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ヤバイTシャツ屋さん

日本のロックバンド ウィキペディアから

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ヤバイTシャツ屋さん(ヤバイティーシャツやさん、英語: Yabai T-shirts yasan)は、日本スリーピースロックバンド。所属事務所はBADASS。レーベルはユニバーサルミュージックグループ傘下のユニバーサルシグマ。略称は「ヤバT(ヤバティー)」[6][7][8]

概要 別名, 出身地 ...
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略歴

要約
視点

バンド名は、こやまたくやが大阪芸術大学時代に、自身が所属していたニューフォーククラブの先輩「パイナップルせんぱい」が発した「今度の土曜日、ヤバイTシャツ屋さん行きまぁーす」の言葉の語感が良く、「これをバンド名にしてバンドを組みたい」と思ったことに由来する[9][10]。こやまの下、大阪芸術大学に在学していた軽音楽サークルのメンバーによって2012年5月に招集・結成されるが、わずか1か月で活動を休止。翌2013年10月に現在のメンバーで活動を再開する[11]。関西を拠点にライブ活動を行い、自主制作でCDをリリースしながら「出れんの!?サマソニ!?」で「大谷ノブ彦賞」に選出[12]、963組中2位で出演権を獲得してSUMMER SONIC2015 TOKYOに出演を果たした[13]。同年11月に関西最大級の音楽コンテスト「eo Music Try 2015」でグランプリを獲得[13]。2016年に京都大作戦、牛若ノ舞台に初出演し[14]、同年11月2日にはユニバーサル・ミュージックからメジャーデビューを果たした。

2016年11月1日からコラボカフェ「ヤバイTシャツ屋さんのタンクトップカフェ」[15]が東京・大阪の2都市で開催。メンバーの考案したものも含め、カフェ限定グッズも販売された。約5年ぶりとなる2021年6月10日からは第二弾が東京・大阪・名古屋・仙台の全国4都市で開催。カフェではメンバーからのアイデアを中心に楽曲にちなんだフードやデザート、さらにはメンバーの地元名産を使用したドリンクなど、ユニークで個性的なメニューが続々登場した。

2018年3月にこやまが左声帯嚢胞で声帯手術を行うため、約1か月間ライブ活動を休止した。小山の病気、手術についての発表は、ライブに足を運んでくれる観客のことを考え、ライブツアー「Galaxy of the Tank-top” TOUR 2018」終了後の発表となった[16]

2018年12月には「FM802 RADIO CRAZY」への出演と、3rd FULL ALBUM「Tank-top Festival in JAPAN」のリリースを記念して、NU茶屋町×FM802 RADIO CRAZY ROCK XMAS!!!コラボレーションが実現。ヤバイTシャツ屋さんのカフェ・ド・タンクトップ、ヤバイTシャツ屋さんのタンクトップツリー、タンクトップくんのかわEフォトスポットがNU茶屋町にて展開された。

2019年1月から始まったライブツアー「ヤバイTシャツ屋さん “Tank-top Festival in JAPAN” TOUR 2019」のファイナル公演を、6月8日、9日にサンリオピューロランドにて開催した。舞台上にはハローキティを始めとした、メンバーのサンリオの推しキャラクターたちも登場した[17]

2020年9月30日に4枚目のフルアルバム「You need the Tank-top」を発売する。その際、発表されてから24時間以内に予約した者限定でメンバーの直筆サインを特典に付ける販売方法をとった結果、4万枚の直筆サインを書くことになった。そのおかげもありバンド初となるオリコン週間ランキング一位を記録した。

2020年10月2日から株式会社イオンファンタジーとコラボレーションし、全国のアミューズメント施設"モーリーファンタジー"、"PALO"、オンライン・クレーン・ゲーム"モーリーオンライン"、カプセルトイ専門店"TOYS SPOT PALO"限定で、プライズ・ゲーム用景品とカプセルトイが順次展開された[18]。約1年後の2021年6月25日からは第二弾が開催され、新しく8アイテム19種類のラインナップの限定プライズ・カプセルトイが展開された。

2020年10月3日から2021年3月20日までライブツアー「"You need the Tank-top" TOUR 2020-2021」を開催し、東京公演はZepp Tokyoで3月2日、3日、5日、6日、9日に5Daysで行われた[11]。同年11月14日には初の大阪城ホールでのワンマンライブ「まだ早い。」を開催し[19]、この公演の模様は2022年1月22日にCSテレ朝チャンネル1で独占放送された[20]

2021年7月から東京・大阪にて開催された「KUROMI POP-UP SHOP」にてクロミとこやまたくやのコラボグッズが発売された。同年11月に開催された第二弾でも再度コラボが実現した[21]

2022年8月25日には、バンド初となる日本武道館公演を開催、成功を収めた[22][23]

2023年8月17日に神奈川県の横浜BUZZ FRONTで開催されたワンマンライブにて、2023年10月2日から10th Anniversary BEST ALBUM『BEST of the Tank-top』を掲げたバンド初となる47都道府県を巡る、全57公演に及ぶツアーを開催することが発表された[24]

