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ケビン・ミルウッド

アメリカ合衆国の野球選手 (1974-) ウィキペディアから

ケビン・ミルウッド
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ケビン・オースティン・ミルウッドKevin Austin Millwood, 1974年12月24日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州出身の元プロ野球選手投手)。

概要 基本情報, 国籍 ...
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経歴

要約
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1993年に、ドラフト11巡目(全体320位)でアトランタ・ブレーブスに入団。メジャーデビューを果たしたのは、入団5年目となる1997年7月14日だった。この年メジャー初勝利を含む5勝を記録。

1998年には、ブレーブスの先発ローテーションに入って、17勝を挙げる活躍。4月14日のピッツバーグ・パイレーツ戦では9回を1安打でノーヒットノーランを逃したものの、13奪三振でメジャー初完封勝利[1]。シーズン終了後には日米野球で来日し、2試合に登板した[1]1999年は4月の防御率が5.79だったが、7月にはオールスターゲーム初選出を果たし、9月には防御率1.43を記録した[2]。シーズントータルで防御率を前年より1点以上改善させ、2.68はランディ・ジョンソン(2.48)に次いでリーグ2位、WHIPは1を下回った。サイ・ヤング賞の投票ではランディ・ジョンソン、マイク・ハンプトンに次ぐ3位に入った[3]

2000年は5月1日までに3勝0敗、防御率2.77だったが、それ以後シーズン終了までの成績は7勝13敗、防御率5.14でシーズン通算で10勝13敗とメジャーで初めて負け越した[4]

2001年は5月7日に故障者リスト入りとなり、2か月半近く離脱した[5]。ポストシーズンではディビジョンシリーズで1試合(1イニング)しか投げていない[5]

2002年は自己最多タイの18勝を記録し、オフにジョニー・エストラーダとのトレードでフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した。ブレーブスではグレッグ・マダックストム・グラビンジョン・スモルツに次ぐ先発ローテーション4番手として[6]、75勝46敗で勝率は.620だった。

2003年は自身初の開幕投手を務めた。4月27日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で球団史上9人目のノーヒットノーランを達成[7]。6月13日から6月24日にかけて初めて3戦3敗を記録したが、4年ぶりにオールスターを前に10勝を上回った[7]。この年は4月のノーヒットノーランを含め、リーグ最多の3回完封勝利を記録。9月18日のフロリダ・マーリンズ戦で通算1000奪三振を達成した[7]

2004年は昨年に続き2年連続で開幕投手を務めたが、故障により規定投球回を下回り9勝6敗の成績に終わった。

2005年クリーブランド・インディアンスでプレイ。フィリーズ時代、悪かったヒジの状態が回復し、球速が伸びた[6]。9勝11敗と負け越しながらも防御率2.86でヨハン・サンタナと0.01差で最優秀防御率のタイトルを獲得した。負け越して防御率のタイトル獲得というのはアメリカンリーグではスタン・コベレスキ(13勝14敗、防御率2.76)以来82年ぶりの出来事だった[8]。6月16日のコロラド・ロッキーズ戦で通算100勝を達成。シーズン終了後の12月26日に5年総額6000万ドルでテキサス・レンジャーズへ移籍[9]

2006年は、チーム最多の16勝を記録したが、防御率は4.52と悪化。

2007年はチームで唯一の2桁勝利を記録したが、防御率は5.16とさらに悪化。

2008年は9勝で、防御率は5.07。レンジャーズ移籍後、4年連続で開幕投手を務めているが、エースの役割を果たせなかった[10]

2009年は投手コーチのマイク・マダックスの助言もあって、198.2イニングを投げて13勝10敗、防御率3.67、WHIP1.34とレンジャーズ移籍後では最も良い成績を残し、年俸1200万ドルの翌年の契約オプションを更新。テキサスの記者協会からグッドガイ賞にも選出された。オフにはクリス・レイらとの1対2のトレードでボルチモア・オリオールズにトレード移籍するも、2010年は開幕から8連敗を喫し、31先発で4勝16敗、防御率5.10、WHIP1.51に終わる。

2011年3月24日にはニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結ぶも、5月1日に契約を破棄。19日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだが、8月7日に解雇され、8日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約を結び、10日にメジャーに昇格した。ロッキーズでは9試合の先発で4勝3敗、防御率3.98だった。

2012年1月22日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ[11]。同年5月18日、打者有利で知られるクアーズ・フィールドでのロッキーズ戦にて2003年8月1日以来の完封勝利を達成。6月8日、ロサンゼルス・ドジャースとの交流戦において先発し6回を無安打に抑え降板、その後チャーリー・ファーブッシュ(0.2回)、スティーブン・プライアー(0.1回)、ルーカス・リットキー(0.1回)、ブランドン・リーグ(0.2回)、トム・ウィルヘルムセン(1回)とつなぎ、3四球は出したものの6投手の継投によるノーヒッターを達成する。

2013年2月、現役引退を表明。

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詳細情報

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タイトル

記録

背番号

  • 34(1997年 - 2005年、2010年)
  • 33(2006年 - 2009年)
  • 40(2011年)
  • 25(2012年)
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脚注

関連項目

外部リンク

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