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2020-21 V.LEAGUE DIVISION2
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2020-21 V.LEAGUE DIVISION2は、2020-2021年に開催された2020-21V.LEAGUEのDIVISION2(V2リーグ、2部相当)である。
概要
男子は、昨シーズンの12チームに、新たにS2ライセンスを取得した1チームが加わったが、新型コロナウイルス感染症流行の影響による出場辞退チームが2チーム出たため11チームとなった[1][2]。女子も、昨シーズンの8チームに、新たにS3ライセンスを取得した1チームが加わり9チームとなった[1]。
女子のフォレストリーヴズ熊本は2020-21シーズンのライセンスがS3で本来はV2参戦権が与えられないが、S3ライセンス保持チームがほかにないため、特例でV2参戦となった[1]。
男子は2回戦総当たりを行う[3]。女子は3回戦総当たりを行う予定だったが[4]、途中辞退したチームが4チームも出たため、途中で2回戦総当たりに変更となった(緊急時対策規程の大会成立条件である50%試合消化を満たすため)[5]。次シーズンのS1ライセンスを持っているチームは、上位2位に入れば、V・チャレンジマッチに出場しV1下位チームとの入替戦に出場できる[3][4]。
男子も中止試合が相次ぎ、代替試合開催を検討としていたが、25試合となった中止試合の多くが代替されず、結局は代替されなかった試合について棄権したチームの不戦敗とする方式に変更された[6]。
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男子
要約
視点
日程
2020年10月17日 - 2021年3月28日[3]
出場チーム
2019-20シーズンの10チーム、S2ライセンスを取得し新たに参入するチームによって構成される[1]。
- 出場辞退チーム
新型コロナウイルス感染症流行の影響により、以下の2チームが出場辞退した[2]。
大会方式
参加11チームによる2回戦総当たり(1チーム20試合)を行う[3]。
S1ライセンス取得チーム(ヴォレアス北海道のみ)が上位2チームに入ればV・チャレンジマッチに出場[3]。V・チャレンジマッチはヴォレアス北海道がV2で2位以内に入った場合のみ2021年4月3日、4日に行われ、V1・10位とヴォレアス北海道で入替戦を行う(2試合方式)[7]。
順位決定方式
当初は、勝利数→ポイント→セット率→得点率→当該チーム間の対戦成績を優先順とし順位を決定する方式だった[3]。
しかし、終了試合数にばらつきが生じた状態で打ち切りとなったため[6]、緊急時対策規程の第9条より、以下の優先順位で順位を決定する方式に変更となった[8]。
- 勝率
- セット率
- 得点率
- 当該チーム間の対戦成績
感染症流行による影響
リモート50での開催指針
新型コロナウイルス感染症流行を鑑み、入場者数を50%に制限する「リモート50」での開催を目指す指針が示された[9]。
2チームの出場辞退
感染症流行の影響を受け、トヨタ自動車サンホークスと警視庁フォートファイターズが出場を辞退し、2チーム少ない11チームのV2開催となった[10][11]。
相次ぐリモートマッチ
富士通カワサキレッドスピリッツ[12][13]、大同特殊鋼レッドスター[14]、きんでんトリニティーブリッツ[15]、東京ヴェルディ[16][17]、兵庫デルフィーノ[18][19][20]がホームゲーム全試合をリモートマッチ(無観客試合)に変更。長野GaRonsもホームゲームの一部をリモートマッチに変更した[21][22]。
2020年12月7日、ヴィアティン三重の選手1名、スタッフ1名の新型コロナウイルス感染が判明[23]。感染者2名が無事退院し感染拡大しなかったこともあり[24]、19日、20日のホームゲーム中止は回避したが、リモートマッチに変更[25]。2021年2月27日、28日のホームゲーム(津大会)も安全面を優先しリモートマッチとした[26][27]。
緊急事態宣言発令に備えた一斉中止
2021年1月6日、政府が7日に緊急事態宣言を発令することになったことを受け、8日-11日に開催予定の各ディビジョン全試合を中止とした[28]。この時点ではまだ緊急事態宣言が発令されてなかったが、宣言の具体的な内容が明らかになってなく、チーム、大会関係者、ファンの混乱や移動などに伴うリスクを避けることを理由として、先立って中止を決めたとVリーグ機構が発表している[28]。V2男子は9-10日開催予定の全6試合が中止となり、そのうち1試合のみが代替試合として開催された[29]。
