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株式会社ダックスインターナショナル(英: DAX International Inc.)は、著作権管理を主な事業とする日本の企業。
日活映画の監督であった丹野雄二が、日活ロマンポルノ路線に転向した事により日活を退社し、1971年1月に設立した制作プロダクションである[1]。
1978年から1991年まで、お家芸の実写とアニメを組み合わせた代表作『まんがはじめて物語』の企画・制作を行い、『21世紀まんがはじめて物語』(2001年3月放映・ビデオ発売)が完成したが放送前に夫の丹野が逝去。その後は妻の美穂子が社長となり[2]、同作品を最後に自社アニメの制作事業から撤退(企画製作はそれ以降も継続)し、それ以降は従来から行っているアニメ作品の音響制作や子供向けビデオソフトの制作事業を中心に活動している。
まんがはじめて物語を軸に東京放送ホールディングスと長年提携関係にあり、TBSチャンネルで同シリーズが放映されている他、TBSチャンネルやTBSテレビで劇団目覚時計の興行告知CMを放送している時がある。TBS主催・後援の興行も多い。また、2002年のテレビドラマ『やんパパ』の主人公の職業がマンガ家のアシスタントという設定で、職場シーンの収録でダックスのスタジオが使われたほか、本編中アニメが入り混ざったり実写と合成するシーンが有り、そのアニメーション部分の制作を担当している。
2003年から版権管理部門をダックスインターナショナル、制作部門をダックスプロダクションとして事業を行っている。
株式会社ダックスプロダクション(英: DAX Production Inc.)は、アニメーション作品などの音響制作・映像制作会社。京楽産業.のクループ会社。日本音声製作者連盟正会員。
2003年8月に設立。2018年2月、事務所を東京都新宿区新宿5丁目1番1号から、千代田区神田神保町2丁目20番地6に移転した。
創立以来、ダックスのプロデューサーでもある平田哲(「新宿五郎」名義を使用する作品もある)が代表取締役として経営していたが、2017年平田の死去に伴い[8]、経営権を京楽産業.に移管し京楽のクループ会社となっている[9]。
他のスタッフには、音響監督の飯田里樹などがいる。2011年にはキャラアニ、ブシロードとの3社でドラマCDのレーベル「THREE ARROWS」(スリーアロウズ)を立ち上げている。
劇団目覚時計(げきだんめざましどけい)は、1977年に丹野雄二が設立した劇団である。劇団代表は丹野の妻・美穂子(稲垣美穂子)で、杉並区和泉2丁目9番18号(シノギビル)に稽古場が所在。当初はダックスが制作に携わっていた『まんが日本昔ばなし』や『まんが世界昔ばなし』のシナリオを基にした子供向けミュージカルの製作・上演を手がける。後項の「青少年の心を育てる会」が財界人を交えて発足すると、オリジナルミュージカルの製作や首都圏以外での興行も行うようになり、それと並行して稽古場等でストレートプレイの上演も行っている。
ミュージカルを通して青少年と親の交流の場を提供しようという趣旨で丹野美穂子が発起人となり1986年に結成された任意団体である。事務局は目覚時計と同じビル内に設置。内村直也(劇作家)、五島昇、井深大、後藤田正晴らが初代役員を務めた。目覚時計の子供向けミュージカルの全国公演または被災地域でのチャリティー公演をすべく、資金提供(主催)や各地の市民による活動の他、役員らによる青少年に関する内容の講演会などを行っている。2001年に特定非営利活動法人格を取得。
現在の会長は川口幹夫で、丹野美穂子、中村寛之助(協和醗酵工業元社長・相談役)が副会長、清水仁(東京急行電鉄元相談役・会長)、小原芳明、杏中保夫(日本公文教育研究会元社長)らが理事職となっている。
近年、青少年の健全育成(目覚時計のミュージカル製作・上演)の名目で、財団法人JKAより競輪・オートレースの補助事業助成金を受給するようになった。
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