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ママはぽよぽよザウルスがお好き
日本の漫画 ウィキペディアから
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『ママはぽよぽよザウルスがお好き』(ママはぽよぽよザウルスがおすき)は、青沼貴子による実録育児コミック。および、それを原作としたアニメ作品。略称は「ママぽよ」。
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作品の概要
育児雑誌『プチ・タンファン』(婦人生活社刊)に連載された、作者本人の実体験を綴った、実録子育て漫画(全4巻)。可愛いけれども、やんちゃでパワフルな怪獣(ぽよぽよザウルス=子供)達に振り回される青沼家の生活や、親子のふれあいを描いている。郵便局「学資保険」のテレビCMにキャラクターが使用されて話題になり、続いてアニメ化、母親たちをメインに描く板橋マダムスとしてドラマ化が行われた。
単行本
要約
視点
単行本は、1993年8月から1998年5月にかけて婦人生活社から刊行、2003年11月から2004年2月にかけて幻冬舎から再刊された。(ISBNは"/"以降が幻冬舎版)
- ママはぽよぽよザウルスがお好き(1993年8月)ISBN 4-574-00058-9/ISBN 4-344-00422-1
- ママはぽよぽよザウルスがお好き ふたたび(1994年12月)ISBN 4-574-00063-5/ISBN 4-344-00443-4
- ママはぽよぽよザウルスがお好き みたび(1995年12月)ISBN 4-574-00072-4/ISBN 4-344-00461-2
- ママはぽよぽよザウルスがお好き よたび(1998年5月)ISBN 4-574-00082-1/ISBN 4-344-00479-5
2010年9月から10月にかけてKADOKAWA(メディアファクトリー)から再々刊された。みたびとよたびが3巻目に集約される。
- ママはぽよぽよザウルスがお好き 1(2010年9月)ISBN 978-4-84-013531-3
- ママはぽよぽよザウルスがお好き 2(2010年9月)ISBN 978-4-84-013532-0
- ママはぽよぽよザウルスがお好き 3(2010年10月)ISBN 978-4-84-013568-9
その後の続編が2009年2月から2016年4月にかけてKADOKAWA(メディアファクトリー)から刊行された。
- かわいいころを過ぎたら 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』リュウの思春期ルポ(2009年2月)ISBN 978-4-84-012705-9
- かわいいころを過ぎたら アン18歳 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』アンの思春期ルポ(2009年9月)ISBN 978-4-84-013037-0
- 夫とふたりでもうまく暮らすコツ 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』ダーリンとのその後(2011年7月)ISBN 978-4-84-013981-6
- 20歳は過ぎたけれど 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』リュウ&アン成人編(2012年8月)ISBN 978-4-84-014691-3
- いつか大人になるのかな 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』リュウ&アン人生道草編(2014年3月)ISBN 978-4-04-066345-6
- 就職できるかな? ママぽよアンとリュウ(2016年4月)ISBN 978-4-04-068412-3
主な登場人物(原作)
演はドラマ版のキャストとなっている。
- 青沼貴子(あおぬま たかこ)
- 演 - 櫻井淳子
- リュウとアンの母親で本作の著者。本作では「青沼家」となっているが、正確には著者の旧姓でペンネームであり、はみ出し育児日記では「鈴木家」と名乗っている。
- 青沼源大(あおぬま げんだい)
- 演 - 高橋克実
- リュウとアンの父親で貴子の夫。妻の貴子をはじめ皆から「ダーリン」と呼ばれており、名前で呼ばれる事はほとんどない。職業は建築測量士。髭を生やしており、ビートルズのファン。
- 青沼リュウ(あおぬま りゅう)
- 演 - 谷野欧太
- 青沼家の長男。赤ちゃんの頃から幼稚園~小学低学年まで描かれている。やんちゃで破壊しまくる怪獣ゴジラと称される。高校卒業後、専門学校生の頃から父親の建築測量士の手伝いをして、そのまま就職したが、2015年頃に父親と大喧嘩して辞め、二ヶ月ほどニートになっていた。2016年4月現在では28歳で、アルバイトをしながら取りたい資格を勉強している。
