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2016年のJ1リーグ
2016年に行われたサッカーJ1リーグ戦 ウィキペディアから
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この項目では、2016年シーズンのJ1リーグ (J1) について述べる。
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概要
J1リーグとして24年目のシーズン。
明治安田生命保険相互会社をタイトルパートナー(冠スポンサー)として、「2016明治安田生命J1リーグ」の名称で行う(4年契約の2年目[1])。
前年に導入された2ステージ制と年間王者を決めるJリーグチャンピオンシップで優勝を決定する方式が本年も行われた。
スケジュール
スケジュールについては、1stステージ分が2015年12月15日に[2]、それ以外については2016年1月13日に[3] 発表された。Jリーグ発足後初となる「2月開幕」になる[4] とともに、リーグ最終節が11月3日に終わるという前倒し日程となった。これについてJリーグでは「リーグ戦最終節の開催日時を(ACL2016に影響されず)揃えることを前提とした[注 1]」「ステージ間の中断期間を無くし、平日開催を減らすことで全体的な過密日程を緩和し[注 2]、(Jリーグ王者が出場する)FIFAクラブワールドカップ開催前にJリーグ年間王者を決定させること」が理由であると述べている[3]。
- 1stステージ:2月27日 - 6月25日(17節/合計153試合)
- 2ndステージ:7月2日 - 11月3日(17節/合計153試合)
- ※年間34節/合計306試合は変わらず
- チャンピオンシップ
- 1回戦:11月6日
- 準決勝:11月23日
- 決勝:11月29日(第1戦)・12月3日(第2戦)
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2016年シーズンのJ1クラブ
要約
視点
クラブ数は前年同様の18クラブ。以下のクラブが参加した[6]。
2015年シーズン、J2優勝の大宮アルディージャは2014年シーズン以来、2年ぶりのJ1昇格。2位のジュビロ磐田は2013年シーズン以来、3年ぶりのJ1昇格。3位でJ1昇格プレーオフを優勝したアビスパ福岡は2011年シーズン以来、5年ぶりのJ1昇格。ガンバ大阪はこのシーズンから本拠地を市立吹田サッカースタジアムに移転した。
- ※前年成績のうち、2015年J1所属クラブは前後期通算成績を記載
- チーム名・本拠地名については2015年シーズン時点のもの。J1の順位は年間通算成績。
監督交代
特記なき場合、監督代行はトップチームのヘッドコーチが務めた。
キットサプライヤー・スポンサー
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レギュレーションの変更点
リーグ戦に関しては、2015年12月15日発表時点では前年との変更点はない[29] が、チャンピオンシップについては「レギュレーションがわかりにくいことへの反省点」「リーグ戦成績上位チームの優位の一貫性を確保する観点」から、以下の見直しが行われることが2015年12月22日に発表された[30]。
- チャンピオンシップ出場権の優先度を以下のとおりとし、1回戦・準決勝は「ステージ優勝チームのホーム」から「年間勝ち点順位上位チームのホーム」に変更される。
- 年間勝ち点1位クラブ
- 年間勝ち点2位クラブ
- 年間勝ち点3位クラブ
- ステージ1位で、かつ年間勝ち点上位クラブ
- ステージ1位で、かつ年間勝ち点下位クラブ
- 完全決着方式をやめ、年間勝ち点順位を重視した勝者決定方法を導入する(J1昇格プレーオフに準じた方式)。
- 1回戦・準決勝は1試合のままとするが、90分で終了時には延長戦・PK戦を実施せず、「年間順位上位チームの勝利(準決勝または決勝進出)」とする。
- 決勝戦はホーム・アンド・アウェー(2試合)で行われるが「2試合の総得点(得失点差)」「2試合のアウェーゴール数」いずれも並んだ場合は「年間順位上位チームの優勝」とする。
なお、年間順位決定方法は前年と同様で、チャンピオンシップ決勝進出チームを1位・2位とし、3位以下は通年での成績で判断する。
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リーグ概要
要約
視点
1stステージで主役の座に躍り出たのは川崎であった。風間八宏監督の戦術が守備面にもようやく浸透して2年連続得点王のFW大久保嘉人を中心とした攻撃と上手く融合、メンタル面の波が減少したことで勝ち点を積み重ね[31]、第3節で首位に躍り出ると、一時は浦和とのマッチレースの様相を見せる。第8節の浦和との直接対決には敗れる(これが1stステージ唯一の敗戦であった)ものの、浦和が第12節から5戦未勝利(2分3敗)で首位戦線から後退、第16節の結果次第では川崎が悲願の初タイトルを手にできる状況となった[32]。迎えた第16節、川崎はアウェーで最下位福岡と痛恨のドローで首位から脱落[32][33]、替わってアウェーで神戸に勝利し5連勝(8戦負け無し=6勝2分)となった鹿島が首位に躍り出る。昨シーズン途中から監督に就任した石井正忠の下で前線からの積極的な守備が浸透し、センターバックの植田直通と昌子源、GK曽ヶ端準を中心とした守備陣が安定した鹿島[34] は最終節、川崎と引き分けた福岡とホームで対戦、2-0で危なげなく下し、鹿島が7年ぶりにリーグタイトルを獲得した[35]。川崎は最終節ホームで大宮を下すも、一歩及ばなかった。
