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宮沢りえ

日本の女優 (1973-) ウィキペディアから

宮沢りえ
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宮沢 りえ(みやざわ りえ、1973年4月6日[3] - )は、日本女優歌手東京都練馬区出身[2]。MOSS所属。夫は元V6のメンバーで俳優の森田剛

概要 みやざわ りえ 宮沢 りえ, 生年月日 ...
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来歴

  • モデル[4]としてオフィス・メイから11歳でデビュー[5]。1985年、明星食品「チャルメラ」のCMで芸能活動を始めた。
  • 1987年、初代リハウスガールを務め注目を集める。
  • 1987年、母親の宮澤光子と共に個人事務所「エムツー企画」を設立。
  • 1988年、映画『ぼくらの七日間戦争[6]の主演で女優デビューを果たし、日本アカデミー賞新人賞を受賞。
  • 1989年4月、フジテレビ系『青春オーロラ・スピン スワンの涙』で連続ドラマ初主演。同年9月には小室哲哉プロデュースによる『ドリームラッシュ』で歌手デビュー。同期デビューには、島崎和歌子田村英里子細川直美マルシア石原詢子らがいる。同曲で音楽番組『ザ・ベストテン』の最終回にランクインした(出演はなし)。また、カレンダーでは大胆なふんどしルックが話題を呼ぶ[1]
  • 1990年、セカンドシングル『NO TITLIST』がオリコン最高1位を獲得。同年『第41回NHK紅白歌合戦』に初出場した。
  • 1991年、写真集『Santa Fe』が150万部以上のベストセラーとなる。この記録は日本における芸能人写真集の売上部数としても以後(2025年現在)も破られていない。また、写真集の世界記録を達成し、東南アジアなどで海賊版も出回った。
  • 1992年10月27日、貴乃花光司との婚約を発表。当時、国民的な人気を誇っていた2人の婚約は“世紀のカップル誕生”と大きな話題となる。しかし、1993年1月27日、「人生最高のパートナーになれなかった」とコメントを発表し、わずか2か月間で婚約解消を発表[1][5]
  • 1994年、宝酒造タカラcanチューハイ』のCMで発したセリフ「すったもんだがありました」が新語・流行語大賞の年間大賞を受賞した。
  • 1995年、映画『』の出演が決まっていたがクランクイン直前に突如降板騒動を起こす[7]
  • 2001年、香港映画『華の愛~遊園驚夢』で第23回モスクワ国際映画祭・主演女優賞受賞。
  • 2003年、『たそがれ清兵衛』に出演し、日本アカデミー賞キネマ旬報など様々な映画賞で主演女優賞を受賞[1]。同作以降、女優としての活動の幅が広がり、本格派女優としての評価が定着しつつある[5]
  • 2005年、『父と暮らせば』で再びキネマ旬報の主演女優賞を受賞。第47回ブルーリボン賞でも主演女優賞を受賞した。
  • 2009年、一般人男性と結婚及び妊娠[8][9][10]、出産(いずれも詳細後述)を経て、8月に仕事復帰[11][12]
  • 2013年5月6日、天海祐希が舞台『おのれナポレオン』終了後、軽度の心筋梗塞と診断され入院したため、アルヴィーヌ役に起用される。宮沢は、この突然の代役要望を快諾したという。わずか2日間の稽古期間を置いたのち、2時間20分、台詞回しの多いアルヴィーヌ役を演じきった。
  • 2014年、『MIWA』の演技に対して、第39回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞。[13]
  • 2014年、『ヨルタモリ』で司会に初挑戦。『紙の月』で7年ぶりに映画主演し、第27回東京国際映画祭・最優秀女優賞を受賞。日本人女優では11年ぶりの快挙となった[14]日本アカデミー賞でも2度目となる最優秀主演女優賞を受賞した。
  • 2016年、『湯を沸かすほどの熱い愛』にて3度目となる日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞を受賞した。
  • 2018年3月16日、過去に舞台『ビニールの城』で共演した森田剛と結婚したことを発表した。
  • 2021年、三井のリハウスのCMに34年ぶりに出演。
  • 2021年11月2日、夫である森田剛と共に新事務所「MOSS」を設立。
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私生活