- 青沼アン(あおぬま あん)
- 演 - 山本真亜子
- 青沼家の長女。二人目の妊娠から幼稚園まで描かれている。小さい頃から自分が気が済むまで言うことを聞かず、雄叫びをあげまくる怪獣アンギラスと称される。17歳で高校を中退し、通信制の高校に通いながらダンサーを目指していたが、21歳で大学に行きたいと言い出し、受験生となる。22歳で短期大学生になって24歳で卒業。そのまま就職したが7ヶ月で辞めてしまい、すぐに転職が決まり、2016年4月現在では25歳で、OLになっている。
- 青沼ジャック(あおぬま じゃっく)
- 青沼家に飼われている猫。2002年2月に18歳で永眠した。
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テレビアニメ
要約
視点
1995年9月2日から1996年8月31日まで、テレビ山口を除くTBS系列局で毎日放送(MBS)・日本アニメーション製作のアニメ作品として全52回(1回2話放映)が放映された。平均視聴率は7.8%。制作局のMBSの放送権が失効した後は、広島県の広島ホームテレビ(HOME、テレビ朝日系列)などにおいて、放送が行なわれた。
各エピソードのストーリー展開は基本的には原作に忠実であるが、原作の持つ少々辛辣かつ生々しい内容のものについてはストーリーが暖かめに変更されている部分も散見される。
シリーズ前半は未来サイドからみた日記的な構成であったが、後半になるにつれ、アニメオリジナルのストーリーが目立ち、次第に未来の一人称による展開は薄れていく。
毎日放送制作土曜18:00枠(後の土6)における日本アニメーション制作のアニメは本作が最後となり、後番組は『ウルトラマンティガ』となり、ウルトラシリーズのTV番組が復活することとなった。
主な登場人物(アニメ版)
原作漫画では本名(正確には苗字は著者の旧姓でペンネーム)がそのまま使われているが、アニメ化に際しては別の名前が新たに設定された。
その他の登場人物
アニメのみの登場キャラクター
スタッフ
- 制作 - 本橋浩一
- 企画 - 井口慎一(MBS)、黒木敬七(トランス・アーツ)、佐藤昭司
- 原作 - 青沼貴子
- キャラクターデザイン - 三浦辰夫
- 美術監督 - 鈴木聡
- 美術設定 - 工藤剛一
- 背景 - アトリエローク
- 色彩設計 - 小山明子
- 撮影監督 - 森田俊昭、田村正人
- 撮影 - 東現アニメルーム、トランス・アーツ、じゃんぐるじむ
- 編集 - 名取信一、目黒広志、寺野剛(ジェイ・フィルム)
- ネガ編集 - 上遠野英俊
- 音楽 - 丸山和範
- 音響監督 - 早瀬博雪
- 音響制作 - 音響映像システム、会田昌克
- 整音 - 大石幸平
- 効果 - フィズサウンド(蔭山満)
- 録音スタジオ - タクトスタジオ
- タイトル - 道川昭
- 現像 - 東京現像所
- 広報 - 山崎朋子→安藤ひと実(MBS)
- 製作デスク - 小林克規
- プロデューサー - 坂井佳史→諸冨洋史(MBS)、小竿俊一
- 監督 - 鈴木孝義
- 製作協力 - トランス・アーツ、じゃんぐるじむ
- 製作 - 日本アニメーション、毎日放送
- 提供ナレーション - 吉田智子
ネット局
主題歌
関連商品
- ママはぽよぽよザウルスがお好き イメージアルバム(1996年5月22日)
- Beeper Love(Saurus Version)
- 歌 - NOW
- HARDママ
- 歌 - 保与田未来、作詞・作曲・編曲 - Tacos Naomi
- おやすみなさい…
- 歌 - 保与田ジュラ・ヒョウガ、作詞・作曲・編曲 - Tacos Naomi
- ママはがんばる
- 歌 - 保与田未来・源大、作詞・作曲 - 一番星哲也、編曲 - Tacos Naomi
- ヒョウガとジュラのにがおえおえかきうた
- 歌 - 保与田ヒョウガ・ジュラ、作詞 - 清沼貴子、作曲 - 一番星哲也・Tacos Naomi、編曲 - Tacos Naomi
- スパイシーライフ
- 歌 - 松本梨香
放映リスト
映像ソフト化
- 1990年代にVHS版がリリースされたが、現在は、全巻廃盤となっている。
- テレビアニメ10周年を記念し、2005年6月29日に第1巻、同年8月31日に第2巻のDVD-BOXがそれぞれ発売された。
- 2021年現在、Blu-ray版はリリースされていない。
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備考
脚注
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