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高松都市圏

香川県高松市を中心とする都市圏 ウィキペディアから

高松都市圏map
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高松都市圏(たかまつとしけん)とは、香川県高松市を中心とする四国最大の都市圏である。以下では主に都市雇用圏における高松都市圏について述べる。

概要 高松都市圏, 国 ...

概要

地形的な制約が少ない讃岐平野国道鉄道高速道路が整備されているため、高松都市圏の範囲は県下の多くの自治体に及ぶ。単独の人口規模では四国最大都市の愛媛県松山市を中心とした松山都市圏を上回り、四国最大の都市圏である。域内総生産は約3兆479億円である[1]

2005年設定より新たに現まんのう町が高松都市圏の郊外となったほか、丸亀都市圏が高松都市圏の郊外に吸収されて消滅したため、統計上人口が一気に15万人以上ジャンプアップしている[3]。ただし、これ以前からも都市圏人口は一貫して四国最大であった。

元来香川県は対岸の岡山県との関係が深かったが、1989年瀬戸大橋開通によって一層その傾向は深まり、岡山都市圏広島県備後都市圏などと共に東瀬戸経済圏を形成していると見なされるようになった。しかし、2000年代からの高速道路網の整備によって四国内での相互流動が盛んになり、四国本州間の交流では明石海峡大橋の開通によって淡路島ルートが優勢になると、その結果高松都市圏は京阪神関西)方面との結びつきも強めることとなった。鉄道においては瀬戸大橋が唯一本州と直結するルートであるため、引き続き岡山ルートが優勢を保っているが、前述の淡路島ルートの台頭で神戸淡路鳴門自動車道経由の高速バスが発達し、鉄道の重要性そのものが低下している。これらの結果、香川県と岡山県の関係性は相対的に徐々に低下し、それに伴って東瀬戸経済圏の枠組みは変化しつつある。

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定義

要約
視点

一般的な都市圏の定義については都市圏を参照のこと。

「10% 都市圏(通勤圏)」

2010年国勢調査の基準では高松市を中心市とする6市6町で構成され、2015年の人口は819,327人である[2][4]。概ね10%通勤圏だが、詳しくは都市雇用圏に則する。

都市雇用圏(10% 通勤圏)の変遷
  • 都市雇用圏を構成しない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
  • 以下に掲載する自治体は、香川県下にある全自治体である。
さらに見る 自治体 ('80), 1980年 ...

「5%・500人都市圏(通勤通学圏)」

2000年時点の高松市の 5%・500人都市圏(通勤通学圏)(→都市圏 (国土交通省)[5]は、10% 都市圏を構成する自治体に、以下の自治体を加える。

  • 丸亀市、善通寺市、多度津町、満濃町、琴南町、仲南町、琴平町、観音寺市

すなわち、現在の境界でいうと、香川県下全自治体から、離島(小豆島町、土庄町、直島町)、三豊市、(新)観音寺市を除き、(旧)観音寺市を飛地で加えたものが、高松市の 5%・500人都市圏にあたる。

この指標での都市圏では県下の多くの自治体が含まれるため、香川県(旧讃岐国)は高松都市圏とほぼ近い形となる。

三大都市圏以外の 5%・500人都市圏において、同様に県下(令制国)に唯一の都市圏が認められ、それが県のほぼ全体に及ぶのは、富山県富山都市圏越中国にほぼ一致)、石川県金沢都市圏加賀国にほぼ一致)、福井県福井都市圏越前国にほぼ一致)などがあり、北陸地方の県の状況と似ている。

連携中枢都市圏

高松市、さぬき市、東かがわ市、三木町、綾川町、土庄町、小豆島町、直島町が連携協約を結び、瀬戸・高松広域連携中枢都市圏を形成している。

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通勤・通学手段

さらに見る 都市名, 総数 ...

他の都市圏

隣接する都市圏
人口が同規模の都市圏

参考文献

関連項目

外部リンク

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