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京都牝馬ステークス

日本中央競馬会(JRA)が施行する中央競馬の重賞競走(GIII) ウィキペディアから

京都牝馬ステークス
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京都牝馬ステークス(きょうとひんばステークス)は、かつて日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行していた中央競馬重賞競走GIII)である。

概要 京都牝馬ステークス Kyoto Himba Stakes, 開催国 ...

概要

1966年に、4歳(現3歳)以上の牝馬による重賞競走として「京都牝馬特別(きょうとひんばとくべつ)」の名称で創設[4]。2001年より「京都牝馬ステークス」に変更された[4]

当初は京都競馬場の芝2000mで秋季に施行されたが、1968年に芝1600m(外回り)、2016年に芝1400m(外回り)へ短縮された。施行時期は1983年より冬季に変更され、5歳(現4歳)以上の牝馬限定戦となった[4]

外国産馬は1992年から、外国馬は2005年から、地方競馬所属馬は2020年からそれぞれ出走可能になった[5]

2006年より春の古馬牝馬チャンピオン決定戦として「ヴィクトリアマイル」が新設されたため、本競走もヴィクトリアマイルへ向けた古馬牝馬重賞路線の一角を担う重要な一戦となった[4]

競走条件

以下の内容は、2023年時点[2][3][6]のもの。

出走資格:サラ系4歳以上牝馬

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:別定

  • 日本馬:4歳52kg、5歳以上53kg、収得賞金1600万円毎に1kg増
  • 外国馬:4歳54kg、5歳以上55kg、GI1着馬5kg増、GII1着馬3kg増、GIII1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)

賞金

2023年の1着賞金は3800万円で、以下2着1500万円、3着950万円、4着570万円、5着380万円[2][3]

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歴史

要約
視点
  • 1966年 - 4歳以上牝馬限定の別定の重賞競走として「京都牝馬特別」の名称で創設、京都競馬場の芝2000mで施行[4]
  • 1983年 - 競走条件を「5歳以上牝馬」に変更。
  • 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 1]に格付け。
  • 1992年 - 混合競走に指定され、外国産馬が出走可能になる[4]
  • 2001年
    • 名称を「京都牝馬ステークス」に変更[4]
    • 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、競走条件を「4歳以上牝馬」に変更。
  • 2005年 - 国際競走に指定され、外国調教馬が4頭まで出走可能になる[5][7]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠を8頭に拡大[8]
  • 2015年
    • 出走可能頭数を18頭に拡大。
    • 外国調教馬の出走枠を9頭に変更[9]
  • 2020年 - 特別指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能になる[10][11]
  • 2021年
  • 2023年 ‐ この年から、負担重量を「賞金別定」から「グレード別定」に変更され、斤量も一律に55kgへ変更される(2022年までは4歳52kg、5歳以上53kgであった)。
  • 2024年 ‐ この年をもって本競走の開催が取り止め(事実上の廃止)となり、2025年より愛知杯の競走条件に移行された。

歴代優勝馬

コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

競走名は第35回まで「京都牝馬特別」、第36回以降は「京都牝馬ステークス」[4]

さらに見る 回数, 施行日 ...
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京都牝馬特別競走

中央競馬全重賞競走成績集 【障害・廃止競走編】』には、1954年と1955年に「京都牝馬特別競走」の名称で施行されている競走の記録がある。競走条件は4歳(現・3歳)以上牝馬、負担重量はハンデキャップとなっている。回次は1955年の結果に「第5回」と記載されている。

さらに見る 回数, 施行日 ...

脚注

外部リンク

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