2023年9月8日から、サンリオキャラクターズとの新たなコラボレーション「ヤバイTシャツ屋さん10周年記念! サンリオキャラクターズとめちゃくちゃコラボするショップ」が東京・SHIBUYA109内のDISP!!!で開催。コラボショップはその後、全国各地のロフトでも展開された。

2024年5月11、12日に志摩スペイン村にて、『"スペインのひみつ解明 ONE-MAN SHOW" in 志摩スペイン村 〜ザ・リベンジ〜』を開催、成功に収めた。[25]この公演は2020年3月28、29日に開催予定だったワンマンライブのリベンジ公演にあたる[26]。 このイベントは志摩スペイン村全面協力のもと、テーマパークやホテルを完全貸切で開催された。ライブ開催後には期間限定イベントとして、コラボメニューの提供やコラボアトラクションが運営された[27]

2025年5月7日、前年5月に2日間に渡って志摩スペイン村で開催したライブ『"スペインのひみつ解明 ONE-MAN SHOW" in 志摩スペイン村 〜ザ・リベンジ〜』の模様を両日分収めた映像作品『Tank-top of the DVD SPECIAL III -志摩スペイン村-』を3枚組DVDと2枚組BDで発売[28][29]。また11日には、ありぼぼの妊娠を報告。これにより7月以降に予定されている野外ライブや9月以降に予定されている全公演は、助っ人(サポート)を迎えて行うことを発表した[30]

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メンバー

こやまたくや - ボーカルギター
(1992-10-23) 1992年10月23日(32歳)京都府京都市で生まれ、5歳の時に京都府宇治市に引っ越す[31]大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業[32]。「無線LANばり便利」のPV終盤で京都府在住であることが明かされた[33]。(2018年以降上京)
ヤバイTシャツ屋さんのほぼ全ての楽曲の作詞作曲を担当している[34]
中学時代にマキシマム ザ ホルモンを好きになったことがきっかけでギターを独学で始める[35]。地元・宇治の太陽が丘(京都府立山城総合運動公園)で毎年開催されている10-FEET主催の野外フェス・京都大作戦にマキシマム ザ ホルモンが出演することをきっかけに初回開催の2008年から参加しており[35]、2016年からはヤバイTシャツ屋さんで出演アーティスト側として参加している[14]
2021年3月1日に宇治市出身アーティストの集まり「宇治会」の一員として、宇治市観光大使に就任し[36]、2022年1月21日には京都府文化観光大使に就任した[37]
本名や寿司くん名義で映像作家として自主アニメ制作や、ヤバイTシャツ屋さんや自身以外のアーティストのMV監督などの制作活動をしている[38]。またイラストレーターとしてSiM[39]PUI PUIモルカー[40]とのコラボ作品も発表している。
2024年12⽉6日にアニメ公式X / YouTubeで配信のオリジナル短編アニメーション『パンの赤ちゃん』に声優として参加。「フランスパンの赤ちゃん」役の声優を務めた[41]
ありぼぼ - ボーカル・ベース
????3月31日 大阪府高槻市出身[42]。0歳から5歳までアメリカで生活していた帰国子女[43]。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業[32]。ヤバイTシャツ屋さんとは別に「ありぼぼ」というソロ活動を行なっている。2023年秋頃までのアーティスト名は、苗字の入った「しばたありぼぼ」[44]。ヤバイTシャツ屋さんでは各アルバムにつき1曲、ありぼぼが作詞作曲を担当する楽曲が収録されている。[45]
スペースシャワーTVで放送中のSiM MAHらが手掛けるゲーミングプロジェクト「THE REBEL’S eMPIRE」のゲーミングチーム「ReMG」のPLAYeRSに2020年4月30日加入[46]。2020年12月21日には大阪府高槻市たかつき観光大使に就任している[42][47]
2023年11月24日にピン芸人のどんぐりたけしと結婚したことをNHK-FMのレギュラーラジオ「ヤバイラジオ屋さん」の緊急生放送およびX(旧Twitter)にて発表した[48][49]
ハロー!プロジェクトのファンでもある[50]
2024年2月には「性別・身長・体型問わず楽しんでいただけるブランド」をコンセプトに、デザインやプロデュースを自ら手掛けるファッションブランド「neüron」(にゅうろん)を設立した[51]
2025年5月11日 "Tank-top Festival 2025"のMCで妊娠を発表。2025年7月以降の野外ライブはサポートベーシストを入れ、9月以降は全てのライブでサポートベーシストを入れて出演すると発表した。
もりもりもと - ドラムスコーラス
(1993-10-19) 1993年10月19日(31歳) 静岡県浜松市出身[52]浜松学芸高等学校卒業[52]。大阪芸術大学芸術計画学科卒業[32]
小学校3年生の頃からドラムを叩いており、中学生の時には吹奏楽部に所属していた[52]。高校時代にはバンドを組んで浜松市のライブハウスで演奏もしていた[52]
2019年に浜松市やらまいか大使に就任した[53]
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ディスコグラフィー

要約
視点
概要 リリースリスト, ↙スタジオ・アルバム ...