日本人の母親と、オランダ人の父親をもつハーフ[15]。身長167cm、血液型はB型[3]

2009年2月13日、妊娠6か月であることを所属事務所からのFAXで発表[16]。後日の2月20日の報道で、相手は40歳代のハワイ在住、日本人実業家で元プロサーファーであることが明らかになった[17]。同年4月上旬に婚姻届を提出。同月2日に東京都内で挙式した[18]。同年5月20日に第1子となる女児を出産[19]

2012年5月8日、一部のメディアにより離婚することが報じられ[20]、同日に所属事務所からのFAXで離婚協議中であることを認めた[21]。2016年3月18日に正式に離婚を発表[22]

2018年3月16日、森田剛と結婚(再婚)。これを報告する封書が、V6のファンクラブ会員に送付された[23]。このときは森田が改姓し宮澤姓となっている。

交友関係

同時期から活躍していた後藤久美子とは、同学年ということもあって仲が良く、良きライバル関係でもあった。2015年の宮沢の舞台ロンドン公演にて後藤が公演を観覧し楽屋にも行ってハグをしている。また、大河ドラマで共演した女優の水川あさみとはお互いを名前で呼ぶ仲で、妹のように可愛がっている。母・光子と非常に仲の良かった女優の桃井かおりも宮沢がデビューする前から頻繁に宮沢宅に来て食事をしたり宮沢宅で朝までお酒を飲みそのまま仕事に行くなどしており、桃井自身もりえを可愛がっていた。その他には神田うの鈴木京香笑福亭鶴瓶ビートたけし井川遥らとも仲が良く、自身の母親からの影響か政財界から芸能界の大物まで幅広い人脈を持っている。

中でも美川憲一からは妹のようにかわいがられており、貴乃花との婚約破棄も宮沢の母の依頼を受けた美川憲一が説得したことによる。美川は当時ロサンゼルスに滞在していた宮沢に対して「あんたは背負ってるものが重すぎる。あんたも母一人子一人。(相撲部屋の)おかみさんになったら、お母さんどうするの?」と説得しつつ、破局会見当夜、宮沢の母、宮沢の相談相手だった木原光知子と共に自宅で宮沢と深夜まで過ごし、励ましていた[24]

