
出典: “Soccer D.B. 高円宮杯U-18 プレミアリーグ チーム別出場選手記録”. 2017年3月4日閲覧。 “JFA 高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグWEST ゴールランキング”. 2017年3月4日閲覧。
Remove ads
チャンピオンシップ
プレミアリーグイーストで優勝した青森山田高校とプレミアリーグウエストで優勝したサンフレッチェ広島ユースが埼玉スタジアム2002で12月17日に対戦した[5]。
試合展開
両チームとも得点をあげられないまま前後半の90分、延長戦が終わり、PK戦で決着をつけることになった。PK戦の結果、青森山田高校が勝ち、初のチャンピオンとなった。
試合記録
2016年12月17日 13:00 |
埼玉スタジアム 観客数: 12,503 主審: 上田益也 |
プレミアリーグ参入戦
要約
視点
プリンスリーグの上位チーム、計16チームが4チームずつの4組に分かれて勝ち残り式トーナメントを行い、勝ち残った4チームがプレミアリーグに昇格した。1回戦は12月16日、決勝戦は12月18日に実施された[6]。
参入戦の参加チームと選出方法
参入戦の選出方法
参加チームの数と選出方法は前年と同様に、プリンスリーグ各地域から地域出場枠に応じた16チームが出場した。地域出場枠は、2種連盟大会における2015年度の高円宮杯 プリンスリーグ各地域1部出場チーム(プレミアリーグ所属チームのセカンドチームを含む)の成績ポイントで算出され、次のようになった[6]。
参入戦の参加チーム
プレミアリーグ参入戦に参加したのは、次の16チームだった。
参入戦の結果
参入戦の結果、翌2017年のプレミアリーグには次の4チームが昇格した。
- 浦和レッズユース
- 阪南大学高校
- 米子北高校
- アビスパ福岡U-18
参入戦の戦績
ブロックA
米子北高校が勝ち上がった。
1回戦 | 決勝戦 | |||||
米子北高校 | 3 | |||||
東京Vユース | 1 | |||||
米子北高校 | 1 | |||||
札幌U-18 | 0 | |||||
明徳義塾高校 | 1 | |||||
札幌U-18 | 3 |
- 1回戦
2016年12月16日 11:00 |
コカ・コーラウエスト広島スタジアム 観客数: 200人 主審: 堀格郎 |
2016年12月16日 11:00 |
呉市総合スポーツセンター多目的グラウンド 主審: 先立圭吾 |
- 決勝戦
2016年12月18日 11:00 |
コカ・コーラウエストスタジアム広島 観客数: 400人 主審: 大矢充 |
ブロックB
浦和レッズユースが勝ち上がった。
1回戦 | 決勝戦 | |||||
浦和レッズユース | 4 | |||||
帝京長岡高校 | 0 | |||||
浦和レッズユース | 1 | |||||
長崎総科大附属高校 | 0 | |||||
長崎総科大附属高校 | 5 | |||||
岡山学芸館高校 | 2 |
- 1回戦
2016年12月16日 11:00 |
広島広域公園第一球技場 観客数: 150人 主審: 国吉真樹 |
2016年12月16日 11:00 |
呉市総合スポーツセンター競技場 観客数: 350 主審: 内田康博 |
- 決勝戦
2016年12月18日 11:00 |
広島広域公園第一球技場 観客数: 850人 主審: 金次雄之介 |
ブロックC
阪南大学高校が勝ち上がった。
1回戦 | 決勝戦 | |||||
新潟明訓高校 | 1 | |||||
浜松開誠館高校 | 0 | |||||
新潟明訓高校 | 0 | |||||
阪南大学高校 | 1 | |||||
阪南大学高校 | 2 | |||||
桐光学園高校 | 0 |
- 1回戦
2016年12月16日 13:30 |
コカ・コーラウエスト広島スタジアム 観客数: 200 主審: 船橋昭次 |
2016年12月16日 13:30 |
呉市総合スポーツセンター多目的グラウンド 観客数: 100人 主審: 國吉真吾 |
- 決勝戦
2016年12月18日 13:30 |
コカ・コーラウエスト広島スタジアム 観客数: 200人 主審: イ・サンギ |
ブロックD
アビスパ福岡U-18が勝ち上がった。
1回戦 | 決勝戦 | |||||
JFAアカデミー福島 | 1 | |||||
アビスパ福岡U-18 | 3 | |||||
アビスパ福岡U-18 | 3 | |||||
広島皆実高校 | 0 | |||||
ベガルタ仙台ユース | 0 | |||||
広島皆実高校 | 1 |
- 1回戦
2016年12月16日 13:30 |
呉市総合スポーツセンター陸上競技場 観客数: 350人 主審: 渡辺康太 |
2016年12月16日 13:30 |
広島広域公園第一球技場 観客数: 337人 主審: 田中玲匡 |
- 決勝戦
2016年12月18日 13:30 |
広島広域公園第一球技場 観客数: 680人 主審: 和泉裕太朗 |
Remove ads
出典
関連項目
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads