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Seventeen (日本の雑誌)

日本のファッション雑誌 ウィキペディアから

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Seventeen』(セブンティーン、略称:ST)は、集英社が発売している女子中高生向けファッション雑誌情報誌

概要 セブンティーン, 愛称・略称 ...

2021年9月で月刊誌としての発刊が終了となり、2022年からは各季ごとに発行されている。

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概要

1968年6月に、総合少女週刊誌『マーガレット』のお姉さん雑誌『週刊セブンティーン』として創刊、アメリカで1944年に創刊された『Seventeen』の日本版として出発した。掲載内容はファッション少女漫画芸能など多岐にわたる。

通巻1000号となる1988年1月3日号より、誌名の表記をアルファベットの『SEVENTEEN』としてリニューアル。判型は大きいサイズ、刊行は月2回の隔週刊(毎月1日・15日)に変更し、漫画部分が無くなった。 漫画雑誌としての部分は『月刊ティアラ』として新創刊され、引き継がれた。その後、ライバル誌だった小学館の『プチセブン』の廃刊後、急速に売り上げを伸ばした。

2001年から徐々に芸能人の記事や表紙掲載が減り、表紙は当雑誌の専属モデルを起用、誌面にも多数の現役女子高生読者モデルを登場させ、女子中高生向けファッション雑誌に特化するようになった。

創刊40周年を機に2008年10月号より月刊化。表記も『Seventeen』に変更した。

上位誌は1971年創刊の『non-no』であるが、2004年から2009年にかけては系統の異なる上位誌として『PINKY』も発売された。

2021年9月1日発売の10月号をもって月刊発行を終了した。以降デジタルをメインとする新体制に変更。

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月刊セブンティーン

1969年に『別冊セブンティーン』として創刊(1969年12月号)。毎月24日発売。掲載内容は、少女漫画の他にファッションや芸能もあった。1973年6月号より『月刊セブンティーン』へ名称を変更し、新創刊する。『週刊』の「週セ」に対し、「月セ」と呼ばれ、以下のヒット作を生み出したが、1986年12月号を最後に廃刊。従来「月刊セブンティーン特別編集」とされていた『ヤングユー』が隔月刊から月刊になった。

掲載されていた漫画

週刊セブンティーン時代

月刊セブンティーン

沿革

  • 1968年 ティーンのための総合週刊誌として、『週刊セブンティーン』創刊。
  • 1968年別冊セブンティーン』創刊。
  • 1973年 『別冊セブンティーン』が『月刊セブンティーン』として新創刊。
  • 1986年 『月刊セブンティーン』廃刊。同時に『ヤングユー』が月刊化。
  • 1988年 『週刊セブンティーン』がリニューアル。表記をアルファベットの『SEVENTEEN』に変更。週刊から月2回刊へ。内容もファッション雑誌となった。漫画雑誌部分は、『月刊ティアラ』として新創刊。
  • 2008年 10月号より月2回刊から月刊へ。表記を『Seventeen』に変更。
  • 2021年 10月号を以て書籍版の定期刊行を終え、インターネット中心のメディアに移行[2]
  • 2022年 3月以降は紙の雑誌として年に3〜4冊発行[2][3]

専属モデル

要約
視点

誌面に登場する専属モデルは「STモ」と呼ばれる。STモは一般公募のオーディション「ミスセブンティーン」で選出されたり[注 1]、大手芸能事務所からの編集部への売り込みなどで定期的に補充される「プロダクション組」がいる。

特にプロダクション組は2010年以降ローティーン向け雑誌『nicola』(新潮社)からのトップモデルもしくはナンバー2モデルの移籍が続いており、2010年西内まりや、を皮切りに、以降2017年までは毎年9月号で1〜2名の移籍が発生している。西内まりやはトップモデルとし活躍し表紙25回在籍64か月であったが、ローティーン雑誌主催のモデルオーディション出身者は冷遇される傾向があり、立石晴香(在籍29か月)や藤麻理亜(在籍20か月)は表紙を経験せずに比較的短期間で『Seventeen』を卒業しており、4年間在籍した古畑星夏も当時同年代でも唯一の表紙未経験であった。2017年8月現在プロダクション組の10名中7名がローティーン雑誌からの移籍組が占めている。

