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ピンク スパイダー

hide with Spread Beaverの楽曲、2作目のシングル(1998年) ウィキペディアから

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ピンク スパイダー」は日本ミュージシャンhideのソロ9枚目、hide with Spread Beaver名義では2枚目となるシングル

概要 「ピンク スパイダー」, hide with Spread Beaver の シングル ...

2006年11月22日RIZEによる本作のカバーが同タイトルにてシングルで発売された。プロデュースにI.N.Aが関わっており、PVは原曲と同じく丹修一が監督を務めている。カバー盤の発売日には、本作もマキシシングルとして再リリースされ、オリコンチャートへ再び名を連ねた。

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概要

  • オリコンおよび日本レコード協会の集計にて、いずれも100万枚を超える大ヒットを記録。hideの作品としは初であり唯一のミリオンセラーシングル。
  • 生前のhideによるアイデアに基づき、初回盤ジャケットはチョコレートと包み紙が分離するギミックが施され、中に蜘蛛のイラストが隠されている。
  • 前作『ROCKET DIVE』にも初回特典として封入された「怪人カード」の第2弾が付属する。
  • hideは、前作『ROCKET DIVE』・『ピンク スパイダー』・次回作『ever free』を繋がった楽曲と捉え3部作として制作された。
  • 生前のhideによれば楽曲それぞれにメッセージが込められている。
    • 『ROCKET DIVE』には「若いうちは失敗を恐れずにどんどん世界へ飛び出して行こう」
    • 『ピンク スパイダー』には「でも飛び出した世の中はそんなに甘くはない」という「失敗と挫折」
    • 『ever free』には「それでも人生は何度だってやり直せる、可能性を信じて生きて行こう」
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hide with Spread Beaver

収録曲

  • 全曲 作詞・作曲・編曲: hide
  1. ピンク スパイダー
    • 日本テレビ系『号外!!爆笑大問題』エンディングテーマ。フジテレビ系『ごごいち』エンディングテーマ。
    • タイトルは「妄想」「蜘蛛の糸」「ウェブ」という発想に由来する[2]
    • 歌詞の内容が自殺を連想させるとして、hideの死に関連付けてワイドショーなどで取り上げられた。だが、生前行われたhideのインタビューでは「前向きなメッセージを込めている」と語り、歌詞カードには念押しとして「to be continue」と表記していた[2]
    • 女性による間奏の台詞は、hideの声を加工したものである。当初は、声優の増山江威子に彼女が声を担当する峰不二子(アニメ『ルパン三世』)の演技で依頼する予定だったが、ロサンゼルスでのレコーディング中だったためスケジュールが合わず実現しなかった。そのため、hideによる台詞を女性の声に加工し、歌詞カードでは「HIDE FUJIKO」と表記した[2]。その後、本作のスポットCMにて増山本人をナレーションに起用し、本物の峰不二子とのコラボレーションを果たした。
    • 当初はアレンジ作業に行き詰まり、お蔵入りも視野に入っていた。しかし、「やっぱりメロディがしっかりできているから、捨てきれない」とし、2、3回リアレンジしながら、可能な限り豪華にならないよう心掛け制作を進めていった[2]
    • hideの想像上のスパイダー(クモ)は空にコンプレックスを抱き、最終的に自分のジェットの適応で空に打つ。そのピンク色のスパイダーは、ピンク色の(くも)に大変身する[3]。なお、現実世界にもピンク色のクモは存在する。特にクラブ・スパイダーの一種は鮮やかなピンク色の体をもつ。
  1. ピンク スパイダー (voiceless version)
  2. 隠しトラック(曲名記載なし)
    • 5分27秒の無音の後に「ever free」のサビが流れる。無音の再生時間は「ever free」の発売日である5月27日にちなんでいる。

収録アルバム

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RIZE

概要 「ピンク スパイダー」, RIZE の シングル ...

収録曲

  1. ピンク スパイダー
    • 作詞・作曲:hide/編曲:RIZE、I.N.A
  2. GHOST
    • 作詞:JESSE/作曲:RIZE/編曲:RIZE、I.N.A
  3. Why I'm Me "The Reason Why I'm Me"
    • 作詞:JESSE/作曲:RIZE/編曲:RIZE、I.N.A

収録アルバム

カバー

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ROCKミュージカル ピンクスパイダー

「ピンク スパイダー」の話はシングルでは完結してないの。アルバムに続くの。虫の蜘蛛が飛んでいたら空の雲になっちゃうんだけど、結局自分のジェットで飛んだんだけど、雲のように流れたことが飛躍できたことなのか、結局空っていう世界のちっちゃい歯車になったのかっていう疑問を残しつつシングルは終わってるの。それがネガティブなのかポジティブなのかはアルバムまでのお楽しみっていう。写植終わっていないからわかんないけど、そこを虫部に雲っていう造語にしようかなと思ってる。(中略) 俺も作ろうかな、ロックオペラ[3]
可視光線の散乱により実際にもピンク色の雲を見ることが出来る。

これは、本作リリース当時のインタビューにおけるhideの言葉である。『ピンク スパイダー』発売からおよそ6か月後、同曲に続く楽曲『PINK CLOUD ASSEMBLY』を収録したアルバム『Ja,Zoo』がリリースされた。

彼の言葉を受け、ROCKミュージカル『ピンクスパイダー』が2011年に上演された。音楽監督をI.N.Aが務め、hideに見出されたdefspiralがバンドとして参加し、JLUNA SEA)が友情出演した[8]。架空の世界「PSYCHOMMUNITY」と現実世界を出入りする男女を武田真治/渡部豪太南沢奈央/高橋瞳が演じた。東日本大震災の影響でいくつかの公演は中止となっている。

上演に合わせ、ミュージカル演奏曲のアルバム『“Musical Number”〜ROCKミュージカル ピンクスパイダー〜』がリリースされた。『ROCKET DIVE』『ピンク スパイダー』『ever free』の3部作のほか、空をテーマとした『Blue Sky Complex』など全22曲収録。

2014年にキャスティングを刷新して上演が準備されていたが、企画・製作会社の「止むを得ぬ事情」により頓挫している。

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僕らのピンク スパイダー

概要 映像外部リンク ...

2017年、劇団TEAM-ODACにより上演された舞台作品。本作とのコラボレーションとなる。hideのファンによるリアルな思いをベースとしたヒューマンドラマ[9]

出演は松本岳多田愛佳HKT48)、小沼将太高品雄基(TEAM-ODAC)、オ・セヒョン(Apeace)、愛迫みゆ愛乙女☆DOLL)、太田里織菜(愛乙女☆DOLL)、戸島花佐藤すみれSKE48)、木村敦など。

脚注

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