出演

要約
視点

映画

テレビドラマ

配信ドラマ

舞台

  • ジプシー(1991年)
  • 海神別荘(1994年)
  • 天守物語(1994年、1996年)
  • ふるあめりかに袖はぬらさじ(1994年)
  • 陽だまりの樹(1998年)
  • 七色インコ(2000年) - 千里万里子 役
  • 源氏物語(2000年) - 紫の上 役
  • 透明人間の蒸気(2004年、野田秀樹作・演出)
  • ロープ(2006年 - 2007年、野田秀樹作・演出)
  • ドラクル-God Fearing Dracul(2007年、長塚圭史作・演出)
  • 人形の家(2008年、ヘンリック・イプセン作)
  • パイパー(2009年、野田秀樹作)
  • ザ・キャラクター(2010年、野田秀樹作)
  • 下谷万年町物語(2012年、蜷川幸雄演出)
  • CBGK Premium Stage リーディングドラマ『Re:』(2012年、土田英生演出)
  • THE BEE -日本語版-(2012年、野田秀樹作)
  • 今ひとたびの修羅(2013年、いのうえひでのり演出)
  • おのれナポレオン L'honneur de Napoléon(2013年) - アルヴィーヌ 役(天海祐希の代役)
  • 盲導犬―澁澤龍彦「犬狼都市」より―(2013年、唐十郎作、蜷川幸雄演出)
  • MIWA(2013年) - MIWA 役
  • 火のようにさみしい姉がいて(2014年、清水邦夫作、蜷川幸雄演出) - 妻 役
  • 海辺のカフカ(2014年 - 2015年、村上春樹作、フランク・ギャラティ上演台本、蜷川幸雄演出) - 佐伯・少女 役[38]
  • 三人姉妹(2015年、アントン・チェーホフ作、ケラリーノ・サンドロヴィッチ上演台本・演出) - 次女マーシャ 役
  • 元禄港歌~千年の恋の森~(2016年) - 初音 役[39]
  • ビニールの城(2016年、唐十郎作、蜷川幸雄演出) - モモ 役[40]
  • コペンハーゲン(2016年、作:マイケル・フレイン、演出:小川絵梨子) - マルグレーテ 役
  • 足跡姫~時代錯誤冬幽霊(2017年、作・演出:野田秀樹) - 出雲阿国 役
  • クヒオ大佐の妻(2017年、作・演出:吉田大八) - 妻 役
  • ワーニャ伯父さん(2017年、アントン・チェーホフ作、ケラリーノ・サンドロヴィッチ上演台本・演出) - エレーナ 役
  • 近松心中物語(2018年、作:秋元松代、演出:いのうえひでのり) - 遊女梅川 役
  • スジナシBLITZシアター Vol.8 第2夜『踊るゾンビ』(2018年)
  • 死と乙女(2019年、作:アリエル・ドーフマン、演出:小川絵梨子) - ポーリーナ 役
  • 桜の園(2020年、作:チェーホフ、演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ) - シャルロッタ 役 ※コロナ禍により公演中止
  • アンナ・カレーニナ(2020年、原作:レフ・トルストイ、上演台本・演出:フィリップ・ブリーン) - アンナ・カレーニナ 役 ※コロナ禍により公演中止
  • 泥人魚(2021年、作:唐十郎、演出:金守珍) - やすみ 役
  • KERA CROSS 第5弾『骨と軽蔑』(2024年、作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)[41]
  • PARCO PRODUCE 2024 舞台『オーランド』(2024年、演出:栗山民也) - 主演・オーランド 役[42]
  • そのいのち(2024年、作:佐藤二朗、演出:堤泰之) - 山田里見 役[43]
  • 昭和から騒ぎ(2025年、作:ウィリアム・シェイクスピア、演出:三谷幸喜[44]
  • Bunkamura Production 2025 DISCOVER WORLD THEATRE vol.15『リア王』NINAGAWA MEMORIAL(2025年公演予定、作:ウィリアム・シェイクスピア、演出:フィリップ・ブリーン) - ゴネリル 役[45]

吹き替え

劇場アニメ

配信アニメ

バラエティ

ドキュメンタリー

その他番組

  • 24時間テレビ 「愛は地球を救う」(1989年 - 1991年、日本テレビ) - チャリティーパーソナリティー
  • 野坂昭如 戦争童話集 忘れてはイケナイ物語り「年老いた雌狼と女の子の話」(1995年 - 1999年、NHK-BS2) - 語り(声の出演)
  • あの空の下で:リーディングドラマ、著者・吉田修一。(2009年1・2月、ANA国際線の機内番組で放送)
  • 真夏の夜の美輪明宏スペシャル(2013年8月21日、NHK)

NHK紅白歌合戦出場歴

さらに見る 年度/放送回, 回 ...

※出演順は「出演順/出場者数」で表す。

ラジオ

ミュージックビデオ

CM

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ディスコグラフィ

シングル

さらに見る 枚, 発売日 ...

アルバム

さらに見る 種類, 発売日 ...
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写真集

  • Pour Amitie(1989年)
  • Quelle Surprise(1989年)
  • Rie Miyazawa(FRAGILE)(1990年)
  • Santa Fe(1991年)
  • Santa Fe New Edition(1999年)
  • 伊藤佐智子×宮沢りえ STYLE BOOK(2005年)

受賞歴

映画
テレビドラマ
舞台
  • 2004年度
  • 2006年度
  • 2008年度
    • 第16回読売演劇大賞 最優秀女優賞(『人形の家』)
  • 2013年度
  • 2017年度
    • 第25回読売演劇大賞 大賞 / 最優秀女優賞(『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』『クヒオ大佐の妻』『ワーニャ伯父さん』)[83][84]
その他
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脚注

外部リンク

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