2025年の映画

2025年の映画（2025ねんのえいが）では、2025年（令和7年）の映画分野の出来事（動向）について記述する。

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映画祭

映画祭の日程

日付	映画祭	主催	場所	参照
1月23日 - 2月2日	サンダンス映画祭	Sundance Institute	アメリカ合衆国・ユタ州パークシティ	[1]
1月30日 - 2月9日	ロッテルダム国際映画祭	International Film Festival Rotterdam (IFFR)	オランダ・ロッテルダム
2月13日 - 23日	ベルリン国際映画祭	ベルリン国際映画祭	ドイツ・ベルリン	[2]
5月13日 - 24日	カンヌ国際映画祭	カンヌ国際映画祭	フランス・カンヌ	[3]
8月27日 - 9月6日	ヴェネツィア国際映画祭	ヴェネツィア・ビエンナーレ	イタリア・ヴェニス	[4]
9月4日 - 14日	トロント国際映画祭	トロント国際映画祭	カナダ・トロント	[5]
10月27日（月） - 11月5日（水）（10日間）	東京国際映画祭	公益財団法人ユニジャパン	東京・日比谷、有楽町、丸の内周辺

映画賞

映画の賞の受賞者発表や授与式の日程。（日付は現地日付）

• 1月5日 - ゴールデングローブ賞　
• 2月16日 - 英国アカデミー賞
• 2月23日 - 全米映画俳優組合賞
• 2月23日 - 金熊賞
• 3月2日 - アカデミー賞
• 5月24日 - パルムドール
• 9月6日 - 金獅子賞

日本国内

• 2月5日 - キネマ旬報ベストテンの各賞。発表は2月5日発売の2月号増刊号^[6]。表彰式は2月20日。
• 2月12日 - ブルーリボン賞^[7]
• 2月13日 - 毎日映画コンクールの各賞^[8]
• 3月14日 - 日本アカデミー賞授賞式（優秀賞および新人俳優賞の発表は2025年1月21日）。

周年

• 松竹創立130周年^[9][10]
• 成瀬巳喜男が生まれてから120年^[11][12][13]
• 6月15日 - スタジオジブリ創立40周年^[14][15]
• 『戦艦ポチョムキン』公開100周年^[16]
• 『サウンド・オブ・ミュージック』公開60周年^[17]
• 『ジョーズ』公開50周年^[18]
• 『ロッキー・ホラー・ショー』公開50周年^[19]
• 『トイ・ストーリー』公開30周年^[20]

出来事

世界

• 1月5日 - 第82回ゴールデングローブ賞の発表がされ、映画部門の作品賞（ミュージカル・コメディ部門）は『エミリア・ペレス』、作品賞（ドラマ部門）は『ブルータリスト』が受賞^[21][22]。
• 2月16日 - 第78回英国アカデミー賞が発表され、『教皇選挙』が作品賞・英国作品賞・脚色賞・編集賞、 『ブルータリスト』が監督賞・主演男優賞・撮影賞・作曲賞を受賞し、それぞれ4冠。『エミリア・ペレス』は非英語作品賞・助演女優賞を受賞^[23][24]。
• 3月2日 - 第97回アカデミー賞^[25]

日本

• 3月14日 - 第48回日本アカデミー賞の授賞式が東京都内で行われ、作品賞に『侍タイムスリッパー』（安田淳一監督）、主演男優賞に横浜流星、主演女優賞に河合優実がそれぞれ受賞した^[26]。
• 7月27日 - 丸の内TOEIが閉館、65年の歴史に幕^[27][28]。最終上映作は丸の内TOEI（1）が『動乱 第1部 海峡を渡る愛 / 第2部 雪降り止まず』（1980年）、丸の内TOEI（2）が『ONE PIECE FILM RED』（2022年）。
• 10月16日 - 信用調査会社の帝国データバンク及び東京商工リサーチの両社は、1993年設立の映画制作会社「アルタミラピクチャーズ」が東京地方裁判所から10月8日付で破産手続き開始決定を受けたことを発表。アルタミラ社は1996年公開の『Shall we ダンス?』や2001年公開の『ウォーターボーイズ』などを手掛けたことで知られていたが、ここ数年はヒット作に恵まれていなかった。東京商工リサーチによると負債総額は約5億3000万円に上る^[29][30]。
• 10月24日 - 11月21日に公開を予定していた映画『ヒグマ!!』（内藤瑛亮監督、鈴木福主演）の製作委員会はこの日、日本各地でヒグマによる被害が相次いでいる現状を踏まえ、関係者と綿密に協議を重ねた結果公開を延期すると発表した^[31][32]。