続く2ndステージでも川崎は好調を維持。序盤7試合負け無し(6勝1分)で同じく負け無しの浦和(6勝1分)・横浜FM(4勝3分)とリーグを牽引する。川崎は第8節で鳥栖に17試合振りの黒星を喫し首位から転落するが、続く第9節の浦和との直接対決を制し首位に再浮上する[36]。しかし川崎はここから勝ち負けを繰り返してなかなか波に乗れず、逆に浦和は第10節の神戸戦に敗れたもののそこから連勝を重ねて第12節で首位を奪回。そのまま第16節磐田戦で6連勝を飾ってステージ優勝を決めた[37]。川崎は終盤8節を4勝4敗で終え、第8節以降の10試合を8勝1分1敗とした神戸にも上回られステージ3位。年間勝ち点でも最終節引き分けで勝ち点を上積みした浦和の後塵を拝し2位でチャンピオンシップに臨むことになった[38]。
昇格組の2チームに関しては、J2優勝で一年でのJ1復帰となった大宮は勢いそのままに開幕から堅守速攻で勝利を積み重ね、2ndステージ終盤には10戦無敗を記録するなど好調を維持。年間15勝11分8敗の5位と躍進を見せた。一方2位で昇格した磐田は、1stステージを8位でフィニッシュしたものの2ndステージでは開幕9試合未勝利を記録するなどして失速し14位。年間順位は13位に終わった。[要出典]
一方、年間勝ち点で争われる残留争いは、J1仕様の戦力に整えることが出来ず、1stステージ第3節以降年間最下位を抜け出せなかった福岡が2ndステージ第14節の敗戦で年間16位以降が決まり降格が決定[39]。翌第15節には、主力の大量移籍とけが人の続出で戦力が整わず、2ndステージ第3節から10連敗を含め13戦未勝利(2分11敗)となった湘南の年間16位以降が決まり降格が決定する[40]。残る1つは最終節を前に勝ち点3差の中にひしめく磐田・甲府・新潟・名古屋の4チームで3枠のJ1残留を争う激しい展開となった[41]。
迎えた最終節、13位磐田はアウェイで仙台に勝利し自力でJ1残留を決定[42]。14位甲府はホームで鳥栖に0-1で敗れ、自力では残留を決めることが出来ずに、勝ち点差1で迫る15位新潟と16位名古屋の結果次第となった[43]。その新潟はホームで広島と、名古屋はホームで湘南と対戦。開始早々名古屋が湘南MF山田直輝のミドルシュートで先制されると37分には湘南FW高山薫に2点目を決められ、きわめて苦しい状況に陥る。後半に入って、名古屋はFWシモビッチのPKで1点を返すもその10分後には名古屋DF田中マルクス闘莉王からボールを奪った湘南MF山田のこの日2点目で1-3となる[44]。一方、試合前の時点で名古屋と得失点差で3上回る新潟は21分に広島FWピーター・ウタカに先制されるも、名古屋の試合展開を踏まえたベンチの指示もあって失点をこれ以上増やさない消極的な試合運びに終始する[45]。結果、新潟は0-1で敗れるが、名古屋が1-3で敗れたため残留が確定。甲府も残留が決まった。一方名古屋は、クラブ史上初(オリジナル10としては7クラブ目)のJ2降格となった[44]。
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結果
要約
視点
1stステージ
順位表 (1st)
出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(Q) 出場権獲得.
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(Q) 出場権獲得.
順位推移表 (1st)
戦績表 (1st)
2ndステージ
順位表 (2nd)
出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(Q) 出場権獲得.
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(Q) 出場権獲得.
順位推移表 (2nd)
戦績表 (2nd)
年間
年間順位表
出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(C) 優勝; (Q) 出場権獲得.
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(C) 優勝; (Q) 出場権獲得.
年間順位推移表(勝ち点基準)
チャンピオンシップ
→詳細は「2016年のJリーグチャンピオンシップ」を参照
明治安田生命保険が冠スポンサーとして特別協賛し「明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ」(明治安田生命 2016 J.League Championship , MEIJI YASUDA 2016 J.LEAGUE CHAMPIONSHIP)として開催された[46]。
年間勝点1位の浦和レッズが2ndステージ優勝、年間勝点3位の鹿島アントラーズが1stステージ優勝を達成しているため、年間勝点上位3クラブのみの出場となった。
準決勝(11月23日・等々力) | 決勝(11月29日・カシマ / 12月3日・埼玉) | |||||||||
浦和レッズ(年間勝点1位・2nd1位) | 1 | 1 | 2 | |||||||
川崎フロンターレ(年間勝点2位) | 0 | 鹿島アントラーズ (a) | 0 | 2 | 2 | |||||
鹿島アントラーズ(年間勝点3位・1st1位) | 1 |
準決勝
決勝
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得点ランキング
最終更新は2016年11月3日の試合終了時
出典: J. League Data
表彰
月間MVP
月間ベストゴール
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観客動員
最終更新:2016年11月3日
出典: J. League Data (1st), J. League Data (2nd)
註記:
† 前シーズンはJ2。
脚注
関連項目
外部リンク
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