インディーズ・自主制作盤

シングル

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メジャー

シングル

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デジタル配信

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アルバム

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ベストアルバム

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映像作品

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参加作品

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楽曲提供

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タイアップ

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受賞

  • 出れんの!?サマソニ!? 2015」大谷ノブ彦賞[12]
  • eo Music Try 2015」グランプリ[13]
  • 「ワン!チャン!!〜ビクターロック祭り2016への挑戦〜」グランプリ[117]
  • 2017年「文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門新人賞受賞(岡崎体育『MUSIC VIDEO』:寿司くん〈こやまたくや〉監督)[118]
  • SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2018」BEST CONCEPTUAL VIDEO(『ヤバみ』、寿司くん〈こやまたくや〉監督)[119]
  • NHK「ヤバイラジオ屋さん」(2019年1月6日放送分)NHK編成局長特賞[120]
  • 2024年10月度 一般社団法人日本レコード協会 ストリーミング認定「ハッピーウェディング前ソング」がゴールド認定。[121]

出演

テレビ

ゲーム

  • jubeat - 「ハッピーウェディング前ソング」が2021年2月1日までプレイ可能だった[128]
  • 太鼓の達人 - 「ハッピーウェディング前ソング」が2019年7月25日から2022年6月21日までプレイ可能だった[129][130]
  • SHOW BY ROCK!! Fes A Live(2020年4月 - 、iOS / Android) - ゲーム内にヤバイTシャツ屋さんの楽曲が収録されるほか、メンバーそれぞれをモチーフとしたゲームキャラクター「ヤバイ洗濯屋さん」が登場する[131][132]

ラジオ

CM

  • SUUMO(スーモ)TVCM「スーモとヤバT ライブ篇」(2019年) -「スーモマーチ」[141]
  • SUUMO(スーモ)TVCM「スーモとヤバT お宅訪問篇」(2019年) -「スーモマーチ」[142][注釈 3]
  • vivion comipo 『comipo歌漫画大賞』マンガの楽しさプラス音♪」篇-「ハッピーウェディング前ソング」(2022年)
  • 新生フィナンシャルレイク」(2024年1月)[143]

その他

  • NHKフレッシャーズキャンペーン2018 - イメージキャラクター[144]
  • 勇者ああああテレビ東京)- 「あつまれ!パーティーピーポー」をテーマソングとして使用。2020年9月18日の放送にはヤバイTシャツ屋さんメンバー本人が出演[145]
  • AVIOT ワイヤレスイヤホン ヤバイTシャツ屋さん x AVIOT コラボモデル「TE-D01g-ybt」 - メンバーが音質・デザインを監修したワイヤレスイヤホンを発売[146]
  • 運転免許トロッカ!(ローソン) - アンバサダー[147]
  • パンの赤ちゃん(2024年12月6日公開のオリジナル短編アニメーション)‐こやまたくや/フランスパンの赤ちゃん役[148]  
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主なライブ

要約
視点

主催ライブ・ツアー

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出演イベント

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エピソード

  • こやまは大学時代に、ももいろクローバーZのコピーバンドという活動スタイルを取り入れていた。こやまは当時を振り返り、「そこで吸収したポップな要素がヤバTの楽曲にも現れてると思います。いつだってももクロは俺の味方。そう思うと何でも乗り越えられる気がします」と述べている[184]
  • バンド名に反して、バンドの公式マスコットはタンクトップくんで、「バンド名でハードルが上がりすぎた」という理由から結成以来長らくオフィシャルグッズでTシャツを販売していなかったが、2016年にようやく初のオフィシャルTシャツを販売した[185]
  • 「あつまれ!パーティーピーポー」は楽曲の一部がLMFAOの「Shots」のオマージュになっており、メジャーデビュー盤に再録するにあたり、LMFAOから許諾を得て、原曲の作詞・作曲者のクレジットが併記された。その後、LMFAOのメンバー、Redfooから「ヤバTまじでお気に入り!日本でツアー一緒に周りたいぜ!」という旨のメッセージ動画が公開された[186]
  • 結成当初からNHK紅白歌合戦への出場を目標としており、「紅白を地上波初歌唱の場にしたい」との理由から、メジャー進出後も長らく地上波での歌唱を行っていなかったが、2022年8月の日本武道館公演で「年内の紅白に出れなかったら地上波歌唱を解禁する」と発表。この年の紅白出場は叶わなかったが、発表通り2023年より地上波での歌唱を解禁。2月27日(26日深夜)放送のフジテレビ系『Love music』が地上波初歌唱となった(歌唱曲は『ちらばれ!サマーピーポー』『かわE』『Blooming the Tank-top』の3曲)。同番組には同年9月18日(17日深夜)放送の最終回にも出演した(歌唱曲は『NO MONEY DANCE』)[187]
  • 毎年紅白歌合戦の話題がネット上で上がると、X(旧Twitter)のトレンドなどで「#ヤバTを紅白に出してあげて」というハッシュタグがトレンド入りする。

脚注

外部リンク

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