各国の映画

en:Category:Lists of 2025 films by country（国別の、2025年公開の映画作品）

日本公開映画

→詳細は「2025年の日本公開映画」を参照

死去

日付		名前	出身国	年齢	職業
1月	3日	岸野佑香		81	女優[33]
	4日	エミリオ・エチェバリア		80	俳優[34]
	5日	李恢成		89	小説家 1984年劇団ひまわり制作映画『伽倻子のために』（監督：小栗康平）の原作者[35]
	11日	三浦洸一		97	歌手 俳優として1956年宝塚映画『唄祭けんか道中』、1958年日活映画『哀愁の高速道路』などに出演した経歴を持つ[36]
	13日	山田火砂子		92	映画監督[37]
	14日	西園寺章雄		77	俳優[38]
	15日	ヤノット・シュワルツ		85	映画監督[39]
		デイヴィッド・リンチ		78	映画監督、テレビドラマ演出家、脚本家[40]
	16日	上田正治		87	撮影監督[41]
		ジョーン・プロウライト		95	女優[42]
	17日	ジャン・シェパード（英語版）		96	女優[43]
	18日	アイ・ジョージ		91	歌手 自伝映画『アイ・ジョージ物語 太陽の子』（1962年、東映）などに出演した経歴を持つ[44][45]
	26日	西山正啓		77	記録映画作家[46]
		川辺久造		95	俳優、声優[47]
	29日	下條アトム		78	俳優、声優、ナレーター[48]
	30日	マリアンヌ・フェイスフル		78	女優、歌手[49]
2月	2日	徐熙媛（バービィー・スー）		48	女優、タレント[50]
	16日	キム・セロン		24	女優[51]
	25日	ロベルト・オーチー		51	脚本家[52]
	26日	ミシェル・トラクテンバーグ		39	女優[53]
		ジーン・ハックマン[注 1]		95	俳優[54]
		国弘よう子		没年齢不詳	映画評論家、ラジオパーソナリティ、女優[55]
	28日	曽野綾子		93	小説家、随筆家 1967年大映映画『砂糖菓子が壊れるとき』原作者[56]
3月	1日	みのもんた		80	フリーアナウンサー、ナレーター 1985年松竹映画『必殺! ブラウン館の怪物たち』でナレーションを担当した経歴を持つ[57]
	10日	スタンリー・R・ジャッフェ		84	映画プロデューサー[58]
	11日	クライヴ・レヴィル		94	俳優[59]
		いしだあゆみ		76	歌手、女優、タレント[60]
	12日	稲垣隆史		87	俳優、声優[61]
	13日	ソフィア・グバイドゥーリナ	／	93	作曲家 2013年イタリア映画『楽園からの旅人』の劇伴音楽を担当した経歴を持つ[62]
	15日	ウィングス・ハウザー		78	俳優、脚本家、映画監督[63]
	17日	佐藤秀光		73	ミュージシャン、ドラマー 1976年東映映画『暴力教室』にロックバンド「クールス」のメンバーとして出演した経歴を持つ[64]
	18日	川浪葉子		67	声優、ナレーター[65]
	24日	森まさあき		69	アニメーター 2005年桜映画社制作人形アニメーション映画『死者の書』にメインアニメーターとして参加した経歴を持つ[66]
	25日	篠田正浩		94	映画監督、脚本家[67]
	29日	リチャード・チェンバレン		90	俳優[68]
4月	1日	ヴァル・キルマー		65	俳優[69]
	10日	テッド・コッチェフ		94	映画監督[70]
	13日	ジーン・マーシュ		90	女優[71]
	15日	城山堅		92	声優、俳優[72]
	17日[注 2]	板垣瑞生		24	俳優、タレント[73]
	18日	山口崇		88	俳優[74]
	23日	大宮エリー		49	芸術家、脚本家 2006年リトル・モア配給映画『海でのはなし。』にて監督・脚本を務めた[75][76]
	24日	入江杏子		97	女優[77]
	28日	露口茂		93	俳優[78]
5月	7日	ジョー・ドン・ベイカー		89	俳優[79]
	10日	エディ藩	[注 3]	77	歌手、ギタリスト 1975年の日活映画『東京エマニエル夫人』の劇伴音楽を担当。ロックバンド「ザ・ゴールデン・カップス」のメンバーとして、同バンドの2004年のドキュメンタリー映画『ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム』に出演するなどした[80]
	11日	ロバート・ベントン		92	映画監督、脚本家[81]
	13日	石井敏郎		92	俳優、声優、政治家[82]
	20日	ジョージ・ウェント		76	俳優[83]
	21日	沢竜二		89	俳優[84]
	30日	ロレッタ・スウィット		87	女優[85]
6月	3日	長嶋茂雄		89	元プロ野球選手、野球指導者 1964年の東宝映画『ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗』にて自ら主演を務める[86]
