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アイルハヴアナザー

アメリカの競走馬 ウィキペディアから

アイルハヴアナザー
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アイルハヴアナザー(欧字名:I'll Have Another2009年4月1日 - )は、アメリカ競走馬。主な勝ち鞍は2012年サンタアニタダービーケンタッキーダービープリークネスステークス

概要 アイルハヴアナザー, 欧字表記 ...
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せり価格

  • 2010年、キーンランド協会 セプテンバーイヤリングセール 11,000米ドル[2]
  • 2011年、オカラ・ブリーダーズ・セール社 (OBS) スプリングセール2歳トレーニング 35,000米ドル

経歴

要約
視点

2歳時はホープフルステークスに出走するも6着と大敗する。

しかし年明け初戦のG2ロバート.B.ルイスステークスで快勝。続くサンタアニタダービーを連勝し、ケンタッキーダービーへ駒をすすめる。

ダービー当日の人気はそれほど高くはなく伏兵という評価だった。レースは1番人気のボーディマイスターがハナを奪い後続を引っ張る展開となりアイルハヴアナザーは馬群の中に控える格好となる。そのままレースは進みボーディマイスターが最後の直線で後続を突き放しにかかるが、徐々にポジションを押し上げたアイルハヴアナザーが残り100メートルで交わして1と1/2馬身差をつけて勝利[3]した。

続くプリークネスステークスは2番人気に支持され前走同様1番人気はボーディマイスターとなった。レースは逃げるボーディマイスターを終始マークする格好となり、最後の直線で後続を突き放そうとするボーディマイスターに並びかけると壮絶な叩き合いとなり、ゴール板手前でわずかクビ差だけ交わして勝利し、ビッグブラウン以来の二冠を達成した。

米国競馬史上(アファームド以来)34年ぶり12頭目のクラシック三冠制覇を目指し、2012年6月9日のベルモントステークスに偉業を懸けて挑戦する予定だったが、6月7日に左前脚に腫れが見つかり、一旦腫れはひいたものの、翌8日の調教後にも再び腫れが見つかり、超音波検査の結果、左前脚に軽微な浅屈腱炎を発症していたため、レース前日に出走を取り消し、そのまま引退した[4]。そして引退から約2週間後の6月22日には、ビッグレッドファームに購入され、2013年から日本で種牡馬として供用されることが発表された[5]

2014年に初年度産駒が誕生、2016年に産駒がデビュー。2018年の種付けシーズンを最後にアメリカ合衆国に帰国することになった[6]。2023年の種付けシーズンを最後に種牡馬を引退、功労馬としてオールドフレンズに寄贈されることになった[7]。  

競走成績

さらに見る 出走日, 競馬場 ...
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種牡馬時代

主な産駒

グレード制重賞優勝馬

地方重賞優勝馬

母の父としての主な産駒

グレード制重賞勝ち馬

地方重賞優勝馬

血統表

アイルハヴアナザー血統(血統表の出典)[§ 1]
父系フォーティナイナー系

Flower Alley
2002 栗毛
父の父
Distorted Humor
1993 栗毛
*フォーティナイナー
1985
Mr. Prospector
File
Danzigs Beauty
1987
Danzig
Sweetest Chant
父の母
*プリンセスオリビア
1995 栗毛
Lycius
1988
Mr. Prospector
Lypatia
Dance Image
1990
Sadler's Wells
Diamond Spring

Arch's Gal Edith
2002 黒鹿毛
Arch
1995 黒鹿毛
Kris S.
1977
Roberto
Sharp Queen
Aurora
1988
Danzig
Althea
母の母
Force Five Gal
1994 鹿毛
Pleasant Tap
1987
Pleasant Colony
Never Knock
Last Cause
1985
Caucasus
Last Bird
母系(F-No.) (FN:23-b) [§ 2]
5代内の近親交配 Danzig 4×4、Northern Dancer 5・5×5、Mr.Prospector 4・4(父内) [§ 3]
出典

近親には、 半妹Gloria Sの産駒にHarvey's Lil Goil(クイーンエリザベス2世チャレンジカップステークス)がいる。

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出典

外部リンク

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