翌週の1月16日に、緊急事態宣言発令における政府の対策を踏まえた上でリーグ再開となった[30]。
2チームの試合出場見合わせ
緊急事態宣言発令を受けて、きんでんは1月16日から、東京ヴェルディが1月23日からそれぞれ緊急事態宣言が解除されるまで試合出場を辞退とした[31][32][33]。当初は緊急事態宣言が2月7日に解除される予定であったが、12都府県で宣言期間が3月までに延長されたため、両チームとも残り全試合の出場を見合わせることとなった[34][35][36]。
感染による試合出場辞退
1月14日に、サフィルヴァ北海道の選手1名の新型コロナウイルス感染が判明し、16日、17日の試合を欠場した[37][38]。翌週(23日、24日)のホームゲーム(札幌大会)もチーム関係者・大会関係者の安全の確保が困難であるため中止とした[18][39]。中止となった4試合のうち2試合が代替試合として開催された[40][40]。以降は感染者が確認されなかったが、12都府県での緊急事態宣言延長を受けて、緊急事態宣言が発令されている都道府県への遠征を辞退するとし、2月13日、14日の試合を欠場した[34][41]。また、翌週20日、21日のホームゲーム(札幌大会)をリモートマッチに変更した[42][43]。
リーグ打ち切り
2月26日にVリーグ機構より開催期間の延長(3月7日までから3月28日までに変更)が発表されたが[44]、延長期間に代替試合が全く行われないまま、延長期間満了となる前の3月17日に、実施要件を満たせなかった25試合の取り扱いが決定したとしてリーグ打ち切りが発表された[6]。
代替試合を組めなかった中止試合の扱いについては、2月26日に発表された通り、一方が中止や延期を申し入れた場合はそのチームの不戦敗、それ以外は棄権扱いをせず不可抗力の中止試合にするとし[44]、きんでん、東京V、サフィルヴァが出場を見合わせた試合は直接対決を除いて辞退側の不戦敗となり、1月8-9日の一斉中止試合の未開催5試合と出場見合わせチーム同士のきんでんとサフィルヴァの直接対決2試合の計7試合は勝敗をつけず中止扱いとなった[6]。最終順位は、それらを反映させた打ち切り時点の成績とし、試合数にばらつきがあるため緊急時対策規定に従い勝率で順位を確定した[6]。
V・レギュラーラウンド
勝敗表
V・チャレンジマッチ出場 |
2021年3月7日時点で、未消化試合25試合中18試合を棄権チームの不戦敗、残り7試合を中止試合として打ち切り。(順位の決定基準:勝率→セット率→得点率→当該間の対戦成績)
出典:
試合結果
最終順位
V・チャレンジマッチ出場 |
表彰
リーグ打ち切り後、以下のように個人賞が発表された[6]。
- 個人賞
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女子
要約
視点
日程
2020年10月31日 - 2021年3月7日[4]
出場チーム
2019-20シーズンの残留チーム、V1から降格したチーム、ライセンスを取得し新たに参入するチームによって構成される[1]。
大会方式
当初は参加9チームによる3回戦総当たり(1チーム24試合)を行う予定であったが[4]、途中辞退チームが4チームも出たため、途中で2回戦総当たり(1チーム16試合)に変更となった[5]。
S1ライセンス取得チームが上位2チームに入ればV・チャレンジマッチに出場。V・チャレンジマッチは2021年4月3日、4日に行われ、1位はV1・12位、2位はV1・11位とそれぞれ対戦する(2試合方式)。V2の上位2チームがS1ライセンスを保持してない場合はV・チャレンジマッチを開催しない。V2の上位2チームのどちらか一方がS1ライセンスを保持している場合は、開催について別途定める[4]。
順位決定方式
当初は、勝利数→ポイント→セット率→得点率→当該チーム間の対戦成績を優先順とし順位を決定する方式だった[4]。
しかし、出場辞退チームが生じて[5]終了試合数にばらつきが生じることが確定したため、緊急時対策規程の第9条より、以下の優先順位で順位を決定する方式に変更となった[8]。
- 勝率
- セット率
- 得点率
- 当該チーム間の対戦成績
感染症流行による影響
リモート50での開催指針
リモートマッチ開催
感染症流行を受け、GSS東京サンビームズがホームゲームの一部をリモートマッチ(無観客試合)に変更[46]。2021年1月、岐阜県に非常事態宣言が発令されたのを受け、JAぎふリオレーナは、1月16日以降のホームゲームをリモートマッチに変更して開催[47][48]。ブレス浜松も、静岡県新型コロナウイルス警戒レベルが「警戒レベル5(特別警戒)」に引き上げられたことを受け、1月23日、24日のホームゲーム(浜松大会)をリモートマッチに変更し[49]、大野石油広島オイラーズも2月6日、7日のホームゲーム(広島大会)をリモートマッチに変更した[50]。群馬銀行グリーンウイングスも新型コロナウイルス感染症の状況を鑑みて2月14日のホームゲーム(前橋大会)をリモートマッチに変更した[51][52]。また、群馬銀行対アランマーレのみが開催される2月27日の長野大会もリモートマッチに変更となった[42][注釈 2]。
