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エムエスワールド
日本の競走馬 ウィキペディアから
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エムエスワールド (英: MS World) とは日本の競走馬である。おもな勝ち鞍は2012年の京都ハイジャンプ (JG2) 、小倉サマージャンプ (JG3) 。名前の由来は、冠名+母名の一部[1]。
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経歴
2004年のHBAオータムセール(1歳)に上場され、800万円で松岡俊二により落札される[2]。
平地時代(2歳-8歳:2005年-2011年)
2005年8月20日の小倉競馬場芝1200メートルの新馬戦で幸英明を鞍上にデビュー、単勝3番人気を獲得しての勝利だった[3]。この勝利で父ステイゴールドに産駒としての初勝利をもたらす。それ以後は3歳限定のオープン特別の白百合ステークスなどで勝利をあげた[2]が、重賞競走では掲示板にすら届かない成績が続き、2007年9月1日に小倉競馬場で行われた小倉日経賞(1600万下)を最後に、勝ち星からも遠ざかった。
障害への転向(8歳:2011年)
最後の勝利から4年、出走しても掲示板にすら乗らないレースが続いていたこの年、戦場を平地競走から障害競走に移す事となった。障害競走のデビュー戦は6月4日に阪神競馬場にて行われた障害未勝利戦となり、これを勝利で飾る。次走7月10日に京都競馬場で行われた障害オープン戦でも2番人気の2着と堅実な脚を見せ、障害競走への適性の高さをうかがわせる。障害転向3戦目となった7月30日の小倉サマージャンプでは1番人気に推されるものの、前を行く馬を捕らえることができず4着となった。以後のレースは堅実に3着以内をキープし、決して衰えによる敗戦でない事を示した。
9歳(2012年)
年明けの3月24日に中山競馬場で行われたペガサスジャンプステークスで3着。年明け2戦目となる5月12日に京都競馬場で行われた京都ハイジャンプでは道中は前目で進みつつ、最後の直線で鋭伸し先を走るテイエムハリアーを捉えレコードタイムで勝利、自身初の重賞制覇となった[4]。次走となる7月28日の小倉サマージャンプでも、先行しつつ最後の直線で前の馬を捕らえる好走で2つめの重賞勝利を飾った[5]。11月10日の京都ジャンプステークスで6着[6]に敗れたのを最後に現役を引退した。引退後は愛知県高浜市の竹内乗馬育成所を経て[7]、愛知県大府市の馬池4丁目乗馬倶楽部で乗馬となる[8]。2017年より引退名馬繋養展示事業の対象となった。
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競走成績
- タイム欄のRはレコード勝ちを示す。
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血統表
エムエスワールドの血統(サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系)/Northern Dancer 9.38% 5 x 4) | (血統表の出典) | |||
父 ステイゴールド 1994 黒鹿毛 北海道白老町 |
父の父 *サンデーサイレンスSunday Silence 1986 青鹿毛 アメリカ |
Halo | Hail to Reason | |
Cosmah | ||||
Wishing Well | Understanding | |||
Mountain Flower | ||||
父の母 ゴールデンサッシュ 1988栗毛 北海道白老町 |
*ディクタス Dictus |
Sanctus | ||
Dronic | ||||
ダイナサッシュ | *ノーザンテースト | |||
*ロイヤルサッシュ | ||||
母 トップワールド 1989 黒鹿毛 北海道門別町 |
マルゼンスキー 1974 鹿毛 北海道早来町 |
Nijinsky II | Northern Dancer | |
Flaming Page | ||||
*シル Shill |
Buckpasser | |||
Quill | ||||
母の母 キクノコトブキ 1981鹿毛 北海道門別町 |
*マダング Madang |
Habitat | ||
Jellatina | ||||
ホウヨウコトブキ | *ノーレアセ | |||
キクノスズラン F-No.1-b |
脚注
外部リンク
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