人気モデルは頻繁にカバーガール(表紙)を務めたり、連載ページを担当するほか、ソロでフォトエッセイが発売されることもある。本誌に限らないが、『週刊プレイボーイ』、『MEN'S NON-NO』など集英社の男性向け雑誌に出演して、女性に限らず男性からも支持を集めるという手法も採られている。卒業後は、他のファッション誌に移籍し引き続きモデルとして活躍する者がほとんどだが、女優歌手に転向し人気を得る者もいる。

本誌は10代の女子向け雑誌で、専属モデルは20歳前後で卒業するが近年は人気が高いモデルは成人後も留まる[注 2] 場合がある。2021年10月号から専属モデルがすべて21世紀生まれとなる。

現行の専属モデル

さらに見る 名前, よみ ...

過去の専属モデル

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ミスセブンティーン

要約
視点

1986年から1999年までの休止期をはさんで2期に分かれる。

旧オーディション

1970年から1986年まで、「ミスセブンティーン」と題したオーディション大会を開催していた。

1971年大会は坂口良子がグランプリ、1978年大会では松田聖子が地区大会でスカウトされた。中でも1984年大会は非常に水準の高い大会となり(応募総数歴代最大18万325人)、松本典子網浜直子らがグランプリを受賞し、入賞者の全てが歌手ないしは女優としてデビューしている。国生さゆり渡辺美里工藤静香渡辺満里奈[7]清原亜希などが出場していた。

1986年の大会では、おニャン子クラブを生み出したバラエティ番組夕やけニャンニャン』との合同オーディションを開催した[注 4]。募集要項に記されていたグランプリ獲得者への優勝特典“ソロデビュー”と、“おニャン子クラブ内の新ユニットへの参加”は実現されなかった。

