粕屋町
福岡県糟屋郡の町 ウィキペディアから
福岡県糟屋郡の町 ウィキペディアから
粕屋町(かすやまち)は、福岡県北西部にある町。糟屋郡に属し、九州地方の町村としては最も人口が多い(2020年国勢調査)。
国立社会保障・人口問題研究所が2020年国勢調査に基づき発表した最新の将来推計人口で、2050年の当町の人口指数は福岡県内の自治体で最も高い109.3となっている。
福岡空港、福岡インターチェンジに近接し、福岡高速4号線により福岡市の都市高速道路ネットワークに組み込まれ、町内にJR九州の駅が6つあるなど博多駅へのアクセスにも優れているため、利便性の高さを背景に福岡市のベッドタウンとして発展し続けると予測されており、2023年に市制対策室を発足し、市制移行に関する研究に着手した。
福岡県北西部に位置し、西側は福岡市東区と博多区に接している。町の北部を多々良川が東西に流れ、南部~西部を須恵川が北西方向に流れている。町は福岡平野に含まれ地形は概ね平坦だが、北端・東端にやや小高い山があるほか、南東端の須恵町・志免町との境界付近に国鉄志免炭鉱の石炭採掘によって形成されたボタ山がある。
町内に駕与丁池(かよいちょういけ)、敷縄池、古大間池、新大間池、毛田池などの大小のため池がある。
2007年1月29日に新宮町を除く糟屋郡内6町による「合併研究会事務局」を開設。同年4月以降に任意合併協議会を発足し、同年12月をめどに法定合併協議会へ移行する予定であったが、町議会が否決した。
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
初 | 田代一 | 1957年3月31日 | 1期 | |
安河内作美 | 1961年4月24日 | 1982年 | 6期 | |
長憲一 | 1982年 | 1996年 | ||
小池弘輔 | 1996年 | |||
篠﨑久義 | 2007年11月6日 | 2011年11月5日 | 1期 | |
因清範 | 2011年11月6日 | 2015年11月5日 | 1期 | |
因辰美 | 2015年11月6日 | 2018年8月10日 | 1期・辞職 | |
箱田彰 | 2018年9月9日 | 現職 |
昭和30年代ごろまでは炭鉱と農業の町であり、昭和50年代に入ってからは福岡市のベッドタウンとして開発が進み人口が急増。一時人口の増加が鈍化していたものの、2010年の国勢調査では人口増加率が県内最多の11.46%と、再び人口増加に転じた[1]。2013年に厚生労働省の人口問題研究所が発表した地域別将来推計の2040年の全国市町村別人口推計で、全国トップの人口増加率とされた。現在48,000人を超え九州の町村では1位の人口となっている。
粕屋町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 粕屋町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 粕屋町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
粕屋町(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
糟屋炭田の一角を占めておりかつては石炭産業があったが、衰退しすべて閉山。跡地を工場団地としている。
大型商業施設として、町の南端部の志免町との町境付近にイオンモール福岡がある。このほか、志免町内にあるイオン福岡東ショッピングセンターは志免町との町境付近に立地しており、粕屋町西部から近い。また県道607号線沿いにはロードサイド店舗が多数立地する。
空港は福岡空港が最寄り。
九州旅客鉄道(JR九州)
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.