緊急事態宣言発令に備えた一斉中止
2021年1月6日、政府が7日に緊急事態宣言を発令することになったことを受け、8日-11日に開催予定の各ディビジョン全試合を中止とした[28]。16日以降の試合については、緊急事態宣言発令における政府の対策を踏まえた上でリーグ再開することとなった[30]。この時点ではまだ緊急事態宣言が発令されてなかったが、宣言の具体的な内容が明らかになってなく、チーム、大会関係者、ファンの混乱や移動などに伴うリスクを避けることを理由として、先立って中止を決めたとVリーグ機構が発表している[28]。V2女子は9-10日開催予定の全7試合が中止となり、そのうち1試合のみが代替試合として開催された[26][53][54]。
相次ぐ試合出場辞退チーム
群馬銀行グリーンウイングスは、2021年1月7日に選手1名の新型コロナウイルス感染が判明し[55]、1月16日-2月7日の間、試合を欠場[56][57][58]。
1都3県の緊急事態宣言発令を受けて、GSS東京と千葉エンゼルクロスは、1月より緊急事態宣言が解除されるまで試合出場を辞退とした[59][60][61][62]。また、1月16日、17日の千葉のホームゲーム(千葉県流山大会)も中止となった[62]。1月14日には、試合出場自粛中の千葉の選手1人の感染が判明し、チーム関係者全員の検査より選手あと3人とスタッフ1人の計5人の感染が判明した[63]。
フォレストリーヴズ熊本も、1月14日より熊本県独自の緊急事態宣言が発令されたことを受け、前日に中止となった16日の試合(流山大会)に加え、23日から2月7日までの試合も出場辞退し、1月23日、24日のホームゲーム開催も中止することを決断[64][65]。
JAぎふも、23日から2月7日までの試合出場を辞退とした[57][48]。
プレステージ・インターナショナルアランマーレは欠場しなかったが、1月30日、31日のホームゲーム(山形県鶴岡大会)参加予定チームが自身を除いた3チームとも欠場中のため、同ホームゲームが中止となった[54]。
1月27日、選手全員が医療機関に務める千葉と、一部の選手が医療現場に勤務しているGSS東京が、医療機関への差し支えなどを考慮し、リーグ戦参加辞退を表明した[66][67]。
2月4日、JAぎふが緊急事態宣言の延長を受けて残り試合の出場辞退を表明[68]。熊本も、選手全員が医療従事者であり勤務などに差し支えが出るため、残り試合の出場辞退を表明した[69]。これにより、V2女子辞退チームは計4チームとなり、出場チームは5チームのみとなった。
群馬銀行は感染者の回復をもって活動再開となり、2月14日のホームゲーム(リモートマッチ)でリーグ戦に復帰した[70]。
大会成立のための試合大幅削減
2021年2月4日時点で全9チームのうち半分近い4チームがリーグ辞退をしている現状、2月4日以降の試合も中止が多くなるのが確定的であり、緊急時対策規程の第8条、大会成立条件の出場全チームが予定試合の50%以上出場[8]を到底満たせない状況であった。そこで、大会成立のためにそれを満たすべく、総当たり数を3から2に変更し、分母である予定試合数を大幅に削減した[5]。それにより、1チームあたりの予定試合数が16試合となり、全チームが大会成立条件である8試合以上終了を満たし、大会成立が確定した[5]。そのため、出場継続チーム同士の第3試合も中止となった。ルートインホテルズブリリアントアリーズ対大野石油の試合は既に3回行われていたため、3試合目の1月31日の試合は両チーム公認のもとで無効試合となった[5]。
出場辞退チームの残り試合は行わず、それ以外の2回戦総当たり分の試合を全て終えた時点でリーグ戦打ち切りとし、その時点の成績を最終順位とした。消化試合数にばらつきが生じるため、緊急時対策規程第9条より、勝率を優先して順位を決めた[71][8]。
V・レギュラーラウンド
勝敗表
V・チャレンジマッチ出場 |
2021年3月6日時点で未消化試合18試合を残し打ち切り。(順位の決定基準:勝率→セット率→得点率→当該間の対戦成績)
出典:
試合結果
最終順位
V・チャレンジマッチ出場 |
表彰
リーグ打ち切り後、以下のように個人賞が発表された[72]。
- 個人賞
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脚注
外部リンク
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