コンテスト受賞者

現在のオーディション

1986年以降一時休止していたが、1999年からオーディションが再開され、現在は専属モデルの選出に特化している。下記のテンプレート参照。

4月号にモデルの応募方法が記載され、8月号で最終選考で残った候補者による読者投票で決定する。

毎年夏に専属モデルが総出演するファッションショー「夏の学園祭」を開催して受賞者を披露[8] する。

10月号の紙面で全国の読者に披露する。

1999年以降の出身者
田鍋梨々花(ミスセブンティーン2016)
瀬戸琴楓(ミスセブンティーン2019)
藤村木音(ミスセブンティーン2020)
入江美沙希(ミスセブンティーン2020)
秋本レイラニ(ミスセブンティーン2020)
平美乃理(ミスセブンティーン2021)
上坂樹里(ミスセブンティーン2021)
市ノ瀬アオ(ミスセブンティーン2021)
森﨑美月(ミスセブンティーン2021)
葛西杏也菜(ミスセブンティーン2021)
広瀬まのか(ミスセブンティーン2022)
河村ここあ(ミスセブンティーン2022)
佐藤不二子(ミスセブンティーン2022)
月島琉衣(ミスセブンティーン2022)
滝口芽里衣(ミスセブンティーン2022)
関谷瑠紀(ミスセブンティーン2023)
高比良由菜(ミスセブンティーン2023)
松本麗世(ミスセブンティーン2023)
宮迫翠月(ミスセブンティーン2023)
竹下優名(ミスセブンティーン2023)
卒業モデル
アユミカトリーナ(当時は池田あゆみ。ミスセブンティーン2002)
尾形沙耶香(ミスセブンティーン2001
トーマス玲奈(当時はトーマスサリー。ミスセブンティーン1999)
鈴木えみ(ミスセブンティーン1999)
月本えり(ミスセブンティーン2000)
徳澤直子(ミスセブンティーン2001)
中根成美(ミスセブンティーン2003)
仲程仁美(ミスセブンティーン2002
日高薫(ミスセブンティーン2000)
房みどり(ミスセブンティーン2001)
内田安咲美(ミスセブンティーン2002)
木村カエラ(ミスセブンティーン2001
幣原あやの(ミスセブンティーン2001)
安座間美優(ミスセブンティーン2002)
知華(当時は小川知華。ミスセブンティーン2003)
北川景子(ミスセブンティーン2003)
水原希子(ミスセブンティーン2003)
浅木一華(ミスセブンティーン2004)
一戸愛子(ミスセブンティーン2003)
小林美穂(ミスセブンティーン2006)
佐野光来(ミスセブンティーン2005)
星川玲奈(ミスセブンティーン2005)
溝口真央(ミスセブンティーン2006)
七菜香(当時は荒木七菜香。ミスセブンティーン2004)
大石参月(ミスセブンティーン2004)
南條有香(ミスセブンティーン2005)
山本佑美(ミスセブンティーン2006)
赤谷奈緒子(ミスセブンティーン2004)
佐藤ありさ(ミスセブンティーン2005)
滝沢カレン(ミスセブンティーン2008)
高田有紗(ミスセブンティーン2009)
有末麻祐子(ミスセブンティーン2007)
田中あさみ(ミスセブンティーン2007)
工藤えみ(ミスセブンティーン2009)
橋本愛(ミスセブンティーン2009)
北山詩織(ミスセブンティーン2010)
森川葵(ミスセブンティーン2010)
西野実見(ミスセブンティーン2010)
坂東希(ミスセブンティーン2011)
岡崎紗絵(ミスセブンティーン2012)
新川優愛(ミスセブンティーン2011)
広瀬アリス (ミスセブンティーン2009)
阿部菜渚美(ミスセブンティーン2010)
高堰うらら(ミスセブンティーン2012)
橋爪愛(ミスセブンティーン2011)
藤井サチ(ミスセブンティーン2012)
中条あやみ(ミスセブンティーン2011)
三吉彩花(ミスセブンティーン2010)
樫本琳花(ミスセブンティーン2014)
川津明日香(ミスセブンティーン2014)
広瀬すず(ミスセブンティーン2012)
田辺桃子(ミスセブンティーン2013)
南乃彩希(ミスセブンティーン2016)
杉本愛里 (ミスセブンティーン2016)
松岡花佳 (ミスセブンティーン2015)
木内舞留(ミスセブンティーン2016)
高橋アリス(ミスセブンティーン2018)
横田真悠(ミスセブンティーン2014)
箭内夢菜 (ミスセブンティーン2017)
八木莉可子 (ミスセブンティーン2016)
坂井仁香 (ミスセブンティーン2015)
山本彩加 (ミスセブンティーン2018)
マーシュ彩(ミスセブンティーン2015)
大友花恋(ミスセブンティーン2013)
田中杏奈(ミスセブンティーン2019)
宮野陽名(ミスセブンティーン2017)
ブリッジマン遊七(ミスセブンティーン2019)
出口夏希(ミスセブンティーン2018)
桜田ひより(ミスセブンティーン2018)
雑賀サクラ(ミスセブンティーン2019)
大友樹乃(ミスセブンティーン2018)
永瀬莉子(ミスセブンティーン2018)
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連動番組

BS-TBSでは、2008年から「夏の学園祭」の模様を放送するようになり、2009年4月からは本誌とのメディアミックスとして『恋とオシャレと男のコ』というテレビドラマが放送され、セブンティーンの専属モデルが主演を務めた。7月からは、メディアミックスの第2弾となる情報・バラエティ番組『激モテ!セブンティーン学園』が開始、やはり同誌の専属モデルがレギュラー出演していた。


表紙

さらに見る 号, 表紙モデル ...
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Seventeenモデビュ

集英社と株式会社スナウトが共同で2011年からMobageで配信しているソーシャルゲーム[9]。「STモデル」が全員ゲーム内に登場するだけでなく、『Seventeen』監修のアバターやアイテムも用意され、人気ブランドとのコラボアイテムも登場している。プレイヤーは、『Seventeen』の専属モデル「STモ」になるための様々なミッションをこなしたり、モデルの仕事をこなしたりして、自分磨きを行っていくモデルを職業として体験するゲーム。フィーチャーフォン用に公開。

その他

脚注

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外部リンク

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