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三者連続三球三振を記録した日本プロ野球投手一覧

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三者連続三球三振を記録した日本プロ野球投手一覧(さんしゃれんぞくさんきゅうさんしんをきろくしたにほんプロやきゅうとうしゅいちらん)は、日本プロ野球公式戦において、1イニングに3人の打者から連続して3球のストライクのみの投球で三振を奪い、その3人の打者との対戦だけでイニングの投球を完了した: immaculate inning, イマキュレートイニング投手の一覧である。同じイニングで先んじて走者を許しているケースは含めない[注釈 1]。「イマキュレート」は「完璧な」などの意味を持つ英単語である。

この記録はメジャーリーグベースボール (MLB) においても希少とされる(2023年シーズン途中時点で104人・114回)が、日本プロ野球ではさらに少なく、2025年6月22日時点で22人(24回)である。2度達成した選手は梶本隆夫リバン・モイネロの2人のみで[2]、同じシーズンに複数回記録されたのは、2014年が初めてだった。

日本のプロ野球ではカウント0ボール2ストライクからストライクを投じることが忌避された時期があり、1980年代にセントラル・リーグで3年連続最多奪三振を記録した江川卓読売ジャイアンツ)は、現役時代に0-2のカウントからヒットを打たれると罰金を科されたため、捕手からの懇願でやむなくボール球を投げていたと引退後に証言している[3]。江川も含め、1980年代には達成者は一人もいない。

2018年5月16日、福岡ソフトバンクホークスのリバン・モイネロが記録を達成[4]したことで、2025年現在存在するチームの中で公式戦での達成者が出ていないのは埼玉西武ライオンズだけとなった(後述の通りポストシーズンでの達成者はあり)。

宇佐美徹也は1993年の著書『プロ野球記録大鑑<昭和11年 - 平成4年>』のこの記録を取り上げた箇所で、「ほとんどが下位打線相手に作られたもので、クリーンアップを相手にしたのが一つもないのが内容的にもの足りない」と記していた[5][注釈 2]。それから24年後の2017年に、東北楽天ゴールデンイーグルス松井裕樹千葉ロッテマリーンズの3-5番の3人から奪う記録を初めて達成している[6]

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公式戦外での達成者

公式戦以外の試合(オープン戦は除く)でのNPB選手による達成が2例ある。

ポストシーズン

日本代表試合

脚注

出典

関連項目

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