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オリエンタルアート

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オリエンタルアート (: Oriental Art) は日本中央競馬)の競走馬繁殖牝馬。競走馬としては2000年から2002年まで計23戦し3勝を挙げた[1]。その後繁殖牝馬となり、ステイゴールドとの交配によってGI3勝を挙げたドリームジャーニー、2011年の牡馬クラシック三冠馬オルフェーヴル兄弟を産んだ[2]

概要 オリエンタルアート, 欧字表記 ...
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競走馬時代

2000年2月、中央競馬の新馬戦4歳)でデビューし3着に敗れるが、2戦目に単勝1番人気に応えて勝ちあがる[3]。2000年12月には条件戦の500万円以下、2001年1月には900万円以下の競走にも優勝した[3]。その後は一度だけ2着になったことがあるが[注 1]、さらなる勝ち星を挙げられないまま、2002年7月のレースを最後に引退した[3]

勝利したレースはすべてダート戦であり、池添謙一が騎乗していた[3]重賞にも3度挑戦したが(すべてのレース)、すべて二桁着順に敗れている[3]。なお、池添は、息子のドリームジャーニー[7]、オルフェーヴル[8]でともにGIを制しており、調教助手はのちにドリームジャーニーも担当した人物である[9]




競走成績

要約
視点

以下の内容は、netkeiba.com[3]およびJBISサーチ[10]に基づく。

さらに見る 年月日, 競馬場 ...
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繁殖馬時代

競走馬引退後は生まれ故郷の白老ファームで繁殖牝馬となる[11]

ステイゴールドとの相性が良く、春秋グランプリなどに勝利したドリームジャーニー、2011年のクラシック三冠馬のオルフェーヴルと2頭のGI馬を輩出している[2]

中央競馬における産駒のGI勝ち数は9勝(ドリームジャーニー3勝、オルフェーヴル6勝)であり、これはダイワメジャーダイワスカーレットを輩出したスカーレットブーケや、アーモンドアイを輩出したフサイチパンドラと並ぶ最多記録である[2][注 2]。2015年3月現在、出産した8頭中7頭の産駒が中央競馬で勝ちあがっている[2](以下の「繁殖成績」も参照)。

2015年3月7日、第11子となる牝駒を出産の3日後、子宮穿孔による腹膜炎のため死亡[2]。なお、最良の配合相手であったステイゴールドも同年2月5日に死亡している[2]

繁殖成績

さらに見る 馬名, 生年 ...

血統表

オリエンタルアート血統(血統表の出典)[§ 1]
父系パーソロン系
[§ 2]

メジロマックイーン
1987 芦毛
父の父
メジロティターン
1978 芦毛
メジロアサマ *パーソロン
*スヰート
*シェリル
Cheryl
*スノッブ
Chanel
父の母
メジロオーロラ
1978 栗毛
*リマンド
Remand
Alcide
Admonish
メジロアイリス *ヒンドスタン
アサマユリ

エレクトロアート
1986 栗毛
*ノーザンテースト
Northern Taste
1971 栗毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Lady Victoria Victoria Park
Lady Angela
母の母
*グランマスティーヴンス
Grandma Stevens
1977 栗毛
Lt. Stevens Nantallah
Rough Shod
Dhow Bronze Babu
Coastal Trade
母系(F-No.) (FN:8-c) [§ 3]
5代内の近親交配 Lady Angel 5×4=9.38%(母内) [§ 4]
出典
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脚注

外部リンク

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