	9日	フレデリック・フォーサイス		86	作家 1973年公開の映画『ジャッカルの日』原作者[87]
		石森史郎		93	脚本家[88][89]
	10日	ハリス・ユーリン		87	俳優[90]
	11日	斎藤歩		60	俳優、劇作家、演出家[91]
	12日	藤村志保		86	女優[92]
		武田一成		94	映画監督[93]
	14日	ジェームス三木	[注 4]	91	脚本家[94]
	18日	栗山富夫		84	映画監督[95]
	19日	堀越謙三		80	映画プロデューサー[96]
	23日	レア・マッサリ		93	女優[97]
	26日	ラロ・シフリン		93	作曲家 テレビドラマ『スパイ大作戦』及び映画『ミッション:インポッシブルシリーズ』、映画『燃えよドラゴン』のテーマ曲を作曲[98]
7月	2日	ジュリアン・マクマホン		56	俳優[99][100]
	3日	マイケル・マドセン		67	俳優[101]
		遠野なぎこ[注 1]		47	俳優[102][103]
	9日	和泉雅子		77	俳優、冒険家[104]
	12日	レネ・カービー		70	俳優[105]
	12日	中山麻理		77	俳優[106]
	16日	コニー・フランシス		87	歌手 俳優としても活動し、1960年のアメリカ合衆国映画『ボーイハント』などに出演した経歴を持つ[107]
	17日	秋田宗好		54	俳優[108]
	22日	上條恒彦		85	歌手、俳優、声優[109]
		オジー・オズボーン		76	ヘヴィ・メタルシンガー 自身を題材としたドキュメンタリー映画『ランディ・ローズ』などの作品を世に遺す[110]
	23日	皆川おさむ		62	歌手、子役 子役時代に1969年松竹映画『チンチン55号!出発進行』などに出演した経歴を持つ[111]
	24日	ハルク・ホーガン		71	プロレスラー 俳優としても活動し、1982年のアメリカ合衆国映画『ロッキー3』などに出演した経歴を持つ[112]
	29日	アロン・アブトゥブール		60	俳優[113]
8月	1日	関根明子		65	声優、ナレーター[114]
		ジョナサン・カプラン		77	映画監督、映画プロデューサー[115]
	3日	ロニ・アンダーソン		80	俳優[116]
	5日	亀山忍		56	俳優、タレント[117]
	13日	櫻井智		53	声優、歌手、俳優[118]
	17日	テレンス・スタンプ		87	俳優[119]
	21日	福田善之		93	俳優、劇作家、脚本家、演出家[120]
	27日	土師孝也		72	俳優、声優[121][122]
	31日	菅原俊夫		84	殺陣師[123]
9月	1日	グラハム・グリーン		73	俳優[124]
	2日	吉行和子		90	俳優、エッセイスト[125]
	4日	橋幸夫		82	歌手、俳優、タレント[126]
		ジョルジオ・アルマーニ		91	ファッションデザイナー 1980年米国映画『アメリカン・ジゴロ』にて主演のリチャード・ギアの衣装を担当[127]
	7日	スチュアート・クレイグ		83	美術監督[128]
	9日	栗塚旭		88	俳優[129]
		ポリー・ホリデイ		88	女優[130]
	10日	ポウラ・シャウ		84	女優[131]
		ニッキー・ライアン		79	音楽プロデューサー 1985年英仏合作映画『The Frog Prince（英語版）』のサウンドトラックをエンヤと共に手掛けた[130]
	11日	菅原孝		81	フォークソングシンガー、コントラバス奏者 フォークユニット「ビリー・バンバン」のメンバーとして2022年のアニメ映画『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』挿入歌「ココロありがとう」を歌唱[132]
	16日	ロバート・レッドフォード		89	俳優、映画監督、映画プロデューサー[133]
	20日	小松正一		61	俳優[134]
		芹沢洋一郎		62	映像作家、クリエイティブディレクター[135]
	23日	クラウディア・カルディナーレ		87	俳優[136]
10月	10日	ビニールタッキー		没年齢不詳	映画評論家、映画宣伝ウォッチャー[137][138]
		[注 2] トミー・プライス		68	ロック・ミュージシャン カシム・サルトン（英語版）との共作アルバム『"Lights On"』収録曲の「"No T.V. No Phone"」が、1987年米国映画『ザ・アリゲーター（英語版）』の劇伴音楽の一曲として採用された[139]
	11日	ダイアン・キートン		79	俳優、映画プロデューサー[140]
	14日	大木裕之		61	映像作家、映画監督[141]
		押川國秋		95	脚本家、小説家[142]。
	15日	池広一夫		95	映画監督[143]